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第11章:教授の威厳の終焉①②
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1. 聖域の緊張と理性の負荷
夕方。新城は、羽生に命じられるまま、大学から適度に離れたマンションのエントランスを潜った。スーツの裏側で、彼の膀胱は満ちて重く主張しているが、まだ理性で制御できる範囲にあった。彼の理性が肉体に対し「現状を無視しろ」と厳しく命じていた。
羽生の部屋は最上階近くにあった。オートロックと静謐な廊下は、この空間が公的な視線から完全に隔離されていることを示唆している。部屋のドアが開いた瞬間、新城の目に映ったのは、無駄な装飾のない、風通しの良い空間だった。窓の外には、手入れの行き届いた並木道の深緑が、都心の喧騒と一線を画していた。茜色の西日が長く斜めに差し込み、室内は瑞々しいほどの清潔感に満ちている。それは、羽生の知的な明快さを体現する、家具の配置までが論理的に整えられた、静寂な空間だった。玄関には、新城のために真新しいスリッパが一足、用意されていた。
羽生は、淡い色合いのフード付きルームウェアを纏い、リビングの低く無機質なシェーズロング(寝椅子)に深く腰掛けていた。その姿には、研究室での緊張感のある優等生の皮が剥がれ、粘着質な優越感が滲み出ていた。
羽生は新城の顔の緊張と、下腹部のわずかな硬直を、まるで実験データを読むかのように観察した。
羽生:「教授。まずは座って。あんたの最高の理性が、この原始的な切迫にどこまで耐えられるか、見せてくれる? 僕の重要なデータ収集の続きだよ。」
新城は、スーツの硬質な布地の下で、一歩踏み出すたびに膀胱が微かに脈動するのを感じた。公的自己維持という理性の強制の下で、彼は最後の威厳を保とうと試みた。
新城:「無駄だ、羽生。俺の目的は公的地位の安全だけだ。速やかにプロトコルを始めろ。低俗な遊興に付き合う気はない。」
羽生は、新城の冷徹な口答えを楽しみ切ったように、 冷ややかな美しさを伴って 立ち上がった。
羽生:「教授の責任感には感心するよ。でもね、この『指導』の目的は、あんたの理性そのものを崩すことだ。その硬いネクタイは、邪魔だよ。」
羽生は新城のネクタイに手をかけ、硬く締められたそれを緩め、スーツの上着を脱がせ、無力な新城を低く無機質なシェーズロングに誘導し、仰向けに横たわらせた。新城は羞恥と恐怖で硬直したが、視線は外さない。
羽生:「初期設定の調整だ。これが、あんたが僕を信頼している証明になる。」
羽生はサイドテーブルから、冷たいブラックコーヒーの入ったスタイリッシュなカップを取り出し、新城に差し出した。
新城:「待て。それは外部変数の導入だ。プロトコル外の行為は再現性を保証しない。私情による逸脱は、指導の目的ではないはずだ!」
羽生:「あんたの理性の統制が、この切迫にどこまで抗えるか。変数を正確に測定するためだ。利尿作用は期待できる。僕が淹れたものだよ。」
新城は、コーヒーを手に取るも、羽生を睨みつけた。
新城:「……ッ。俺の権威と知性を、卑俗な生理現象のデータに織り交ぜるな。」
羽生:「教授。これは、あんたの社会的威信の保持という目的のためだ。僕が用意した倫理的負荷に、あんたの理性がどこまで純粋に協力できるかを見せて。僕の最高のデータを粗悪にするつもり?」
新城は怒りと屈辱を押し殺してコーヒーを飲み干した。
新城:「……分かった。速やかに次のプロトコルに移れ。」
その冷たい液体が胃に入ると、内側からくる膀胱の主張が、明確に強くなるのを感じた。彼は奥歯を強く噛みしめることで、感情も生理も、全てを硬直させようと試みた。
2. 屈辱の瞬間:理性の完全崩壊
羽生は新城の手から静かにカップを引き抜き、両手で新城の下腹部(膀胱の辺り)を優しく、だが確実に圧迫した。
羽生:「これは、あんたの『倫理的逸脱』を清算する指導だよ。この切迫は、あんたが公的自己を守るため、自ら選んだ道なんだ。受け止ろ。」
新城のスーツの下で、硬質な布地が汗で張り付いた。新城は、呼吸を浅く細く制御しようとするが、既に純粋な生理的苦痛が理性を凌駕し始めた。顔に脂汗が滲み、全身の筋肉が小刻みに震え始める。
新城の口元から、硬質で低い抵抗の音が漏れた。
新城:「……ッ。止めろ、羽生。プロトコルは、まだ、肉体的強制を含んでいない!」
羽生は、教授の言葉が乱れたことに満足げに笑った。
羽生:「ああ、教授。データは更新されたよ。あんたの理性が、原始的な熱に負け、論理を失った。もう、あんたは僕の支配下だ。」
羽生は圧迫の手を緩めると、代わりに片手の指先で、新城の張り詰めた下腹部を、まるで繊細な計測をするように、皮膚の薄い部分をスーーッと滑らせた。
羽生:「教授、あんた、すごいね。こんなに熱くて硬いのに。あんたの理性、本当に綺麗だ。どこまで頑張れるか、僕にちゃんと見せてよ、ね?」
その指先は、膀胱の輪郭を辿るように、愛撫のように粘り強く、微かな圧力を加えた。スーツの上から伝わる熱と滑らかな感触が、新城の羞恥と快感の境界線を曖昧なものにした。全身の筋肉が小刻みに震えるが、新城は必死に羽生の視線から逃れるまいと、その優越的な歓喜に満ちた瞳を見つめ返す。
新城:「……ッ、やめ、ろ…!はぁ…ッ!苦しい、もう…やめろ…!
新城は、教授としての威厳と、生理的切迫感の衝突に、遂に敗北した。
羽生:「だめだ。まだだよ、教授。あんたの理性が強くても、僕が満足する最高のデータはまだ出てない。我慢しなよ。あんたにしかできないことだろ?」
新城は羞恥と絶望に全身を震わせた。膀胱の痛みは、既に限界の警告線を遙かに超えていた
新城は震える唇を噛みしめ、切迫と怒りに満ちた低い声で言った。
新城:「ッ、これは、暴力だ……。欺瞞に満ちた、精神的な虐待だ……。」
羽生:「暴力? 違うよ、教授。これは最高のデータ収集だ。あんたの教授としての自我が、この実験にどこまで純粋に協力できるかを測るためのね。」
新城は極限の切迫感と羞恥心に耐えかね、震える声で懇願した。
新城:「……ッ、羽生。もう……いいだろう。これ以上、俺の……理性を、踏みにじるな。さあ、開けさせろ……ッ。」
羽生:「いいよ、僕の目の前で、あんた自身で、その『教授の威厳』を終わらせろ。」
屈辱的な許可が下りた瞬間、新城は教授としての威厳を全て捨て、震える指で自らスラックスのジッパーを力任せに引き下ろした。彼の理性の統制は、この自己崩壊の行為によって、ついに完全に崩壊した。
あとがき
読んでいただきありがとうございます。
他にもこの二人が主人公のお話を投稿しているのでよかったら読んでみてくださいね。
夕方。新城は、羽生に命じられるまま、大学から適度に離れたマンションのエントランスを潜った。スーツの裏側で、彼の膀胱は満ちて重く主張しているが、まだ理性で制御できる範囲にあった。彼の理性が肉体に対し「現状を無視しろ」と厳しく命じていた。
羽生の部屋は最上階近くにあった。オートロックと静謐な廊下は、この空間が公的な視線から完全に隔離されていることを示唆している。部屋のドアが開いた瞬間、新城の目に映ったのは、無駄な装飾のない、風通しの良い空間だった。窓の外には、手入れの行き届いた並木道の深緑が、都心の喧騒と一線を画していた。茜色の西日が長く斜めに差し込み、室内は瑞々しいほどの清潔感に満ちている。それは、羽生の知的な明快さを体現する、家具の配置までが論理的に整えられた、静寂な空間だった。玄関には、新城のために真新しいスリッパが一足、用意されていた。
羽生は、淡い色合いのフード付きルームウェアを纏い、リビングの低く無機質なシェーズロング(寝椅子)に深く腰掛けていた。その姿には、研究室での緊張感のある優等生の皮が剥がれ、粘着質な優越感が滲み出ていた。
羽生は新城の顔の緊張と、下腹部のわずかな硬直を、まるで実験データを読むかのように観察した。
羽生:「教授。まずは座って。あんたの最高の理性が、この原始的な切迫にどこまで耐えられるか、見せてくれる? 僕の重要なデータ収集の続きだよ。」
新城は、スーツの硬質な布地の下で、一歩踏み出すたびに膀胱が微かに脈動するのを感じた。公的自己維持という理性の強制の下で、彼は最後の威厳を保とうと試みた。
新城:「無駄だ、羽生。俺の目的は公的地位の安全だけだ。速やかにプロトコルを始めろ。低俗な遊興に付き合う気はない。」
羽生は、新城の冷徹な口答えを楽しみ切ったように、 冷ややかな美しさを伴って 立ち上がった。
羽生:「教授の責任感には感心するよ。でもね、この『指導』の目的は、あんたの理性そのものを崩すことだ。その硬いネクタイは、邪魔だよ。」
羽生は新城のネクタイに手をかけ、硬く締められたそれを緩め、スーツの上着を脱がせ、無力な新城を低く無機質なシェーズロングに誘導し、仰向けに横たわらせた。新城は羞恥と恐怖で硬直したが、視線は外さない。
羽生:「初期設定の調整だ。これが、あんたが僕を信頼している証明になる。」
羽生はサイドテーブルから、冷たいブラックコーヒーの入ったスタイリッシュなカップを取り出し、新城に差し出した。
新城:「待て。それは外部変数の導入だ。プロトコル外の行為は再現性を保証しない。私情による逸脱は、指導の目的ではないはずだ!」
羽生:「あんたの理性の統制が、この切迫にどこまで抗えるか。変数を正確に測定するためだ。利尿作用は期待できる。僕が淹れたものだよ。」
新城は、コーヒーを手に取るも、羽生を睨みつけた。
新城:「……ッ。俺の権威と知性を、卑俗な生理現象のデータに織り交ぜるな。」
羽生:「教授。これは、あんたの社会的威信の保持という目的のためだ。僕が用意した倫理的負荷に、あんたの理性がどこまで純粋に協力できるかを見せて。僕の最高のデータを粗悪にするつもり?」
新城は怒りと屈辱を押し殺してコーヒーを飲み干した。
新城:「……分かった。速やかに次のプロトコルに移れ。」
その冷たい液体が胃に入ると、内側からくる膀胱の主張が、明確に強くなるのを感じた。彼は奥歯を強く噛みしめることで、感情も生理も、全てを硬直させようと試みた。
2. 屈辱の瞬間:理性の完全崩壊
羽生は新城の手から静かにカップを引き抜き、両手で新城の下腹部(膀胱の辺り)を優しく、だが確実に圧迫した。
羽生:「これは、あんたの『倫理的逸脱』を清算する指導だよ。この切迫は、あんたが公的自己を守るため、自ら選んだ道なんだ。受け止ろ。」
新城のスーツの下で、硬質な布地が汗で張り付いた。新城は、呼吸を浅く細く制御しようとするが、既に純粋な生理的苦痛が理性を凌駕し始めた。顔に脂汗が滲み、全身の筋肉が小刻みに震え始める。
新城の口元から、硬質で低い抵抗の音が漏れた。
新城:「……ッ。止めろ、羽生。プロトコルは、まだ、肉体的強制を含んでいない!」
羽生は、教授の言葉が乱れたことに満足げに笑った。
羽生:「ああ、教授。データは更新されたよ。あんたの理性が、原始的な熱に負け、論理を失った。もう、あんたは僕の支配下だ。」
羽生は圧迫の手を緩めると、代わりに片手の指先で、新城の張り詰めた下腹部を、まるで繊細な計測をするように、皮膚の薄い部分をスーーッと滑らせた。
羽生:「教授、あんた、すごいね。こんなに熱くて硬いのに。あんたの理性、本当に綺麗だ。どこまで頑張れるか、僕にちゃんと見せてよ、ね?」
その指先は、膀胱の輪郭を辿るように、愛撫のように粘り強く、微かな圧力を加えた。スーツの上から伝わる熱と滑らかな感触が、新城の羞恥と快感の境界線を曖昧なものにした。全身の筋肉が小刻みに震えるが、新城は必死に羽生の視線から逃れるまいと、その優越的な歓喜に満ちた瞳を見つめ返す。
新城:「……ッ、やめ、ろ…!はぁ…ッ!苦しい、もう…やめろ…!
新城は、教授としての威厳と、生理的切迫感の衝突に、遂に敗北した。
羽生:「だめだ。まだだよ、教授。あんたの理性が強くても、僕が満足する最高のデータはまだ出てない。我慢しなよ。あんたにしかできないことだろ?」
新城は羞恥と絶望に全身を震わせた。膀胱の痛みは、既に限界の警告線を遙かに超えていた
新城は震える唇を噛みしめ、切迫と怒りに満ちた低い声で言った。
新城:「ッ、これは、暴力だ……。欺瞞に満ちた、精神的な虐待だ……。」
羽生:「暴力? 違うよ、教授。これは最高のデータ収集だ。あんたの教授としての自我が、この実験にどこまで純粋に協力できるかを測るためのね。」
新城は極限の切迫感と羞恥心に耐えかね、震える声で懇願した。
新城:「……ッ、羽生。もう……いいだろう。これ以上、俺の……理性を、踏みにじるな。さあ、開けさせろ……ッ。」
羽生:「いいよ、僕の目の前で、あんた自身で、その『教授の威厳』を終わらせろ。」
屈辱的な許可が下りた瞬間、新城は教授としての威厳を全て捨て、震える指で自らスラックスのジッパーを力任せに引き下ろした。彼の理性の統制は、この自己崩壊の行為によって、ついに完全に崩壊した。
あとがき
読んでいただきありがとうございます。
他にもこの二人が主人公のお話を投稿しているのでよかったら読んでみてくださいね。
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