教授の尿道を特濃支配

マリ・シンジュ

文字の大きさ
26 / 32

第15章:愛の終焉と理性の墓標①②

しおりを挟む
1.汚染された残骸と無効な抵抗

ハロウィンイベント翌日朝。新城は、黒いビニール袋の口を固く縛りつけ、それを抱えて宿舎のごみ捨て場まで運び、冷たいコンクリートの上に静かに置いた。中には、仮装で使用した黒猫アイテムが入っていた。

大学に着いた新城が研究室で講義の支度をしていると、学生が資料の提出のために訪ねてきた。

学生A:「教授、資料提出に来ました。あの、ついでにひとつお伺いしたいんですが...大学のハロウィンの催しで使われたっていう猫のグッズ、あれ、私的なパーティーで使いたいんですけど、もうご不要でしたら譲っていただけませんか?」

新城:「ああ、あれか。実はもう、宿舎のごみ捨て場に出してしまったが、それで構わないか?」

新城は、自分の手を汚さずに公的な清算を行うこの機会を選んだ。学生は無邪気に「備品として回収していいなら構いません」と承諾し、すぐに回収に向かっていった。

一方、その日の午後、羽生が受講している大講義室。

羽生が、後方座席で淡々とノートをとっていると、前方の女子学生二人が、小声で話すのが耳に届いた。

学生A:「あの猫耳と尻尾、新城教授がくれたんだよ!なんか『研究データには価値がない』とか言っててさ、もう要らないんだって。」

学生B:「えー、新城教授、ノリいいじゃん。あれって、奥さんの趣味なのかな?(笑)」

羽生は、教授が「ゴミ」として切り離そうとした屈辱の証が、他人の手に渡り、純粋な喜びとして受け入れられていることを静かに知る。

羽生は表情を完全にコントロールし、静かな姿勢を保ったまま、ペンを滑らせる。しかし、彼の内心では、冷たい優越感が渦巻いていた。

(羽生の内心):教授の論理的な盾(公的な清算)は、僕の私的な支配を切り離せない。僕の愛の汚染を、他人に譲ることで公的に否定しようとした。それは稚拙な抵抗でしかない。

彼の唇の端に、皮肉な笑みの予兆が薄く浮かぶ。

(羽生の内心):この抵抗は、僕に対する懲罰を求める甘えであり、逆に僕に指導の義務を負わせた。これで、理性の外側から、あんたの全存在を支配する完璧な口実が手に入った。

羽生は、静かに立ち上がり、次の行動のために講義室を後にした。

2.秘密の聖痕と論理の永久凍結

夕方、新城は、デスクの引き出しからタバコを取り出し、静かに火をつけた。煙を深く吸い込み、冷めた窓外の景色を見て一息つく。公的な清算の完了に、理性的な満足を覚えていた。自己の論理的思考に安堵したその瞬間、教授室の扉が、ノックを無視して冷酷に開かれた。

背後から入室した羽生は、新城の傲慢な安堵を見透かすような、冷たい笑みを湛えていた。羽生は入室後、即座に扉を施錠した。

羽生:「教授。お疲れさま。公的な清算は終わったわけ? あんたの『ゴミ』は、とても興味深いアイテムとして学生たちに喜ばれているみたいだね。……ふふ。まだ僕に指導されたいみたいだ。」

新城の顔から血の気が引く。

新城:「ま、待て、羽生。俺は...コアな指導物(パジャマ)は規則通り保管している。あのアイテムは公的な備品として処理したに過ぎない。俺の判断で処分したんだ。お前が怒る論理的な根拠はないはずだ!」

羽生は一歩、新城に近づいた。その温度のない視線は、新城の理性の奥底まで貫く。羽生はデスクの上に、加工パジャマと、小型のUSBメモリを置く。

羽生:「論理? 教授。あんたが僕の愛を『ゴミ』として切り離そうとした。その行為こそが、僕への最大の侮辱だ。このUSBメモリの中身は、あんたが僕の支配に安息を見出した、二人だけの私的な記録だ。」

新城:「(顔色を失い)ば、馬鹿な……貴様、まさか記録を……!?」

羽生:「そうだ。取引だ。あんたがこの指導(パジャマ着用と、それに続く全て)を完全に受託するならば、僕はその記録を、僕の指導の正当性を証明する 『二人だけの秘密』 として永久に持っていてあげる。」

羽生:「拒否する? いいよ。この汚い安息の記録を、公的な場所に流出させ、台無しにする のは簡単だ。あんたの唯一の合理的な選択は、僕とのこの秘密の関係を、永遠に維持することだ。」

新城は、データ公開による公的な破滅と、屈辱的な指導によって得られる倒錯的な「安息」の維持を天秤にかける。

新城:「……くそッ……、貴様というやつは……! わかった……。着ればいいんだろう! だが、羽生……その秘密を、決して外部に出すな。決してだ!」

羽生:「もちろんだ、教授。僕の愛の汚染の証拠を、他人に汚される趣味はない。さあ、僕のネコのお嫁さんの衣装に着替える時間だ。」

新城は自ら屈辱を飲み込み、羽生に言われるまま、下着も脱ぎ、パジャマを着用した。彼は排泄の強要を「指導の対価」として受容する覚悟だった。

しかし、彼は決定的な異変に気づいた。ズボンの股の部分に触れ、違和感を覚えた。大きく開いたその細工が意味するものに、新城の顔から一気に血の気が引いた。

新城:「な...ッ!?、何だこの、股は...! 貴様……排泄だけでなく……! この加工はプロトコルの範疇外だ! 何を企んでいる!?」

羽生は冷酷な笑みを浮かべた。

羽生:「教授。罰なんだから、当然だろう。僕の指導は常に進化する。排泄は汚辱の証明。挿入は支配の完成だ。あんたは、全てを委託しなければならない。」

羽生:「逃げようとするな、教授。これはあんたの疲れた理性を救う、安息へのプロトコルなんだ。あんたの論理は、もう役に立たない。」


あとがき

読んでいただきありがとうございます。
他にもこの二人が主人公のお話を投稿しているのでよかったら読んでみてくださいね。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

タトゥーの甘い檻

マリ・シンジュ
BL
執着系わんこ攻(大学生)× 高潔な美形教授受(30代) どのお話も単体でお楽しみいただけます。 ​「先生、ここ……僕の瞳を入れるから。ずっと、僕だけを見てて」 ​真面目な大学教授・新城が、大学生の・羽生にだけ許した、あまりにも淫らな「わがまま」。 ​それは、誰にも見えない内腿の奥深くに、消えないタトゥーを刻むこと。 「下書き」と称して肌を赤く染めるペン先の冷たさ。 アトリエの無機質なライトの下、四つん這いで晒される大人の矜持。 ​ずっと年下の青年の、必死で、残酷で、純粋な独占欲。 愚かだと知りながら、新城はその熱に絆され、ゆっくりと「聖域」を明け渡していく――。 ​「……お前のわがままには、最後まで付き合う」 ​針が通るその時、二人の関係は一生消えない「共犯」へと変わる。 執着攻め×年上受け、密やかに刻まれる秘め事のお話。

【BL】捨てられたSubが甘やかされる話

橘スミレ
BL
 渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。  もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。  オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。  ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。  特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。  でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。  理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。  そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!  アルファポリス限定で連載中

「これからも応援してます」と言おう思ったら誘拐された

あまさき
BL
国民的アイドル×リアコファン社会人 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 学生時代からずっと大好きな国民的アイドルのシャロンくん。デビューから一度たりともファンと直接交流してこなかった彼が、初めて握手会を開くことになったらしい。一名様限定の激レアチケットを手に入れてしまった僕は、感動の対面に胸を躍らせていると… 「あぁ、ずっと会いたかった俺の天使」 気付けば、僕の世界は180°変わってしまっていた。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 初めましてです。お手柔らかにお願いします。

自己肯定感低めの不幸な義弟が完璧な義兄と大揉めに揉める話

あと
BL
「こんな僕をお兄ちゃんは嫌ってるだろうな」 トップ俳優な完璧超人の義理の兄×不幸な自己肯定感低めのネガティブ義理の弟です。 お金ない受けが追い詰められて変なアルバイトしようとしたら、攻めと再会して……?みたいな話です。 攻めがヤンデレ気味で、受けがマジで卑屈なので苦手な人はブラウザバックで。 兄弟は親が離婚してるため、苗字が違います。 攻め:水瀬真広 受け:神崎彼方 ⚠️作者は芸能界にもお葬式ににもエアプなので、気にしないでください。 途中でモブおじが出てきます。 義理とはいえ兄弟なので、地雷の人はブラウザバックで。 初投稿です。 初投稿がちょっと人を選ぶ作品なので不安です。 ひよったら消します。 誤字脱字はサイレント修正します。 内容も時々サイレント修正するかもです。 定期的にタグ整理します。 批判・中傷コメントはお控えください。 見つけ次第削除いたします。

魔王の息子を育てることになった俺の話

お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。 「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」 現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません? 魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。 BL大賞エントリー中です。

【完結】弟を幸せにする唯一のルートを探すため、兄は何度も『やり直す』

バナナ男さん
BL
優秀な騎士の家系である伯爵家の【クレパス家】に生まれた<グレイ>は、容姿、実力、共に恵まれず、常に平均以上が取れない事から両親に冷たく扱われて育った。  そんなある日、父が気まぐれに手を出した娼婦が生んだ子供、腹違いの弟<ルーカス>が家にやってくる。 その生まれから弟は自分以上に両親にも使用人達にも冷たく扱われ、グレイは初めて『褒められる』という行為を知る。 それに恐怖を感じつつ、グレイはルーカスに接触を試みるも「金に困った事がないお坊ちゃんが!」と手酷く拒絶されてしまい……。   最初ツンツン、のちヤンデレ執着に変化する美形の弟✕平凡な兄です。兄弟、ヤンデレなので、地雷の方はご注意下さいm(__)m

飼われる側って案外良いらしい。

なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。 向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。 「まあ何も変わらない、はず…」 ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。 ほんとに。ほんとうに。 紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22) ブラック企業で働く最下層の男。顔立ちは悪くないが、不摂生で見る影もない。 変化を嫌い、現状維持を好む。 タルア=ミース(347) 職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。 最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…? 2025/09/12 ★1000 Thank_You!!

お兄ちゃんができた!!

くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。 お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。 「悠くんはえらい子だね。」 「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」 「ふふ、かわいいね。」 律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡ 「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」 ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。

処理中です...