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第3話 探索者になろう!
「ってことで、僕、数合《すごう》理人《りひと》です。固有魔術を使って、端末無しでネットつなげてます。よければ高評価とチャンネル登録お願いします」
リヒトは、できるだけ穏やかに微笑んだ。
今、彼はダンジョンの石床に座り込んで配信を行っている。
彼の視界では某動画サイトの如く、視聴者のコメントが右から左へと流れている。彼はそのひとつを拾って読み上げた。
「『撮影どうしてんの?』、お、いい質問ですね。僕とアニマちゃんが見聞きした映像を、見やすいように切り貼りしてお送りしております。アニマちゃん、自己紹介して」
隣でふよふよと浮かんでいたアニマは、リヒトの言葉に渋面を返す。しかし、一瞬で営業スマイルへ切り替えた。
「こんあにま! 何から何までアニマにお任せ! インターネット魔王のアニマじゃぞ~!」
『あ、そういうキャラで行くんだ』
リヒトは心の中でそう呟いた。
『言うな。妾《わらわ》とて悩んだんじゃ』
アニマもまた、心の中で応えた。
霊魂接続のおかげで念話できる、というのは既に確認済みだった。
『こうやっておどけておけば、妾が本物の魔王だとは誰も思わんじゃろ』
『確かに。視聴者の皆様も、君を「稀少な上級召喚獣」ぐらいに思ってるみたいだね』
アニマは少し複雑そうな顔をした。リヒトは空気を変えようと、コメント返しへ戻る。
「『何者?』って質問が多いですね。これ信じられないと思うんですが、僕は異世界で勇者パーティのバックアップをやっておりました。主要業務は暗殺と暗躍です。で、紆余曲折の果てにこちらの魔王アニマちゃんを追い詰めて、なんやかやあって、こっちに帰ってきました。怪しい者ではございません」
:草
:嘘乙
:余りにも無茶な言い草で草
:なんやかやってなんだよ(哲学)
:十分怪しいだろ!いい加減にしろ!
連投されるコメントに、リヒトは律儀に返答する。同時接続者数は指数関数的に伸びる。楽しげな様子のリヒトを尻目に、アニマは念話で問いかける。
『しかし、アテが外れたのう。ネットにつなげるだけのスキルなんて、そう役には立たんじゃろ』
リヒトは淀みなく口を動かしながらも念話に応じる。
『いや、大助かりだよ。何の審査も通さずにアカウントを作れたし、なぜか収益化もできてる。その上、どうやら運営からの干渉も無効化できてるみたいだ。銀行口座も使えるみたいだし、ひとまず食いっぱぐれることは無さそうだね』
『くふふ、勇者が飯の種の心配かや』
『僕は人間だからね。魔物とは違って、魔力だけでは生きていけないのさ』
『……ふむ。それはそうじゃな。しかし、金を得ることができても、それを使う機会が無いのではないか? 今の主様には身分の証が無い。人間は何処の馬の骨とも知れぬ同族を忌み嫌うじゃろ?』
『流石に人の心をよく理解してるね。当然、その対策は考えてあるよ』
ちょうどコメント返しにも一区切り付いところで、リヒトはやおら立ち上がった。
「では今から、探索者資格を取得するために頑張っていきます。現時点での僕はダンジョンに不法侵入した不審者でしかないので、このままだと探索者に見つかって拘束されて、地上で拘留されちゃいますからね」
ダンジョンの奥へと進んでいくリヒトを見て、視聴者たちは疑問を呈する。
:マジで探索者資格持ってなかったのか
:頑張っていきますったってどうすんだよ
:人気配信者になっても探索者としては認めてもらえないよ
:そもそも無許可でのダンジョン探索は法的にアウトなんですがそれは……
「そう、法的にアウトなんですよね。さっき【電脳】を使ってネットで調べました」
「便利じゃな。ひとまず、妾にも共有してたも」
「おっけ、条文載った解説サイト送るわ。視聴者の皆さんにも見えるように共有しますね」
リヒトが共有した内容は、ダンジョン対策法の条文と判例が載ったWEBページだった。
内容を要約すると、
①原則として探索者協会の許可なしではダンジョンに入れない。
②基本的に、ダンジョンは協会の所有地と見なされるケースが多い。
③例外的に無許可での探索を認められているのは、極々一部の上級探索者のみ。
:じゃあ駄目じゃん
:一個も当てはまってなくて草
:頑張ってもどうにもならんでしょこれ
「うむ。ほぼ詰みじゃな」
諦観の色濃いコメント欄と呆れ顔のアニマを見て、リヒトはニヒルに笑った。
「ところが、抜け穴を見つけましてね。無許可探索についての条文を要約すると、『相応の等級の探索者、および、それに近い実力を持った者であれば不問とする』と言うようなニュアンスなんですよね。一撃でサファイアドラゴンを瞬殺した僕なら、この基準に当てはまると思いません?」
:おお
:おぉー確かに
:天才じゃったか……
:もしかしてワンパンニキ頭脳派?
コメント欄は称賛で埋め尽くされる。リヒトは照れくさそうに笑う。しかし、アニマはゆっくりと頭《かぶり》を振った。
「無理じゃな。実力者ならば無許可探索が認められているというのは、上級探索者パーティにおける緊急時の同行者としてなら手続きをすっ飛ばしても良いというだけぞ。単独で勝手に入り込んでも良い、という判例は無かった。電子の海をくまなく調べたがの」
:完 全 論 破
:じゃあ駄目じゃん(1分ぶり2回目)
:アニマさん手心とか無いんですか?
:魔王ちゃん判例とか理解できるんだね
「主様の【電脳】は我がスキルの一部を発展させたものじゃからな。して、対策は? どうせ何事か企んどるんじゃろ?」
「もちろん。さっき『ダンジョンは協会の所有地と見なされる』って言ったろ? でも必ずしも専有地ってワケじゃない。ダンジョンが踏破された場合、協会と踏破者で分け合う形になる。協会の取り分は、貢献度に依る」
「貢献度?」
「事前調査だの補給物資だの魔道具の貸与だの、いろいろだよ。ただ、そういった貢献が全く無い場合、多くは、踏破者がほぼ丸ごと所有する形になる。これには前例もある。つまり……」
「────『自分が今から最終階層まで完全踏破すれば問題ない』、とでも言うつもりかしら?」
リヒトとアニマの背後、若い女性の声が響いた。
「無謀と言わざるを得ないのだけれど」
冷厳にして玲瓏なその声音に、しかしリヒトは気圧されず。背を向けたまま、悠然と応える。
「僕はそのつもりだったよ、白雪姫さん……いや、天花寺《てんげいじ》エレナさんと呼ぶべきかな? それとも、高校生なんだからちゃん付けの方がいい?」
「子ども扱いはやめなさい。それはそうと……あなた、私を知っているのね」
「知ってるよ。コメント欄で名前が上がったんでちょっと調べてみたら、ダンジョン配信業界の大先輩なんだってね。僕は新人だよ? 後輩イジメなんて感心しないなぁ」
言いながら、リヒトは振り返った。
そして、天花寺エレナの姿を見て、目を丸くした。
高校生らしからぬ大人びた美貌、抜群のプロポーション、淡い水色のクールなショートヘア、確かに人目を引く容姿だ。
しかし、一番リヒトを驚かせたのは、彼女の服装だった。
「ビキニアーマー……? いや、金属製のバンドゥ・ビキニってとこか……?」
上半身は、チューブトップのような形の防具で豊かな胸元を覆うだけ。下半身もやはり、ホットパンツのような形の防具で引き締まった腰回りを覆うだけ。後はサンダルのような靴を履いているだけ。
それ以外は何も身に着けていない。雪のように白い肌が、迫力ある谷間が、形の良い臍《へそ》が、ほどよい太ももが、惜しげもなく晒されていた。
「痴女だ……」
「痴女じゃな」
リヒトとアニマの反応に、エレナは鼻を鳴らした。
「ふん、無知ね。この服装は私のスキルの効果を最大化するためのもの。戦装束を恥じる戦士なんていないわ」
「いやぁ、無理しなくていいよ。君は恥ずかしがってる」
「他人の感情を決めつける気? 思い込みが激しいのね。生憎、私はそんなにウブじゃ……」
「耳の先が赤くなってるよ」
リヒトが指さすや否や、エレナは耳を抑えた。
「僕は目が良くてね。ちょっとの変化でも目についてしまう。君は色白だから特にわかりやすかったよ」
「だまれ……」
「どんなに必要でも、恥ずかしいものは恥ずかしいよね」
「だまれ……!」
「恥ずかしがれる事は恥ずべき事じゃないよ。むしろ誇るべき事さ。まあその服装はこっ恥ずかしいんだけど」
「だまれ!!」
怒号とともにエレナが跳ぶ。一息に距離を詰めリヒトへ襲いかかる。
触れた。
そう思った瞬間リヒトの姿が消え、背筋に悪寒が走る。
背後を取られている。
「悪くない。アクビはせずに済みそうかな」
リヒトの声は、ごく近間で聞こえた。
リヒトは、できるだけ穏やかに微笑んだ。
今、彼はダンジョンの石床に座り込んで配信を行っている。
彼の視界では某動画サイトの如く、視聴者のコメントが右から左へと流れている。彼はそのひとつを拾って読み上げた。
「『撮影どうしてんの?』、お、いい質問ですね。僕とアニマちゃんが見聞きした映像を、見やすいように切り貼りしてお送りしております。アニマちゃん、自己紹介して」
隣でふよふよと浮かんでいたアニマは、リヒトの言葉に渋面を返す。しかし、一瞬で営業スマイルへ切り替えた。
「こんあにま! 何から何までアニマにお任せ! インターネット魔王のアニマじゃぞ~!」
『あ、そういうキャラで行くんだ』
リヒトは心の中でそう呟いた。
『言うな。妾《わらわ》とて悩んだんじゃ』
アニマもまた、心の中で応えた。
霊魂接続のおかげで念話できる、というのは既に確認済みだった。
『こうやっておどけておけば、妾が本物の魔王だとは誰も思わんじゃろ』
『確かに。視聴者の皆様も、君を「稀少な上級召喚獣」ぐらいに思ってるみたいだね』
アニマは少し複雑そうな顔をした。リヒトは空気を変えようと、コメント返しへ戻る。
「『何者?』って質問が多いですね。これ信じられないと思うんですが、僕は異世界で勇者パーティのバックアップをやっておりました。主要業務は暗殺と暗躍です。で、紆余曲折の果てにこちらの魔王アニマちゃんを追い詰めて、なんやかやあって、こっちに帰ってきました。怪しい者ではございません」
:草
:嘘乙
:余りにも無茶な言い草で草
:なんやかやってなんだよ(哲学)
:十分怪しいだろ!いい加減にしろ!
連投されるコメントに、リヒトは律儀に返答する。同時接続者数は指数関数的に伸びる。楽しげな様子のリヒトを尻目に、アニマは念話で問いかける。
『しかし、アテが外れたのう。ネットにつなげるだけのスキルなんて、そう役には立たんじゃろ』
リヒトは淀みなく口を動かしながらも念話に応じる。
『いや、大助かりだよ。何の審査も通さずにアカウントを作れたし、なぜか収益化もできてる。その上、どうやら運営からの干渉も無効化できてるみたいだ。銀行口座も使えるみたいだし、ひとまず食いっぱぐれることは無さそうだね』
『くふふ、勇者が飯の種の心配かや』
『僕は人間だからね。魔物とは違って、魔力だけでは生きていけないのさ』
『……ふむ。それはそうじゃな。しかし、金を得ることができても、それを使う機会が無いのではないか? 今の主様には身分の証が無い。人間は何処の馬の骨とも知れぬ同族を忌み嫌うじゃろ?』
『流石に人の心をよく理解してるね。当然、その対策は考えてあるよ』
ちょうどコメント返しにも一区切り付いところで、リヒトはやおら立ち上がった。
「では今から、探索者資格を取得するために頑張っていきます。現時点での僕はダンジョンに不法侵入した不審者でしかないので、このままだと探索者に見つかって拘束されて、地上で拘留されちゃいますからね」
ダンジョンの奥へと進んでいくリヒトを見て、視聴者たちは疑問を呈する。
:マジで探索者資格持ってなかったのか
:頑張っていきますったってどうすんだよ
:人気配信者になっても探索者としては認めてもらえないよ
:そもそも無許可でのダンジョン探索は法的にアウトなんですがそれは……
「そう、法的にアウトなんですよね。さっき【電脳】を使ってネットで調べました」
「便利じゃな。ひとまず、妾にも共有してたも」
「おっけ、条文載った解説サイト送るわ。視聴者の皆さんにも見えるように共有しますね」
リヒトが共有した内容は、ダンジョン対策法の条文と判例が載ったWEBページだった。
内容を要約すると、
①原則として探索者協会の許可なしではダンジョンに入れない。
②基本的に、ダンジョンは協会の所有地と見なされるケースが多い。
③例外的に無許可での探索を認められているのは、極々一部の上級探索者のみ。
:じゃあ駄目じゃん
:一個も当てはまってなくて草
:頑張ってもどうにもならんでしょこれ
「うむ。ほぼ詰みじゃな」
諦観の色濃いコメント欄と呆れ顔のアニマを見て、リヒトはニヒルに笑った。
「ところが、抜け穴を見つけましてね。無許可探索についての条文を要約すると、『相応の等級の探索者、および、それに近い実力を持った者であれば不問とする』と言うようなニュアンスなんですよね。一撃でサファイアドラゴンを瞬殺した僕なら、この基準に当てはまると思いません?」
:おお
:おぉー確かに
:天才じゃったか……
:もしかしてワンパンニキ頭脳派?
コメント欄は称賛で埋め尽くされる。リヒトは照れくさそうに笑う。しかし、アニマはゆっくりと頭《かぶり》を振った。
「無理じゃな。実力者ならば無許可探索が認められているというのは、上級探索者パーティにおける緊急時の同行者としてなら手続きをすっ飛ばしても良いというだけぞ。単独で勝手に入り込んでも良い、という判例は無かった。電子の海をくまなく調べたがの」
:完 全 論 破
:じゃあ駄目じゃん(1分ぶり2回目)
:アニマさん手心とか無いんですか?
:魔王ちゃん判例とか理解できるんだね
「主様の【電脳】は我がスキルの一部を発展させたものじゃからな。して、対策は? どうせ何事か企んどるんじゃろ?」
「もちろん。さっき『ダンジョンは協会の所有地と見なされる』って言ったろ? でも必ずしも専有地ってワケじゃない。ダンジョンが踏破された場合、協会と踏破者で分け合う形になる。協会の取り分は、貢献度に依る」
「貢献度?」
「事前調査だの補給物資だの魔道具の貸与だの、いろいろだよ。ただ、そういった貢献が全く無い場合、多くは、踏破者がほぼ丸ごと所有する形になる。これには前例もある。つまり……」
「────『自分が今から最終階層まで完全踏破すれば問題ない』、とでも言うつもりかしら?」
リヒトとアニマの背後、若い女性の声が響いた。
「無謀と言わざるを得ないのだけれど」
冷厳にして玲瓏なその声音に、しかしリヒトは気圧されず。背を向けたまま、悠然と応える。
「僕はそのつもりだったよ、白雪姫さん……いや、天花寺《てんげいじ》エレナさんと呼ぶべきかな? それとも、高校生なんだからちゃん付けの方がいい?」
「子ども扱いはやめなさい。それはそうと……あなた、私を知っているのね」
「知ってるよ。コメント欄で名前が上がったんでちょっと調べてみたら、ダンジョン配信業界の大先輩なんだってね。僕は新人だよ? 後輩イジメなんて感心しないなぁ」
言いながら、リヒトは振り返った。
そして、天花寺エレナの姿を見て、目を丸くした。
高校生らしからぬ大人びた美貌、抜群のプロポーション、淡い水色のクールなショートヘア、確かに人目を引く容姿だ。
しかし、一番リヒトを驚かせたのは、彼女の服装だった。
「ビキニアーマー……? いや、金属製のバンドゥ・ビキニってとこか……?」
上半身は、チューブトップのような形の防具で豊かな胸元を覆うだけ。下半身もやはり、ホットパンツのような形の防具で引き締まった腰回りを覆うだけ。後はサンダルのような靴を履いているだけ。
それ以外は何も身に着けていない。雪のように白い肌が、迫力ある谷間が、形の良い臍《へそ》が、ほどよい太ももが、惜しげもなく晒されていた。
「痴女だ……」
「痴女じゃな」
リヒトとアニマの反応に、エレナは鼻を鳴らした。
「ふん、無知ね。この服装は私のスキルの効果を最大化するためのもの。戦装束を恥じる戦士なんていないわ」
「いやぁ、無理しなくていいよ。君は恥ずかしがってる」
「他人の感情を決めつける気? 思い込みが激しいのね。生憎、私はそんなにウブじゃ……」
「耳の先が赤くなってるよ」
リヒトが指さすや否や、エレナは耳を抑えた。
「僕は目が良くてね。ちょっとの変化でも目についてしまう。君は色白だから特にわかりやすかったよ」
「だまれ……」
「どんなに必要でも、恥ずかしいものは恥ずかしいよね」
「だまれ……!」
「恥ずかしがれる事は恥ずべき事じゃないよ。むしろ誇るべき事さ。まあその服装はこっ恥ずかしいんだけど」
「だまれ!!」
怒号とともにエレナが跳ぶ。一息に距離を詰めリヒトへ襲いかかる。
触れた。
そう思った瞬間リヒトの姿が消え、背筋に悪寒が走る。
背後を取られている。
「悪くない。アクビはせずに済みそうかな」
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