14 / 21
「1000万円から2000万円?」
しおりを挟む
「1000万円から2000万円?」
夏子は陽菜に言われるままにコンビニに寄り、缶チューハイとリクエストされた「チキン」と併せて明日の捕獲作戦で使うかもしれない「スルメ」を購入してタクシーに乗った。
陽菜と良太郎との電話を切って、買い物をしてる間に女子大生の「X」の書き込みはバズリまくっていた。
「Signal」と「Telegram」のアクセスコードが届く前に先走って書き込んだ「ペットショップオーナー」の「1000万までなら現物確認後、現金で即支払います。どうか売ってください!」のリツイートで火が付いた。
「ぎょへー!公園で飲み会してただけで1000万円!羨ましー!」
「夕方からの「X」、「インスタグラム」、「Tiktok」、「ユーチューブ」の情報をまとめるとあと4匹はいるはず!みんな急げ!」
「「野良ツチノコ売買」は罪になるんか分かる人いたら教えてちょ。」
「ツチノコの相場っていくら?糸魚川では1億円の賞金がかかってるみたいですよ。ツチノコ捜査イベントでの捕獲でないとダメなのかな?」
「あぁ、それは「ツチノコ体験隊」の開催日以外もOKですが、捕獲は「糸魚川市内」限定では?」
「明日、朝一からたも網持って鶴見緑地に出陣しまーす!」
「5億円の報酬うたってるところもあるみたいやでー!」
「それまじ?もう会社辞めてでも捕まえに行く。」
「1000万あったら、ホストで大遊び何回いける?私もツチノコ捜査に行きまーす!チームメンバー募集中!もちろん売れたら「や・ま・わ・け」だよー!」
「X」の呟き欄が盛り上がる中、午前0時に「Signal」と「Teleguram」のアクセスコードが投稿された。良太郎は、今は使用していないブランクスマホをWi-Fiで接続し裏アカウントを作成するとさっそくアクセスした。
最初の基本書き込みで「オークション方式です。最終の最高金額で落札者は決めます。ツチノコを大事にしてくれる気持ちと入札金額を入力してください。メッセージは2時間で削除されていきます。一次入札ということで午前2時までの募集とします。冷やかしやルールを守らない書き込みは削除しますので節度を持って入札ください。」とあったが、書き込みは荒れた。
2台のスマホを使って状況をモニターしている陽菜がチューハイを飲みながら大声で実況してくれているので夏子と良太郎は作業しながらでもオークション状況はよくわかる。
「がおっ!さっきの「1000万円」のペットショップオーナーだけやないで。他のショップやマニアもガンガン入札してきよんで!」
「1万円刻みの入札が10万円刻みになりよった!みんな頭に血が上ってしもてるから、このオークションは荒れるで!」
「注意!「新手の詐欺じゃないんですか?皆さん気を付けましょう!」やとさ。あっ、速攻でコメント消えた。マッハ削除やったなぁ。」
「大阪の最初に「X」に書き込んだ「ペットショップオーナー」凄いな!誰かが入札する都度、「1万円乗せ」で入札しよる!「見守る」感じはないけど、他の入札者と違ってあくまで「冷静」やな!」
「おっ、大手動物園も参戦や!「ライオン、トラ、ゾウの餌代の為に「ツチノコちゃん」には集客のエースとして「重役待遇(笑)」でお迎えします!」ってコメントが笑わせてくれるよな!ケラケラケラ。」
「アオジタトカゲの奇形じゃないの?ペットショップが鶴見緑地公園に捨てたとか?」
「いやいや、アオジタトカゲは淡路島の「あおたん」と違って、舌が黒い!これは「アオジタ」とは違うでしょ!」
「それにしても「偽物扱い」や「詐欺師扱い」してるコメントは恐ろしい速さで削除していきよんな。この女子大生って「炎上」経験者か?」
時計の針と入札金額はどんどん進んでいっている。
「まあ、「ほんまもん」なんかどうかもわからん状況でようここまで盛り上がりよんな。これで「ツチノコ」じゃありませんでしたってなったら大笑いやな!」
と3本目の缶チューハイを空けた陽菜が時計を見ると時計の針は午前1時55分を迎えていた。
オークション主催の女子大生のメッセージが表示され、それを陽菜が読み上げた。
「多くの皆様からの入札ありがとうございます。真贋を疑う入札者様も多いので、明日午前11時に、再度、動画をアップします。当方としては「冷やかし入札」のリスクを避けるため、午前2時時点での上位25名様に明日の昼12時からの「Signal」の別アドレスの「招待状」をお送りさせていただきます。
もちろん引渡し前に生で「ツチノコちゃん」を確認してもらうことが前提での「現金引き渡し」での取引になります。希望者が多ければ「仮想通貨」の口座を開設しますので、「仮想通貨」でのお支払いも検討いたします。
今一度、冷静にご判断いただけますようよろしくお願いします。では、午前2時でひとまず「休憩」とさせていただきます。」
「ふーん、なかなかやりよんな。今の時点で「1982万円」やから「2000万円」はいきそうやな!あぁ、1日ずれてたら、私らの「2000万円」やったのがちょっと悔しいな!
まあ、明日、あと4匹を捕まえたら、これより大きい60センチの「ツチノコ」は「3000万円」は下らへんやろ!ふぁぁぁ。明日に備えて、5時半まで仮眠取らせてもらうで。」
と陽菜が言って寝袋を広げだすと良太郎が注文を付けた
「陽菜ちゃん、上位25人に残れる範囲で「嘘」の金額入れて空入札しといてくれへんか。あと、午前2時の時点の画面は全部スクロールして「スクショ」とっておいてな!」
夏子が「X」を確認すると「明日の取材は午前9時、中央第1駐車場内の車内で顔出しNGでお願いします。」と女子大生からリターンツイートが届いていた。
夏子は陽菜に言われるままにコンビニに寄り、缶チューハイとリクエストされた「チキン」と併せて明日の捕獲作戦で使うかもしれない「スルメ」を購入してタクシーに乗った。
陽菜と良太郎との電話を切って、買い物をしてる間に女子大生の「X」の書き込みはバズリまくっていた。
「Signal」と「Telegram」のアクセスコードが届く前に先走って書き込んだ「ペットショップオーナー」の「1000万までなら現物確認後、現金で即支払います。どうか売ってください!」のリツイートで火が付いた。
「ぎょへー!公園で飲み会してただけで1000万円!羨ましー!」
「夕方からの「X」、「インスタグラム」、「Tiktok」、「ユーチューブ」の情報をまとめるとあと4匹はいるはず!みんな急げ!」
「「野良ツチノコ売買」は罪になるんか分かる人いたら教えてちょ。」
「ツチノコの相場っていくら?糸魚川では1億円の賞金がかかってるみたいですよ。ツチノコ捜査イベントでの捕獲でないとダメなのかな?」
「あぁ、それは「ツチノコ体験隊」の開催日以外もOKですが、捕獲は「糸魚川市内」限定では?」
「明日、朝一からたも網持って鶴見緑地に出陣しまーす!」
「5億円の報酬うたってるところもあるみたいやでー!」
「それまじ?もう会社辞めてでも捕まえに行く。」
「1000万あったら、ホストで大遊び何回いける?私もツチノコ捜査に行きまーす!チームメンバー募集中!もちろん売れたら「や・ま・わ・け」だよー!」
「X」の呟き欄が盛り上がる中、午前0時に「Signal」と「Teleguram」のアクセスコードが投稿された。良太郎は、今は使用していないブランクスマホをWi-Fiで接続し裏アカウントを作成するとさっそくアクセスした。
最初の基本書き込みで「オークション方式です。最終の最高金額で落札者は決めます。ツチノコを大事にしてくれる気持ちと入札金額を入力してください。メッセージは2時間で削除されていきます。一次入札ということで午前2時までの募集とします。冷やかしやルールを守らない書き込みは削除しますので節度を持って入札ください。」とあったが、書き込みは荒れた。
2台のスマホを使って状況をモニターしている陽菜がチューハイを飲みながら大声で実況してくれているので夏子と良太郎は作業しながらでもオークション状況はよくわかる。
「がおっ!さっきの「1000万円」のペットショップオーナーだけやないで。他のショップやマニアもガンガン入札してきよんで!」
「1万円刻みの入札が10万円刻みになりよった!みんな頭に血が上ってしもてるから、このオークションは荒れるで!」
「注意!「新手の詐欺じゃないんですか?皆さん気を付けましょう!」やとさ。あっ、速攻でコメント消えた。マッハ削除やったなぁ。」
「大阪の最初に「X」に書き込んだ「ペットショップオーナー」凄いな!誰かが入札する都度、「1万円乗せ」で入札しよる!「見守る」感じはないけど、他の入札者と違ってあくまで「冷静」やな!」
「おっ、大手動物園も参戦や!「ライオン、トラ、ゾウの餌代の為に「ツチノコちゃん」には集客のエースとして「重役待遇(笑)」でお迎えします!」ってコメントが笑わせてくれるよな!ケラケラケラ。」
「アオジタトカゲの奇形じゃないの?ペットショップが鶴見緑地公園に捨てたとか?」
「いやいや、アオジタトカゲは淡路島の「あおたん」と違って、舌が黒い!これは「アオジタ」とは違うでしょ!」
「それにしても「偽物扱い」や「詐欺師扱い」してるコメントは恐ろしい速さで削除していきよんな。この女子大生って「炎上」経験者か?」
時計の針と入札金額はどんどん進んでいっている。
「まあ、「ほんまもん」なんかどうかもわからん状況でようここまで盛り上がりよんな。これで「ツチノコ」じゃありませんでしたってなったら大笑いやな!」
と3本目の缶チューハイを空けた陽菜が時計を見ると時計の針は午前1時55分を迎えていた。
オークション主催の女子大生のメッセージが表示され、それを陽菜が読み上げた。
「多くの皆様からの入札ありがとうございます。真贋を疑う入札者様も多いので、明日午前11時に、再度、動画をアップします。当方としては「冷やかし入札」のリスクを避けるため、午前2時時点での上位25名様に明日の昼12時からの「Signal」の別アドレスの「招待状」をお送りさせていただきます。
もちろん引渡し前に生で「ツチノコちゃん」を確認してもらうことが前提での「現金引き渡し」での取引になります。希望者が多ければ「仮想通貨」の口座を開設しますので、「仮想通貨」でのお支払いも検討いたします。
今一度、冷静にご判断いただけますようよろしくお願いします。では、午前2時でひとまず「休憩」とさせていただきます。」
「ふーん、なかなかやりよんな。今の時点で「1982万円」やから「2000万円」はいきそうやな!あぁ、1日ずれてたら、私らの「2000万円」やったのがちょっと悔しいな!
まあ、明日、あと4匹を捕まえたら、これより大きい60センチの「ツチノコ」は「3000万円」は下らへんやろ!ふぁぁぁ。明日に備えて、5時半まで仮眠取らせてもらうで。」
と陽菜が言って寝袋を広げだすと良太郎が注文を付けた
「陽菜ちゃん、上位25人に残れる範囲で「嘘」の金額入れて空入札しといてくれへんか。あと、午前2時の時点の画面は全部スクロールして「スクショ」とっておいてな!」
夏子が「X」を確認すると「明日の取材は午前9時、中央第1駐車場内の車内で顔出しNGでお願いします。」と女子大生からリターンツイートが届いていた。
11
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
『2次元の彼R《リターンズ》~天才理系女子(りけじょ)「里景如志(さとかげ・しし)のAI恋愛事情~』
あらお☆ひろ
現代文学
はじめまして。「あらお☆ひろ」です。
アルファポリスでのデビューになります。
一応、赤井翼先生の「弟子」です!公認です(笑)!
今作は赤井先生に作ってらった「プロット」と「セリフ入りチャプター」を元に執筆させてもらってます。
主人公は「グリグリメガネ」で男っ気の無い22歳の帰国子女で「コンピュータ専門学校」の「プログラミング講師」の女の子「里景如志(さとかげ・しし)」ちゃんです。
思いっきり「りけじょ」な如志ちゃんは、20歳で失恋を経験した後、「2次元」に逃げ込んだ女の子なんですが「ひょんなこと」で手に入れた「スーパーコンピュータ」との出会いで、人生が大きく変わります。
「生成AI」や「GPT」を取り上げているので「専門用語」もバシバシ出てきますが、そこは読み逃がしてもらっても大丈夫なように赤井先生がストーリーは作ってくれてます。
主人公の如志ちゃんの周りには「イケメン」くんも出てきます。
「2次元」VS「リアル」の対決もあります。
「H」なシーンは「風呂上がり」のシーンくらいです(笑)。
あと、赤井先生も良く書きますが「ラストはハッピーエンド」です!
ラスト前で大変な目に遭いますが、そこはで安心して読んでくださいね!
皆さんからの「ご意見」、「ご感想」お待ちしています!(あまり厳しいことは書かないでくださいね!ガラスのメンタルなもんで(笑)。)
では、「2次元の彼~」始まりまーす!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
(追伸、前半の挿絵は赤井翼先生に作ってもらいました。そこまでAI作画の「腕」が上がりませんでした(笑)。)
【完結】『浮遊霊刑事「篠原弘道」と「やろうぜ会」のオカルティック事件簿 第1話 大阪の「門奈線きさらぎ駅」の謎を解け!』
利根川一樹
現代文学
赤井翼先生の「夏子と陽菜の犯科帳」シリーズのスピンオフ作品の第1話の「お題」は都市伝説で有名な「きさらぎ駅」伝説!
「やろうぜ会」の仲間で大阪府警に就職して3年目、念願の「刑事課」に配属となった「正義の男」で戦隊ヒーローの「ポリスレンジャー」に憧れる「篠原弘道《しのはらこうどう》」は最初の事件《ヤマ》で無茶をして半グレに刺され殉職してしまう。
「刑事として未逮捕」を悔い、浮遊霊になった「弘道」とコンタクトできるようになった「臨死体験」を経た「坂川夏子」は親友の「仲田陽菜」、高校時代からの6年の仲間の「上坊良太郎」、「穴吹智」と共に再び「4人と1霊」の「やろうぜ会」を復活させる。
その直後、最初の事件として、SNS界を騒がせる「異界駅」として名を馳せた「きさらぎ駅」が地元「門奈線」に現れた。
陽菜のライバルユーチューバー「かずみん」が「きさらぎ駅」生中継を始める。
「きさらぎ駅」の切符、写真を手に入れた「かずみん」の向こうを張って「新やろうぜ会」が「新きさらぎ駅」の謎解きに挑む!
「オカルト好き」で「ムー民」の私「利根川一樹」と「赤井翼」による「オカルティック・コメディー」でいて「社会派」小説(笑)ですので「ゆるーく」お読みいただけると嬉しいです!
本編は約100ページ、全16チャプターの短編小説です。
それではよーろーひーこー!
(⋈◍>◡<◍)。✧💖
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
【完結!】『ミッドナイト・ラジオジョッキー オカやんリターンズお盆SP!』「6夜分連続公開」※短期公開ですのでご注意を!
利根川一樹
現代文学
現在、赤井翼先生のアカウントで連載中の「MNRJオカやん」の元祖版です。
既読の方もおられるかと思いますが、3年ぶりに「全編フルバージョン」で公開でーす!
8月いっぱいの公開ですので、お早めにお読みくださいねー!
よろひこー!
(≧▽≦)b
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる