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Q、ドウテー君、抜いてあげよっか? A、いや、童貞じゃないし。
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登場人物
保科……主人公。高校3年生。学力は中の中。188センチ、ガタイがいい。きまじめで朴念仁。
梶尾奈帆子……同級生。頭がよく、学力は上の中。170センチ。黒髪ボブ。Gカップ巨乳、巨尻(迫力ある)。フラットでフレンドリーな性格。ある秘密が……?
ーーーーーー
××県立山西平高校の三年生、保科は夏休みにも関わらず朝から学校に来ていた。
受験に向けた自習目的である。塾の自習室の方がもちろん涼しくていいのだが、行き過ぎてマンネリ化していたので、敢えて登校していた。
保科は学年の中では真ん中くらいの成績で、タッパがあり、ガタイはいいがフツメンである。女子生徒と仲良くなりかけても、いい人止まりでここ数年彼女はいない。
今は己を戒めて、ひたすら国立大を目指して勉強中であった。
やはりみんな塾に行っているのか、教室は誰もいなかった。いつもは三十人が収まっている部屋を独り占めするのは、少し気分が良かったりする。キンキンではないが、エアコンがきいていて意外と過ごしやすい。
保科は自分の机につくと教科書類を取り出し、自習を始めた。
勉強を始めてしばらく経っただろうか。学習は捗ったが、首を傾けたら骨が鳴った。
ペンを置き、固まった体を解していると、チャイムが鳴る。
「もう昼か。早いな」
自分で詰めた弁当を鞄から取り出し、広げようとしたところで保科は動きを止めた。
そしてそのまま立ち上がり、教室を後にした。
行き先は男子トイレである。
保科は用を足した後、しっかりと手を清めていた。
ハンカチで水気を取りながらトイレを出ると、出入口のそばに見知った顔があった。
同級生の梶尾奈帆子。
別のクラスだが、高身長かつスタイルのいい美人として有名である。保科と同じ委員会に所属しているため、ちょくちょく顔を合わせる機会があった。
「梶尾じゃん。自習か? 偉いな」
「何言ってんの。ホシナのが偉いし。あたしはちょっと気分転換にね」
梶尾は後ろで手を組み、少しもじもじしている。夏休み前は髪が長かったと記憶しているが、目の前の彼女は肩口まで切りそろえられていた。
保科は梶尾の黒髪の先端を見つめながら言った。
「切ったのか、似合うな。そういうの何て言うんだ? おかっぱ?」
「ボブ! もー、時代劇みたいなこと言わないでよ」
「悪い」
保科は後頭部を掻きながら謝った。
梶尾は成績が良かった筈だ。学校にいるのはまあいいとして、何故男子トイレの横にいたのだろう。
いきなり梶尾が切り出した。
「ホシナ。ちょっと付き合ってよ」
「別にいいけど、どこ行くんだ」
「屋上」
梶尾が上を指差した。
「わざわざ暑いところにいくのか」
「このトイレじゃ先公が来るし、昼休みの屋上なら見回りないんだよね」
「よく知ってるな」
「調べたんだよ。学校の穴場情報は持っときたくてさ」
何やら怪しい言い回しだった。鈍い保科にも彼女の意図が分かる。
「お前、もしかしてだけどさ」
梶尾の人差し指に言葉を止められた。
「ホシナが受験シーズンじゃ溜まりまくってるんじゃないかなって、優しい奈帆子ちゃんは思ったわけですよ」
梶尾は人差し指と親指で丸を作り、もう片方の手の人差し指をそこに突っ込んだ。
そしてにっと白い歯を見せて笑う。彼女独特のスマイル。
「ドウテー君、抜いてあげよっか?」
「いや、童貞じゃないし」
保科はすかさず言い返した。
梶尾はここ暫くうまくいかないことに悩まされ、ストレスが溜まりに溜まっていたそうだ。
元々セックスなどのエロいことでしか発散できず、堪えかねて保科を頼ってきたとのことだった。
だしにされそうになった保科が何度断っても、梶尾は両手を合わせて懇願してきて、ついにはなし崩し的に屋上に連行されてしまった。
目の前には制服のスカートに覆われた、梶尾の大きな尻。保科は梶尾に押し倒され、上に乗られていた。
きゅっと締まったウエストから、ここまで大きな臀部に繋がっているとは思えないほど立派だ。
「好きにしていーよ」と言われたので恐る恐る撫でていると、梶尾が呟いた。
「あたし胸もだけど、尻でかいんだよね。ホシナ、嫌じゃない?」
「誰にも言ってないんだが、俺、尻派なんだ」
「何それウケる。でも相性サイコーじゃん。あたしも女の子はお尻で決まると思ってる」
梶尾がからからと笑う。
そして保科の気が緩んだ瞬間にズボンのチャックを下げ、手際よく肉棒を取り出した。
「ホシナの、でっか」
「お、おい」
「ふふ、いまさら?」
焦る保科を梶尾が笑った。
保科からは見事な尻しか見えないが、何をされているかは音と感触で分かる。保科にとってここまで積極的な女子は初めてで、自ずと緊張してしまう。
梶尾が芯を持ち始めたペニスの先端をぺろりと舐めた。
「ん、ひょっぱ。あへと、おひっこかな」
「口に咥えたまま喋るなって」
梶尾は二、三度亀頭を舐めたかと思うと、幹と皮の間に舌先を滑り込ませた。唾液たっぷりの舌で円を描くように亀頭を一周したらしい。毎日きちんと洗ってはいるものの、あの梶尾が口に含むにあたって汚れが残っていないか心配になる。
梶尾に先端を上顎と下顎に挟んだままやわやわと揉まれ、嫌でもペニスが充血していく。
「……うっ」
梶尾が唇と手で器用に陰茎の皮を剥いたので、保科は呻いた。痛みはないが、結構ずるっといった。そのまま半勃ちのモノを半分以上喉に収めてくれる。生温かい上質なオナホールのような感触に包まれ、ぴくり、とペニスが震えた。
梶尾がゆらゆらと尻を振った。怠けていないで弄れということらしい。
保科はスカートをまくり上げた。楕円形の尻山が二つ、目に飛び込んでくる。小さめの青いパンティを履いていて、尻の谷間に食い込んでいた。狭い布地ではアナルの皺が見える上に、女性器を覆いきれておらず、大陰唇が覗いている。梶尾がこんなエロい下着を履いているなんて、と考えたが、大人っぽい彼女だから当然か、と思い直す。
「梶尾、いい尻だ。えろいな」
「じじくさい感想だな~。嬉しいけど」
梶尾の少し呆れたような声が聞こえた。
保科は特に気にすることもなく、梶尾の巨尻をがばりと鷲掴む。「ひゃんっ」と梶尾が高い声を上げたが、気に留めずハリのある尻肉をひたすら揉んだ。正直、前の彼女よりも肉付きが良く、保科の理想そのもの。回すように掌を動かしても、軽く叩いて表皮を波打たせてもすぐに元の形に戻る、健康的な安産型のお尻。天国である。
「替えの下着あるから」
梶尾は先を見越したように言い、再び保科のペニスを咥えた。べろべろと舌で舐めたかと思うと、大きな音を立ててしゃぶり出す。幹の半分以上が彼女の口に消えているため、喉の相当深くまで迎えてくれている。時折ぎゅっぎゅっと喉を締めて刺激してきた。
そこまでされたら遠慮はしない。気の済むまで触ると保科は律儀に尻の谷間に顔を埋め、下から上まで舐め上げた。きちんと剃毛してあり、ちくちく感はない。
初めにアナルを味わうように舐める。皺の一本一本まで唾液を塗り込むように。少ししょっぱいが、汗の味だろう。続いて舌を尖らせ、布を押し込むように舐めた。ぬかるんだアナルに舌先が僅かに挿入され、そのまま顔を前後させると、梶尾が「お゛っ」と声を上げた。
菊門を刺激したまま、空いている手で女性器に触れると、ぬちっと指が滑った。フェラとアナルへの僅かな刺激で濡らしているようだ。ふっくらとした大陰唇を指で数回弾き、パンティの隙間から親指を挿入する。梶尾の膣口は男の太い親指を難なく呑み込んだ。
「ぉっ、うあっ、最初は人差し指とかじゃ、ないのっ?」
困惑したような声をよそに、親指を抜き差しする。特に問題がなさそうなので、すぐに人差し指と中指に切り替えた。時間を置かずに太い指が二本入れられ、梶尾が何か言いそうだったため、アナルの一番深くまで舌を押し込んだ。
「ん゛んっ、あっ、ひゃばっ……」
どうやら梶尾はアナルが弱いらしい。
保科はアナル舐めにあたり色々と覚悟していたが、中はしっかり洗われていた。ここまで準備が整っていると、梶尾は最初から確信犯だとわかる。
梶尾は亀頭をにぎにぎしながら、べろーんとペニスの根本から上までをなぶり、再び口腔へ迎え入れて奉仕し始めた。
一方保科は梶尾のパンティを脇に避け、アナルと膣の両方を解すことに専念しようと決めた。保科は菊門に舌を可能な限り挿入し、腸内のひだ一つ一つに自身の唾液を塗り込む。また膣に挿入した指で梶尾が一番反応するところを探り当て、ゆっくりと、かつ執拗にこすった。
梶尾のフェラが一瞬止まる。
「んむぅぅ~~!」
びくん、と腰が震え、愛液が大量に漏れ出てきたのがわかる。
梶尾は一等深くまでペニスを呑みこむと、ばっと顔を上げた。はあはあと息を乱しており、苦しかったことが窺える。
梶尾が動き、彼女の臀部が離れた。保科が少し残念に思っている間に彼女はさっさと下着を脱ぎ去り、こちらと向き合う形で膝立ちになった。
血管の浮き上がるほど勃起したそれを片手で持ち、膣口に宛てがった。何度も擦り付けて梶尾の愛液と保科の我慢汁を混ぜ合わせながら、彼女はにっと笑う。
「んじゃ、お待ちかねの本番いっちゃいますか」
「待て。ゴムは?」
「忘れた」
「何でパンツの替えはあって、肝心のもんは無いんだよ……」
「細かいことはいいの。ほんじゃ、ごかいちょう~」
御開帳ってなんだよ。突っ込む間もなく、梶尾のおまんこにフル勃起の肉棒が呑まれていく。細かい襞が肉棒に絡みつき、例えようもないほど気持ちがいい。昔の人は名器のことをミミズ千匹と言ったらしいが、本当に梶尾にぴったりの比喩だ。
「……ん、おっき、すぎぃ」
保科の体格に見合った極太の幹が膣内に消え、先端が吸盤状の何かを持ち上げたのが分かった。奥が吸い付いてきて気持ちがいい。
「やば……、全部入らないじゃん」
梶尾が汗をかきながら呟いた。みちみちに彼女の中を満たしながらも、ペニスの三分の一程度が外に剥き出しだ。
梶尾は身を乗り出し、保科に覆いかぶさってきた。ブラジャーの上に乗せたGカップの巨乳が迫ってくる。薄ピンクのぽってりとした乳輪が夏の日差しにきらめいた。
「へへ、動くね」
その言葉を皮切りに、梶尾の腰が持ち上げられ、そしてすとんと落ちてくる。ペニスにはりついた膣ひだを剥がし、またうねる肉壺に戻して絡みつかせるような動作だ。彼女自らごりごりとGスポットをこそぎながら、奥を刺激している。
「あっあっ、あ゛んっ、あぅっ、おぐ、やばっ」
喘ぎながらも梶尾は余裕の表情を崩さない。ばちゅんばちゅんと中々のスピードで腰を動かし、膣をぎちっと締め上げてくる。意図してコントロールしているらしく、彼女の玄人ぶりが垣間見えた。
「あっうっ、ほしなの、おちんぽ、すごっ、はぁん、きもちいーよっ」
ぶるんぶるんと巨乳が揺れ、時折保科の顔に触れる。尻もすごかったが、彼女のおっぱいの迫力もなかなかだ。
だが絶景を楽しむ余裕などはなく、フェラで散々焦らされていたため、一度目の決壊はすぐそこだった。
「わるい、梶尾っ」
「おっけ、いっぱい出しちゃお」
梶尾に膣圧で絞られながら、保科は最奥に膨らんだ亀頭を押し付けて熱を放った。ペニスの胴体が脈打ち、熱い精子が子宮に流し込まれる。
長い射精の最中に梶尾を見ると、うっそりと微笑んで保科を見下ろしていた。彼女の艶めかしい表情にどきりとする。
彼氏でもない男の射精を受け容れながら、なぜこんな顔ができるのだろう、と不思議だった。
そして保科の肉棒が再び硬くなるのも不思議だった。
射精の終わらないうちに、保科は下から突き上げ始めた。いきなりのことに、何の準備も出来ていなかった梶尾が驚いた。
「あっ、ちょっ、と! あたしいってる、あんっ、あっあっあ!」
保科は白濁を子宮口に塗りたくりながら、技巧を気にせず律動する。吸い付いてくるそこを容赦なく圧迫し、先端で抉じ開けようとした。
「んああ゛っ、だめ、らめだってぇ、これ、やばっ、あひっ、あ゛あ゛あ゛~~!!」
「駄目じゃなくて、いいだろっ?」
「ごめんにゃしゃっ、いい、きもちいいっ!」
梶尾はがくがくの足腰をなんとか保ちながら、男の猛攻に耐えている。しかし巨大なイチモツにたぷたぷの子宮を幾度も潰され、彼女の胸の間からとうとう潮を噴いたのが見えた。
そこからはもうひっきりなしだ。
梶尾の痴体によって興奮し、より浮き出た血管にGスポットを刺激されながら、ひたすら奥を責められる。彼女はそのたびにぷしっと潮を噴いた。
片胸を鷲掴んで揉みしだき、もう片方の揺れるピンクの乳首を軽く引っ張ると、梶尾は頭を振った。
口端からとろっと唾液を溢しながら、梶尾はたくさん啼いた。「だめだって」「こんなおっきいのらめなのっ」と弱音を漏らしながらも、遂には自分から腰を振り、子宮への刺激を求めた。
「ぉ゛おお゛お゛っ、ああう~、ぉぉっ、あっうあああ゛っ」
ごちゅ、ごちゅ、と子袋を殴打するように突かれ、梶尾の腰ががくがくと震えた。
子宮が痙攣しながらも保科のイチモツに必死に吸い付こうとしているのがよく分かる。
産道が激しく蠢き、保科の子種を絞り取ろうとしてきた。だが保科は止まらない。
「ひぐ、ぁ、ぃぐいぐいぐっ! あああ゛~~!! ぃ、まっ、まってぇぇ、ぃっへ、る! ら、め、あ、ああっ!!」
梶尾がびくんびくんと体を震わせた。彼女をペニスで串刺しにしたまま、奥をゴリゴリと突き回す。弾力のあったポルチオがひしゃげ、次いで子宮が持ち上がって、潰される。それにより中の精液がぶしゃっと噴出したのが分かった。
「おっおっおっ、あ゛、うそ……それ、だめ、ひらいちゃ、ひら……ぁ゛ッ!」
そしてとうとう、何度もこじ開けるように解された奥が保科の亀頭を呑み込んだ。強烈な締め付けが襲い掛かったことで、保科のペニスがぐっと膨らみ、二度目の子種を子宮に直接吐き出した。
空になりかかっていた子宮があっという間に白濁に満たされていく。
「……ぁ、ででるぅ、ちょくしぇつ、なかだしで、にんしん、しちゃぅってぇ……」
「俺の精液を沢山飲めて偉いな」
「へへ、ほんとぉ?」
梶尾が嬉しそうに、にへ、と笑った。
保科が精液を送り出すために、肉棒を子袋に嵌めたまま腰を前後させると、少しずつ外に余っていた部分が入り込み、梶尾の脱力によって全てが受け入れられた。
保科は痙攣する梶尾を抱きしめながら、背中をずっと撫で続ける。
ペニスの胴体に栓をされたまま、びゅるびゅると吐き出される子種を受け続ける子宮は、ただただ膨らんでいくばかりだ。
子宮から押し出された白濁が卵管をみっちりと埋め、大量の精子が卵巣を犯していることなどは、誰も知る由がない。
梶尾やっべえ。そう思った時には遅く、リミッターが外れた保科はそこから更に抜かずの四発を決めた。正常位はもちろん、アナルを責めながらの後背位、お漏らしをするほどの駅弁子宮ハメまで。
最後の片足持っての立ちバックを終え、熟れきった子宮からペニスを抜き去ると梶尾が力を失って倒れそうになる。保科は慌てて彼女を支え、地面に寝かせた。
ぽっかりと開いた膣口からは精液がどぷどぷと流れ出ており、気休めだがハンカチで丁寧に拭う。保科は、性欲は怖いな、と他人事のように考えたのだった。
保科の介抱を受ける梶尾は、ぼうっとしながらも甘い声を漏らしている。また腰に血が集まりそうになり、保科は頭を振った。
少し経つと意識のはっきりした梶尾が、傍に座った保科を見上げていることに気付いた。
「すまなかった。体は大丈夫か」
「いいって、元はアタシが頼んだから。ホシナ凄いね、体力めっちゃあるじゃん。結構上手いし、途中から容赦なくてアタシも興奮しちゃった」
「梶尾も、その……よかった。可愛くて、最高だ」
保科が頬を掻きながら精一杯褒めると、一瞬梶尾がきょとんとした。そしてあの笑顔を浮かべて「ありがと」と言った。
「……少し長話になるんだけど、いいかな。ホシナに聞いてほしいなって思ったことがあるの」
突然、梶尾が切り出した。断る理由も無いので、保科は頷く。
「自慢みたいで申し訳ないんだけど、アタシ、美人でスタイル良くて、この性格じゃん。結構軽く見られがちで、体目当ての男子が寄って来てさ。ちょっとそれで困ったこともあったりして。一番頼りにしてた人には軽くあしらわれて、実はめっちゃショックだった」
「うん」
「でもそんなことがあっても、セックスでしかストレス解消出来ないのは変わらなくってさ。勉強の重圧とか、アイツの優柔不断さとか、やばいくらいイライラして、重なりまくってどうにもなんなかった。いっぱいオナっても足りなくて、とっさに浮かんだのがホシナだったの。あたしの知り合いの中じゃ一番真面目で信用出来るし、もう君しか頼れないって思った」
「そうか? 俺はいい人止まりで彼女出来ない野郎だぞ」
「分かってないな~。そこがいいんじゃん」
保科は腑に落ちなかったが、梶尾に合わせて頷いておいた。
それにしても、梶尾がつらいときに支えてやらない周囲は何なのだろう、と段々腹が立ってきた。
「梶尾も大変だったな。お前、きちんと自分の考えを持っていて、凄い頑張ってると思う。梶尾は梶尾以外の何者でもないし、自分をもっと褒めてやってくれ。それと、周りは見る目がないんだ。そう思って過ごすと少し違うんじゃないか」
じっと聞いていた梶尾が真剣な表情で訊いてくる。
「アタシがまたぐらついた時、相談に乗ってくれる?」
「俺で良ければいいぞ」
ゆっくりと見開かれる梶尾の瞳に光が宿ったのは気のせいだろうか。
梶尾はばっと身を起こし、保科に抱き着いて来た。
「うわ、梶尾っ」
「決めた。あたしホシナの彼女になる」
「おいちょっと待て、俺の意見は」
「責任、取ってほしいな~?」
「ぐっ」
一音一音、特にセキニンの部分をゆっくりと発音され、嫌でも意識して何も言えなくなる。
「ま。ピル飲んでるから問題ないんだけど。アタシ元は生理不順だったから」
「……体は大事にしろよ」
自分が言えた義理じゃないけど。
「そゆとこ好き~」
梶尾は語尾にハートマークが付きそうなほど甘ったるい声で言った。
にっと歯を見せる独特の笑い方が、今更ながら可愛いな、と感じる。
不意に梶尾が「なんで林がいいと思ってたんだろ、アタシも」と呟いた。その言葉がトリガーとなり、保科の記憶を呼び起こした。
梶尾奈帆子のようないい女がフリーなわけがない。風の噂では、バスケ部の林と、確か……。
――あれ。俺、人の彼女を寝取っちゃったんじゃねえの……?
これまで清く生きてきた自負すらある保科青年は、罪深き行いをしたことを自覚し、夏場にも関わらず冷や汗をかいた。
そんな気も知らず、梶尾は保科の首に腕を回し、猫のようにすり寄ってきていた。
「梶尾、あのな」
「奈帆子。下の名前」
「……奈帆子。あのな、お前林のカノ……んむっ」
「……へへ。今はもうホシナの彼女だもん!」
保科……主人公。高校3年生。学力は中の中。188センチ、ガタイがいい。きまじめで朴念仁。
梶尾奈帆子……同級生。頭がよく、学力は上の中。170センチ。黒髪ボブ。Gカップ巨乳、巨尻(迫力ある)。フラットでフレンドリーな性格。ある秘密が……?
ーーーーーー
××県立山西平高校の三年生、保科は夏休みにも関わらず朝から学校に来ていた。
受験に向けた自習目的である。塾の自習室の方がもちろん涼しくていいのだが、行き過ぎてマンネリ化していたので、敢えて登校していた。
保科は学年の中では真ん中くらいの成績で、タッパがあり、ガタイはいいがフツメンである。女子生徒と仲良くなりかけても、いい人止まりでここ数年彼女はいない。
今は己を戒めて、ひたすら国立大を目指して勉強中であった。
やはりみんな塾に行っているのか、教室は誰もいなかった。いつもは三十人が収まっている部屋を独り占めするのは、少し気分が良かったりする。キンキンではないが、エアコンがきいていて意外と過ごしやすい。
保科は自分の机につくと教科書類を取り出し、自習を始めた。
勉強を始めてしばらく経っただろうか。学習は捗ったが、首を傾けたら骨が鳴った。
ペンを置き、固まった体を解していると、チャイムが鳴る。
「もう昼か。早いな」
自分で詰めた弁当を鞄から取り出し、広げようとしたところで保科は動きを止めた。
そしてそのまま立ち上がり、教室を後にした。
行き先は男子トイレである。
保科は用を足した後、しっかりと手を清めていた。
ハンカチで水気を取りながらトイレを出ると、出入口のそばに見知った顔があった。
同級生の梶尾奈帆子。
別のクラスだが、高身長かつスタイルのいい美人として有名である。保科と同じ委員会に所属しているため、ちょくちょく顔を合わせる機会があった。
「梶尾じゃん。自習か? 偉いな」
「何言ってんの。ホシナのが偉いし。あたしはちょっと気分転換にね」
梶尾は後ろで手を組み、少しもじもじしている。夏休み前は髪が長かったと記憶しているが、目の前の彼女は肩口まで切りそろえられていた。
保科は梶尾の黒髪の先端を見つめながら言った。
「切ったのか、似合うな。そういうの何て言うんだ? おかっぱ?」
「ボブ! もー、時代劇みたいなこと言わないでよ」
「悪い」
保科は後頭部を掻きながら謝った。
梶尾は成績が良かった筈だ。学校にいるのはまあいいとして、何故男子トイレの横にいたのだろう。
いきなり梶尾が切り出した。
「ホシナ。ちょっと付き合ってよ」
「別にいいけど、どこ行くんだ」
「屋上」
梶尾が上を指差した。
「わざわざ暑いところにいくのか」
「このトイレじゃ先公が来るし、昼休みの屋上なら見回りないんだよね」
「よく知ってるな」
「調べたんだよ。学校の穴場情報は持っときたくてさ」
何やら怪しい言い回しだった。鈍い保科にも彼女の意図が分かる。
「お前、もしかしてだけどさ」
梶尾の人差し指に言葉を止められた。
「ホシナが受験シーズンじゃ溜まりまくってるんじゃないかなって、優しい奈帆子ちゃんは思ったわけですよ」
梶尾は人差し指と親指で丸を作り、もう片方の手の人差し指をそこに突っ込んだ。
そしてにっと白い歯を見せて笑う。彼女独特のスマイル。
「ドウテー君、抜いてあげよっか?」
「いや、童貞じゃないし」
保科はすかさず言い返した。
梶尾はここ暫くうまくいかないことに悩まされ、ストレスが溜まりに溜まっていたそうだ。
元々セックスなどのエロいことでしか発散できず、堪えかねて保科を頼ってきたとのことだった。
だしにされそうになった保科が何度断っても、梶尾は両手を合わせて懇願してきて、ついにはなし崩し的に屋上に連行されてしまった。
目の前には制服のスカートに覆われた、梶尾の大きな尻。保科は梶尾に押し倒され、上に乗られていた。
きゅっと締まったウエストから、ここまで大きな臀部に繋がっているとは思えないほど立派だ。
「好きにしていーよ」と言われたので恐る恐る撫でていると、梶尾が呟いた。
「あたし胸もだけど、尻でかいんだよね。ホシナ、嫌じゃない?」
「誰にも言ってないんだが、俺、尻派なんだ」
「何それウケる。でも相性サイコーじゃん。あたしも女の子はお尻で決まると思ってる」
梶尾がからからと笑う。
そして保科の気が緩んだ瞬間にズボンのチャックを下げ、手際よく肉棒を取り出した。
「ホシナの、でっか」
「お、おい」
「ふふ、いまさら?」
焦る保科を梶尾が笑った。
保科からは見事な尻しか見えないが、何をされているかは音と感触で分かる。保科にとってここまで積極的な女子は初めてで、自ずと緊張してしまう。
梶尾が芯を持ち始めたペニスの先端をぺろりと舐めた。
「ん、ひょっぱ。あへと、おひっこかな」
「口に咥えたまま喋るなって」
梶尾は二、三度亀頭を舐めたかと思うと、幹と皮の間に舌先を滑り込ませた。唾液たっぷりの舌で円を描くように亀頭を一周したらしい。毎日きちんと洗ってはいるものの、あの梶尾が口に含むにあたって汚れが残っていないか心配になる。
梶尾に先端を上顎と下顎に挟んだままやわやわと揉まれ、嫌でもペニスが充血していく。
「……うっ」
梶尾が唇と手で器用に陰茎の皮を剥いたので、保科は呻いた。痛みはないが、結構ずるっといった。そのまま半勃ちのモノを半分以上喉に収めてくれる。生温かい上質なオナホールのような感触に包まれ、ぴくり、とペニスが震えた。
梶尾がゆらゆらと尻を振った。怠けていないで弄れということらしい。
保科はスカートをまくり上げた。楕円形の尻山が二つ、目に飛び込んでくる。小さめの青いパンティを履いていて、尻の谷間に食い込んでいた。狭い布地ではアナルの皺が見える上に、女性器を覆いきれておらず、大陰唇が覗いている。梶尾がこんなエロい下着を履いているなんて、と考えたが、大人っぽい彼女だから当然か、と思い直す。
「梶尾、いい尻だ。えろいな」
「じじくさい感想だな~。嬉しいけど」
梶尾の少し呆れたような声が聞こえた。
保科は特に気にすることもなく、梶尾の巨尻をがばりと鷲掴む。「ひゃんっ」と梶尾が高い声を上げたが、気に留めずハリのある尻肉をひたすら揉んだ。正直、前の彼女よりも肉付きが良く、保科の理想そのもの。回すように掌を動かしても、軽く叩いて表皮を波打たせてもすぐに元の形に戻る、健康的な安産型のお尻。天国である。
「替えの下着あるから」
梶尾は先を見越したように言い、再び保科のペニスを咥えた。べろべろと舌で舐めたかと思うと、大きな音を立ててしゃぶり出す。幹の半分以上が彼女の口に消えているため、喉の相当深くまで迎えてくれている。時折ぎゅっぎゅっと喉を締めて刺激してきた。
そこまでされたら遠慮はしない。気の済むまで触ると保科は律儀に尻の谷間に顔を埋め、下から上まで舐め上げた。きちんと剃毛してあり、ちくちく感はない。
初めにアナルを味わうように舐める。皺の一本一本まで唾液を塗り込むように。少ししょっぱいが、汗の味だろう。続いて舌を尖らせ、布を押し込むように舐めた。ぬかるんだアナルに舌先が僅かに挿入され、そのまま顔を前後させると、梶尾が「お゛っ」と声を上げた。
菊門を刺激したまま、空いている手で女性器に触れると、ぬちっと指が滑った。フェラとアナルへの僅かな刺激で濡らしているようだ。ふっくらとした大陰唇を指で数回弾き、パンティの隙間から親指を挿入する。梶尾の膣口は男の太い親指を難なく呑み込んだ。
「ぉっ、うあっ、最初は人差し指とかじゃ、ないのっ?」
困惑したような声をよそに、親指を抜き差しする。特に問題がなさそうなので、すぐに人差し指と中指に切り替えた。時間を置かずに太い指が二本入れられ、梶尾が何か言いそうだったため、アナルの一番深くまで舌を押し込んだ。
「ん゛んっ、あっ、ひゃばっ……」
どうやら梶尾はアナルが弱いらしい。
保科はアナル舐めにあたり色々と覚悟していたが、中はしっかり洗われていた。ここまで準備が整っていると、梶尾は最初から確信犯だとわかる。
梶尾は亀頭をにぎにぎしながら、べろーんとペニスの根本から上までをなぶり、再び口腔へ迎え入れて奉仕し始めた。
一方保科は梶尾のパンティを脇に避け、アナルと膣の両方を解すことに専念しようと決めた。保科は菊門に舌を可能な限り挿入し、腸内のひだ一つ一つに自身の唾液を塗り込む。また膣に挿入した指で梶尾が一番反応するところを探り当て、ゆっくりと、かつ執拗にこすった。
梶尾のフェラが一瞬止まる。
「んむぅぅ~~!」
びくん、と腰が震え、愛液が大量に漏れ出てきたのがわかる。
梶尾は一等深くまでペニスを呑みこむと、ばっと顔を上げた。はあはあと息を乱しており、苦しかったことが窺える。
梶尾が動き、彼女の臀部が離れた。保科が少し残念に思っている間に彼女はさっさと下着を脱ぎ去り、こちらと向き合う形で膝立ちになった。
血管の浮き上がるほど勃起したそれを片手で持ち、膣口に宛てがった。何度も擦り付けて梶尾の愛液と保科の我慢汁を混ぜ合わせながら、彼女はにっと笑う。
「んじゃ、お待ちかねの本番いっちゃいますか」
「待て。ゴムは?」
「忘れた」
「何でパンツの替えはあって、肝心のもんは無いんだよ……」
「細かいことはいいの。ほんじゃ、ごかいちょう~」
御開帳ってなんだよ。突っ込む間もなく、梶尾のおまんこにフル勃起の肉棒が呑まれていく。細かい襞が肉棒に絡みつき、例えようもないほど気持ちがいい。昔の人は名器のことをミミズ千匹と言ったらしいが、本当に梶尾にぴったりの比喩だ。
「……ん、おっき、すぎぃ」
保科の体格に見合った極太の幹が膣内に消え、先端が吸盤状の何かを持ち上げたのが分かった。奥が吸い付いてきて気持ちがいい。
「やば……、全部入らないじゃん」
梶尾が汗をかきながら呟いた。みちみちに彼女の中を満たしながらも、ペニスの三分の一程度が外に剥き出しだ。
梶尾は身を乗り出し、保科に覆いかぶさってきた。ブラジャーの上に乗せたGカップの巨乳が迫ってくる。薄ピンクのぽってりとした乳輪が夏の日差しにきらめいた。
「へへ、動くね」
その言葉を皮切りに、梶尾の腰が持ち上げられ、そしてすとんと落ちてくる。ペニスにはりついた膣ひだを剥がし、またうねる肉壺に戻して絡みつかせるような動作だ。彼女自らごりごりとGスポットをこそぎながら、奥を刺激している。
「あっあっ、あ゛んっ、あぅっ、おぐ、やばっ」
喘ぎながらも梶尾は余裕の表情を崩さない。ばちゅんばちゅんと中々のスピードで腰を動かし、膣をぎちっと締め上げてくる。意図してコントロールしているらしく、彼女の玄人ぶりが垣間見えた。
「あっうっ、ほしなの、おちんぽ、すごっ、はぁん、きもちいーよっ」
ぶるんぶるんと巨乳が揺れ、時折保科の顔に触れる。尻もすごかったが、彼女のおっぱいの迫力もなかなかだ。
だが絶景を楽しむ余裕などはなく、フェラで散々焦らされていたため、一度目の決壊はすぐそこだった。
「わるい、梶尾っ」
「おっけ、いっぱい出しちゃお」
梶尾に膣圧で絞られながら、保科は最奥に膨らんだ亀頭を押し付けて熱を放った。ペニスの胴体が脈打ち、熱い精子が子宮に流し込まれる。
長い射精の最中に梶尾を見ると、うっそりと微笑んで保科を見下ろしていた。彼女の艶めかしい表情にどきりとする。
彼氏でもない男の射精を受け容れながら、なぜこんな顔ができるのだろう、と不思議だった。
そして保科の肉棒が再び硬くなるのも不思議だった。
射精の終わらないうちに、保科は下から突き上げ始めた。いきなりのことに、何の準備も出来ていなかった梶尾が驚いた。
「あっ、ちょっ、と! あたしいってる、あんっ、あっあっあ!」
保科は白濁を子宮口に塗りたくりながら、技巧を気にせず律動する。吸い付いてくるそこを容赦なく圧迫し、先端で抉じ開けようとした。
「んああ゛っ、だめ、らめだってぇ、これ、やばっ、あひっ、あ゛あ゛あ゛~~!!」
「駄目じゃなくて、いいだろっ?」
「ごめんにゃしゃっ、いい、きもちいいっ!」
梶尾はがくがくの足腰をなんとか保ちながら、男の猛攻に耐えている。しかし巨大なイチモツにたぷたぷの子宮を幾度も潰され、彼女の胸の間からとうとう潮を噴いたのが見えた。
そこからはもうひっきりなしだ。
梶尾の痴体によって興奮し、より浮き出た血管にGスポットを刺激されながら、ひたすら奥を責められる。彼女はそのたびにぷしっと潮を噴いた。
片胸を鷲掴んで揉みしだき、もう片方の揺れるピンクの乳首を軽く引っ張ると、梶尾は頭を振った。
口端からとろっと唾液を溢しながら、梶尾はたくさん啼いた。「だめだって」「こんなおっきいのらめなのっ」と弱音を漏らしながらも、遂には自分から腰を振り、子宮への刺激を求めた。
「ぉ゛おお゛お゛っ、ああう~、ぉぉっ、あっうあああ゛っ」
ごちゅ、ごちゅ、と子袋を殴打するように突かれ、梶尾の腰ががくがくと震えた。
子宮が痙攣しながらも保科のイチモツに必死に吸い付こうとしているのがよく分かる。
産道が激しく蠢き、保科の子種を絞り取ろうとしてきた。だが保科は止まらない。
「ひぐ、ぁ、ぃぐいぐいぐっ! あああ゛~~!! ぃ、まっ、まってぇぇ、ぃっへ、る! ら、め、あ、ああっ!!」
梶尾がびくんびくんと体を震わせた。彼女をペニスで串刺しにしたまま、奥をゴリゴリと突き回す。弾力のあったポルチオがひしゃげ、次いで子宮が持ち上がって、潰される。それにより中の精液がぶしゃっと噴出したのが分かった。
「おっおっおっ、あ゛、うそ……それ、だめ、ひらいちゃ、ひら……ぁ゛ッ!」
そしてとうとう、何度もこじ開けるように解された奥が保科の亀頭を呑み込んだ。強烈な締め付けが襲い掛かったことで、保科のペニスがぐっと膨らみ、二度目の子種を子宮に直接吐き出した。
空になりかかっていた子宮があっという間に白濁に満たされていく。
「……ぁ、ででるぅ、ちょくしぇつ、なかだしで、にんしん、しちゃぅってぇ……」
「俺の精液を沢山飲めて偉いな」
「へへ、ほんとぉ?」
梶尾が嬉しそうに、にへ、と笑った。
保科が精液を送り出すために、肉棒を子袋に嵌めたまま腰を前後させると、少しずつ外に余っていた部分が入り込み、梶尾の脱力によって全てが受け入れられた。
保科は痙攣する梶尾を抱きしめながら、背中をずっと撫で続ける。
ペニスの胴体に栓をされたまま、びゅるびゅると吐き出される子種を受け続ける子宮は、ただただ膨らんでいくばかりだ。
子宮から押し出された白濁が卵管をみっちりと埋め、大量の精子が卵巣を犯していることなどは、誰も知る由がない。
梶尾やっべえ。そう思った時には遅く、リミッターが外れた保科はそこから更に抜かずの四発を決めた。正常位はもちろん、アナルを責めながらの後背位、お漏らしをするほどの駅弁子宮ハメまで。
最後の片足持っての立ちバックを終え、熟れきった子宮からペニスを抜き去ると梶尾が力を失って倒れそうになる。保科は慌てて彼女を支え、地面に寝かせた。
ぽっかりと開いた膣口からは精液がどぷどぷと流れ出ており、気休めだがハンカチで丁寧に拭う。保科は、性欲は怖いな、と他人事のように考えたのだった。
保科の介抱を受ける梶尾は、ぼうっとしながらも甘い声を漏らしている。また腰に血が集まりそうになり、保科は頭を振った。
少し経つと意識のはっきりした梶尾が、傍に座った保科を見上げていることに気付いた。
「すまなかった。体は大丈夫か」
「いいって、元はアタシが頼んだから。ホシナ凄いね、体力めっちゃあるじゃん。結構上手いし、途中から容赦なくてアタシも興奮しちゃった」
「梶尾も、その……よかった。可愛くて、最高だ」
保科が頬を掻きながら精一杯褒めると、一瞬梶尾がきょとんとした。そしてあの笑顔を浮かべて「ありがと」と言った。
「……少し長話になるんだけど、いいかな。ホシナに聞いてほしいなって思ったことがあるの」
突然、梶尾が切り出した。断る理由も無いので、保科は頷く。
「自慢みたいで申し訳ないんだけど、アタシ、美人でスタイル良くて、この性格じゃん。結構軽く見られがちで、体目当ての男子が寄って来てさ。ちょっとそれで困ったこともあったりして。一番頼りにしてた人には軽くあしらわれて、実はめっちゃショックだった」
「うん」
「でもそんなことがあっても、セックスでしかストレス解消出来ないのは変わらなくってさ。勉強の重圧とか、アイツの優柔不断さとか、やばいくらいイライラして、重なりまくってどうにもなんなかった。いっぱいオナっても足りなくて、とっさに浮かんだのがホシナだったの。あたしの知り合いの中じゃ一番真面目で信用出来るし、もう君しか頼れないって思った」
「そうか? 俺はいい人止まりで彼女出来ない野郎だぞ」
「分かってないな~。そこがいいんじゃん」
保科は腑に落ちなかったが、梶尾に合わせて頷いておいた。
それにしても、梶尾がつらいときに支えてやらない周囲は何なのだろう、と段々腹が立ってきた。
「梶尾も大変だったな。お前、きちんと自分の考えを持っていて、凄い頑張ってると思う。梶尾は梶尾以外の何者でもないし、自分をもっと褒めてやってくれ。それと、周りは見る目がないんだ。そう思って過ごすと少し違うんじゃないか」
じっと聞いていた梶尾が真剣な表情で訊いてくる。
「アタシがまたぐらついた時、相談に乗ってくれる?」
「俺で良ければいいぞ」
ゆっくりと見開かれる梶尾の瞳に光が宿ったのは気のせいだろうか。
梶尾はばっと身を起こし、保科に抱き着いて来た。
「うわ、梶尾っ」
「決めた。あたしホシナの彼女になる」
「おいちょっと待て、俺の意見は」
「責任、取ってほしいな~?」
「ぐっ」
一音一音、特にセキニンの部分をゆっくりと発音され、嫌でも意識して何も言えなくなる。
「ま。ピル飲んでるから問題ないんだけど。アタシ元は生理不順だったから」
「……体は大事にしろよ」
自分が言えた義理じゃないけど。
「そゆとこ好き~」
梶尾は語尾にハートマークが付きそうなほど甘ったるい声で言った。
にっと歯を見せる独特の笑い方が、今更ながら可愛いな、と感じる。
不意に梶尾が「なんで林がいいと思ってたんだろ、アタシも」と呟いた。その言葉がトリガーとなり、保科の記憶を呼び起こした。
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「梶尾、あのな」
「奈帆子。下の名前」
「……奈帆子。あのな、お前林のカノ……んむっ」
「……へへ。今はもうホシナの彼女だもん!」
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