神による異世界転生〜転生した私の異世界ライフ〜

シュガーコクーン

文字の大きさ
14 / 143
1章〜フォレスト王国カイヴの街〜

8、カイヴの街〜新たな出会い〜

しおりを挟む
「フェアディ、食べ終わったからそろそろ行こう」
『ああ』

 またフェアディに乗って、移動した。

 しばらく走って、やっと、やっと街に着いた!いや、早くね!?フォレスト王国が一番近いと言っても、それなりの距離があったのに……。

 あ、さっきと言っている事が矛盾してるね。

 でも考えてみたんだよ。あんなに速い、ジェットコースター並で、こんなにかかるって、歩きだったら何日もかかるんじゃね?と。


 とりあえず入って冒険者ギルドに行ってみよう。

 ん?なんでか門に立っている騎士?の人が固まっている。どうしたのかな?

「あの~」

 私がそう言うと、騎士(多分そうだからもう騎士で)の人がハッとして、固まっていたのが解けた。

「こ、こんにちは。ようこそカイヴの町へ。君は迷子なのかい?」
「迷子ではないです」
「そ、そうなの?じゃあ身分証は持ってる?」
「持っていないです」
「じゃあ、通るなら銀貨三枚だよ。お金は持ってる?」
「持ってます。はい。銀貨三枚」
「ちょうどだね。これからどこに行くの?君、あ~、その、まだ小さいよね?」

 確かに六歳保護者なしは普通ないか。

「はい。まだ六歳です。でも迷子じゃないですよ。ところで冒険者ギルドってどこにありますか?」
「君、冒険者になるのか?そんな小さいのに??親は?今更だけどその狼は?明らかに犬ではないし、そんな魔物や魔獣いたかな?」

 この騎士さんは魔物と魔獣をしっかり覚えているのか。そこには触れないようにはなさなくては……。

「はい。冒険者になります。確かに小さいですけど、私、とっても強いんですよ!親には、転移魔法でここら辺まで送ってもらいました。この狼は私の従魔です」

 そう言ったらとっても驚いていた。綺麗な顔だから驚いていても様になっている。くっ。美形はいいね!

「えええ??と、とりあえず、一緒に冒険者ギルドに行く?」
「お仕事大丈夫ならよろしくお願いします」
「あ、ああ。じゃあ少し待っていてくれ」

 優しい騎士さんで良かった!優しくてイケメンだなんてモテモテだろうな~。



「じゃあ行こうか」
「はい」
「敬語じゃなくていいよ。でもえらいね。敬語を使うなんて」
「ありがとうござ……ありがとう!」
「うんうん。子供は元気なのが一番だからね~。僕の名前はクーイ。呼び捨てでいいからね。君は?」
「私はリティア。従魔はフェアディ。呼び捨てにするから代わりにクーイはその貼り付けた表情はやめて、自然な表情でいてね。よろしくね~」
「え?う、うん。よろしくね。冒険者ギルドに行ったあとはどうするの?泊まるところは決めてる?」

 ん?何でそんなに動揺したんだろう。
『リティアは「人誑し」というやつだな』

 フェアディはボソボソと私とクーイに聞こえない大きさで何かを言った。

 とりあえず今フェアディに対して反応するのはやめた方がいいよね。

「決めてない。だけど、フェアディも泊まれる所」
「そうか……。なら、騎士団の寮に泊まらない?」
「え、迷惑じゃないの?」
「大丈夫だよ。というかこっちこそ男所帯だけどいいかな?」
「うん。ありがとう!!」

 普通の宿に泊まるより安全そうだし、そもそもクーイともっと一緒にいてみたいと思ったからよかったっ!
しおりを挟む
感想 34

あなたにおすすめの小説

幼女と執事が異世界で

天界
ファンタジー
宝くじを握り締めオレは死んだ。 当選金額は約3億。だがオレが死んだのは神の過失だった! 謝罪と称して3億分の贈り物を貰って転生したら異世界!? おまけで貰った執事と共に異世界を満喫することを決めるオレ。 オレの人生はまだ始まったばかりだ!

転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!

饕餮
ファンタジー
  書籍化決定!   2024/08/中旬ごろの出荷となります!   Web版と書籍版では一部の設定を追加しました! 今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。 救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。 一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。 そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。 だが。 「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」 森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。 ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。 ★主人公は口が悪いです。 ★不定期更新です。 ★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅

あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり? 異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました! 完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。

異世界転移! 幼女の女神が世界を救う!?

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
アイは鮎川 愛って言うの お父さんとお母さんがアイを置いて、何処かに行ってしまったの。 真っ白なお人形さんがお父さん、お母さんがいるって言ったからついていったの。 気付いたら知らない所にいたの。 とてもこまったの。

拾ったメイドゴーレムによって、いつの間にか色々されていた ~何このメイド、ちょっと怖い~

志位斗 茂家波
ファンタジー
ある日、ひょんなことで死亡した僕、シアンは異世界にいつの間にか転生していた。 とは言え、赤子からではなくある程度成長した肉体だったので、のんびり過ごすために自給自足の生活をしていたのだが、そんな生活の最中で、あるメイドゴーレムを拾った。 …‥‥でもね、なんだろうこのメイド、チートすぎるというか、スペックがヤヴァイ。 「これもご主人様のためなのデス」「いや、やり過ぎだからね!?」 これは、そんな大変な毎日を送る羽目になってしまった後悔の話でもある‥‥‥いやまぁ、別に良いんだけどね(諦め) 小説家になろう様でも投稿しています。感想・ご指摘も受け付けますので、どうぞお楽しみに。

余命半年のはずが?異世界生活始めます

ゆぃ♫
ファンタジー
静波杏花、本日病院で健康診断の結果を聞きに行き半年の余命と判明… 不運が重なり、途方に暮れていると… 確認はしていますが、拙い文章で誤字脱字もありますが読んでいただけると嬉しいです。

転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ

如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白? 「え~…大丈夫?」 …大丈夫じゃないです というかあなた誰? 「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」 …合…コン 私の死因…神様の合コン… …かない 「てことで…好きな所に転生していいよ!!」 好きな所…転生 じゃ異世界で 「異世界ってそんな子供みたいな…」 子供だし 小2 「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」 よろです 魔法使えるところがいいな 「更に注文!?」 …神様のせいで死んだのに… 「あぁ!!分かりました!!」 やたね 「君…結構策士だな」 そう? 作戦とかは楽しいけど… 「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」 …あそこ? 「…うん。君ならやれるよ。頑張って」 …んな他人事みたいな… 「あ。爵位は結構高めだからね」 しゃくい…? 「じゃ!!」 え? ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!

いきなり異世界って理不尽だ!

みーか
ファンタジー
 三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。   自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!

処理中です...