神による異世界転生〜転生した私の異世界ライフ〜

シュガーコクーン

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1章〜フォレスト王国カイヴの街〜

30、自分の気持ちに疎い、ドラゴンのコムク

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 その後、討伐に行った皆と一緒にギルドに行き、報酬を貰った。

 やっと、やっとそのあと、騎士団の皆と一緒に寮に戻ってこられた。

 そしてクーイとルイゴ、従魔達と寮の中を歩いていると、音も無くすっ、と騎士の人がルイゴに話しかけて来た。

「…報告を」
「ああ。あ、リティア、コイツはキュコン。たまに普通とは違う仕事もする奴だ」

 ほうほう、特殊部隊とかかな?暗器隠し持ってるし。

 ふふっ。この体になってからそういう事も分かるようになったんだよね。

 いや~、便利便利。

「キュコンだ。…よろしく」
「リティアです。よろしくお願いします!」

 笑顔で言った。仲良くなって、暗器の使い方を教えてもらいたいな~。

 あ、何かキュコンさんが固まった。どうしてかな?

 そう思っていたら、キュコンさんが無言で他の方へ速歩きで行ってしまった。

 ……意味分からん。

 それに仲良くなりたいのにぃ…。

「「「………」」」

 皆無言になった後、ルイゴがキュコンさんの行動の意味を解説した。

「…もともと会話が得意な奴ではないから、リティアが可愛い過ぎて何も言えなくなったんだろう」

 ……本当にそうなのだろうか。

 でもそうであってもなくてもルイゴを今日は信じよう。もう今日だけで精神はへろへろだからね…。

 何かこっちの世界に来てから、毎日が濃すぎるな。

「…部屋に戻ろっか」
「うん」


 部屋に戻って来たけど、今日、寝る前までに解決しなくてはならない問題があった。

 それは……『コムクの寝る場所』

「コムク、寝る場所どうする?」
「む、一緒のベッドで寝ればいいんじゃないのか??」
「う~ん。……あ、コムクってミニドラゴンにはなれないの?」
「勿論なれるぞ!なんて言ったって、俺はキングドラゴンドラゴンの王だからな!」
「はいはい。じゃあ寝る時だけミニドラゴンになって寝ない??」
「それでいいがリティアはいいのか?人化してと言っていたよな??」
「寝てる時に誰か来るなんてないと思うからね。それにミニドラゴンでも外に出ると目立つでしょう?」
「確かにそうだな。じゃあ小さくなる」

 コムクが光に包まれて、光が治ったらミニドラゴンになっていた。それでも私ぐらいの大きさだけどね。

 か、可愛いーーー!

「なでなでしてもいい?」
「あ、ああ。いいぞ」

 じゃ、遠慮なく~。

 おお~、鱗は何かひんやりするけど冷たくない。

 しっとりツヤツヤで、こういうのをなでなですふのも悪くない、というかこれはこれでイイ!!

 何でかコムクが私から視線を逸らしている。

「コムク?どうして私を見ないの?」
「…撫でられるのが初めてだからなのか、何か心?がむずむずするんだ」

 コムクさん、それは嬉しいとかの感情じゃあないんですかねぇ?

 私達と一緒にいてそう言う感情を沢山覚えて欲しいな。

「コムク、それは多分、嬉しいと言う感情なんじゃないかな?」
「そうなのか?」
「いや、私に聞かないで。自分の心は自分にしか分からないんだから。でもこれから沢山嬉しい、楽しいって思い出作って行こうね!!」
「ああ」
 

 
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