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2章〜フォレスト王国王都〜
93、作業はもう少し丁寧に
ーードォン。
ーードォン。
「「え」」
……。
私達は顔を見合わせる。
「貴方、貴方もこのなんだか嫌な予感のする音が聞こえる?」
「聞こえるよ。なんだか命の危機をも感じる音だね」
「「…………」」
待って!待って!!本当にこの音怖い。崩そうとしているような……崩す?
私は本日二度目だけど膝を地面に付いた。
「どうしたの!?」
「ごめん多分この音心配いらない」
「どういうこと?」
「多分家族達だわ……これ」
もしかしなくても開かないから崩そうという思考に持ってった系?
だとしたらここら辺は崩れるね。
「家族達がここ崩そうとしてるのかも?」
「ええ?出来るの?」
出来る!あの子達なら出来てしまう!!絶対!!
「もっと奥行こう。崩れてきたら命が危ういよ。結界は張れても生き埋めになる可能性はある。それはいや」
その事実に怖くなったのか、変人は少し顔色を悪くした。
「……そうだね。もう少し、いや出来る限り奥に行こう。僕も生き埋めや嫌だ。あれは怖い」
生き埋めになった事、あるんだ……!
「あ、その哀れみと尊敬と興味の合わさった表情やめて」
「無理!」
「まさかの即答!」
生き埋めになった事についてもっと詳しくじっくりと問いただしたい。けどとりあえず私は自分の命が一番可愛いのでさっさと移動する。
ーードォン。
ーードォン。
段々と音が大きくなってる。揺れも大きい。しかも間隔も短い。……せめてもう少し丁寧に作業をしてくれないかな、皆さん?
ーードォゴゴッ!!
ーードジャン!!
ようやく終わったらしい。いや、訂正。もっと時間かかって良かったから更に丁寧にして欲しかった。
スレッスレ。何が?私達のいる場所と。
あ、危なかった……!!
あと少しで生き埋めだったんだよ!?
「「「「「「「『リティア!!』」」」」」」」
人数多いね!?
変人の比ではないくらい速い。もう猛進ではなく猪突猛進が似合う速さなんだよ。
というかシレッとクーイとルイゴも混ざっている。
……そんなに時間が経っていないように感じるのだけれど、結構経っているのかな?クーイとルイゴに話が行ってもそんなに速くは来れないよね。
……ちょぉっと待って。このまま行くと、私にゴールイン。
その場合、私がどうなるか分かる人~。
「ぐえ」
はい!今これが答えですねぇ。ははっ。目が死んでるのは許して。どうせ誰にも見えていないだろうし。
私は勢いよく抱きつかれた後、そのままぎゅうぎゅうと皆に抱きしめられている。
私から漏れた変な声は皆見事に無視。無視!無視!!
皆涙を流しているか涙目。だけど私にはそんなもの流せない。私は今ある意味生き埋めになっているからそんな暇がないんだよ!!
誰でもいいから助けて!……皆私を見ていないけれど。
『主ぃ~~~!!』
「リティア様っ!」
遅れてルビクルとチカも来たらしい。二人共優しいから譲ったのか?
いや、皆の勢いが凄すぎてついて来れなかったんだね……。
皆の隙間から見える二人は私に抱き付けなくてウロウロと辺りを彷徨っている。
二人の涙目、皆の凄みによる恐怖の涙だと思うのは私だけ?勿論私の無事を確認して出てきた安心の涙もあるのだろうけど。
というか変人さん、助けてよっ!!
ーードォン。
「「え」」
……。
私達は顔を見合わせる。
「貴方、貴方もこのなんだか嫌な予感のする音が聞こえる?」
「聞こえるよ。なんだか命の危機をも感じる音だね」
「「…………」」
待って!待って!!本当にこの音怖い。崩そうとしているような……崩す?
私は本日二度目だけど膝を地面に付いた。
「どうしたの!?」
「ごめん多分この音心配いらない」
「どういうこと?」
「多分家族達だわ……これ」
もしかしなくても開かないから崩そうという思考に持ってった系?
だとしたらここら辺は崩れるね。
「家族達がここ崩そうとしてるのかも?」
「ええ?出来るの?」
出来る!あの子達なら出来てしまう!!絶対!!
「もっと奥行こう。崩れてきたら命が危ういよ。結界は張れても生き埋めになる可能性はある。それはいや」
その事実に怖くなったのか、変人は少し顔色を悪くした。
「……そうだね。もう少し、いや出来る限り奥に行こう。僕も生き埋めや嫌だ。あれは怖い」
生き埋めになった事、あるんだ……!
「あ、その哀れみと尊敬と興味の合わさった表情やめて」
「無理!」
「まさかの即答!」
生き埋めになった事についてもっと詳しくじっくりと問いただしたい。けどとりあえず私は自分の命が一番可愛いのでさっさと移動する。
ーードォン。
ーードォン。
段々と音が大きくなってる。揺れも大きい。しかも間隔も短い。……せめてもう少し丁寧に作業をしてくれないかな、皆さん?
ーードォゴゴッ!!
ーードジャン!!
ようやく終わったらしい。いや、訂正。もっと時間かかって良かったから更に丁寧にして欲しかった。
スレッスレ。何が?私達のいる場所と。
あ、危なかった……!!
あと少しで生き埋めだったんだよ!?
「「「「「「「『リティア!!』」」」」」」」
人数多いね!?
変人の比ではないくらい速い。もう猛進ではなく猪突猛進が似合う速さなんだよ。
というかシレッとクーイとルイゴも混ざっている。
……そんなに時間が経っていないように感じるのだけれど、結構経っているのかな?クーイとルイゴに話が行ってもそんなに速くは来れないよね。
……ちょぉっと待って。このまま行くと、私にゴールイン。
その場合、私がどうなるか分かる人~。
「ぐえ」
はい!今これが答えですねぇ。ははっ。目が死んでるのは許して。どうせ誰にも見えていないだろうし。
私は勢いよく抱きつかれた後、そのままぎゅうぎゅうと皆に抱きしめられている。
私から漏れた変な声は皆見事に無視。無視!無視!!
皆涙を流しているか涙目。だけど私にはそんなもの流せない。私は今ある意味生き埋めになっているからそんな暇がないんだよ!!
誰でもいいから助けて!……皆私を見ていないけれど。
『主ぃ~~~!!』
「リティア様っ!」
遅れてルビクルとチカも来たらしい。二人共優しいから譲ったのか?
いや、皆の勢いが凄すぎてついて来れなかったんだね……。
皆の隙間から見える二人は私に抱き付けなくてウロウロと辺りを彷徨っている。
二人の涙目、皆の凄みによる恐怖の涙だと思うのは私だけ?勿論私の無事を確認して出てきた安心の涙もあるのだろうけど。
というか変人さん、助けてよっ!!
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