30 / 115
29. 蓮視点 過去と現在
しおりを挟む
――転移前――
まさかあんな事が起こるとは、想像もしていなかった。
もともと、母には強い執着癖があることは知っていた。
離婚した俺の実父に対して、日々行っていたストーキング。
母の幼馴染だった義父は、そんな母の行為を知りながらも結婚し、諭し続けた。どうにか止めさせ、犯罪者にならせないよう母自身を守ろうとしていたのだ。母がいつか正気を取り戻した時、近所から変な目で見られないよう、周囲にも気を使いながら。
だから、まだ小さかった俺は……義父に任せて見ないふりをしていた。
――そんな、ある日。俺に義理の妹が出来た。
日向は両親を事故で亡くし、他に身寄りが無くこの家へやってきた。
義父は責任感が強いせいもあるが、彼女が来ることで、この家に新しい風が入るのを期待したのかもしれない。
母は、子供が好きだ。
けれど、俺は甘えるのが上手く出来なかったから、日向は女の子だし、母に懐いてくれたらいいなと思った。
母は、素直で明るい日向を可愛がった。日向も母に懐き、まるで本当の母と娘のようになっていったのだ。そのお陰で、父への執着も薄れて行ったかのように見えた。
――だが。
それは、ただの嵐の前の静けさに過ぎなかった。
ニコニコと元気な日向は、やはり周りからも好かれていた。日に日に可愛くなる妹は、近所でも評判になり褒められることが増えていったのだ。
その結果――母の執着は、日向に向いてしまった。
捩れた愛情は嫉妬に変わる。
義父と俺で止めようとしたが、逆に加速していった。日向は、母の異常性に気づくと避けるようになっていく。
すると、父へのストーキングもまた始まってしまったのだ。
事情を知らない日向は、母の浮気を疑っていたみたいだが。
けれど、俺は子供で……。言い争いの末に、母から逃げた。家族を遮断し、極力部屋から出るのをやめた。
そして、反抗期だからと自分に言い訳し、何かを変えたくて髪を染めたのだ。
◇◇◇
日向は中学卒業後に、この家を出る選択をしたようだ。
義父も、日向がこれ以上この家に居るのは良くないと思っていたから、賛成した。もちろん、母には秘密にしていたが。
けれど、母は隠してあった日向の合格通知を見つけてしまったのだ。地元の公立高校の他に、遠く離れた全寮制の高校のものを。
日向の卒業式の日、開けっ放しだった親の寝室。
義父は、仕事で不参加のはず。
何気なく通り過ぎようとしたが、母のクローゼットから不自然な段ボールがチラリと見えた。保護者として出席するから装し込むのに忙しく、片付け忘れたのかもしれない。
ただ、何となく気になり、箱の中身を見てしまった。
見覚えのある、日向が使っていた小物の数々。無残にも、細かく切り刻まれた高校の合格通知書。
そして、義妹の写真にはハサミが突き立てられていたのだ。
信じられなかった。
時計を見れば、卒業式はもう終わっている時間なのに、だれも帰ってきていない。ヒヤリと背中が寒くなる。
俺は慌てて家を飛び出した。嫌な予感を払い去るように必死で走った。運動不足の足はもつれそうになるが、止まらず進んだ。
すると、歩道橋の上に日向が見えた。
声を張り、精一杯呼びかける。とにかく、日向と合流しなければ。母から守らなければいけないと思ったのに――遅かったのだ。
日向は、歩道橋の上から突き落とされた。
スローモーションみたいに落ちる日向が、光に包まれ……一瞬、止まったかのように見えた。
けれど、次の瞬間には、日向は階段から転がり落ちていた。
◇◇◇
――あれから、どのくらい経ったのだろうか。
もう涙も出なくなった。
今日、義父は……。逮捕されて専用の病院へ入れられた、母の面会に行っている。
部屋に閉じこもるのをやめた俺は、今は日向の遺品の整理をしていた。
母がした事と、逃げてしまった自分が赦せなかった。
引き籠ってからは、ろくにコミュニケーションもとれていなかったが、それでも日向は……初めて出来た可愛い妹だったのだ。
「一言だけでいいから、謝りたかった……」
ボソっと独り言を漏らしたその刹那、手元の本が宙に浮き――ピカッと光った。
「は!?」
部屋の中で信じられない事が起こっている。
俺の足元には、まるでアニメにでも出てきそうな魔法陣が現れ……強烈な光を放っていた。
眩しさで目が眩む。
やっと目を開けられるようになると、見たこともない人達に囲まれていた。
黒っぽい魔術師みたいなローブを被った男が数人。
金髪碧眼で派手な服装の王子様みたいなやつ。その隣には、いかにもヒロイン風の女の子が立っていた。
「勇者様! ようこそ、おいでくださいました!」
ローブを被った中でも、格上そうな男は俺に向かって声高にそう言った。
勇者、だと? は……うそだろ、おいっ!
返事も出来ずに戸惑っていたら、ピンクの髪を揺らしヒロイン風の女の子が近づいてきた。
「勇者様、私たちと一緒に魔王を倒しましょっ」
コテリと首を傾け、上目使いでそう言うと俺の手を握った。
何だろう……。可愛いけど言葉が軽い感じがした。
それにしても――異世界転移なんて、あり得ねえだろっ!?
◇◇◇
あれから、俺を召喚したのは、この国の第二王子と聖女、そして宮廷魔術師団だと教えられた。
そして、現在――。
国についての知識をつけることや、使ったこともない剣の扱いを習うため、無理やり王立学園に入れられてしまう有様だ。
魔王討伐とか……無いなぁ。
特殊な力も備わってなさそうなのに、どうしろってんだ。俺、ただの引きこもりだよ。百歩譲って、新しい人物になれる転生ならよかったのに。
――だけど、何で俺なんだ?
ラノベやアニメで鍛えた脳みそを駆使して考えると、一つの仮説が生まれた。ここは、日向の持っていた本の中なんじゃないかと。
あの本は、日向が歩道橋から落ちた時に一緒に転がっていた物だ。
もし、あの時見た――時が止まったかのような光景が、現実だったら?
「日向は……死んだ。そして、本から現れた転移陣に、俺は連れて来られた」
日向はこの世界に居るんじゃないか?
それも、俺とは違い、転移ではなく転生者として。僅かな可能性に縋る。
――決めたぞっ!
俺は、この世界で日向を探す。会ってどうするかなんて、分からない。
もし、前世の記憶があったなら、罵られても刺されても構わない。覚えてないなら、遠くから見守るだけにしよう。
そうだ、これは俺のただのエゴ。けどさ、どの世界でもいい、日向が……妹が幸せになってくれるのなら。
魔王討伐は――うん、出来たらやろう。
会ったばかりの人間を信じるほど、俺は優しい人間じゃない。正義の味方も、俺にはハードルが高くて無理だ。
取りあえずは、適当に友人を増やして情報収集をしよう。で、自分の目で確かめて行けばいいのだから。
――そう決意した、数日後。
学園の庭、植木の間で昼寝していた男子生徒アルシェと友人になった。
まさかあんな事が起こるとは、想像もしていなかった。
もともと、母には強い執着癖があることは知っていた。
離婚した俺の実父に対して、日々行っていたストーキング。
母の幼馴染だった義父は、そんな母の行為を知りながらも結婚し、諭し続けた。どうにか止めさせ、犯罪者にならせないよう母自身を守ろうとしていたのだ。母がいつか正気を取り戻した時、近所から変な目で見られないよう、周囲にも気を使いながら。
だから、まだ小さかった俺は……義父に任せて見ないふりをしていた。
――そんな、ある日。俺に義理の妹が出来た。
日向は両親を事故で亡くし、他に身寄りが無くこの家へやってきた。
義父は責任感が強いせいもあるが、彼女が来ることで、この家に新しい風が入るのを期待したのかもしれない。
母は、子供が好きだ。
けれど、俺は甘えるのが上手く出来なかったから、日向は女の子だし、母に懐いてくれたらいいなと思った。
母は、素直で明るい日向を可愛がった。日向も母に懐き、まるで本当の母と娘のようになっていったのだ。そのお陰で、父への執着も薄れて行ったかのように見えた。
――だが。
それは、ただの嵐の前の静けさに過ぎなかった。
ニコニコと元気な日向は、やはり周りからも好かれていた。日に日に可愛くなる妹は、近所でも評判になり褒められることが増えていったのだ。
その結果――母の執着は、日向に向いてしまった。
捩れた愛情は嫉妬に変わる。
義父と俺で止めようとしたが、逆に加速していった。日向は、母の異常性に気づくと避けるようになっていく。
すると、父へのストーキングもまた始まってしまったのだ。
事情を知らない日向は、母の浮気を疑っていたみたいだが。
けれど、俺は子供で……。言い争いの末に、母から逃げた。家族を遮断し、極力部屋から出るのをやめた。
そして、反抗期だからと自分に言い訳し、何かを変えたくて髪を染めたのだ。
◇◇◇
日向は中学卒業後に、この家を出る選択をしたようだ。
義父も、日向がこれ以上この家に居るのは良くないと思っていたから、賛成した。もちろん、母には秘密にしていたが。
けれど、母は隠してあった日向の合格通知を見つけてしまったのだ。地元の公立高校の他に、遠く離れた全寮制の高校のものを。
日向の卒業式の日、開けっ放しだった親の寝室。
義父は、仕事で不参加のはず。
何気なく通り過ぎようとしたが、母のクローゼットから不自然な段ボールがチラリと見えた。保護者として出席するから装し込むのに忙しく、片付け忘れたのかもしれない。
ただ、何となく気になり、箱の中身を見てしまった。
見覚えのある、日向が使っていた小物の数々。無残にも、細かく切り刻まれた高校の合格通知書。
そして、義妹の写真にはハサミが突き立てられていたのだ。
信じられなかった。
時計を見れば、卒業式はもう終わっている時間なのに、だれも帰ってきていない。ヒヤリと背中が寒くなる。
俺は慌てて家を飛び出した。嫌な予感を払い去るように必死で走った。運動不足の足はもつれそうになるが、止まらず進んだ。
すると、歩道橋の上に日向が見えた。
声を張り、精一杯呼びかける。とにかく、日向と合流しなければ。母から守らなければいけないと思ったのに――遅かったのだ。
日向は、歩道橋の上から突き落とされた。
スローモーションみたいに落ちる日向が、光に包まれ……一瞬、止まったかのように見えた。
けれど、次の瞬間には、日向は階段から転がり落ちていた。
◇◇◇
――あれから、どのくらい経ったのだろうか。
もう涙も出なくなった。
今日、義父は……。逮捕されて専用の病院へ入れられた、母の面会に行っている。
部屋に閉じこもるのをやめた俺は、今は日向の遺品の整理をしていた。
母がした事と、逃げてしまった自分が赦せなかった。
引き籠ってからは、ろくにコミュニケーションもとれていなかったが、それでも日向は……初めて出来た可愛い妹だったのだ。
「一言だけでいいから、謝りたかった……」
ボソっと独り言を漏らしたその刹那、手元の本が宙に浮き――ピカッと光った。
「は!?」
部屋の中で信じられない事が起こっている。
俺の足元には、まるでアニメにでも出てきそうな魔法陣が現れ……強烈な光を放っていた。
眩しさで目が眩む。
やっと目を開けられるようになると、見たこともない人達に囲まれていた。
黒っぽい魔術師みたいなローブを被った男が数人。
金髪碧眼で派手な服装の王子様みたいなやつ。その隣には、いかにもヒロイン風の女の子が立っていた。
「勇者様! ようこそ、おいでくださいました!」
ローブを被った中でも、格上そうな男は俺に向かって声高にそう言った。
勇者、だと? は……うそだろ、おいっ!
返事も出来ずに戸惑っていたら、ピンクの髪を揺らしヒロイン風の女の子が近づいてきた。
「勇者様、私たちと一緒に魔王を倒しましょっ」
コテリと首を傾け、上目使いでそう言うと俺の手を握った。
何だろう……。可愛いけど言葉が軽い感じがした。
それにしても――異世界転移なんて、あり得ねえだろっ!?
◇◇◇
あれから、俺を召喚したのは、この国の第二王子と聖女、そして宮廷魔術師団だと教えられた。
そして、現在――。
国についての知識をつけることや、使ったこともない剣の扱いを習うため、無理やり王立学園に入れられてしまう有様だ。
魔王討伐とか……無いなぁ。
特殊な力も備わってなさそうなのに、どうしろってんだ。俺、ただの引きこもりだよ。百歩譲って、新しい人物になれる転生ならよかったのに。
――だけど、何で俺なんだ?
ラノベやアニメで鍛えた脳みそを駆使して考えると、一つの仮説が生まれた。ここは、日向の持っていた本の中なんじゃないかと。
あの本は、日向が歩道橋から落ちた時に一緒に転がっていた物だ。
もし、あの時見た――時が止まったかのような光景が、現実だったら?
「日向は……死んだ。そして、本から現れた転移陣に、俺は連れて来られた」
日向はこの世界に居るんじゃないか?
それも、俺とは違い、転移ではなく転生者として。僅かな可能性に縋る。
――決めたぞっ!
俺は、この世界で日向を探す。会ってどうするかなんて、分からない。
もし、前世の記憶があったなら、罵られても刺されても構わない。覚えてないなら、遠くから見守るだけにしよう。
そうだ、これは俺のただのエゴ。けどさ、どの世界でもいい、日向が……妹が幸せになってくれるのなら。
魔王討伐は――うん、出来たらやろう。
会ったばかりの人間を信じるほど、俺は優しい人間じゃない。正義の味方も、俺にはハードルが高くて無理だ。
取りあえずは、適当に友人を増やして情報収集をしよう。で、自分の目で確かめて行けばいいのだから。
――そう決意した、数日後。
学園の庭、植木の間で昼寝していた男子生徒アルシェと友人になった。
10
あなたにおすすめの小説
婚約破棄された悪役令嬢、放浪先で最強公爵に溺愛される
鍛高譚
恋愛
「スカーレット・ヨーク、お前との婚約は破棄する!」
王太子アルバートの突然の宣言により、伯爵令嬢スカーレットの人生は一変した。
すべては“聖女”を名乗る平民アメリアの企み。でっち上げられた罪で糾弾され、名誉を失い、実家からも追放されてしまう。
頼る宛もなく王都をさまよった彼女は、行き倒れ寸前のところを隣国ルーヴェル王国の公爵、ゼイン・ファーガスに救われる。
「……しばらく俺のもとで休め。安全は保証する」
冷徹な印象とは裏腹に、ゼインはスカーレットを庇護し、“形だけの婚約者”として身を守ってくれることに。
公爵家で静かな日々を過ごすうちに、スカーレットの聡明さや誇り高さは次第に評価され、彼女自身もゼインに心惹かれていく。
だがその裏で、王太子とアメリアの暴走は止まらず、スカーレットの両親までもが処刑の危機に――!
前世の記憶を取り戻した元クズ令嬢は毎日が楽しくてたまりません
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のソフィーナは、非常に我が儘で傲慢で、どしうようもないクズ令嬢だった。そんなソフィーナだったが、事故の影響で前世の記憶をとり戻す。
前世では体が弱く、やりたい事も何もできずに短い生涯を終えた彼女は、過去の自分の行いを恥、真面目に生きるとともに前世でできなかったと事を目いっぱい楽しもうと、新たな人生を歩み始めた。
外を出て美味しい空気を吸う、綺麗な花々を見る、些細な事でも幸せを感じるソフィーナは、険悪だった兄との関係もあっという間に改善させた。
もちろん、本人にはそんな自覚はない。ただ、今までの行いを詫びただけだ。そう、なぜか彼女には、人を魅了させる力を持っていたのだ。
そんな中、この国の王太子でもあるファラオ殿下の15歳のお誕生日パーティに参加する事になったソフィーナは…
どうしようもないクズだった令嬢が、前世の記憶を取り戻し、次々と周りを虜にしながら本当の幸せを掴むまでのお話しです。
カクヨムでも同時連載してます。
よろしくお願いします。
半妖の狐耳付きあやかし令嬢の婚約事情 ~いずれ王子(最強魔法使い)に婚約破棄をつきつけます!~
百門一新
恋愛
大妖怪の妖狐「オウカ姫」と、人間の伯爵のもとに生まれた一人娘「リリア」。頭には狐耳、ふわふわと宙を飛ぶ。性格は少々やんちゃで、まだまだ成長期の仔狐なのでくしゃみで放電するのもしばしば。そんな中、王子とのお見合い話が…嫌々ながらの初対面で、喧嘩勃発!? ゆくゆく婚約破棄で、最悪な相性なのに婚約することに。
※「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
※ベリーズカフェに修正版を掲載、2021/8/31こちらの文章も修正版へと修正しました!
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
キズモノ転生令嬢は趣味を活かして幸せともふもふを手に入れる
藤 ゆみ子
恋愛
セレーナ・カーソンは前世、心臓が弱く手術と入退院を繰り返していた。
将来は好きな人と結婚して幸せな家庭を築きたい。そんな夢を持っていたが、胸元に大きな手術痕のある自分には無理だと諦めていた。
入院中、暇潰しのために始めた刺繍が唯一の楽しみだったが、その後十八歳で亡くなってしまう。
セレーナが八歳で前世の記憶を思い出したのは、前世と同じように胸元に大きな傷ができたときだった。
家族から虐げられ、キズモノになり、全てを諦めかけていたが、十八歳を過ぎた時家を出ることを決意する。
得意な裁縫を活かし、仕事をみつけるが、そこは秘密を抱えたもふもふたちの住みかだった。
ゲームには参加しません! ―悪役を回避して無事逃れたと思ったのに―
冬野月子
恋愛
侯爵令嬢クリスティナは、ここが前世で遊んだ学園ゲームの世界だと気づいた。そして自分がヒロインのライバルで悪役となる立場だと。
のんびり暮らしたいクリスティナはゲームとは関わらないことに決めた。設定通りに王太子の婚約者にはなってしまったけれど、ゲームを回避して婚約も解消。平穏な生活を手に入れたと思っていた。
けれど何故か義弟から求婚され、元婚約者もアプローチしてきて、さらに……。
※小説家になろう・カクヨムにも投稿しています。
前世では美人が原因で傾国の悪役令嬢と断罪された私、今世では喪女を目指します!
鳥柄ささみ
恋愛
美人になんて、生まれたくなかった……!
前世で絶世の美女として生まれ、その見た目で国王に好かれてしまったのが運の尽き。
正妃に嫌われ、私は国を傾けた悪女とレッテルを貼られて処刑されてしまった。
そして、気づけば違う世界に転生!
けれど、なんとこの世界でも私は絶世の美女として生まれてしまったのだ!
私は前世の経験を生かし、今世こそは目立たず、人目にもつかない喪女になろうと引きこもり生活をして平穏な人生を手に入れようと試みていたのだが、なぜか世界有数の魔法学校で陽キャがいっぱいいるはずのNMA(ノーマ)から招待状が来て……?
前世の教訓から喪女生活を目指していたはずの主人公クラリスが、トラウマを抱えながらも奮闘し、四苦八苦しながら魔法学園で成長する異世界恋愛ファンタジー!
※第15回恋愛大賞にエントリーしてます!
開催中はポチッと投票してもらえると嬉しいです!
よろしくお願いします!!
悪役令嬢の断罪――え、いま婚約破棄と?聞こえませんでしたわ!
ちゃっぴー
恋愛
公爵令嬢アクア・ラズライトは、卒業パーティーの最中に婚約者であるジュリアス殿下から「悪役令嬢」として断罪を突きつけられる。普通なら泣き崩れるか激昂する場面――しかし、超合理的で節約家なアクアは違った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる