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幼き日の夢
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「みーずーほー!!」
風呂から上がり、時子さん曰く部屋に居ると言うので教えてもらった瑞穂の部屋に殴り込みをかける。
「おー!ちゃ、ちゃんと着てるじゃん。ぷぷっ……!」
なんて言いながらゲラゲラ笑う瑞穂。
コイツっ……!
「一応聞くけどあれはなんだ……?」
「何って下着だけど?」
「見たら分かるわ!?
なんで着替えの中にしれっとお前の下着が入ってんだって聞いてんだよ!?」
そう、この清楚系ビッチ。
着替えだと言って棚に置いたジャージの下に自分の下着まで置いてやがったのである。
「えー?言ってなかった?うちはあたしと婆ちゃんの二人暮しなんだから男性用の下着の替えなんて無いに決まってんじゃん。」
「くっ……た、確かにそうかもしれないけど……。」
しかも最初に着てきた下着は濡れていた為か既に洗濯機の中。
洗い終わった物を出した所で、乾かさない事には履ける訳もなく……。
「じゃあ聞くが下だけじゃなくご丁寧に上まで付けて来たのはどう言うつもりだ……?」
「え?付けたいかなって。」
「んな訳あるか!?」
俺の必死の反応にも、意に介さずゲラゲラとお腹を抱えて笑い続ける瑞穂。
コイツ……!!
「で?どう?あたしの下着を付けてみた感想は?」
くぅっ……!?
「……てないし。」
「え?なんて?」
「だから……その……。」
「ん?ん?」
くそぅ!?ニヤニヤしやがって!!
「だから!履いてねぇし!!」
もはやヤケクソだった……。
「えぇ!?まさかのノー「言うな馬鹿!」」
くそぅ……なんだってこんな辱めを受ける羽目に……。
コイツはコイツでまだ笑ってやがるし……。
「笑いすぎだろ……。」
「あははは!ごめんごめん!
本当悠太ってあたしの思った通りの反応するからおかしくてつい……!」
本当に面白そうに、それでいて楽しそうに笑う瑞穂。
その様子だけ見れば確かに可愛いらしい。
ほんと……!内容がこんなのじゃなければ……!!
「とりあえずそのジャージ予備あるから返せる時に返してくれたら良いから。
洗っても洗わなくても別にあたしはどっちでも「ちゃんと洗って返すから!!」あは、めちゃくちゃ必死じゃん。」
当たり前だろ……!!流石にそれは色んな意味で駄目だからな!?
と、ここでメールが……。
嫌な予感がして見てみるとやっぱり志麻だった。
<私もジャージ貸してあげる!
返す時は洗わなくて良いからね!>
……見なかった事にしよう……。
と、ここでもう一通のメールに気付く。
<結構な雨だけど大丈夫?
お兄ちゃん確か傘持って無かったよね?
迎えに行こうか?>
日奈美からだった。
流石……出来る妹である。
<今瑞穂の家でシャワー借りたとこだ、迎えに来てくれるのは助かる。
出来ればその時ついでに……>
いやいや!?実の妹に俺は何をさせようとしているのか!!
「むぅ……今はあたしと居るのにさぁ。
メール気にしすぎじゃない?」
一人で脳内家族会議を開催しそうになっていた所で、不意に瑞穂が拗ねた表情でそんな事を言ってくる。
さっきまで上機嫌で大爆笑していたのに忙しいやつである。
まぁ……でもこれは俺も少しは悪いか……。
「あぁ、悪い。
日奈美が心配してるみたいだから連絡しとこうと思って。
で、見たら迎えに来てくれるみたいだからさ。
ここの場所、教えて大丈夫か?」
「ふーん?まぁ良いけど。」
とりあえず分かってもらえたようで何よりだ。
日奈美に場所をメールしておく。
勿論追記の内容は消しておいた……。
いや……洗濯とかも日奈美がやってるから日奈美に下着を見られるぐらい日常茶飯事な訳だが……。
いや字面としてどうなんだって話だよな……。
兎に角それでもわざわざ持って来させるのはなんか色んな意味でやばいと思うんだ……。
とりあえず日奈美が来るまではコイツの部屋で過ごさせてもらう事にする。
それにしても……。
瑞穂の部屋は和室だった。
入口もドアじゃなくて襖で、床は畳み。
ベッドはなく、瑞穂は敷布団の上に座っていた。
他にある物と言えば本棚と木製のローテーブルと箪笥ぐらいで、テレビもなければゲーム機も、ぬいぐるみとかそう言う可愛いグッズの類も無い実にシンプルな内装だった。
「あたしの部屋、そんなに珍しい?」
「あぁ、いや……なんて言うか。
シンプルな感じなんだなって。」
「まぁね、余計な物置いてたら散らかるしね。」
「それはまぁ……そうだけど……。」
唯一娯楽と呼べそうな本棚に目を向けると、少女漫画や恋愛物らしき小説、ファッション雑誌等々が数冊。
そこは年頃の女子っぽいチョイスだなと思って見ていたら、その下には車関連の写真集や雑誌が。
「車好きなのか?」
「まぁね。
子供の頃から好きでさ。
まだお母さんが生きてた頃はよくドライブに連れて行ってもらってたんだ。
それが本当楽しくてさ。
いつかあたしも今度は自分で運転出来たらなってずっと思ってた。
だから来年は免許も取れたら良いなぁって思ってるし。」
「なるほど。」
言われてみたら確かに付き合ってた時にも車が好き、と言う話を聞いた気がする。
どうやらこっちでもその設定は変わらないらしい。
そして車の雑誌とかの下……つまり1番下の段には……。
「医大の……参考書?」
「あちゃー見られちゃったか。
そ、あたし医大を目指してるの。」
「そうなのか?」
「そ、看護師になるのが夢だから。」
「へぇ!だから今の内から勉強してんのか。」
「まぁね。」
てっきり車が好きというから整備士とか販売の仕事に就きたいとかかなと思ったが違うらしい。
「それも悪くないのかもしれないけどさ。
でも看護師になりたいって夢は小さな頃からずっと叶えたいって思ってる事だからさ。」
「へぇ、なんか良いな、そう言うの。」
「そうかな?」
「そんな前から願ってた夢を今も叶えたいって頑張ってんだろ?それってめちゃくちゃすげぇじゃん。
応援するよ。」
「そっか…ありがと。」
そう返した瑞穂はどこか照れくさそうで、でも本当に嬉しそうだった。
「おう。」
「今までおばあちゃん以外には誰にも言ってなかったんだけどさ、悠太に話して良かった。」
「そうか。」
それにしても進路……か。
前世では何も考えずに高校を出てすぐ流れのままに学校側から紹介された職場で働き始め、結局それから転生する日までずっと同じ職場に勤めてきた。
別にそれはものすごくやりたかったから始めた訳じゃないし、なんならしんどくてしんどくて研修期間は辞めたくて辞めたくて仕方なかった。
でもそれでも何だかんだ続けられて……そうして時間を重ねる毎に次第に仕事にもその場での人間関係にも慣れていって……。
この職場に勤められて良かったといつからか思えるようになっていた。
とまぁこんな風に住めば都、なんて言葉通りのケースもあるが、それは単に運が良かっただけと言うのもあるだろう。
なら瑞穂の様に好きな事を、やりたい事を仕事にしていたらまた違っていたのかな、とも思う。
じゃあ今の、今からの俺はどうするべきなんだろう。
頑張っている瑞穂への尊敬の中に、そんな不安や焦りが芽生えてくる。
この世界で、俺はそんな何かを見つける事が出来るんだろうか。
と、ここで家の呼び鈴が鳴る。
「あ、妹さん来たんじゃない?」
「そうかも。
今日は色々サンキューな、一応……。」
「いや一応て。」
「してもらった事に一応感謝はするけどさ、流石にだから全部を飲み込めたと思うなよ……?」
何がとはあえて口に出して言わないけども…!
「はいはーい。
じゃ、また明日学校でね。」
そう言ってヒラヒラと手を振る瑞穂。
「おう、また明日な。」
「お兄ちゃーん?」
「おう。」
玄関先から聞こえる日奈美の声に応えながら、時子さんにもお礼を言って日奈美と並んで瑞穂の家を後にするのだった。
翌日……。
「あれ……?なんでお兄ちゃんの着替えジャージだけなんだろ……?」
この後洗濯物を干していた日奈美にどう説明するかを悩んだのは言うまでもない……。
風呂から上がり、時子さん曰く部屋に居ると言うので教えてもらった瑞穂の部屋に殴り込みをかける。
「おー!ちゃ、ちゃんと着てるじゃん。ぷぷっ……!」
なんて言いながらゲラゲラ笑う瑞穂。
コイツっ……!
「一応聞くけどあれはなんだ……?」
「何って下着だけど?」
「見たら分かるわ!?
なんで着替えの中にしれっとお前の下着が入ってんだって聞いてんだよ!?」
そう、この清楚系ビッチ。
着替えだと言って棚に置いたジャージの下に自分の下着まで置いてやがったのである。
「えー?言ってなかった?うちはあたしと婆ちゃんの二人暮しなんだから男性用の下着の替えなんて無いに決まってんじゃん。」
「くっ……た、確かにそうかもしれないけど……。」
しかも最初に着てきた下着は濡れていた為か既に洗濯機の中。
洗い終わった物を出した所で、乾かさない事には履ける訳もなく……。
「じゃあ聞くが下だけじゃなくご丁寧に上まで付けて来たのはどう言うつもりだ……?」
「え?付けたいかなって。」
「んな訳あるか!?」
俺の必死の反応にも、意に介さずゲラゲラとお腹を抱えて笑い続ける瑞穂。
コイツ……!!
「で?どう?あたしの下着を付けてみた感想は?」
くぅっ……!?
「……てないし。」
「え?なんて?」
「だから……その……。」
「ん?ん?」
くそぅ!?ニヤニヤしやがって!!
「だから!履いてねぇし!!」
もはやヤケクソだった……。
「えぇ!?まさかのノー「言うな馬鹿!」」
くそぅ……なんだってこんな辱めを受ける羽目に……。
コイツはコイツでまだ笑ってやがるし……。
「笑いすぎだろ……。」
「あははは!ごめんごめん!
本当悠太ってあたしの思った通りの反応するからおかしくてつい……!」
本当に面白そうに、それでいて楽しそうに笑う瑞穂。
その様子だけ見れば確かに可愛いらしい。
ほんと……!内容がこんなのじゃなければ……!!
「とりあえずそのジャージ予備あるから返せる時に返してくれたら良いから。
洗っても洗わなくても別にあたしはどっちでも「ちゃんと洗って返すから!!」あは、めちゃくちゃ必死じゃん。」
当たり前だろ……!!流石にそれは色んな意味で駄目だからな!?
と、ここでメールが……。
嫌な予感がして見てみるとやっぱり志麻だった。
<私もジャージ貸してあげる!
返す時は洗わなくて良いからね!>
……見なかった事にしよう……。
と、ここでもう一通のメールに気付く。
<結構な雨だけど大丈夫?
お兄ちゃん確か傘持って無かったよね?
迎えに行こうか?>
日奈美からだった。
流石……出来る妹である。
<今瑞穂の家でシャワー借りたとこだ、迎えに来てくれるのは助かる。
出来ればその時ついでに……>
いやいや!?実の妹に俺は何をさせようとしているのか!!
「むぅ……今はあたしと居るのにさぁ。
メール気にしすぎじゃない?」
一人で脳内家族会議を開催しそうになっていた所で、不意に瑞穂が拗ねた表情でそんな事を言ってくる。
さっきまで上機嫌で大爆笑していたのに忙しいやつである。
まぁ……でもこれは俺も少しは悪いか……。
「あぁ、悪い。
日奈美が心配してるみたいだから連絡しとこうと思って。
で、見たら迎えに来てくれるみたいだからさ。
ここの場所、教えて大丈夫か?」
「ふーん?まぁ良いけど。」
とりあえず分かってもらえたようで何よりだ。
日奈美に場所をメールしておく。
勿論追記の内容は消しておいた……。
いや……洗濯とかも日奈美がやってるから日奈美に下着を見られるぐらい日常茶飯事な訳だが……。
いや字面としてどうなんだって話だよな……。
兎に角それでもわざわざ持って来させるのはなんか色んな意味でやばいと思うんだ……。
とりあえず日奈美が来るまではコイツの部屋で過ごさせてもらう事にする。
それにしても……。
瑞穂の部屋は和室だった。
入口もドアじゃなくて襖で、床は畳み。
ベッドはなく、瑞穂は敷布団の上に座っていた。
他にある物と言えば本棚と木製のローテーブルと箪笥ぐらいで、テレビもなければゲーム機も、ぬいぐるみとかそう言う可愛いグッズの類も無い実にシンプルな内装だった。
「あたしの部屋、そんなに珍しい?」
「あぁ、いや……なんて言うか。
シンプルな感じなんだなって。」
「まぁね、余計な物置いてたら散らかるしね。」
「それはまぁ……そうだけど……。」
唯一娯楽と呼べそうな本棚に目を向けると、少女漫画や恋愛物らしき小説、ファッション雑誌等々が数冊。
そこは年頃の女子っぽいチョイスだなと思って見ていたら、その下には車関連の写真集や雑誌が。
「車好きなのか?」
「まぁね。
子供の頃から好きでさ。
まだお母さんが生きてた頃はよくドライブに連れて行ってもらってたんだ。
それが本当楽しくてさ。
いつかあたしも今度は自分で運転出来たらなってずっと思ってた。
だから来年は免許も取れたら良いなぁって思ってるし。」
「なるほど。」
言われてみたら確かに付き合ってた時にも車が好き、と言う話を聞いた気がする。
どうやらこっちでもその設定は変わらないらしい。
そして車の雑誌とかの下……つまり1番下の段には……。
「医大の……参考書?」
「あちゃー見られちゃったか。
そ、あたし医大を目指してるの。」
「そうなのか?」
「そ、看護師になるのが夢だから。」
「へぇ!だから今の内から勉強してんのか。」
「まぁね。」
てっきり車が好きというから整備士とか販売の仕事に就きたいとかかなと思ったが違うらしい。
「それも悪くないのかもしれないけどさ。
でも看護師になりたいって夢は小さな頃からずっと叶えたいって思ってる事だからさ。」
「へぇ、なんか良いな、そう言うの。」
「そうかな?」
「そんな前から願ってた夢を今も叶えたいって頑張ってんだろ?それってめちゃくちゃすげぇじゃん。
応援するよ。」
「そっか…ありがと。」
そう返した瑞穂はどこか照れくさそうで、でも本当に嬉しそうだった。
「おう。」
「今までおばあちゃん以外には誰にも言ってなかったんだけどさ、悠太に話して良かった。」
「そうか。」
それにしても進路……か。
前世では何も考えずに高校を出てすぐ流れのままに学校側から紹介された職場で働き始め、結局それから転生する日までずっと同じ職場に勤めてきた。
別にそれはものすごくやりたかったから始めた訳じゃないし、なんならしんどくてしんどくて研修期間は辞めたくて辞めたくて仕方なかった。
でもそれでも何だかんだ続けられて……そうして時間を重ねる毎に次第に仕事にもその場での人間関係にも慣れていって……。
この職場に勤められて良かったといつからか思えるようになっていた。
とまぁこんな風に住めば都、なんて言葉通りのケースもあるが、それは単に運が良かっただけと言うのもあるだろう。
なら瑞穂の様に好きな事を、やりたい事を仕事にしていたらまた違っていたのかな、とも思う。
じゃあ今の、今からの俺はどうするべきなんだろう。
頑張っている瑞穂への尊敬の中に、そんな不安や焦りが芽生えてくる。
この世界で、俺はそんな何かを見つける事が出来るんだろうか。
と、ここで家の呼び鈴が鳴る。
「あ、妹さん来たんじゃない?」
「そうかも。
今日は色々サンキューな、一応……。」
「いや一応て。」
「してもらった事に一応感謝はするけどさ、流石にだから全部を飲み込めたと思うなよ……?」
何がとはあえて口に出して言わないけども…!
「はいはーい。
じゃ、また明日学校でね。」
そう言ってヒラヒラと手を振る瑞穂。
「おう、また明日な。」
「お兄ちゃーん?」
「おう。」
玄関先から聞こえる日奈美の声に応えながら、時子さんにもお礼を言って日奈美と並んで瑞穂の家を後にするのだった。
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