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帰路
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時間はあっという間で、すぐに下校時刻を告げるチャイムが鳴った。
「あ、もうそんな時間ですか?」
「あの、ベースって持って帰ってもいいですか?」
やる気満々の西川は佐伯さんに視線を向けた。家でも練習したいのだろう。
「いや私に聞かれてもな。先生に聞いてみれば?」
佐伯さんは何気なく返したが、私には電流が走った。
そうか、その手があったか。部の備品を持って帰っても良いのであれば当然パソコンも……
すぐに立ちあがり、上履きを履く。
「先生に確認してくる」
「あ、私が行きます」
「大丈夫。速攻で行ってくるから待ってて」
西川は気を使ってくれたが完全に私の為なのでダッシュで職員室に向かった。
ダッシュといっても廊下は走ってはいけないので最速の歩きで。
職員室に着くと真っ先に先生の席に向かい、経緯を説明した。
「部の備品であれば管理簿に記載すれば大丈夫ですよ」
その回答を聞いて内心で飛び上がり会心のガッツポーズを決めた。
これは自宅で優雅なDTMライフを送れる!
先生は前軽音部とDTM部の管理簿を持って来てくれた。
管理簿には確かに西川の選んだベースとDTM部のデスクトップPCが記載されていた。
管理者の欄に名前と学年を記載し、持ち帰る許可を貰えた。
またダッシュで部室に戻る。扉を開けると開口一閃で言った。
「持って帰ってもOKだって」
「マジですか!?」
言ったのは立花だけど、西川も顔でそう言っていた。
職員室での経緯を説明し、備品管理簿に西川の名前を記載したことを後付けで了承してもらった。
デスクトップPCを手で持って帰るのは危ないので、明日お母さんに車を出してもらうようお願いしよう。
「じゃあ今日はこれで解散にしましょう! あ、このチューナー貸すよ」
「いいんですか?」
「うん! 家にまだあるから」
「ありがとうございます」
そんな立花と西川のやり取りを横目に部室の整理をする。
といってもアンプやギタースタンドを端に寄せるくらいだけど。
突然物が増えたので一気に狭くなったことを今更感じた。
皆大体帰りの支度が終わったので部室から出ようとすると、両手でベースのケースを持った西川がよろけた。
「大丈夫?」
「……大丈夫です」
全然大丈夫じゃなさそう。これまでで疲れたのか楽器室の時より必死の形相。歯を食いしばり目が血走っている。
マリも心配そうに顔を覗き込む。
「家まで持って行こうか?」
「いえ、近いので大丈夫です」
「私同じ方向なので送っていきます!」
自前のギター用ギグバッグを背負った立花が元気に手を挙げた。
ギグバッグに視線を向けて西川は立花に尋ねる。
「それって高いですか?」
「忘れちゃった! でもそんなに高くないと思うよ!」
ギグバッグの話をしながら部室を出る。
確かにハードケースは重いし持ちにくいと思うけど、西川の非力ぶりはギグバッグで解決するのだろうか。
「シオリはギグバッグに潰されんじゃねーの」
アハハと笑った佐伯さんを、西川はジロリと睨んだ。
ごめんなさい、私も同じように思いました。内心で謝罪する。
その後、校門で別れた後も心配でマリと二人しばらく見送っていた。
フラフラする西川を立花と佐伯さんがフォローして帰っていった。
多分、大丈夫……だろう。
「帰ろっか」
「うん」
私達も帰路につく。歩きながらマリと話す。
「今日楽しかったね!」
「うん」
楽しかったと言うよりも凄かった。感動してしまった。
好きなバンドのライブなら行ったことがあるけど、今日みたいに間近で音を感じたのは初めてだった。
体の芯まで響くような音。私の曲が人の演奏で部室に満ちる感覚。もしかしたら感動とは少し違う感情だったのかもしれない。
「ねぇねぇ、やっぱりユカもやろうよ」
少し前のことを思い出して呆けてしまったけど、マリの声で現実に引き戻される。
「バンドのこと?」
「うん!」
「うーん……」
「なんでやりたくないんだっけ? 恥ずかしいから?」
「まぁ」
我ながらヘタレな理由だ。
ピアノ教室に通っていた時も発表会が本当に嫌だった。ドレスみたいのを着るのも嫌だった。
親は喜んでくれたけど写真は仏頂面を隠しきれていなくて、今にして思うと少しだけ申し訳ない。
「いいじゃん。旅の恥はかき捨てだよ」
「いや旅違うし」
「私なんかいきなりアカペラで歌ったよ」
「あれ凄かった。恥ずかしくないの?」
あそこで歌える人はそうそういないと思う。
昨日送ったばかりの曲を覚えてくれていたことは凄く嬉しかったけど、そう言うと調子に乗るので触れないことにした。
「いや結構恥ずかしかったけど、ノリ的に」
「ノリっすか」
「ノリっす」
「ノリいいっすね」
「うす。ノリノリのりへいっす」
苦笑してしまう。軽い回答だった。ノリて。
「なにそれ。あ、そういえばさ」
「うん」
「部室のパソコン家に持って帰ってもいいって言われたんだよね」
「そうなの?」
「うん、だから明日お母さんに頼んで車出してもらって持って帰るね」
「うん」
「それでさ、明日部室の鍵渡すから明後日から管理してもらえる?」
「なんで?」
「え、私部室行かなくなるし」
「なんで!?」
マリは目を見開いて立ち止まった。半分振り返って答える。
「だって私行く意味無いじゃん。パソコンは家だしバンドのメンバーじゃないし」
「でも来てよ!」
「えぇ……なんで?」
「寂しいじゃん!」
「いや毎朝会ってるじゃん……」
「部室でパソコンいじればいいじゃん!」
「いや今日ドラムの音聞いたでしょ? アレを背にして作曲なんて出来ないよ」
「なんなの!? 私と一緒にいたくないの!?」
ボケモードに入ったマリはやたらと芝居がかった動きで右手を自分の胸に当てた。
「うわ面倒臭い彼女みたいなこと言い出した」
「もうアナタなんて知らない! アナタなんて引きこもってればいいのよ!」
より深いボケモードに入ったのか、大袈裟に首を振った。涙は一ミリも出ていなかった。
「まぁそうするけど……」
「ちぇー、ユカも一緒の方が絶対楽しいのにな」
ボケモードは解除され、唇を尖らせ歩き出したマリに並び、帰宅した。
「あ、もうそんな時間ですか?」
「あの、ベースって持って帰ってもいいですか?」
やる気満々の西川は佐伯さんに視線を向けた。家でも練習したいのだろう。
「いや私に聞かれてもな。先生に聞いてみれば?」
佐伯さんは何気なく返したが、私には電流が走った。
そうか、その手があったか。部の備品を持って帰っても良いのであれば当然パソコンも……
すぐに立ちあがり、上履きを履く。
「先生に確認してくる」
「あ、私が行きます」
「大丈夫。速攻で行ってくるから待ってて」
西川は気を使ってくれたが完全に私の為なのでダッシュで職員室に向かった。
ダッシュといっても廊下は走ってはいけないので最速の歩きで。
職員室に着くと真っ先に先生の席に向かい、経緯を説明した。
「部の備品であれば管理簿に記載すれば大丈夫ですよ」
その回答を聞いて内心で飛び上がり会心のガッツポーズを決めた。
これは自宅で優雅なDTMライフを送れる!
先生は前軽音部とDTM部の管理簿を持って来てくれた。
管理簿には確かに西川の選んだベースとDTM部のデスクトップPCが記載されていた。
管理者の欄に名前と学年を記載し、持ち帰る許可を貰えた。
またダッシュで部室に戻る。扉を開けると開口一閃で言った。
「持って帰ってもOKだって」
「マジですか!?」
言ったのは立花だけど、西川も顔でそう言っていた。
職員室での経緯を説明し、備品管理簿に西川の名前を記載したことを後付けで了承してもらった。
デスクトップPCを手で持って帰るのは危ないので、明日お母さんに車を出してもらうようお願いしよう。
「じゃあ今日はこれで解散にしましょう! あ、このチューナー貸すよ」
「いいんですか?」
「うん! 家にまだあるから」
「ありがとうございます」
そんな立花と西川のやり取りを横目に部室の整理をする。
といってもアンプやギタースタンドを端に寄せるくらいだけど。
突然物が増えたので一気に狭くなったことを今更感じた。
皆大体帰りの支度が終わったので部室から出ようとすると、両手でベースのケースを持った西川がよろけた。
「大丈夫?」
「……大丈夫です」
全然大丈夫じゃなさそう。これまでで疲れたのか楽器室の時より必死の形相。歯を食いしばり目が血走っている。
マリも心配そうに顔を覗き込む。
「家まで持って行こうか?」
「いえ、近いので大丈夫です」
「私同じ方向なので送っていきます!」
自前のギター用ギグバッグを背負った立花が元気に手を挙げた。
ギグバッグに視線を向けて西川は立花に尋ねる。
「それって高いですか?」
「忘れちゃった! でもそんなに高くないと思うよ!」
ギグバッグの話をしながら部室を出る。
確かにハードケースは重いし持ちにくいと思うけど、西川の非力ぶりはギグバッグで解決するのだろうか。
「シオリはギグバッグに潰されんじゃねーの」
アハハと笑った佐伯さんを、西川はジロリと睨んだ。
ごめんなさい、私も同じように思いました。内心で謝罪する。
その後、校門で別れた後も心配でマリと二人しばらく見送っていた。
フラフラする西川を立花と佐伯さんがフォローして帰っていった。
多分、大丈夫……だろう。
「帰ろっか」
「うん」
私達も帰路につく。歩きながらマリと話す。
「今日楽しかったね!」
「うん」
楽しかったと言うよりも凄かった。感動してしまった。
好きなバンドのライブなら行ったことがあるけど、今日みたいに間近で音を感じたのは初めてだった。
体の芯まで響くような音。私の曲が人の演奏で部室に満ちる感覚。もしかしたら感動とは少し違う感情だったのかもしれない。
「ねぇねぇ、やっぱりユカもやろうよ」
少し前のことを思い出して呆けてしまったけど、マリの声で現実に引き戻される。
「バンドのこと?」
「うん!」
「うーん……」
「なんでやりたくないんだっけ? 恥ずかしいから?」
「まぁ」
我ながらヘタレな理由だ。
ピアノ教室に通っていた時も発表会が本当に嫌だった。ドレスみたいのを着るのも嫌だった。
親は喜んでくれたけど写真は仏頂面を隠しきれていなくて、今にして思うと少しだけ申し訳ない。
「いいじゃん。旅の恥はかき捨てだよ」
「いや旅違うし」
「私なんかいきなりアカペラで歌ったよ」
「あれ凄かった。恥ずかしくないの?」
あそこで歌える人はそうそういないと思う。
昨日送ったばかりの曲を覚えてくれていたことは凄く嬉しかったけど、そう言うと調子に乗るので触れないことにした。
「いや結構恥ずかしかったけど、ノリ的に」
「ノリっすか」
「ノリっす」
「ノリいいっすね」
「うす。ノリノリのりへいっす」
苦笑してしまう。軽い回答だった。ノリて。
「なにそれ。あ、そういえばさ」
「うん」
「部室のパソコン家に持って帰ってもいいって言われたんだよね」
「そうなの?」
「うん、だから明日お母さんに頼んで車出してもらって持って帰るね」
「うん」
「それでさ、明日部室の鍵渡すから明後日から管理してもらえる?」
「なんで?」
「え、私部室行かなくなるし」
「なんで!?」
マリは目を見開いて立ち止まった。半分振り返って答える。
「だって私行く意味無いじゃん。パソコンは家だしバンドのメンバーじゃないし」
「でも来てよ!」
「えぇ……なんで?」
「寂しいじゃん!」
「いや毎朝会ってるじゃん……」
「部室でパソコンいじればいいじゃん!」
「いや今日ドラムの音聞いたでしょ? アレを背にして作曲なんて出来ないよ」
「なんなの!? 私と一緒にいたくないの!?」
ボケモードに入ったマリはやたらと芝居がかった動きで右手を自分の胸に当てた。
「うわ面倒臭い彼女みたいなこと言い出した」
「もうアナタなんて知らない! アナタなんて引きこもってればいいのよ!」
より深いボケモードに入ったのか、大袈裟に首を振った。涙は一ミリも出ていなかった。
「まぁそうするけど……」
「ちぇー、ユカも一緒の方が絶対楽しいのにな」
ボケモードは解除され、唇を尖らせ歩き出したマリに並び、帰宅した。
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