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たのしいえんそく
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翌朝、ドエロい夢から覚めてマイリトルポニー(隠語)を鎮めると、皆で朝食を摂って出掛ける準備に取り掛かった。
「それにしてもカルラ、朝起きるの遅いのね」
「おっふwww寝起きはあまり良くないっすねはいwww」
起きて人前に出れる状態になるまで一時間は見ておきたいですからね、敢えてシャルが居なかったのも狙っての事だと思う。
居たら居たで不健全過ぎるからいいんですけども。
「まぁカルラ様は朝から元気だからしょうがないよ~。ね?♡」
「はぁ?元気だったらさっさと起きれるでしょうが」
「このサキュバスもっと大人しくなればいいのにwwwww」
お見通しと言わんばかりに含みを持たせた言い方をするシャルの真意を全く汲み取れないカノンさんに、何故か安心した。
「はかせ、さいくつって何するの」
「地面や岩石等から特定の鉱物を採取する行為だよ。依頼されたものが見つかるまで帰れないそうだ」
「大変そう」
「イヴ様、こちらのお弁当をお持ちください」
「おー、みんなのご飯!」
お弁当係に任命されて張り切っているイヴたそいと可愛けり。
そんなわけで、俺達は予め呼んでおいた馬車に乗り込んで目的地へと出発する。
「この独特の揺れはwwwっうぇwww苦手なやつwwww」
「ちょっと、大丈夫?」
「カノンさんwww振動でめっちゃ胸揺れてますねwwwおっぱいwwww私の好きな言葉ですwwwwww」
──ベキャァアッ!!
軽いジョークを言った直後、前頭部に強い衝撃を受けて道中の記憶が飛んだ。
「カルラくん、起きたまえ」
「山ついた」
「お、俺は今まで何をwww」
「カノンに殴られて気絶してたんだよぉ。可哀想に」
「自業自得でしょうが!」
シャルの膝枕で目覚めて外へ出ると、別荘の位置する林から北方向に位置する、小さな村が麓にある山へ到着した。
御者に料金を払い、村人A~Dくらいの人数に挨拶をしながら入山する。
「ディアウル鉱石は王都周辺だとここの洞窟が一番採れる確率が高いわ。中腹にあるそうよ」
「下調べしてくれてたんすね。ありがとう」
「あ、当たり前でしょこのくらいっ」
軽度のツンデレムーブを頂きながら、木々の間を縫うように開かれた道を登っていく。
「山登りなんてするものじゃないね。異世界で無ければ遠慮していたところだ」
「でもリンドウ様浮いてるし疲れなさそう~」
「なんだそれズルいwwwどうなってんのそれwww」
飛べるシャルを除く面子が息を乱して登っている中でやたら涼しい顔してんなと思ったら、何とこの焼きそば頭も浮いているではないか。
「私の発明品を使用しているだけだ、何も卑怯ではないね」
「凄いわ、どうなってるのかしら」
「はかせ、イヴも疲れた」
「何だよ全くwww浮くのは世間だけにしとけよなwww」
「ニートの君に言われるとは予想外だね」
竜胆の使用しているものはトランプくらいの大きさのカードで、それが集まって椅子の形を成して浮かんでいる。
そして、イヴを抱き上げて膝に乗せた。
「飛んでる椅子、たのしい」
「竜胆、イヴっちには甘いんだな」
「彼女はまだ未知の部分が多いからね、万一損傷でもされたら困るんだ」
研究対象として保護の意味合いが強いらしい。
考えてみたら俺も飛ぶ手段はあったが、髪を左側に結い上げてるカノンさんが、額や谷間に汗して登山しているのを間近で観察出来るので頑なに歩いて登ることを誓いました。
とてもえっちです。
「はぁ、はぁwwwカノンさんwww山登りってキツイっすねwwwうへへwwww」
「なんか息荒くて気持ち悪い……。けど、流石に疲れてきたわね」
「カノンくんはともかく、カルラくんは何故飛ばないのかね?」
「ふたりとも、ご飯食べて休憩する?」
「シャルも登るの飽きてきた~。休憩しよ」
ちょうど開けた場所に来たので、全員で昼食を摂ることにした。木漏れ日が心地良くてリラックスしたいところだが、魔物が出る可能性もあるとのことであまり気は抜けない。
「カノンくん、少し聞きたいことがあるんだがいいかな?」
「ん?どうしたの?」
「昨日から私は魔族のサンプルを解剖し調べ始めたんだが、我々が見慣れない臓器があったんだ」
「おい、メシ食ってんのに内臓の話とかwww」
俺のツッコミをフル無視して、竜胆は尚も続ける。
「臍に当たる部分にあるこの臓器は、私なりに調べたところこの臓器を構成する細胞がまるで【レムレス細胞珠】に酷似している」
「レムレス……細胞?」
「俺やイヴっちに埋まってるファンタジー物質っすねwww」
「おそろい」
「この臓器を便宜上【臓器X】と呼称するが、これは無数の神経と付随し管状の器官を全身に巡らせている恐らくだが、摂取した栄養素から魔素の生成と蓄積、供給をしているのではないかと仮定を立てていくつかの実験を行った結果、被検体が魔力を行使する際に臓器Xの働きが活発化するのをこの目で確認した」
とても楽しそうに語る竜胆が行った実験と聞くと、何かおぞましい感じがしないでもない。
お昼ごはんのサンドイッチも素直に美味しく食べられなくなってしまう。
「レムレス細胞珠が魔力を作り出す機能があるのは多分間違ってねぇよ。俺も出たし」
「その話は初耳だね。帰ったら検査させてくれ」
「ヤメチクリウム合金wwwwww」
「多分、リンドウが言ってるのは【魔核】の事ね。医学には詳しくないけど、魔素を作り出す器官っていうのは知ってる。大きさや機能の個人差が激しいって聞いたことがあるわ」
「ふむ、つまりレムレス細胞珠と魔核はイコールではないが、酷似しているということで間違い無いようだね。進化の過程が異なるとも言うべきか」
「でもカルラ様たちの世界で魔法なんて無いんでしょ?なのに魔核はあるって変だよねぇ」
確かにそうだ。そもそもイヴを1から造ったということは地球人全てに元から備わっているものではないし、まさか地球にこの世界の人間が来たなんて事は考えにくい。
可能性としてはかなり濃厚になってしまってるけども。
「なぁ竜胆さんや、そもそもレムレス細胞なんてどうやって発見したんだ?」
「その話は後日にしよう。この世界で隠す理由は特にないが、ここでする話でもないからね」
何か流された感じがしたが、ともあれ昼食は無事済ませ、目的の洞窟を探して再び登り始めること数時間。
イヴっちが毒キノコを食べそうになったりシャルのゲリラセクハラ豪雨に遭ったりしながらも、ついに目当ての入口を発見する。
「ここであってます?カノンさん」
「そうね、位置からしても間違いないわ」
既に時刻は昼下りを迎えており、ここから探索となるとほぼほぼ夜までコース確定っすね。
覚悟を決めて足を踏み入れようとしたその瞬間、奥から何者かが走ってくるのが見えた。
「何か来る!皆下がって!」
「モンスターやんけwww」
四足歩行の獣の姿をしたそいつは、狼のような見た目をベースに、額に一本の角と、背中に剣山のような棘を纏ったモンスターだった。
初めて見る異世界生物だ。
俺は腕の筋肉を肥大化させると、向かってきた一頭にラリアットをお見舞いしてやった。
「パワーッ!!」
──ボギャァアッ!!
「ギャィイン!!」
きんに君よろしく奇声を上げながらモンスターを殴り飛ばし、続けて襲ってくるもう一頭目掛けて、重ねた手をハンマーのように振り下ろす。
「ヤーーーーーーーィッ!!!!」
──ベキィィイッ!!
断末魔を上げる間もなく、二頭目も撃破。残りの三匹目掛けて跳躍し、脚力を底上げすると回し蹴りで纏めて山肌へ叩き込んでやった。
「ストライークwww」
襲ってきた五頭のモンスターを難なく撃破すると、一息ついてドヤ顔をしてみる。
「流石ね。手を出す暇もなかったわ」
「せっかくサンプルにしようと思ったが、これではあまり観察が出来ないな。魔核だけでも回収しておこう」
「カルラ、すごい」
「やったねカルラ様ぁ♡」
「どさくさ紛れにおっぱいがwwww」
この先もモンスターに遭遇する可能性が出てきたが、このくらいなら何とかなるかも。
俺は股間に血液が集まるのを感じながら、ついに洞窟へ一歩踏み出したのだった。
「それにしてもカルラ、朝起きるの遅いのね」
「おっふwww寝起きはあまり良くないっすねはいwww」
起きて人前に出れる状態になるまで一時間は見ておきたいですからね、敢えてシャルが居なかったのも狙っての事だと思う。
居たら居たで不健全過ぎるからいいんですけども。
「まぁカルラ様は朝から元気だからしょうがないよ~。ね?♡」
「はぁ?元気だったらさっさと起きれるでしょうが」
「このサキュバスもっと大人しくなればいいのにwwwww」
お見通しと言わんばかりに含みを持たせた言い方をするシャルの真意を全く汲み取れないカノンさんに、何故か安心した。
「はかせ、さいくつって何するの」
「地面や岩石等から特定の鉱物を採取する行為だよ。依頼されたものが見つかるまで帰れないそうだ」
「大変そう」
「イヴ様、こちらのお弁当をお持ちください」
「おー、みんなのご飯!」
お弁当係に任命されて張り切っているイヴたそいと可愛けり。
そんなわけで、俺達は予め呼んでおいた馬車に乗り込んで目的地へと出発する。
「この独特の揺れはwwwっうぇwww苦手なやつwwww」
「ちょっと、大丈夫?」
「カノンさんwww振動でめっちゃ胸揺れてますねwwwおっぱいwwww私の好きな言葉ですwwwwww」
──ベキャァアッ!!
軽いジョークを言った直後、前頭部に強い衝撃を受けて道中の記憶が飛んだ。
「カルラくん、起きたまえ」
「山ついた」
「お、俺は今まで何をwww」
「カノンに殴られて気絶してたんだよぉ。可哀想に」
「自業自得でしょうが!」
シャルの膝枕で目覚めて外へ出ると、別荘の位置する林から北方向に位置する、小さな村が麓にある山へ到着した。
御者に料金を払い、村人A~Dくらいの人数に挨拶をしながら入山する。
「ディアウル鉱石は王都周辺だとここの洞窟が一番採れる確率が高いわ。中腹にあるそうよ」
「下調べしてくれてたんすね。ありがとう」
「あ、当たり前でしょこのくらいっ」
軽度のツンデレムーブを頂きながら、木々の間を縫うように開かれた道を登っていく。
「山登りなんてするものじゃないね。異世界で無ければ遠慮していたところだ」
「でもリンドウ様浮いてるし疲れなさそう~」
「なんだそれズルいwwwどうなってんのそれwww」
飛べるシャルを除く面子が息を乱して登っている中でやたら涼しい顔してんなと思ったら、何とこの焼きそば頭も浮いているではないか。
「私の発明品を使用しているだけだ、何も卑怯ではないね」
「凄いわ、どうなってるのかしら」
「はかせ、イヴも疲れた」
「何だよ全くwww浮くのは世間だけにしとけよなwww」
「ニートの君に言われるとは予想外だね」
竜胆の使用しているものはトランプくらいの大きさのカードで、それが集まって椅子の形を成して浮かんでいる。
そして、イヴを抱き上げて膝に乗せた。
「飛んでる椅子、たのしい」
「竜胆、イヴっちには甘いんだな」
「彼女はまだ未知の部分が多いからね、万一損傷でもされたら困るんだ」
研究対象として保護の意味合いが強いらしい。
考えてみたら俺も飛ぶ手段はあったが、髪を左側に結い上げてるカノンさんが、額や谷間に汗して登山しているのを間近で観察出来るので頑なに歩いて登ることを誓いました。
とてもえっちです。
「はぁ、はぁwwwカノンさんwww山登りってキツイっすねwwwうへへwwww」
「なんか息荒くて気持ち悪い……。けど、流石に疲れてきたわね」
「カノンくんはともかく、カルラくんは何故飛ばないのかね?」
「ふたりとも、ご飯食べて休憩する?」
「シャルも登るの飽きてきた~。休憩しよ」
ちょうど開けた場所に来たので、全員で昼食を摂ることにした。木漏れ日が心地良くてリラックスしたいところだが、魔物が出る可能性もあるとのことであまり気は抜けない。
「カノンくん、少し聞きたいことがあるんだがいいかな?」
「ん?どうしたの?」
「昨日から私は魔族のサンプルを解剖し調べ始めたんだが、我々が見慣れない臓器があったんだ」
「おい、メシ食ってんのに内臓の話とかwww」
俺のツッコミをフル無視して、竜胆は尚も続ける。
「臍に当たる部分にあるこの臓器は、私なりに調べたところこの臓器を構成する細胞がまるで【レムレス細胞珠】に酷似している」
「レムレス……細胞?」
「俺やイヴっちに埋まってるファンタジー物質っすねwww」
「おそろい」
「この臓器を便宜上【臓器X】と呼称するが、これは無数の神経と付随し管状の器官を全身に巡らせている恐らくだが、摂取した栄養素から魔素の生成と蓄積、供給をしているのではないかと仮定を立てていくつかの実験を行った結果、被検体が魔力を行使する際に臓器Xの働きが活発化するのをこの目で確認した」
とても楽しそうに語る竜胆が行った実験と聞くと、何かおぞましい感じがしないでもない。
お昼ごはんのサンドイッチも素直に美味しく食べられなくなってしまう。
「レムレス細胞珠が魔力を作り出す機能があるのは多分間違ってねぇよ。俺も出たし」
「その話は初耳だね。帰ったら検査させてくれ」
「ヤメチクリウム合金wwwwww」
「多分、リンドウが言ってるのは【魔核】の事ね。医学には詳しくないけど、魔素を作り出す器官っていうのは知ってる。大きさや機能の個人差が激しいって聞いたことがあるわ」
「ふむ、つまりレムレス細胞珠と魔核はイコールではないが、酷似しているということで間違い無いようだね。進化の過程が異なるとも言うべきか」
「でもカルラ様たちの世界で魔法なんて無いんでしょ?なのに魔核はあるって変だよねぇ」
確かにそうだ。そもそもイヴを1から造ったということは地球人全てに元から備わっているものではないし、まさか地球にこの世界の人間が来たなんて事は考えにくい。
可能性としてはかなり濃厚になってしまってるけども。
「なぁ竜胆さんや、そもそもレムレス細胞なんてどうやって発見したんだ?」
「その話は後日にしよう。この世界で隠す理由は特にないが、ここでする話でもないからね」
何か流された感じがしたが、ともあれ昼食は無事済ませ、目的の洞窟を探して再び登り始めること数時間。
イヴっちが毒キノコを食べそうになったりシャルのゲリラセクハラ豪雨に遭ったりしながらも、ついに目当ての入口を発見する。
「ここであってます?カノンさん」
「そうね、位置からしても間違いないわ」
既に時刻は昼下りを迎えており、ここから探索となるとほぼほぼ夜までコース確定っすね。
覚悟を決めて足を踏み入れようとしたその瞬間、奥から何者かが走ってくるのが見えた。
「何か来る!皆下がって!」
「モンスターやんけwww」
四足歩行の獣の姿をしたそいつは、狼のような見た目をベースに、額に一本の角と、背中に剣山のような棘を纏ったモンスターだった。
初めて見る異世界生物だ。
俺は腕の筋肉を肥大化させると、向かってきた一頭にラリアットをお見舞いしてやった。
「パワーッ!!」
──ボギャァアッ!!
「ギャィイン!!」
きんに君よろしく奇声を上げながらモンスターを殴り飛ばし、続けて襲ってくるもう一頭目掛けて、重ねた手をハンマーのように振り下ろす。
「ヤーーーーーーーィッ!!!!」
──ベキィィイッ!!
断末魔を上げる間もなく、二頭目も撃破。残りの三匹目掛けて跳躍し、脚力を底上げすると回し蹴りで纏めて山肌へ叩き込んでやった。
「ストライークwww」
襲ってきた五頭のモンスターを難なく撃破すると、一息ついてドヤ顔をしてみる。
「流石ね。手を出す暇もなかったわ」
「せっかくサンプルにしようと思ったが、これではあまり観察が出来ないな。魔核だけでも回収しておこう」
「カルラ、すごい」
「やったねカルラ様ぁ♡」
「どさくさ紛れにおっぱいがwwww」
この先もモンスターに遭遇する可能性が出てきたが、このくらいなら何とかなるかも。
俺は股間に血液が集まるのを感じながら、ついに洞窟へ一歩踏み出したのだった。
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