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第一章
守りたいもの
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(このシリーズは、ゆっくん目線です)
ただ、何気ない会話だったのに。
この会話が原因で、俺の彼女が怪我をしてしまうことになるなんて、知らずに。
「キャー!!奥原さーん!!」
女子達の悲鳴が、階段に響いた。
俺は、そのとき血の気が引いた。
倒れている。俺の彼女が。血を流して。
俺の彼女が、血を流して、倒れている。
ウソ…だろ……?これは…夢か?
「ゆ、ゆっちゃん!しっかりしろ!」
俺は駆け寄り、柚子を抱いた。
「ゆっ……くん…?……だ…いす…き……だょ…」
と言って、柚子は気を失った。
「おい!柚子!!柚子!!」
俺は、ゆっちゃんを呼ぶことしか、できなかった。
ただ、何気ない会話だったのに。
この会話が原因で、俺の彼女が怪我をしてしまうことになるなんて、知らずに。
「キャー!!奥原さーん!!」
女子達の悲鳴が、階段に響いた。
俺は、そのとき血の気が引いた。
倒れている。俺の彼女が。血を流して。
俺の彼女が、血を流して、倒れている。
ウソ…だろ……?これは…夢か?
「ゆ、ゆっちゃん!しっかりしろ!」
俺は駆け寄り、柚子を抱いた。
「ゆっ……くん…?……だ…いす…き……だょ…」
と言って、柚子は気を失った。
「おい!柚子!!柚子!!」
俺は、ゆっちゃんを呼ぶことしか、できなかった。
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