俺の彼女は、キスができない

如月由美

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第四章

アイツは、 side*ゆっくん

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アイツに。
ゆっちゃんに、フラれた。


「ふぅー。ダメだな、俺」
人の秘密を勝手に知るとか、誰でも嫌がる。
そんなこと、分かってて、あんなこと。
俺、バカだ。
「やっちまったなぁ」
と言った声は、空へと消えていく。
屋上から、見上げる空は心地よかった。視界には、もう空しかない。

俺、道を間違えた。
階段を、踏み外しちまった。
やってしまった。

もうやってしまったことは、戻らない。
どうにも、ならない。
アイツの病気みたいに。


でも、もしも。
まだ、希望があるなら、俺はゆっちゃんの隣にいたい。
そう思うのは、ダメか?
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