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ルシファー
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「何でお前がここに?」
なぜここにいるはずのない、いや、いてはいけない妹の咲希がこの異世界にいるのか勇希は全く理解ができずにいた。
「んー、だってぇーお兄ちゃんのいない世界なんてぇいても意味ないじゃん?だからね、来ちゃった♡」
「ど、どうしてあなたが...」
勇希の言葉を上書きするかのようにヤクミが言葉を続ける。
「今までどうして忘れていたのか...
どうしてあなたがここにいるのです。
あなたは十数年前に殺されたはずではないのですか!ルシファー様!」
「ルシ..ファー?」
「あれれ?どうしてわたしのことがわかったのかなヤクミさんあははは」
目の前で不気味に笑う妹はまるで悪魔のようだった。
「あー、もしかして魔法途切れちゃってる?まぁいっか。お兄ちゃんにも会えたし。ね?おにーちゃん♡」
「お前は、咲希なのか?それとも...ルシファー、とかいうやつなのか?」
勇希からようやく出た言葉に咲希は目を輝かせて答えた。
「おにーちゃんから話しかけてくれるなんて!咲希は感激ですっ。なーんてね、私は咲希でありルシファーなんだよお兄ちゃん。理解、できるよね?」
「意味がわからない!どういうことなんだ咲希!どうしてお前がここにいる?!ルシファーってなんなんだよ!」
「落ち着いてください勇希様。彼女のことはわたくしがお教えします。」
取り乱す勇希にヤクミは答える。
「彼女の名はルシファー。天界の裏切り者にして魔法記憶改竄の能力者。つまり、咲希とは偽名でこそあれ、あなたとの血縁など一切ありません。」
「妹じゃ..ない?」
「はい、彼女の魔法は記憶を自由に操る能力。おそらく彼女はわたくしたちすべての生物の記憶の中に「勇希には妹がいる」という記憶を書き加えたのでしょう。だから今まで気がつかなかった。そうでしょう?ルシファー様」
「あーらら、全部バレちゃったかぁ。そーだよ私はルシファー。お兄ちゃんの妹なんかじゃないの。」
「どうして。」
勇希がそういうとルシファーは「え?」と少し驚いたような顔になった。
「どうして今まで僕を騙してたんだ。お前だけは、咲希だけはたまにしか会えなかったけど俺のことを会うたびに心配してくれて、誰よりも誰よりも俺のことを人として見てくれていたのに。なのに、なんでお前は俺を、俺たちを騙して。俺の妹として偽りの生活を送り続けたんだ。」
勇希の声がとても弱々しく絶望に満ちた声になっていくのはヤクミもミリナも、そしてルシファーも感じ取れるほどだった。
「いいよ。教えてあげる。どうして私がお兄ちゃんに、いいえ勇希の妹になりすましていたかを。」
そしてルシファーは僕たちにすべてを話した。すべての始まりを。
To be continud
なぜここにいるはずのない、いや、いてはいけない妹の咲希がこの異世界にいるのか勇希は全く理解ができずにいた。
「んー、だってぇーお兄ちゃんのいない世界なんてぇいても意味ないじゃん?だからね、来ちゃった♡」
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どうしてあなたがここにいるのです。
あなたは十数年前に殺されたはずではないのですか!ルシファー様!」
「ルシ..ファー?」
「あれれ?どうしてわたしのことがわかったのかなヤクミさんあははは」
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「あー、もしかして魔法途切れちゃってる?まぁいっか。お兄ちゃんにも会えたし。ね?おにーちゃん♡」
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勇希からようやく出た言葉に咲希は目を輝かせて答えた。
「おにーちゃんから話しかけてくれるなんて!咲希は感激ですっ。なーんてね、私は咲希でありルシファーなんだよお兄ちゃん。理解、できるよね?」
「意味がわからない!どういうことなんだ咲希!どうしてお前がここにいる?!ルシファーってなんなんだよ!」
「落ち着いてください勇希様。彼女のことはわたくしがお教えします。」
取り乱す勇希にヤクミは答える。
「彼女の名はルシファー。天界の裏切り者にして魔法記憶改竄の能力者。つまり、咲希とは偽名でこそあれ、あなたとの血縁など一切ありません。」
「妹じゃ..ない?」
「はい、彼女の魔法は記憶を自由に操る能力。おそらく彼女はわたくしたちすべての生物の記憶の中に「勇希には妹がいる」という記憶を書き加えたのでしょう。だから今まで気がつかなかった。そうでしょう?ルシファー様」
「あーらら、全部バレちゃったかぁ。そーだよ私はルシファー。お兄ちゃんの妹なんかじゃないの。」
「どうして。」
勇希がそういうとルシファーは「え?」と少し驚いたような顔になった。
「どうして今まで僕を騙してたんだ。お前だけは、咲希だけはたまにしか会えなかったけど俺のことを会うたびに心配してくれて、誰よりも誰よりも俺のことを人として見てくれていたのに。なのに、なんでお前は俺を、俺たちを騙して。俺の妹として偽りの生活を送り続けたんだ。」
勇希の声がとても弱々しく絶望に満ちた声になっていくのはヤクミもミリナも、そしてルシファーも感じ取れるほどだった。
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