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輪廻の輪
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2365年、300年にも及ぶ人類史上最も最悪と呼ばれる戦争、第三次世界大戦を終わらせるべく日本とアメリカは超巨大核爆弾、通称「輪廻の輪」を作り上げる。
輪廻の輪の破壊力は凄まじく、この核により火種となったヨーロッパの国々はおよそ3分の2の面積を失い降伏し戦争は終わった。
しかし、核兵器によってもたらされた右脳特立性分泌菌、「eCD58」により人間は不思議な力を得る。
アメリカはこの力を国の軍事力、経済力に活かし紛争の遺産として扱うよう発表する。
そして人々はいつしかこの力のことを「加護」と呼ぶようになり、加護は瞬く間に世界の中心となった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
加護の発生から50年が経ち、今や世界では加護の力を競い合い奪い合うようになった。
「えー、このように、50年前の核兵器により世界にもたらされた唯一の遺産として今では世界中の人々の生活の中心として扱われています。」
本項随一の加護スペシャリストである菜花琳、通称、琳ちゃん先生がに「輪廻の輪」によって発生したという「加護」についての話をしている。
その話を割るかのようにある1人の男子生徒が問いかける。
「あのー、先生?その話はもう飽きたんですけどー。俺はその加護っていうものには具体的にどんな力があるあるのか詳しく教えてほしいんですよねー。」
彼の名前は橘誠。加護を育てることに特化した名門、凛葉中学の3年生だ。
誠の質問に先生は少し眉をピクリと動かすがすぐいつもの笑顔に戻し橘に視線を向ける。
「橘くん、この『加護』についての話は中学のうちにしておかなければ将来とても後悔しますよ。能力などの話は2週間後にある加護テストの時にたっぷりしてやるから、今は集中して聞いておくように。」
そういうと先生は再び教科書の方に顔を向け先程の話の続きを語る。
誠はなぜこの加護の話が重要なのか全く理解ができずにいた。
(こんな何度も聞かされたような話なんかより加護の使い方の方がためになるに決まってるだろ。俺は早く加護をつかえるようになりたいんだよ。)
誠がそんなことを考えていると授業終了を知らせる鐘の音がなった。
「はい、じゃあ今日の話はここまで、明日は教科書58ページから始めるので皆さん予習してくるように。」
挨拶をし授業を終えたところで誠は先生から放課後生徒指導室へ来なさい呼び出しをくらう。
誠は嫌々ながらも先生に二つ返事で了承しこの話は終了した。
「よ!誠、まーた琳ちゃん先生からお呼び出しか~?お前らもお熱いねぇ~」
後ろから声をかけてきたのは幼馴染みの上代悠馬だった。
「別に好きで呼び出されてるわけじゃねーよ。それよりお前らこそ何もおもわねぇの?もうとっくにみんな能力覚醒し始めてるって時にこんな話してさ。俺は早く加護テストして進学するとこ決めたいんだよ。」
誠はそう言って悠馬の方をまるで死んだ魚のような目で睨みつける。
悠馬はその鋭い目に圧倒されゴクリと唾を飲み込む。
「ま、まぁお前があの事件以来頑張って金稼いでるのはわかるけどさ。俺はもうちょっと青春ってもんを味わうのも大切だと思うぜ?まぁなんにせよ無茶はすんなよ」
そう言うと誠の肩をポンっと叩き次の授業の準備に取り掛かりにいった。
(俺はこの『加護』を使いこなせるようになって、一刻も早くあの人を救う。それが俺にとって最大の罪滅ぼしだから。)
誠とて本当は自分の力だけで能力を解放させたいのだが「加護」に完全に目覚めるには中学3年生の12月に政府から配布される「右脳変革能力解放剤」と呼ばれるカプセル錠の薬を飲むことが必要となる。
この薬を飲むことにより人は「加護」を得ることが可能になるのだがこれを成長期前に飲むと副作用により加護が使えなくなってしまう。なので一般的に成長期をむかえると呼ばれる中学生のこの時期に政府より配るよう指定されているのだ。
だがその薬を飲まずとも能力は微量ながら発動でき、その能力値の高さによって3年間過ごす中学校は決まる。そして中学3年で加護テストを終えた後、完全に解放された能力を測り進学する高校を決めることとなるのだ。
誠の現在の能力値は6評価中4、一般的には高いと呼ばれるこの数値だがこの凛葉高校では平均的であり、いたって目立つというわけではない。しかし覚悟やその並々ならぬ熱意を買われ小学六年生の時この高校へスカウトされたのだ。
そして放課後になり、誠は琳ちゃん先生の場所へと向かう。
生徒指導室の扉を開けるとそこには琳ちゃん先生の姿はなくただ1つ茶色い封筒が置かれていた。
「なんだ?これ...」
誠はその封筒に書かれている文字を読む。
「八重橋高校特待手続き...書?
ここって超名門中の名門で全国に3つしかない政府特待生制度の高校じゃないか!それの特待手続きがどうしてここに?」
「あら、見ちゃったか」
気がつくと琳ちゃん先生が俺の目の前にいた。
「これはまぁ見ての通り八重橋高校の特待生の手続き書だ。詳しいことはまぁ後で説明するとして、この特待手続き書はお前宛に用意されたものだ。単刀直入に聞こう。八重橋高校に入るか?」
いきなりすぎる展開に誠は少し混乱するがまっすぐと先生の目を見つめ答えを出す。
「絶対にないと思ってたこのチャンスを断る理由はないです。俺はこの高校へ進学します。何かの手違いだったとしても俺はこの手続き書を返すつもりはありません!」
誠がそう言うと琳ちゃん先生はフッと笑う。
「よし、これでお前は八重橋高校へ入学することが決定した。
まぁこの件に関して隠す必要はないがあまり口外はしないようにな。八重橋高校は知っての通り超一流の高校、てことはその分この高校へ行きたいって生徒も多い。受験の近いこの時期にその高校への特待書をぶら下げてるなんて知れ渡ったら学年中の敵になっちまうからな。くれぐれも注意しろ。
じゃあこの話は終わり、今日は帰っていいぞ。」
琳ちゃん先生が話を終え帰ろうとするが誠は先生を呼び止める。
「待ってください!あの、今更になるんですけど、なんで能力値も身体能力も平均の俺がこの八重橋高校に特待生として招待されたんですか?」
誠の質問に琳ちゃん先生はキョトンとした顔を浮かべる。
「は?お前の能力が平均だったのは入学した当初の話。お前の能力値は今や加護テストを受けた生徒となんら変わりない、それどころか全国加護能力値の平均を上回るくらいだ。テストを行っていない生徒がここまで異常な値を出すのは本校初どころか日本全国を探してもお前くらいだ。
だから今回、そのことを聞きつけた八重橋高校から直々にこの高校へ進学しないかという誘いが来たんだよ。まぁ私も流石に八重橋から誘いが来たのには驚いたがな」
(毎年能力値検査があるのは知っていたがまさかそこ検査で俺の能力が凄まじい成長を遂げていたなんて全く知らなかった。でも何で先生やお母さんはこのことを黙っていたんだ?)
誠にはまだ沢山の疑問があったものの先生はとりあえず今日はもう暗いから聞きたいことがあるならまた後日にしろと言い誠を帰宅させた。
誠は帰宅途中も帰った後もたくさんの疑問を全て覆い隠すような1つの謎に頭を悩ませていた。
(俺の能力値がずば抜けているのはわかった。だけどそれだとつじつまが合わない。俺の能力値が高いのならもう加護は使えるはずだ。なのになぜいまだに使えることができないんだ?)
そう考えていた矢先、仕事から帰宅した母の声が玄関から聞こえて来た。
誠は考えていてもより難しくなるくらいなら、と母に直接問いただした。
「俺の能力について教えてくれ。」
と。
輪廻の輪の破壊力は凄まじく、この核により火種となったヨーロッパの国々はおよそ3分の2の面積を失い降伏し戦争は終わった。
しかし、核兵器によってもたらされた右脳特立性分泌菌、「eCD58」により人間は不思議な力を得る。
アメリカはこの力を国の軍事力、経済力に活かし紛争の遺産として扱うよう発表する。
そして人々はいつしかこの力のことを「加護」と呼ぶようになり、加護は瞬く間に世界の中心となった。
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加護の発生から50年が経ち、今や世界では加護の力を競い合い奪い合うようになった。
「えー、このように、50年前の核兵器により世界にもたらされた唯一の遺産として今では世界中の人々の生活の中心として扱われています。」
本項随一の加護スペシャリストである菜花琳、通称、琳ちゃん先生がに「輪廻の輪」によって発生したという「加護」についての話をしている。
その話を割るかのようにある1人の男子生徒が問いかける。
「あのー、先生?その話はもう飽きたんですけどー。俺はその加護っていうものには具体的にどんな力があるあるのか詳しく教えてほしいんですよねー。」
彼の名前は橘誠。加護を育てることに特化した名門、凛葉中学の3年生だ。
誠の質問に先生は少し眉をピクリと動かすがすぐいつもの笑顔に戻し橘に視線を向ける。
「橘くん、この『加護』についての話は中学のうちにしておかなければ将来とても後悔しますよ。能力などの話は2週間後にある加護テストの時にたっぷりしてやるから、今は集中して聞いておくように。」
そういうと先生は再び教科書の方に顔を向け先程の話の続きを語る。
誠はなぜこの加護の話が重要なのか全く理解ができずにいた。
(こんな何度も聞かされたような話なんかより加護の使い方の方がためになるに決まってるだろ。俺は早く加護をつかえるようになりたいんだよ。)
誠がそんなことを考えていると授業終了を知らせる鐘の音がなった。
「はい、じゃあ今日の話はここまで、明日は教科書58ページから始めるので皆さん予習してくるように。」
挨拶をし授業を終えたところで誠は先生から放課後生徒指導室へ来なさい呼び出しをくらう。
誠は嫌々ながらも先生に二つ返事で了承しこの話は終了した。
「よ!誠、まーた琳ちゃん先生からお呼び出しか~?お前らもお熱いねぇ~」
後ろから声をかけてきたのは幼馴染みの上代悠馬だった。
「別に好きで呼び出されてるわけじゃねーよ。それよりお前らこそ何もおもわねぇの?もうとっくにみんな能力覚醒し始めてるって時にこんな話してさ。俺は早く加護テストして進学するとこ決めたいんだよ。」
誠はそう言って悠馬の方をまるで死んだ魚のような目で睨みつける。
悠馬はその鋭い目に圧倒されゴクリと唾を飲み込む。
「ま、まぁお前があの事件以来頑張って金稼いでるのはわかるけどさ。俺はもうちょっと青春ってもんを味わうのも大切だと思うぜ?まぁなんにせよ無茶はすんなよ」
そう言うと誠の肩をポンっと叩き次の授業の準備に取り掛かりにいった。
(俺はこの『加護』を使いこなせるようになって、一刻も早くあの人を救う。それが俺にとって最大の罪滅ぼしだから。)
誠とて本当は自分の力だけで能力を解放させたいのだが「加護」に完全に目覚めるには中学3年生の12月に政府から配布される「右脳変革能力解放剤」と呼ばれるカプセル錠の薬を飲むことが必要となる。
この薬を飲むことにより人は「加護」を得ることが可能になるのだがこれを成長期前に飲むと副作用により加護が使えなくなってしまう。なので一般的に成長期をむかえると呼ばれる中学生のこの時期に政府より配るよう指定されているのだ。
だがその薬を飲まずとも能力は微量ながら発動でき、その能力値の高さによって3年間過ごす中学校は決まる。そして中学3年で加護テストを終えた後、完全に解放された能力を測り進学する高校を決めることとなるのだ。
誠の現在の能力値は6評価中4、一般的には高いと呼ばれるこの数値だがこの凛葉高校では平均的であり、いたって目立つというわけではない。しかし覚悟やその並々ならぬ熱意を買われ小学六年生の時この高校へスカウトされたのだ。
そして放課後になり、誠は琳ちゃん先生の場所へと向かう。
生徒指導室の扉を開けるとそこには琳ちゃん先生の姿はなくただ1つ茶色い封筒が置かれていた。
「なんだ?これ...」
誠はその封筒に書かれている文字を読む。
「八重橋高校特待手続き...書?
ここって超名門中の名門で全国に3つしかない政府特待生制度の高校じゃないか!それの特待手続きがどうしてここに?」
「あら、見ちゃったか」
気がつくと琳ちゃん先生が俺の目の前にいた。
「これはまぁ見ての通り八重橋高校の特待生の手続き書だ。詳しいことはまぁ後で説明するとして、この特待手続き書はお前宛に用意されたものだ。単刀直入に聞こう。八重橋高校に入るか?」
いきなりすぎる展開に誠は少し混乱するがまっすぐと先生の目を見つめ答えを出す。
「絶対にないと思ってたこのチャンスを断る理由はないです。俺はこの高校へ進学します。何かの手違いだったとしても俺はこの手続き書を返すつもりはありません!」
誠がそう言うと琳ちゃん先生はフッと笑う。
「よし、これでお前は八重橋高校へ入学することが決定した。
まぁこの件に関して隠す必要はないがあまり口外はしないようにな。八重橋高校は知っての通り超一流の高校、てことはその分この高校へ行きたいって生徒も多い。受験の近いこの時期にその高校への特待書をぶら下げてるなんて知れ渡ったら学年中の敵になっちまうからな。くれぐれも注意しろ。
じゃあこの話は終わり、今日は帰っていいぞ。」
琳ちゃん先生が話を終え帰ろうとするが誠は先生を呼び止める。
「待ってください!あの、今更になるんですけど、なんで能力値も身体能力も平均の俺がこの八重橋高校に特待生として招待されたんですか?」
誠の質問に琳ちゃん先生はキョトンとした顔を浮かべる。
「は?お前の能力が平均だったのは入学した当初の話。お前の能力値は今や加護テストを受けた生徒となんら変わりない、それどころか全国加護能力値の平均を上回るくらいだ。テストを行っていない生徒がここまで異常な値を出すのは本校初どころか日本全国を探してもお前くらいだ。
だから今回、そのことを聞きつけた八重橋高校から直々にこの高校へ進学しないかという誘いが来たんだよ。まぁ私も流石に八重橋から誘いが来たのには驚いたがな」
(毎年能力値検査があるのは知っていたがまさかそこ検査で俺の能力が凄まじい成長を遂げていたなんて全く知らなかった。でも何で先生やお母さんはこのことを黙っていたんだ?)
誠にはまだ沢山の疑問があったものの先生はとりあえず今日はもう暗いから聞きたいことがあるならまた後日にしろと言い誠を帰宅させた。
誠は帰宅途中も帰った後もたくさんの疑問を全て覆い隠すような1つの謎に頭を悩ませていた。
(俺の能力値がずば抜けているのはわかった。だけどそれだとつじつまが合わない。俺の能力値が高いのならもう加護は使えるはずだ。なのになぜいまだに使えることができないんだ?)
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