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16.三人の御曹司
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みどりの職場は歩いて10分とかからない距離にある。
普段はそれでも面倒だからと車で出勤しているのだが、今日は久世のために置いていってくれたらしく、LINEのメッセージとともに鍵が残されていた。
とはいえ、のんびり遊び回るわけにはいかない。
N-BOXの使用用途は青森空港へと走らせる以外にないのである。
揃ってぐずぐずしていた二人も、遅くなるといけないからという生田の言葉で車に乗り込んだ。
いつかの朝のように、互いに口重く会話の弾まない道中を過ごしたあと空港に到着し、電光掲示板を眺めながら久世を待っていると、まったく嬉しげではない声が聞こえてきた。
「一時間後の便があった」
残されるのは生田のほうであるのに、まるで全人類が消えたあとの最後の一人のような絶望感を漂わせている。
「よかった。じゃあ、コンコース行く?」
「ああ……」
そしていつものようにうつむいてしまう。
去り難く感じてくれているらしいが、決意を固めているこちらとしては引き止めるわけにはいかない。
「コーヒーでも飲んでいく?」
しかし、だとして一秒でも長く一緒にいたい。
言うと、彼は顔をあげてぱっと輝かせた。
「ああ」
「確か向こうにカフェがあったはずだ」
美しい顔が華やぐと、こちらも嬉しくなる。
じゃあ行こうと声をかけて生田は歩き出した。
しかしついてくるはずの彼の気配がなく、不思議に思って振り返ると、こちらのほうへ向いている彼の視線が、なぜか生田を通り越して後方に向けられている。
「どうした?」
なにやら顔を強張らせてもいる。
「おい、奇遇だな」
声がして、彼は強張らせていた顔を下に向けた。
「まさかこんなところで俺のかわいいラプンツェルに会えるとはな。いつ塔から脱出したんだ?」
彼がその声に反応したらしいことを見て取って、確認のために生田は振り向いた。
そこには、見上げるほどの体躯の男性が、にやにやとした笑みを彼に向けながら歩いてくる姿があった。
「おお、お供の騎士が一緒だとは」
久世よりもさらに背が高く、コートの上からでも鍛えあげていることがわかるその体躯は、ハーフのような彫りの深い顔立ちと合わせると外国のアスリート選手のように見える。
男性は久世の近くにまで迫り、彼の肩を抱いて髪にくちづけた。
は? なにしてるんだ?
友人らしいが馴れ馴れしさの度が過ぎる。
ハーフのような顔立ちをしているから、中身もそうだとでも言うのだろうか。
だとしてもここは日本で、久世は日本人なのだから、傍目には不快な行動だ。
「やめろ」
久世が、抱かれている腕を振りほどこうとした。
「おいおい、彼はまさか騎士じゃなくて王子か?」
しかし、彼でさえ敵わないらしく、振りほどけない様子だ。
くそ。なんなんだあいつ。
見ているだけで苛立ちが募るが、彼らの関係性がわからないためへたな真似はできず、歯噛みするしかない。
「なんで悠輔がここに」
「いや、旅行中に仲間が体調崩したから見送りに来ただけだ。ヨットであちこち回ってる。おまえも合流しろ」
「行かない」
「あー、王子様とご旅行か?」
「違う。東京へ帰るところだ……」
「ほう、それはおまえだけ?」
悠輔と呼ばれた男の目がこちらに向く。
整った顔立ちはギリシャ彫刻のように美しいが、肉食獣が獲物を物色するようなぎらぎらとした圧を感じる。
数秒で全身を一瞥され、彼はにやりと笑みを大きくした。
その溢れ出る自信と、みなぎる優越感にますます苛つく。
「俺は西園寺。姫君の王子か騎士なのかはわからないが、君は?」
「……生田です」
「生田、なに? 下の名前は?」
聞こえたのは西園寺の口からではなかった。
左手側から声がしたためそちらに目を向けると、西園寺よりも頭二つ分は背の低い、小柄な男性がこちらに向かって歩いてきていた。
「ぼくは八乙女志信。生田くん、名前は?」
八乙女は名乗りながら目の前にまでやってくる。
「……雅紀です」
「雅紀か、いいね」
ふっと微笑を浮かべたその姿は、美少年と言えるほどかわいらしい。
金に近い茶色の髪はさらさらとして、大きな目はつぶらと言えるほど黒目が大きく、ほんのりと頬を赤くしているところもあどけなく見える。
小柄なうえに声も中性的で、青年というより変声期前の少年のようだ。
「……八乙女さん」
「久しぶりだね、透。君に負けっぱなしではいられないからパリで武者修行してきたよ」
「そんな、俺は」
「てことで、勝ち逃げはさせない。こんなところでぷらぷらしてるなら暇なんだろう? さっそく相手をしてもらおうか」
「おい、志信! ヨットはどうするんだ?」
久世と対面している八乙女に、西園寺が口を挟む。
「悠輔、檜山に言ってヘリの準備をさせろ」
かわいらしい顔で声も穏やかなのに、有無を言わさぬ物言いだ。
西園寺は何かを言おうとして、しかし口をつぐみ、スマホを片手にどこかへ歩き去っていった。
「透、前回約束しただろう? 次に会ったらまた手合わせしてくれるって」
再び久世に向き直った八乙女が言う。
「でも……俺は……」
対して彼はいつものように怖じけてうつむいてしまう。
「すみません、八乙女さん、でしょうか? 失礼ですが透はこれから東京へ帰るところですのでお付き合いするのは難しいと思います」
だから、事情はわからずとも彼を助けるために割って入った。
するとなぜか八乙女のかわいらしい顔が嬉しげな笑みになる。
「雅紀くんもおいでよ。三人だと一人余っちゃうからね」
「何をするんですか?」
「テニスだよ」
もう午後2時を過ぎている。夕食の買い物もしなければならない生田に、そんなことをしている暇はない。
しかし、反論もせずチケットカウンターへと向かっていった久世を見るに、無理に言うことを聞かせられているのではと心配になり、またテニスサークルに入っていた彼の腕前を見てみたくもあり、生田も同行することに決めた。
思う通りになって愉快このうえないという笑みを浮かべた八乙女に連れられていった先は、空港のヘリポートで、そこには八乙女の所有だというヘリコプターが準備されていた。
「何者なんだよ」
何やらスマホを耳にあてている二人から少し離れた場所に連れ出し、久世に問いかける。
「二人は旧華族の跡取りだ」
自家用ヘリにヨット旅と聞くにイメージした通りの立場らしい。ということは、ヨットと言ってもセイリングするようなものではなく、スーパーヨットと呼ばれる類のものかもしれない。
「まじ? じゃあ透みたいに御曹司ってやつ?」
「いや、レベルが違う。彼らは財政界どちらにも顔の利く家柄で、資産も桁が違う」
「えーっと、まるで想像できないな」
「俺の家は曾祖父の代からの成り上がりなだけだから」
よくわからないが、次期首相の孫である久世ですら気が引けるレベルらしい。
もしかしたら、普通に生きていたら出会わないであろう珍獣を目にしているのかも。
通話を終えたらしい彼らに促されて、人生初のヘリに搭乗した。
轟音と振動に耐えながら窓の外を見下ろすと、慣れ親しんだ土地が絶景として広がっている。
「操縦の腕前を披露したかったんだけどね」
感嘆していた生田の耳に、ヘッドホン越しの八乙女の声が聞こえてきた。
「やめとけよ。騎士に怪我させたら姫が黙ってないぞ」
西園寺の言う、この騎士だの姫だのとはいったいなんなんだろう。
彼ら内輪だけのジョークかなにかだろうか。
「だとして王に文句は言えまい?」
しかし、自らを王と称するなんて、この八乙女という男はなかなかにお坊ちゃま気質が強いらしい。
「はっ! 王の自殺行為に巻き込まれる臣下の身になれよ」
「……ぼくが操縦するって言って怪我をさせる前提なのは面白くないな」
その後もわいわいと、わけのわからないジョークらしきやり取りが続けられたが、二人とは親しいはずの久世は反応を返すこともなく、ただ窓の外を眺めていただけだった。
着陸した先は、どこかもわからない山の中。
こんなところにヘリポートがあるとはと驚いたものの、さらに驚かされたのが豪華絢爛な温泉宿だった。
古風な佇まいながらも荘厳で、中に入ると目にも値が張りそうな絵画や置物が揃えられえている。各室には専用露天風呂がついているらしい。
「ネットなんかには乗ってないよ。全国にこういった保養施設があるんだ。つまり、ぼくたちのような者にしか知られていない場所がね」
驚き呆然としていた生田のところに、八乙女が近づいてくる。
「雅紀くんはテニスできる?」
「いえ、まったくの素人です」
「そう。ダブルスできるかもって期待したけど無理そうだね。じゃあ見学してる?」
「はい」
久世すら敵わぬという御曹司にしては、意外と気さくな態度をみせてくれる。
「悠輔に教えてもらってもいいし」
八乙女が言うと、西園寺は目を丸くして、次ににやりと大きな笑みを浮かべた。
それはちょっと遠慮したいかも。
普段はそれでも面倒だからと車で出勤しているのだが、今日は久世のために置いていってくれたらしく、LINEのメッセージとともに鍵が残されていた。
とはいえ、のんびり遊び回るわけにはいかない。
N-BOXの使用用途は青森空港へと走らせる以外にないのである。
揃ってぐずぐずしていた二人も、遅くなるといけないからという生田の言葉で車に乗り込んだ。
いつかの朝のように、互いに口重く会話の弾まない道中を過ごしたあと空港に到着し、電光掲示板を眺めながら久世を待っていると、まったく嬉しげではない声が聞こえてきた。
「一時間後の便があった」
残されるのは生田のほうであるのに、まるで全人類が消えたあとの最後の一人のような絶望感を漂わせている。
「よかった。じゃあ、コンコース行く?」
「ああ……」
そしていつものようにうつむいてしまう。
去り難く感じてくれているらしいが、決意を固めているこちらとしては引き止めるわけにはいかない。
「コーヒーでも飲んでいく?」
しかし、だとして一秒でも長く一緒にいたい。
言うと、彼は顔をあげてぱっと輝かせた。
「ああ」
「確か向こうにカフェがあったはずだ」
美しい顔が華やぐと、こちらも嬉しくなる。
じゃあ行こうと声をかけて生田は歩き出した。
しかしついてくるはずの彼の気配がなく、不思議に思って振り返ると、こちらのほうへ向いている彼の視線が、なぜか生田を通り越して後方に向けられている。
「どうした?」
なにやら顔を強張らせてもいる。
「おい、奇遇だな」
声がして、彼は強張らせていた顔を下に向けた。
「まさかこんなところで俺のかわいいラプンツェルに会えるとはな。いつ塔から脱出したんだ?」
彼がその声に反応したらしいことを見て取って、確認のために生田は振り向いた。
そこには、見上げるほどの体躯の男性が、にやにやとした笑みを彼に向けながら歩いてくる姿があった。
「おお、お供の騎士が一緒だとは」
久世よりもさらに背が高く、コートの上からでも鍛えあげていることがわかるその体躯は、ハーフのような彫りの深い顔立ちと合わせると外国のアスリート選手のように見える。
男性は久世の近くにまで迫り、彼の肩を抱いて髪にくちづけた。
は? なにしてるんだ?
友人らしいが馴れ馴れしさの度が過ぎる。
ハーフのような顔立ちをしているから、中身もそうだとでも言うのだろうか。
だとしてもここは日本で、久世は日本人なのだから、傍目には不快な行動だ。
「やめろ」
久世が、抱かれている腕を振りほどこうとした。
「おいおい、彼はまさか騎士じゃなくて王子か?」
しかし、彼でさえ敵わないらしく、振りほどけない様子だ。
くそ。なんなんだあいつ。
見ているだけで苛立ちが募るが、彼らの関係性がわからないためへたな真似はできず、歯噛みするしかない。
「なんで悠輔がここに」
「いや、旅行中に仲間が体調崩したから見送りに来ただけだ。ヨットであちこち回ってる。おまえも合流しろ」
「行かない」
「あー、王子様とご旅行か?」
「違う。東京へ帰るところだ……」
「ほう、それはおまえだけ?」
悠輔と呼ばれた男の目がこちらに向く。
整った顔立ちはギリシャ彫刻のように美しいが、肉食獣が獲物を物色するようなぎらぎらとした圧を感じる。
数秒で全身を一瞥され、彼はにやりと笑みを大きくした。
その溢れ出る自信と、みなぎる優越感にますます苛つく。
「俺は西園寺。姫君の王子か騎士なのかはわからないが、君は?」
「……生田です」
「生田、なに? 下の名前は?」
聞こえたのは西園寺の口からではなかった。
左手側から声がしたためそちらに目を向けると、西園寺よりも頭二つ分は背の低い、小柄な男性がこちらに向かって歩いてきていた。
「ぼくは八乙女志信。生田くん、名前は?」
八乙女は名乗りながら目の前にまでやってくる。
「……雅紀です」
「雅紀か、いいね」
ふっと微笑を浮かべたその姿は、美少年と言えるほどかわいらしい。
金に近い茶色の髪はさらさらとして、大きな目はつぶらと言えるほど黒目が大きく、ほんのりと頬を赤くしているところもあどけなく見える。
小柄なうえに声も中性的で、青年というより変声期前の少年のようだ。
「……八乙女さん」
「久しぶりだね、透。君に負けっぱなしではいられないからパリで武者修行してきたよ」
「そんな、俺は」
「てことで、勝ち逃げはさせない。こんなところでぷらぷらしてるなら暇なんだろう? さっそく相手をしてもらおうか」
「おい、志信! ヨットはどうするんだ?」
久世と対面している八乙女に、西園寺が口を挟む。
「悠輔、檜山に言ってヘリの準備をさせろ」
かわいらしい顔で声も穏やかなのに、有無を言わさぬ物言いだ。
西園寺は何かを言おうとして、しかし口をつぐみ、スマホを片手にどこかへ歩き去っていった。
「透、前回約束しただろう? 次に会ったらまた手合わせしてくれるって」
再び久世に向き直った八乙女が言う。
「でも……俺は……」
対して彼はいつものように怖じけてうつむいてしまう。
「すみません、八乙女さん、でしょうか? 失礼ですが透はこれから東京へ帰るところですのでお付き合いするのは難しいと思います」
だから、事情はわからずとも彼を助けるために割って入った。
するとなぜか八乙女のかわいらしい顔が嬉しげな笑みになる。
「雅紀くんもおいでよ。三人だと一人余っちゃうからね」
「何をするんですか?」
「テニスだよ」
もう午後2時を過ぎている。夕食の買い物もしなければならない生田に、そんなことをしている暇はない。
しかし、反論もせずチケットカウンターへと向かっていった久世を見るに、無理に言うことを聞かせられているのではと心配になり、またテニスサークルに入っていた彼の腕前を見てみたくもあり、生田も同行することに決めた。
思う通りになって愉快このうえないという笑みを浮かべた八乙女に連れられていった先は、空港のヘリポートで、そこには八乙女の所有だというヘリコプターが準備されていた。
「何者なんだよ」
何やらスマホを耳にあてている二人から少し離れた場所に連れ出し、久世に問いかける。
「二人は旧華族の跡取りだ」
自家用ヘリにヨット旅と聞くにイメージした通りの立場らしい。ということは、ヨットと言ってもセイリングするようなものではなく、スーパーヨットと呼ばれる類のものかもしれない。
「まじ? じゃあ透みたいに御曹司ってやつ?」
「いや、レベルが違う。彼らは財政界どちらにも顔の利く家柄で、資産も桁が違う」
「えーっと、まるで想像できないな」
「俺の家は曾祖父の代からの成り上がりなだけだから」
よくわからないが、次期首相の孫である久世ですら気が引けるレベルらしい。
もしかしたら、普通に生きていたら出会わないであろう珍獣を目にしているのかも。
通話を終えたらしい彼らに促されて、人生初のヘリに搭乗した。
轟音と振動に耐えながら窓の外を見下ろすと、慣れ親しんだ土地が絶景として広がっている。
「操縦の腕前を披露したかったんだけどね」
感嘆していた生田の耳に、ヘッドホン越しの八乙女の声が聞こえてきた。
「やめとけよ。騎士に怪我させたら姫が黙ってないぞ」
西園寺の言う、この騎士だの姫だのとはいったいなんなんだろう。
彼ら内輪だけのジョークかなにかだろうか。
「だとして王に文句は言えまい?」
しかし、自らを王と称するなんて、この八乙女という男はなかなかにお坊ちゃま気質が強いらしい。
「はっ! 王の自殺行為に巻き込まれる臣下の身になれよ」
「……ぼくが操縦するって言って怪我をさせる前提なのは面白くないな」
その後もわいわいと、わけのわからないジョークらしきやり取りが続けられたが、二人とは親しいはずの久世は反応を返すこともなく、ただ窓の外を眺めていただけだった。
着陸した先は、どこかもわからない山の中。
こんなところにヘリポートがあるとはと驚いたものの、さらに驚かされたのが豪華絢爛な温泉宿だった。
古風な佇まいながらも荘厳で、中に入ると目にも値が張りそうな絵画や置物が揃えられえている。各室には専用露天風呂がついているらしい。
「ネットなんかには乗ってないよ。全国にこういった保養施設があるんだ。つまり、ぼくたちのような者にしか知られていない場所がね」
驚き呆然としていた生田のところに、八乙女が近づいてくる。
「雅紀くんはテニスできる?」
「いえ、まったくの素人です」
「そう。ダブルスできるかもって期待したけど無理そうだね。じゃあ見学してる?」
「はい」
久世すら敵わぬという御曹司にしては、意外と気さくな態度をみせてくれる。
「悠輔に教えてもらってもいいし」
八乙女が言うと、西園寺は目を丸くして、次ににやりと大きな笑みを浮かべた。
それはちょっと遠慮したいかも。
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