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第二章 この天賦は誰が為
37.故意の意思
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とりあえず鎮火させなければならない。俺は水魔法を発動させ、滝のような水をあたり一面に落とした。足元は膝下ほどの水たまりができて、時間をかけて流れていった。
どす黒い煙が収まってくると、外の世界が見えてきた。防御魔法を解除して現れたのは、ここがレストランだった名残りのまるでない、黒焦げとなった瓦礫の山だった。街も消え、見渡す限りが同様の光景だった。
救助と治癒のためにと人の姿を探したものの、どこにも見当たらない。
「……俺だ。ベネフィンだ」
アラムのほうへ振り返ると、こめかみのあたりを押さえながら一人で喋っていた。ヒエスラ国内であるため、頭蓋内通信ができるようになったのだろう。
アルファは頭蓋骨が完成する前に脳の中に通信機を挿入するという。端末がなくても、電波を通じて直接脳の器官に映像や音を受信することができるという便利な代物だ。
「クジマ様やスヴェトキン殿は? ……ああ、そうだ。見えるか?」
アラムは顔をあげ、俺の後方へと目を向けて手をあげた。つられて視線の先を追うと遠目に数人の人影が見えた。
「みんな無事だったって?」
「ああ。怪我人はいないようだ。レストランの客や街にいた人もクジマ様たちが咄嗟に張った防御魔法で難を逃れたそうだ」
近づいてくる影は六つ。その中から一人、駆け寄ってくる人物がいた。体躯から見るにコンスタンティンのようだ。残りの五人は誰かと推測してみるも、わが忠実なる従者らしき人物は見当たらない。
「ご無事でなによりです……」
コンスタンティンはやや距離を置いた地点で立ち止まり、頭を下げた。
「スヴェトキンは?」
「……スヴェトキンだけは避難先にお連れして参りました」
頭をあげたコンスタンティンは、目だけは伏せたまま答えた。十四年まえの事故の後と同じだ。スヴェトキンとアクサナ以外の使用人たちが同じような反応を見せていたことを思い出す。
「そうか。……コンスタンティン、聞いてくれ。あれは暴発だったんだ。ロジオンはマルガリータ様のことを思い出して動揺してしまって」
アラムは嘘の説明をし始めた。コンスタンティンの畏怖の感情を読み取ってのことのようだが、あれが故意じゃなかったなんて、どうやっても無理があるだろう。
「……フョードル様もおっしゃられていた。ロジオン様は動揺されると魔力を暴走させてしまわれると……」
「そうなんだ。だからわざとじゃないし、やむを得ない理由があるんだ」
「理由……」
「ロジー!」
エウゲニーを先頭に、クジマやエフレム、フョードルやリザヴェータも追いついてきた。
「恋人を優先するのはいいとしても、兄は放置するなんて」
「クジマが守ってくれただろ」
「まあね。ケルンも守ってくれたよ。でも、一番凄かったのはおまえの妹だね」
エウゲニーが横へと視線を移したのを見て、俺もつられてリザヴェータを見た。母そっくりな顔を心配げに歪めている。
母があんな表情を俺に向けたことなんてない。苦いものがせり上がってくるのを感じた俺は喉の奥で押し留めるべく咳払いをして、その隣にいたフョードルへ視線を逸らした。さらに鎮痛な表情をしていた彼は俺と目を合わせたことで、おずおずと歩み寄ってきた。
「……ロジオン、まだその癖は直っていなかったんだね」
「クセ?」
「昔の話だけど、おまえはまだ幼かったから、少し動揺することがあると威嚇するように魔力を暴走させていた。わたしの教育が至らなかったせいだけど……」
いまも変わっていない。言葉尻は濁しつつも言わんとしたいことは伝わった。
師としての悔いなのか、成長していない俺を責めたいのか、どちらとも取れる強張った顔をしている。
「癖じゃないよ。あのときも今も、暴発じゃない。発動させたのは俺の意思だ」
だからと俺は言い返した。フョードルは悪くないし、成長しなかったからでもない。自分の意思でしたことで、ある程度の規模を調整する余裕すらあった。
街を破壊したことや、周りの人たちが巻き込れたことについては、多少のバツの悪さはある。ただ、彼らが期待するほどの罪悪感は抱いていない。
「……あのときって、どういうことなんだ?」
フョードルは虚を突かれたような顔で硬直している。変わっていないのはフョードルのほうだとの思いで、俺は苦笑に頬が緩むのを抑えられなかった。
「爆発事故だよ。思い出したのはついさっきだけど、それまでは、なんでフョードルは犯してもいない罪を自白したんだろうって不思議だった。理由もだし、どんなふうに起きたのかも忘れていたんだ。でもリザヴェータを見て思い出した。母にそっくりな妹を見て、俺はリザヴェータに生まれてきて欲しくなかったから魔法を発動させたんだって」
フョードルは困惑の様子で目を見開き、隣にいたリザヴェータは息を飲んだ。
なぜ?といった様子で視線を泳がせ、俺の言葉を理解しようと努めているようだ。
やはり、相変わらずだ。スヴェトキンたちならすぐに理解してくれただろう。フョードルはその実直さと人を疑うことのない誠実さで、十年も同じ屋根の下で暮らしながら、俺と母の関係がまともに機能していたと思いこんでいたのだから。
「心配しなくても、今は死んで欲しいとか思ってないよ。母の娘だから死んで欲しかっただけだから。もう、いまその母はいないし、フョードルから娘を奪いたくないしね」
「……答えになっていないよ、ロジオン。なんでリザヴェータを殺そうとしたんだ?」
それは、と口を開きかけたとき、リザヴェータが目に涙を溜めた顔で、俺のほうへ足を踏み出した。
「お兄様がお母様を殺したのですか? なぜ、そのようなことをなされたのですか?」
「俺が母上を? 違うよ。殺したのはリザヴェータだ」
「わたし?」
「母はおまえを宿らせていたせいで死んだ。なのに、母はお腹を割かれて、おまえだけは命を繋いだ。母を殺しておきながら、自分だけ生まれてきたんだ」
そうだ。だから俺は魔法を発動させた。母はフョードルと会話をしていた途中、いきなり苦悶に顔を歪め、落命した。死にゆく表情は瞼に焼きついている。
眉根を寄せたリザヴェータの隣で、フョードルが「違う」と声をあげた。
「医師がいただろう? 彼はリュミトロフの医師だった。病院へは行かずに自宅で開腹手術ができたのは、魔法を使っての手術だったからなんだ。ヒエスラの医師に頼むと子を手元で育てられないからと、マルガリータから頼まれて呼び寄せたんだ」
「リュミトロフの医師?」
「ああ、だから、帝王切開手術はマルガリータの寝室で行なわれた。意識を失っているように見えたのは、麻酔をかけられていたからだ。でも、生きていた。……死んでいなかったんだよ」
何を言っているのか。腹を割かれて中から赤ん坊を取り出されていたとき、母はすでに死んでしまっていた。死んでしまったから、子どもだけは救おうとしての救命措置だとかなんとか言っていた。確かにそう聞いた。覚えている。だから、俺は魔法を発動させたんだ。
母のいない世界に絶望し、スヴェトキンやアクサナたちがどうなるかも考えず、赤ん坊を生かしてはいけないとの想いで──
「おまえは悪くない。まだ十歳だった。未熟で、教育も進んでいなかった。魔力を扱いきれるレベルじゃなかったんだから、おまえのせいじゃない。マルガリータが死んでしまったと思ったんだろう? だから動揺して……母の死がつらかったんだろう? リザヴェータのせいだって勘違いして、それで」
フョードルが何か言葉をかけてくれている。必死な顔で口を動かしているが、なにを言っているのかまではわからない。音が聞こえない。
「ロジオン様、冷静になられてください」
「ロジー、気持ちはわかるけど、落ち着いて」
クジマやエウゲニーもじりじりと近づいてくる。俺は後退り、背中がどんと何かにぶつかった。
振り返るとアラムがいた。ほっとして、アラムにすがりついた。
「フョードルが嘘を言うんだ。俺が魔法を発動させたときまだ母が生きていたって、違うよな? 俺は母を殺してない。死んでいたから発動させたんだ。生きていたら、するはずがないんだから」
「……おまえは、本気で妹を殺そうとしたのか?」
「そうだよ。でもアラムは受け入れてくれるだろう? 俺とおまえの関係に、他の人間は関係ないって言ってくれたよな?」
「その気持ちに変わりはないが、おまえに破壊をして欲しくはないし、人を殺して欲しくもない」
「もう殺意はないよ。どうでもいい。俺にはアラムさえいれば……なんでそんな目で見るの?」
まただ。アラムの目に失望の色が滲んでいる。しかも今は軽蔑の影さえ感じて見える。
アラム。愛するアラム。
「行かないで。アラムだけなんだ。俺にはアラムしか──」
突然、アラムは前のめりに倒れかかってきた。慌てて支えると、アラムは胸のあたりを押さえ、突如口から血を吐き出した。
「えっ……」
生暖かい液体が顎から首にかかかった。
ごふっとアラムはさらに血を吐き、俺の肩に寄りかかってきた。
「なに? アラム?」
抱きしめ触れた背中には、ぬるりとした液体の感触がある。
「ロジオン様、なんてことを」
「ロジー、なぜアラムを」
コンスタンティンやクジマたちが駆け寄ってくる。
なにがなにやらわからない。理解ができず、頭も働かない。
しかし、アラムは護らなければならない。傷つけてはいけないと考えて、アラムを抱きかかえたまま飛翔の術を発動させ、その場から飛び立った。
どす黒い煙が収まってくると、外の世界が見えてきた。防御魔法を解除して現れたのは、ここがレストランだった名残りのまるでない、黒焦げとなった瓦礫の山だった。街も消え、見渡す限りが同様の光景だった。
救助と治癒のためにと人の姿を探したものの、どこにも見当たらない。
「……俺だ。ベネフィンだ」
アラムのほうへ振り返ると、こめかみのあたりを押さえながら一人で喋っていた。ヒエスラ国内であるため、頭蓋内通信ができるようになったのだろう。
アルファは頭蓋骨が完成する前に脳の中に通信機を挿入するという。端末がなくても、電波を通じて直接脳の器官に映像や音を受信することができるという便利な代物だ。
「クジマ様やスヴェトキン殿は? ……ああ、そうだ。見えるか?」
アラムは顔をあげ、俺の後方へと目を向けて手をあげた。つられて視線の先を追うと遠目に数人の人影が見えた。
「みんな無事だったって?」
「ああ。怪我人はいないようだ。レストランの客や街にいた人もクジマ様たちが咄嗟に張った防御魔法で難を逃れたそうだ」
近づいてくる影は六つ。その中から一人、駆け寄ってくる人物がいた。体躯から見るにコンスタンティンのようだ。残りの五人は誰かと推測してみるも、わが忠実なる従者らしき人物は見当たらない。
「ご無事でなによりです……」
コンスタンティンはやや距離を置いた地点で立ち止まり、頭を下げた。
「スヴェトキンは?」
「……スヴェトキンだけは避難先にお連れして参りました」
頭をあげたコンスタンティンは、目だけは伏せたまま答えた。十四年まえの事故の後と同じだ。スヴェトキンとアクサナ以外の使用人たちが同じような反応を見せていたことを思い出す。
「そうか。……コンスタンティン、聞いてくれ。あれは暴発だったんだ。ロジオンはマルガリータ様のことを思い出して動揺してしまって」
アラムは嘘の説明をし始めた。コンスタンティンの畏怖の感情を読み取ってのことのようだが、あれが故意じゃなかったなんて、どうやっても無理があるだろう。
「……フョードル様もおっしゃられていた。ロジオン様は動揺されると魔力を暴走させてしまわれると……」
「そうなんだ。だからわざとじゃないし、やむを得ない理由があるんだ」
「理由……」
「ロジー!」
エウゲニーを先頭に、クジマやエフレム、フョードルやリザヴェータも追いついてきた。
「恋人を優先するのはいいとしても、兄は放置するなんて」
「クジマが守ってくれただろ」
「まあね。ケルンも守ってくれたよ。でも、一番凄かったのはおまえの妹だね」
エウゲニーが横へと視線を移したのを見て、俺もつられてリザヴェータを見た。母そっくりな顔を心配げに歪めている。
母があんな表情を俺に向けたことなんてない。苦いものがせり上がってくるのを感じた俺は喉の奥で押し留めるべく咳払いをして、その隣にいたフョードルへ視線を逸らした。さらに鎮痛な表情をしていた彼は俺と目を合わせたことで、おずおずと歩み寄ってきた。
「……ロジオン、まだその癖は直っていなかったんだね」
「クセ?」
「昔の話だけど、おまえはまだ幼かったから、少し動揺することがあると威嚇するように魔力を暴走させていた。わたしの教育が至らなかったせいだけど……」
いまも変わっていない。言葉尻は濁しつつも言わんとしたいことは伝わった。
師としての悔いなのか、成長していない俺を責めたいのか、どちらとも取れる強張った顔をしている。
「癖じゃないよ。あのときも今も、暴発じゃない。発動させたのは俺の意思だ」
だからと俺は言い返した。フョードルは悪くないし、成長しなかったからでもない。自分の意思でしたことで、ある程度の規模を調整する余裕すらあった。
街を破壊したことや、周りの人たちが巻き込れたことについては、多少のバツの悪さはある。ただ、彼らが期待するほどの罪悪感は抱いていない。
「……あのときって、どういうことなんだ?」
フョードルは虚を突かれたような顔で硬直している。変わっていないのはフョードルのほうだとの思いで、俺は苦笑に頬が緩むのを抑えられなかった。
「爆発事故だよ。思い出したのはついさっきだけど、それまでは、なんでフョードルは犯してもいない罪を自白したんだろうって不思議だった。理由もだし、どんなふうに起きたのかも忘れていたんだ。でもリザヴェータを見て思い出した。母にそっくりな妹を見て、俺はリザヴェータに生まれてきて欲しくなかったから魔法を発動させたんだって」
フョードルは困惑の様子で目を見開き、隣にいたリザヴェータは息を飲んだ。
なぜ?といった様子で視線を泳がせ、俺の言葉を理解しようと努めているようだ。
やはり、相変わらずだ。スヴェトキンたちならすぐに理解してくれただろう。フョードルはその実直さと人を疑うことのない誠実さで、十年も同じ屋根の下で暮らしながら、俺と母の関係がまともに機能していたと思いこんでいたのだから。
「心配しなくても、今は死んで欲しいとか思ってないよ。母の娘だから死んで欲しかっただけだから。もう、いまその母はいないし、フョードルから娘を奪いたくないしね」
「……答えになっていないよ、ロジオン。なんでリザヴェータを殺そうとしたんだ?」
それは、と口を開きかけたとき、リザヴェータが目に涙を溜めた顔で、俺のほうへ足を踏み出した。
「お兄様がお母様を殺したのですか? なぜ、そのようなことをなされたのですか?」
「俺が母上を? 違うよ。殺したのはリザヴェータだ」
「わたし?」
「母はおまえを宿らせていたせいで死んだ。なのに、母はお腹を割かれて、おまえだけは命を繋いだ。母を殺しておきながら、自分だけ生まれてきたんだ」
そうだ。だから俺は魔法を発動させた。母はフョードルと会話をしていた途中、いきなり苦悶に顔を歪め、落命した。死にゆく表情は瞼に焼きついている。
眉根を寄せたリザヴェータの隣で、フョードルが「違う」と声をあげた。
「医師がいただろう? 彼はリュミトロフの医師だった。病院へは行かずに自宅で開腹手術ができたのは、魔法を使っての手術だったからなんだ。ヒエスラの医師に頼むと子を手元で育てられないからと、マルガリータから頼まれて呼び寄せたんだ」
「リュミトロフの医師?」
「ああ、だから、帝王切開手術はマルガリータの寝室で行なわれた。意識を失っているように見えたのは、麻酔をかけられていたからだ。でも、生きていた。……死んでいなかったんだよ」
何を言っているのか。腹を割かれて中から赤ん坊を取り出されていたとき、母はすでに死んでしまっていた。死んでしまったから、子どもだけは救おうとしての救命措置だとかなんとか言っていた。確かにそう聞いた。覚えている。だから、俺は魔法を発動させたんだ。
母のいない世界に絶望し、スヴェトキンやアクサナたちがどうなるかも考えず、赤ん坊を生かしてはいけないとの想いで──
「おまえは悪くない。まだ十歳だった。未熟で、教育も進んでいなかった。魔力を扱いきれるレベルじゃなかったんだから、おまえのせいじゃない。マルガリータが死んでしまったと思ったんだろう? だから動揺して……母の死がつらかったんだろう? リザヴェータのせいだって勘違いして、それで」
フョードルが何か言葉をかけてくれている。必死な顔で口を動かしているが、なにを言っているのかまではわからない。音が聞こえない。
「ロジオン様、冷静になられてください」
「ロジー、気持ちはわかるけど、落ち着いて」
クジマやエウゲニーもじりじりと近づいてくる。俺は後退り、背中がどんと何かにぶつかった。
振り返るとアラムがいた。ほっとして、アラムにすがりついた。
「フョードルが嘘を言うんだ。俺が魔法を発動させたときまだ母が生きていたって、違うよな? 俺は母を殺してない。死んでいたから発動させたんだ。生きていたら、するはずがないんだから」
「……おまえは、本気で妹を殺そうとしたのか?」
「そうだよ。でもアラムは受け入れてくれるだろう? 俺とおまえの関係に、他の人間は関係ないって言ってくれたよな?」
「その気持ちに変わりはないが、おまえに破壊をして欲しくはないし、人を殺して欲しくもない」
「もう殺意はないよ。どうでもいい。俺にはアラムさえいれば……なんでそんな目で見るの?」
まただ。アラムの目に失望の色が滲んでいる。しかも今は軽蔑の影さえ感じて見える。
アラム。愛するアラム。
「行かないで。アラムだけなんだ。俺にはアラムしか──」
突然、アラムは前のめりに倒れかかってきた。慌てて支えると、アラムは胸のあたりを押さえ、突如口から血を吐き出した。
「えっ……」
生暖かい液体が顎から首にかかかった。
ごふっとアラムはさらに血を吐き、俺の肩に寄りかかってきた。
「なに? アラム?」
抱きしめ触れた背中には、ぬるりとした液体の感触がある。
「ロジオン様、なんてことを」
「ロジー、なぜアラムを」
コンスタンティンやクジマたちが駆け寄ってくる。
なにがなにやらわからない。理解ができず、頭も働かない。
しかし、アラムは護らなければならない。傷つけてはいけないと考えて、アラムを抱きかかえたまま飛翔の術を発動させ、その場から飛び立った。
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