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第3章 餓鬼道と阿修羅道の戦士! グラトニープリンセス&バーサーカープリンセス!
第18話 腕力家とは
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腕力家。
実は私は良く知らない。
調べてないから。
……調べてはいけない気がしたからなんだけど。
調べると私の心の在り方に取り返しのつかない変化が起きてしまう気がして。
学校でも教えないし。
多分、法治国家の在り方に影響あるからだと思うんだけどね。
それでも概要は分かる。
強過ぎて、国の力を以てしても殺害が不可能なので、逮捕が出来ない人。
法律の外にいる人。
そういうものだと思うんだ。
……私以外の人は皆、多分知ってると思うんだけどね。
訊けないからねぇ。
だって、腕力家の娘が他人にそのことを訊いたらさ。
圧力に思われるよね。
私は腕力家の娘なんだけど、みたいな。
だから他人の話していることを盗み聞きすることでしか知ることが出来ないんだよ。
そんな感じで、噂話しか知らないけど、私は普通のヒトが脅威に思ってしまう人間の娘。
……なので。
私が何か抗議や迷惑行為をすると、それに反論したり、注意したりするの。
普通の人には厳しいんだよね。多分。
なのでそういうこと、やれないんだよ
ドリンクバーひとつで、延々ファミレスで国生さんと一緒に勉強をするのは。
店側の拒否が出来ないからさ。
嫌な客だなー、って思っても。
そしてひとり、悩んでいたら。
「あの」
隣にいた国生さんが口を開いた。
私が視線を向けると
「……私の家に来ませんか?」
そんな提案が。
……え? いいの?
国生さんに案内されて。
国生さんの家にやって来た。
50坪ほどの土地に建てられた2階建ての一戸建て。
「どうぞ」
案内してくれた国生さんは嬉しそうで。
「お邪魔します」
私はお言葉に甘えて。
久々に、他人の家にお呼ばれした。
強化ガラスで覗き窓が作られた玄関ドア。
それを開いて、家の中に。
すると
「お姉ちゃんお帰り」
玄関の中に入ると、声が飛んでくる。
それは幼い声で。
ひょこ、と近くの部屋から顔が。
……小学生の男の子。
国生さんの弟かな。
可愛いね。
「どうも、お邪魔します」
私はなるたけ愛想よく頭を下げた。
するとその男の子は恥ずかしそうに
「ご、ごゆっくり」
そんなことを言って、奥に引っ込んでしまった。
……可愛いな!
▲学生最高だな!
「ここが私の部屋で」
国生さんが案内してくれた部屋は、2階の部屋。
お邪魔しますと中に入らせてもらうと。
そこにあったのは……
普通の地味な勉強机に、古ぼけたノートパソコン。
そしてやたら大きな本棚。
収められているのは、良く分からなかったけど……
なんだか、法律系統や、医療関係。
あと時代劇。
そういうものが、多い気がした。
私たちの年代が読みそうな本もあったけど、分量は少ないかな……
しかし、時代劇か……
国生さんは小説書いて他人に見せてる子だから。
ということは国生さん、時代小説を書くんだろうか?
だから、訊いたよ
「時代劇、好きなの?」
すると国生さんは頭を振った。
こう言いながら
「ううん、違うよ」
そして何でそんな言葉が出たのか。
すぐ思い当たったんだろう。
だから訊きたいことをすぐに教えてくれたんだ。
国生さんは、眼鏡の位置を直しながらこう言った。
何か少し、興奮しながらね。
「私が好きなのは……必殺シリーズ。それも前期」
……えーと。
見たこと無いし、知らないな……
実は私は良く知らない。
調べてないから。
……調べてはいけない気がしたからなんだけど。
調べると私の心の在り方に取り返しのつかない変化が起きてしまう気がして。
学校でも教えないし。
多分、法治国家の在り方に影響あるからだと思うんだけどね。
それでも概要は分かる。
強過ぎて、国の力を以てしても殺害が不可能なので、逮捕が出来ない人。
法律の外にいる人。
そういうものだと思うんだ。
……私以外の人は皆、多分知ってると思うんだけどね。
訊けないからねぇ。
だって、腕力家の娘が他人にそのことを訊いたらさ。
圧力に思われるよね。
私は腕力家の娘なんだけど、みたいな。
だから他人の話していることを盗み聞きすることでしか知ることが出来ないんだよ。
そんな感じで、噂話しか知らないけど、私は普通のヒトが脅威に思ってしまう人間の娘。
……なので。
私が何か抗議や迷惑行為をすると、それに反論したり、注意したりするの。
普通の人には厳しいんだよね。多分。
なのでそういうこと、やれないんだよ
ドリンクバーひとつで、延々ファミレスで国生さんと一緒に勉強をするのは。
店側の拒否が出来ないからさ。
嫌な客だなー、って思っても。
そしてひとり、悩んでいたら。
「あの」
隣にいた国生さんが口を開いた。
私が視線を向けると
「……私の家に来ませんか?」
そんな提案が。
……え? いいの?
国生さんに案内されて。
国生さんの家にやって来た。
50坪ほどの土地に建てられた2階建ての一戸建て。
「どうぞ」
案内してくれた国生さんは嬉しそうで。
「お邪魔します」
私はお言葉に甘えて。
久々に、他人の家にお呼ばれした。
強化ガラスで覗き窓が作られた玄関ドア。
それを開いて、家の中に。
すると
「お姉ちゃんお帰り」
玄関の中に入ると、声が飛んでくる。
それは幼い声で。
ひょこ、と近くの部屋から顔が。
……小学生の男の子。
国生さんの弟かな。
可愛いね。
「どうも、お邪魔します」
私はなるたけ愛想よく頭を下げた。
するとその男の子は恥ずかしそうに
「ご、ごゆっくり」
そんなことを言って、奥に引っ込んでしまった。
……可愛いな!
▲学生最高だな!
「ここが私の部屋で」
国生さんが案内してくれた部屋は、2階の部屋。
お邪魔しますと中に入らせてもらうと。
そこにあったのは……
普通の地味な勉強机に、古ぼけたノートパソコン。
そしてやたら大きな本棚。
収められているのは、良く分からなかったけど……
なんだか、法律系統や、医療関係。
あと時代劇。
そういうものが、多い気がした。
私たちの年代が読みそうな本もあったけど、分量は少ないかな……
しかし、時代劇か……
国生さんは小説書いて他人に見せてる子だから。
ということは国生さん、時代小説を書くんだろうか?
だから、訊いたよ
「時代劇、好きなの?」
すると国生さんは頭を振った。
こう言いながら
「ううん、違うよ」
そして何でそんな言葉が出たのか。
すぐ思い当たったんだろう。
だから訊きたいことをすぐに教えてくれたんだ。
国生さんは、眼鏡の位置を直しながらこう言った。
何か少し、興奮しながらね。
「私が好きなのは……必殺シリーズ。それも前期」
……えーと。
見たこと無いし、知らないな……
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