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第8章 リベンジ!
第88話 ごめんなさいは?
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2人の裏切りのプリンセスを、春香ちゃんに任せて。
私は優子……ゲヘナプリンセスに殴りかかった。
ゲヘナプリンセスは刀を捨てて徒手で迎え撃とうとする。
……私を甘く見ている証拠。
相手が素手だからと、刀を持っているのに刀を捨てる道理はない。
刀を持っている相手に素手で挑む奴が悪いんだから。
自己責任。
なのにゲヘナプリンセスは私に合わせた。
これは相手が私を舐めていることの現れ。
悔しいけど……
これは仕方ない。
だってこの前、完膚なきまでにやられたんだもの。
だから……
分からせるッ!
間合いを詰め、私は繰り出す右拳。
ゲヘナプリンセスは私の拳に合わせて、同じく右拳を繰り出す。
衝撃。
前の私なら、私の拳が砕けていたと思う。
だけど……
私は左拳を繰り出した。
ゲヘナプリンセスの右頬を狙って。
ゲヘナプリンセスも左拳を繰り出す。
私の顏に拳が飛んでくる。
激突。
互いの左拳が互いの頬を撃ち抜いた。
双方、全く怯まない。
拳による連撃。
蹴り。
次々に繰り出した。
そしてそれは互いの身体を削るけど。
決定打にはならない。
そして
互いのボディに右のボディーブローを入れた瞬間。
私たちは互いに飛び退き
戦士の笑みを浮かべた。
「……見違えたぞ。花蓮お姉ちゃん」
「あなたをワカらせる瞬間を夢見て、修行を重ねて来たんだよ!」
私の成長を、優子……ゲヘナプリンセスは理解したようで
「……ワカらされたよ。前のこそばゆい阿比須の拳ではなくなってるよ。我も本気を出すとするよ」
言って優子は、両手を強襲する猛獣のように高く構え。
その身をゆっくりと捻りだした……。
あれは……阿比須真拳奥義・心臓爆裂の構え!
命に別条のない形で、渾身の拳を胸に叩き込み……結果、心臓を爆裂させる奥義!
喰らえばもう心臓がドキドキするとか、トクゥンとときめくとか。
そういうことが出来なくなる。
命は奪わないけど、恋のときめきを永遠に奪う残酷な技……!
無論、優子が使うのは阿比須族滅流。
活人拳である阿比須真拳とは違うのかもしれない。
だから同列に語るのはおかしいのかもしれないけど……
私も阿比須真拳の同じ技で迎え撃つ……!
両手を高く構え、身を捻り……
睨み合う私たち。
そして……
「阿比須族滅流奥義……心臓破裂!」
「阿比須真拳奥義……心臓爆裂!」
全く同じ構えから繰り出される、全く同じ全力のブン殴り。
右拳は右拳と打ち合わされ……
ボリンッ! という凄まじい音がした。
拳が砕けた音。
砕けたのは……優子の拳だった!
「!」
優子の顔が驚愕に染まる。
優子の砕けた右拳は、あり得ない方向に指を捻じ曲げ、拳の形を失っており。
戸惑う優子……ゲヘナプリンセス!
私はその戸惑いに生まれた隙を見逃さず、左拳をゲヘナプリンセスの顔面に叩き込んだ。
「阿比須真拳奥義……前歯粉砕!」
「ぐああああっ!」
悲鳴が洩れる!
そして吹き飛ぶゲヘナプリンセスの前歯!
実年齢7才ということは、多分乳歯だから問題ないよねッ!
そして仮に永久歯でも、人血饅頭あるから治るしさッ!
右拳を砕かれ、前歯を折られたゲヘナプリンセス。
彼女は吹き飛び、うつ伏せで倒れ伏した。
そこへ歩み寄り、私は彼女の長い髪を掴んで引き摺り上げる。
「……ごめんさいは?」
姉としての威厳を込めて。
私は義妹にそう言ったのだった。
私は優子……ゲヘナプリンセスに殴りかかった。
ゲヘナプリンセスは刀を捨てて徒手で迎え撃とうとする。
……私を甘く見ている証拠。
相手が素手だからと、刀を持っているのに刀を捨てる道理はない。
刀を持っている相手に素手で挑む奴が悪いんだから。
自己責任。
なのにゲヘナプリンセスは私に合わせた。
これは相手が私を舐めていることの現れ。
悔しいけど……
これは仕方ない。
だってこの前、完膚なきまでにやられたんだもの。
だから……
分からせるッ!
間合いを詰め、私は繰り出す右拳。
ゲヘナプリンセスは私の拳に合わせて、同じく右拳を繰り出す。
衝撃。
前の私なら、私の拳が砕けていたと思う。
だけど……
私は左拳を繰り出した。
ゲヘナプリンセスの右頬を狙って。
ゲヘナプリンセスも左拳を繰り出す。
私の顏に拳が飛んでくる。
激突。
互いの左拳が互いの頬を撃ち抜いた。
双方、全く怯まない。
拳による連撃。
蹴り。
次々に繰り出した。
そしてそれは互いの身体を削るけど。
決定打にはならない。
そして
互いのボディに右のボディーブローを入れた瞬間。
私たちは互いに飛び退き
戦士の笑みを浮かべた。
「……見違えたぞ。花蓮お姉ちゃん」
「あなたをワカらせる瞬間を夢見て、修行を重ねて来たんだよ!」
私の成長を、優子……ゲヘナプリンセスは理解したようで
「……ワカらされたよ。前のこそばゆい阿比須の拳ではなくなってるよ。我も本気を出すとするよ」
言って優子は、両手を強襲する猛獣のように高く構え。
その身をゆっくりと捻りだした……。
あれは……阿比須真拳奥義・心臓爆裂の構え!
命に別条のない形で、渾身の拳を胸に叩き込み……結果、心臓を爆裂させる奥義!
喰らえばもう心臓がドキドキするとか、トクゥンとときめくとか。
そういうことが出来なくなる。
命は奪わないけど、恋のときめきを永遠に奪う残酷な技……!
無論、優子が使うのは阿比須族滅流。
活人拳である阿比須真拳とは違うのかもしれない。
だから同列に語るのはおかしいのかもしれないけど……
私も阿比須真拳の同じ技で迎え撃つ……!
両手を高く構え、身を捻り……
睨み合う私たち。
そして……
「阿比須族滅流奥義……心臓破裂!」
「阿比須真拳奥義……心臓爆裂!」
全く同じ構えから繰り出される、全く同じ全力のブン殴り。
右拳は右拳と打ち合わされ……
ボリンッ! という凄まじい音がした。
拳が砕けた音。
砕けたのは……優子の拳だった!
「!」
優子の顔が驚愕に染まる。
優子の砕けた右拳は、あり得ない方向に指を捻じ曲げ、拳の形を失っており。
戸惑う優子……ゲヘナプリンセス!
私はその戸惑いに生まれた隙を見逃さず、左拳をゲヘナプリンセスの顔面に叩き込んだ。
「阿比須真拳奥義……前歯粉砕!」
「ぐああああっ!」
悲鳴が洩れる!
そして吹き飛ぶゲヘナプリンセスの前歯!
実年齢7才ということは、多分乳歯だから問題ないよねッ!
そして仮に永久歯でも、人血饅頭あるから治るしさッ!
右拳を砕かれ、前歯を折られたゲヘナプリンセス。
彼女は吹き飛び、うつ伏せで倒れ伏した。
そこへ歩み寄り、私は彼女の長い髪を掴んで引き摺り上げる。
「……ごめんさいは?」
姉としての威厳を込めて。
私は義妹にそう言ったのだった。
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