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最終章:決戦! 六道プリンセス!
第97話 誕生! 六道プリンセス!
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フレアーが去った。
多数の人々の魂を捕食して。
……どうしよう?
「ヘルプリンセス!」
最終形態から通常形態に戻ったビーストプリンセスが、焦った顔で駆け寄って来た。
周りに立っている一般人は居ない。
……多分、このあたりの人間全部がゴッソリやられたんだ。
「ビーストプリンセス! どうしよう!?」
私は焦っていた。
どうすればいいのか分からない。
魂を捕食された人はどうなるの?
フレアーを倒せば元に戻るの?
いやそれよりも、フレアーがどこに行ったか分かるの?
「春香ちゃん、フレアーを追跡する特殊技能って何か心当たりある?」
私の言葉に、春香ちゃんは首を左右に振った。
「ゴメン花蓮ちゃん! 私には心当たりがない!」
言ってる春香ちゃんも焦っている。
春香ちゃんも私と同じことを心配しているんだろう。
このままでは食べられた人々を救えない。
きっと消化されてしまう!
私は他の六道プリンセスを見回す。
……皆、焦った顔をしていた。
これは……
皆、解決策が無いんだ……!
どうすれば……?
そんなときだった。
『諦めないで! 花蓮お姉ちゃん!』
声がしたんだ。
……義妹の……優子の声が。
振り返る。
そこに居た。
薄く輝くワンピースの7才の美少女……閻魔優子。
私の義妹……。
「……優子」
さっき姉妹喧嘩していたのに。
それなのに、私を助けてくれるの?
それに……存在を保てないんじゃないかとすら思ってた。
身体をフレアーに奪われているわけだし。
『……フレアーが喰らったのは、普通の人たち。毎日決められた仕事をこなして、家に帰ってご飯を食べてる普通の人』
そこを彼女は触れた。
『それは我が守りたかった人々。普通に生きてる、真面目な人たち』
そう、口にして。
優子は遠い目をした。
……自分がこの世に居ない間に、失われてきた日本人のそういう人たちに想いを馳せたのかな。
『……だから、絶対に守らないといけないんだ。我が阿比須族滅流を作ったのは、そのためだったんだから……』
そこまで言って、優子は私にガラケーを差し出した。
……それは暗黒のガラケー……ゲヘナホン。
「……これは?」
『我のゲヘナホンだよ。花蓮お姉ちゃん』
笑顔で教えてくれる。
いや、それくらいなら私も分かるんだ。
聞きたいのは、今、何故? ってことで。
すると
『ゲヘナホンは妖魔神ノロジーのチカラを注ぎ込んで作ってる……だから、同じ妖魔神のフレアーの居場所が分かるはず』
……そう……なんだ。
私の目の前に、光が差した。
じゃあ、これを使って変身したらいいのかな?
そうすれば、フレアーを追える?
私には迷ってる暇がない。
その暗黒のガラケー・ゲヘナホンを受け取ろうとして。
そのときに
『……このゲヘナホンを使って、フレアーを倒しに行けるのは、たった1人だよ。お姉ちゃん』
優子の言葉。
手が……止まる。
私は周りを見回す。
皆、話を聞いていたらしく。
全員が頷いてくれた。
「今はあなたがこの6人で1番強いよ」
……咲さん。
「咲が認めるのなら、僕も認めるよ」
……萬田君。
「私たちはあなたに敗れた。あなた以外に候補者は居ないわ」
……天野先輩。
「右に同じく。アンタ以外には任せられへんな」
……飛馬先輩。
「花蓮ちゃん以外、フレアーを確実に倒せるって信じられる人は居ない。だから私も……花蓮ちゃんに全てを託すから」
……春香ちゃん。
私は皆の想いを受け、一筋の涙を流した。
そして全員で変身を解除し。
全員で、元の姿に戻る。
全員が、学校での制服姿に。
セーラー服、ブレザー……。
そして
……ここから先にやらなければならないこと。
それを皆、なんとなく理解していた。
『我の変身コードは587だよ』
ごく自然な感じで、優子の言葉に皆が頷く。
そして全員で、変身コードを六道ホンに打ち込んだ。
……ゲヘナプリンセスの変身コードを。
5・8・7
すると
『UNITE VENT』
電子音声が鳴り。
優子が手にしたゲヘナホンに、全員の六道ホンからの光が飛び、集まりはじめた。
……力が集まる。
これこそが……真の……
それを理解したとき。
私はゲヘナホンを優子から受け取り。
その本体を上下にスライドさせ、入力キーを出し。
頭に浮かんだ変身コードを打ち込んだ。
6・6・6
『Standing by』
能〇麻美子風の癒しを含んだ電子音声が流れる。
……脳裏に流れる、全ての六道プリンセスのチカラ……
そして私は衝動を感じ、その衝動に突き動かされるようにその六道ホンを高く掲げて。
最後に強い意志を込めて叫んだ。
「変身! 六道プリンセス!」
そして能〇ボイスの電子音声がそれに応えた。
『Complete』
次の瞬間、私は強烈な光に包まれ。
その光の中で、変身をする。
全ての六道プリンセスの色を含んだプリンセスフォーム……。
黒、白、赤、黄、紫、そして青。
武者の甲冑を意識した衣装。
甲冑風ドレス。
全体的なフォルムはゲヘナプリンセスに似ている。
だがその鎧は、6つの色で彩られていた。
暗黒色一色では無かった。
……これなら、大丈夫。
戦える……!!
だったら……イケるぜ!
私の心に湧き上がる、相応しい名乗り。
それは……
「冥府の剣! 人類の守護者! 六道プリンセス!」
そして私は見得を切り。
「プリンセスクレインウイング!」
ビーストプリンセスの特殊技能。
それを私は当たり前のように使用した。
背中に生える鶴の翼。
私はその翼を広げ、飛び立つ。
……妖魔神帝フレアーを追いかけて!
多数の人々の魂を捕食して。
……どうしよう?
「ヘルプリンセス!」
最終形態から通常形態に戻ったビーストプリンセスが、焦った顔で駆け寄って来た。
周りに立っている一般人は居ない。
……多分、このあたりの人間全部がゴッソリやられたんだ。
「ビーストプリンセス! どうしよう!?」
私は焦っていた。
どうすればいいのか分からない。
魂を捕食された人はどうなるの?
フレアーを倒せば元に戻るの?
いやそれよりも、フレアーがどこに行ったか分かるの?
「春香ちゃん、フレアーを追跡する特殊技能って何か心当たりある?」
私の言葉に、春香ちゃんは首を左右に振った。
「ゴメン花蓮ちゃん! 私には心当たりがない!」
言ってる春香ちゃんも焦っている。
春香ちゃんも私と同じことを心配しているんだろう。
このままでは食べられた人々を救えない。
きっと消化されてしまう!
私は他の六道プリンセスを見回す。
……皆、焦った顔をしていた。
これは……
皆、解決策が無いんだ……!
どうすれば……?
そんなときだった。
『諦めないで! 花蓮お姉ちゃん!』
声がしたんだ。
……義妹の……優子の声が。
振り返る。
そこに居た。
薄く輝くワンピースの7才の美少女……閻魔優子。
私の義妹……。
「……優子」
さっき姉妹喧嘩していたのに。
それなのに、私を助けてくれるの?
それに……存在を保てないんじゃないかとすら思ってた。
身体をフレアーに奪われているわけだし。
『……フレアーが喰らったのは、普通の人たち。毎日決められた仕事をこなして、家に帰ってご飯を食べてる普通の人』
そこを彼女は触れた。
『それは我が守りたかった人々。普通に生きてる、真面目な人たち』
そう、口にして。
優子は遠い目をした。
……自分がこの世に居ない間に、失われてきた日本人のそういう人たちに想いを馳せたのかな。
『……だから、絶対に守らないといけないんだ。我が阿比須族滅流を作ったのは、そのためだったんだから……』
そこまで言って、優子は私にガラケーを差し出した。
……それは暗黒のガラケー……ゲヘナホン。
「……これは?」
『我のゲヘナホンだよ。花蓮お姉ちゃん』
笑顔で教えてくれる。
いや、それくらいなら私も分かるんだ。
聞きたいのは、今、何故? ってことで。
すると
『ゲヘナホンは妖魔神ノロジーのチカラを注ぎ込んで作ってる……だから、同じ妖魔神のフレアーの居場所が分かるはず』
……そう……なんだ。
私の目の前に、光が差した。
じゃあ、これを使って変身したらいいのかな?
そうすれば、フレアーを追える?
私には迷ってる暇がない。
その暗黒のガラケー・ゲヘナホンを受け取ろうとして。
そのときに
『……このゲヘナホンを使って、フレアーを倒しに行けるのは、たった1人だよ。お姉ちゃん』
優子の言葉。
手が……止まる。
私は周りを見回す。
皆、話を聞いていたらしく。
全員が頷いてくれた。
「今はあなたがこの6人で1番強いよ」
……咲さん。
「咲が認めるのなら、僕も認めるよ」
……萬田君。
「私たちはあなたに敗れた。あなた以外に候補者は居ないわ」
……天野先輩。
「右に同じく。アンタ以外には任せられへんな」
……飛馬先輩。
「花蓮ちゃん以外、フレアーを確実に倒せるって信じられる人は居ない。だから私も……花蓮ちゃんに全てを託すから」
……春香ちゃん。
私は皆の想いを受け、一筋の涙を流した。
そして全員で変身を解除し。
全員で、元の姿に戻る。
全員が、学校での制服姿に。
セーラー服、ブレザー……。
そして
……ここから先にやらなければならないこと。
それを皆、なんとなく理解していた。
『我の変身コードは587だよ』
ごく自然な感じで、優子の言葉に皆が頷く。
そして全員で、変身コードを六道ホンに打ち込んだ。
……ゲヘナプリンセスの変身コードを。
5・8・7
すると
『UNITE VENT』
電子音声が鳴り。
優子が手にしたゲヘナホンに、全員の六道ホンからの光が飛び、集まりはじめた。
……力が集まる。
これこそが……真の……
それを理解したとき。
私はゲヘナホンを優子から受け取り。
その本体を上下にスライドさせ、入力キーを出し。
頭に浮かんだ変身コードを打ち込んだ。
6・6・6
『Standing by』
能〇麻美子風の癒しを含んだ電子音声が流れる。
……脳裏に流れる、全ての六道プリンセスのチカラ……
そして私は衝動を感じ、その衝動に突き動かされるようにその六道ホンを高く掲げて。
最後に強い意志を込めて叫んだ。
「変身! 六道プリンセス!」
そして能〇ボイスの電子音声がそれに応えた。
『Complete』
次の瞬間、私は強烈な光に包まれ。
その光の中で、変身をする。
全ての六道プリンセスの色を含んだプリンセスフォーム……。
黒、白、赤、黄、紫、そして青。
武者の甲冑を意識した衣装。
甲冑風ドレス。
全体的なフォルムはゲヘナプリンセスに似ている。
だがその鎧は、6つの色で彩られていた。
暗黒色一色では無かった。
……これなら、大丈夫。
戦える……!!
だったら……イケるぜ!
私の心に湧き上がる、相応しい名乗り。
それは……
「冥府の剣! 人類の守護者! 六道プリンセス!」
そして私は見得を切り。
「プリンセスクレインウイング!」
ビーストプリンセスの特殊技能。
それを私は当たり前のように使用した。
背中に生える鶴の翼。
私はその翼を広げ、飛び立つ。
……妖魔神帝フレアーを追いかけて!
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