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番外編2
続々・懐かしの制服で(※R18)
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清香が高校の時の制服を着ているところに、琢磨が遭遇し、その格好が制服だとバレてしまってから。
清香は琢磨が独占欲を見せたことに驚きながらも、それを向けてくれたことに嬉しく思っている自分がいたことにさらに驚いた。
激しい感情を持つことは冷静さを失うことになりそうでこわかった。
もし、恋に溺れたとしたら、その恋を失ったときに耐えられるのか。
一人で立つことができなくなったとしたら、それが怖かった。
感情とは劇薬に等しい。
それを他人にぶつけることやぶつけられることで、爆ぜてしまうのが清香は怖かった。
けれど、琢磨はその感情を見せてくれた。
見せても壊れはしないと分からせてくれるかのように。
だから、琢磨には敵わない。この手を放せない。
堕ちた先から抜け出せなくなるのだ。
「んんっ……」
琢磨が清香をベッドに押し倒して、上から覆いかぶさるように手を這わせる。
清香のシャツのボタンは全て開けて、裾から下着を捲りあげて胸元を撫でる。
片方の手はスカートの下から太ももを撫であげていく。
「清香……」
琢磨は清香の名前を呼びながら羽のような軽いキスを眦や頬にしていった。
左手で下着の上から胸元を緩やかに撫でる。
中心は避けて周りを宥めるように。
「琢磨……」
指が胸先に軽く触れても、また周りを触るだけ。
琢磨に慣らされた身体はもどかしくなっていく。
右手は秘所の割れ目を覆ったまま、動かない。
「……触って。」
「ん……。」
琢磨の指先がやっと胸先に触れて望んでいた刺激が与えられる。
弾かれ、摘まれる。
シャツは肌けて、纏っているだけに等しくなる。
琢磨は清香の耳朶を食みながら、熱い息を清香の肌に吹きかける。
割れ目を覆っていた手が、そのまま軽く全体をポンと指先で叩く。
その軽い衝撃すら清香の腰に響く。
「ひっ……」
「気持ちいい?」
「声が…ああっ…」
胸に与えられる刺激と割れ目全体に与えられる刺激の速度を合わされる。
胸元を摘まれるとポンと指先で全体に刺激がくるのだ。
「や……」
「清香、ほら?」
耳を舐められて、背中にゾクリとした快感が駆ける。
高まっていくのに、足りない。
「足りない?清香の腰が動いてる……かわいい。」
「ううっ……」
「ほら、清香?」
「足りないの!もっと!」
「いい子。」
琢磨が耳から唇を放して笑った。
清香の秘芽を指で弄りながら、中指を清香のナカに埋めていく。
「んんっ……んっ!」
左手で胸を揉みながら、指で挟んだり、撫でたりを止めない。
「高校生の時はもう少し小さかったのか。」
しみじみと言う琢磨に清香は顔を赤くする。
「成長期だから、仕方ないで、あっ!ああっ!」
清香のナカを探る指が一点を掠めた。
慣れたもので、そこにたどり着かれればいつもぐずぐずと蕩けさせられる。
「そうだけど、その時の清香も可愛らしかっただろうなと思って。」
「そんな、ことっ……ひゃあ!あああ!」
さっきまで欲しかったはずの快感なのに、高まっていくとこわくなって腰が逃げる。
琢磨はそれを胸元に向けていた手で抑え込む。
「こら、逃げない。」
「だって!きちゃうの!……ひっ」
「うん、イッて?」
指で一点を強めに擦られ、秘芽を撫でられる。
「ああっ…イクッ……あああ!」
腰が浮き上がり、溜まっていた快感が爆ぜた。
清香の息が上がり、全身の力が抜ける。
琢磨は清香の項に吸い付き、痕を残す。
元々白い肌のため、残った痕は花弁のように薄っすらと赤くなった。
「琢磨!」
「普段は見えないところだから。それにそんなに強くしてない。」
「もう……」
「あと、ごめん。本当はあと何回かイカせてあげたいけど、俺も余裕がない。」
「えっ?あああ!」
琢磨は素早くゴムを着けると、そのまま清香のナカへと自身を押し入れた。
「スカート、脱ぎ、たいのに……」
「やだ。」
「琢磨……」
「この姿の清香を今日は独占したい。」
「えっ、ちょっ!」
琢磨は戸惑う清香を見てにっこりと笑うと、動き始めた。
「んあ!あっ!あっ!」
「清香!」
肌がぶつかり合う音をさせながら、琢磨は清香が反応する点を付きあげる。
水音も混じり、蜜が流れ出る。
「やぁ!そこ!そこは、ああ!」
「ここが好きでしょ?」
琢磨が清香の頬に手を添えれば、清香もその手を握る。
ふるふると首を振りながら、高まる快感を逃がそうとする清香を見て、琢磨はさらに清香の理性を溶かしたくなる。
ゆっくりとした動きに変えながら、清香に自分の形を覚え込ませるようにその一点を擦る、
「ああ……んっ……やだぁ……たり、ない……」
清香は抱きつきながら足を琢磨の腰に絡ませて、清香も腰を擦り付けてくる。
その様子に琢磨は笑う。
ああ、もっと欲しい。
「清香、欲しい?」
「ほしい……琢磨だけ、ほしい……」
「いい子。」
熱に動かされたまま清香が縋る。
琢磨は清香を抱きしめると、また動きを強めた。
「あっ!ああ!琢磨!好き!好きなの!」
「清香!」
「琢磨に、しか、こんな感情、ない!」
その言葉に琢磨は息を呑む。
どうしてこんなに欲しい言葉をくれるのか。
もっと堕ちたところが見たい。もう誰にも渡さない。
「俺も、清香だけ。」
「琢磨!あ!……イ、ク!……あああああ!」
「くっ……清香!」
清香が身体を震わせて、琢磨を締め付ける。
その締め付けを感じながら、さらに大きく突き上げ、琢磨も爆ぜた。
琢磨の腕の中で荒い息をつく清香を見て、髪を撫でる。
「スカートが……」
「あー。」
「悪いと思ってないな。」
「うん。」
恨めしげな清香の視線を受けながら、琢磨は苦笑で返した。
宥めるように背中を撫でると、まだ清香の身体は敏感なままらしく、ピクリと動く。
そのまま、また抱いてしまいそうになるのを琢磨は堪える。
「琢磨?」
「久しぶりに清香に感情を押し付けてしまったけど、こわくなかった?」
「ああ……いや、ちゃんと琢磨は聞いてくれたでしょう?押し付けてなんかないよ。」
「そっか。」
琢磨が安堵の笑顔を浮かべると、清香は琢磨の頬に手を添える。
「うん。それに、独占したいって思ってもらえてて嬉しい自分がいたのに驚いた。今までは好きで十分だったのに、もっとって思ってしまう自分がいて、ちょっとね……」
清香が苦笑いを浮かべると琢磨が抱きしめる。
「俺は欲しがってもらえて嬉しい。嫌なんかじゃない。それに、清香が感情を見せたところで俺は嫌いになんてならない。ぶつけてくれるのがいい。」
「でも……面倒じゃ……」
「面倒なんかない。我慢される方が嫌だ。」
「そっか。」
「うん。」
琢磨は清香の頭を撫でる。
清香は感情を表に出すのが得意ではない。特に怒りの感情や激しい感情は未だに出せずに自分で潰れてしまう。
欲しいものは自分で手に入れて、他人には期待をすることを最小限にしがちなのだ。
琢磨は清香がそうやって自分を追い詰めようとするのを止めたかった。
だから、今回、清香がもっとと思い始めたのを嬉しく思った。
気付かないうちに傷ついてしまわないように、手を繋いでおきたい。
これ以上、傷つけさせるものから守るために。
琢磨は清香に口づけた。
清香は琢磨が独占欲を見せたことに驚きながらも、それを向けてくれたことに嬉しく思っている自分がいたことにさらに驚いた。
激しい感情を持つことは冷静さを失うことになりそうでこわかった。
もし、恋に溺れたとしたら、その恋を失ったときに耐えられるのか。
一人で立つことができなくなったとしたら、それが怖かった。
感情とは劇薬に等しい。
それを他人にぶつけることやぶつけられることで、爆ぜてしまうのが清香は怖かった。
けれど、琢磨はその感情を見せてくれた。
見せても壊れはしないと分からせてくれるかのように。
だから、琢磨には敵わない。この手を放せない。
堕ちた先から抜け出せなくなるのだ。
「んんっ……」
琢磨が清香をベッドに押し倒して、上から覆いかぶさるように手を這わせる。
清香のシャツのボタンは全て開けて、裾から下着を捲りあげて胸元を撫でる。
片方の手はスカートの下から太ももを撫であげていく。
「清香……」
琢磨は清香の名前を呼びながら羽のような軽いキスを眦や頬にしていった。
左手で下着の上から胸元を緩やかに撫でる。
中心は避けて周りを宥めるように。
「琢磨……」
指が胸先に軽く触れても、また周りを触るだけ。
琢磨に慣らされた身体はもどかしくなっていく。
右手は秘所の割れ目を覆ったまま、動かない。
「……触って。」
「ん……。」
琢磨の指先がやっと胸先に触れて望んでいた刺激が与えられる。
弾かれ、摘まれる。
シャツは肌けて、纏っているだけに等しくなる。
琢磨は清香の耳朶を食みながら、熱い息を清香の肌に吹きかける。
割れ目を覆っていた手が、そのまま軽く全体をポンと指先で叩く。
その軽い衝撃すら清香の腰に響く。
「ひっ……」
「気持ちいい?」
「声が…ああっ…」
胸に与えられる刺激と割れ目全体に与えられる刺激の速度を合わされる。
胸元を摘まれるとポンと指先で全体に刺激がくるのだ。
「や……」
「清香、ほら?」
耳を舐められて、背中にゾクリとした快感が駆ける。
高まっていくのに、足りない。
「足りない?清香の腰が動いてる……かわいい。」
「ううっ……」
「ほら、清香?」
「足りないの!もっと!」
「いい子。」
琢磨が耳から唇を放して笑った。
清香の秘芽を指で弄りながら、中指を清香のナカに埋めていく。
「んんっ……んっ!」
左手で胸を揉みながら、指で挟んだり、撫でたりを止めない。
「高校生の時はもう少し小さかったのか。」
しみじみと言う琢磨に清香は顔を赤くする。
「成長期だから、仕方ないで、あっ!ああっ!」
清香のナカを探る指が一点を掠めた。
慣れたもので、そこにたどり着かれればいつもぐずぐずと蕩けさせられる。
「そうだけど、その時の清香も可愛らしかっただろうなと思って。」
「そんな、ことっ……ひゃあ!あああ!」
さっきまで欲しかったはずの快感なのに、高まっていくとこわくなって腰が逃げる。
琢磨はそれを胸元に向けていた手で抑え込む。
「こら、逃げない。」
「だって!きちゃうの!……ひっ」
「うん、イッて?」
指で一点を強めに擦られ、秘芽を撫でられる。
「ああっ…イクッ……あああ!」
腰が浮き上がり、溜まっていた快感が爆ぜた。
清香の息が上がり、全身の力が抜ける。
琢磨は清香の項に吸い付き、痕を残す。
元々白い肌のため、残った痕は花弁のように薄っすらと赤くなった。
「琢磨!」
「普段は見えないところだから。それにそんなに強くしてない。」
「もう……」
「あと、ごめん。本当はあと何回かイカせてあげたいけど、俺も余裕がない。」
「えっ?あああ!」
琢磨は素早くゴムを着けると、そのまま清香のナカへと自身を押し入れた。
「スカート、脱ぎ、たいのに……」
「やだ。」
「琢磨……」
「この姿の清香を今日は独占したい。」
「えっ、ちょっ!」
琢磨は戸惑う清香を見てにっこりと笑うと、動き始めた。
「んあ!あっ!あっ!」
「清香!」
肌がぶつかり合う音をさせながら、琢磨は清香が反応する点を付きあげる。
水音も混じり、蜜が流れ出る。
「やぁ!そこ!そこは、ああ!」
「ここが好きでしょ?」
琢磨が清香の頬に手を添えれば、清香もその手を握る。
ふるふると首を振りながら、高まる快感を逃がそうとする清香を見て、琢磨はさらに清香の理性を溶かしたくなる。
ゆっくりとした動きに変えながら、清香に自分の形を覚え込ませるようにその一点を擦る、
「ああ……んっ……やだぁ……たり、ない……」
清香は抱きつきながら足を琢磨の腰に絡ませて、清香も腰を擦り付けてくる。
その様子に琢磨は笑う。
ああ、もっと欲しい。
「清香、欲しい?」
「ほしい……琢磨だけ、ほしい……」
「いい子。」
熱に動かされたまま清香が縋る。
琢磨は清香を抱きしめると、また動きを強めた。
「あっ!ああ!琢磨!好き!好きなの!」
「清香!」
「琢磨に、しか、こんな感情、ない!」
その言葉に琢磨は息を呑む。
どうしてこんなに欲しい言葉をくれるのか。
もっと堕ちたところが見たい。もう誰にも渡さない。
「俺も、清香だけ。」
「琢磨!あ!……イ、ク!……あああああ!」
「くっ……清香!」
清香が身体を震わせて、琢磨を締め付ける。
その締め付けを感じながら、さらに大きく突き上げ、琢磨も爆ぜた。
琢磨の腕の中で荒い息をつく清香を見て、髪を撫でる。
「スカートが……」
「あー。」
「悪いと思ってないな。」
「うん。」
恨めしげな清香の視線を受けながら、琢磨は苦笑で返した。
宥めるように背中を撫でると、まだ清香の身体は敏感なままらしく、ピクリと動く。
そのまま、また抱いてしまいそうになるのを琢磨は堪える。
「琢磨?」
「久しぶりに清香に感情を押し付けてしまったけど、こわくなかった?」
「ああ……いや、ちゃんと琢磨は聞いてくれたでしょう?押し付けてなんかないよ。」
「そっか。」
琢磨が安堵の笑顔を浮かべると、清香は琢磨の頬に手を添える。
「うん。それに、独占したいって思ってもらえてて嬉しい自分がいたのに驚いた。今までは好きで十分だったのに、もっとって思ってしまう自分がいて、ちょっとね……」
清香が苦笑いを浮かべると琢磨が抱きしめる。
「俺は欲しがってもらえて嬉しい。嫌なんかじゃない。それに、清香が感情を見せたところで俺は嫌いになんてならない。ぶつけてくれるのがいい。」
「でも……面倒じゃ……」
「面倒なんかない。我慢される方が嫌だ。」
「そっか。」
「うん。」
琢磨は清香の頭を撫でる。
清香は感情を表に出すのが得意ではない。特に怒りの感情や激しい感情は未だに出せずに自分で潰れてしまう。
欲しいものは自分で手に入れて、他人には期待をすることを最小限にしがちなのだ。
琢磨は清香がそうやって自分を追い詰めようとするのを止めたかった。
だから、今回、清香がもっとと思い始めたのを嬉しく思った。
気付かないうちに傷ついてしまわないように、手を繋いでおきたい。
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