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新たなる門出
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神様は、時として人間に試練を与える。
でも、与えられし人間は、必ずその試練を乗り越え、次のステップへの階段を上がると言われている。
「恋」は一人でするもの。
「愛」は二人で育むもの。
君とだったから、どんな試練も乗り越えられた。いつも、君の存在が心にあったから・・・。
これから読んで頂くお話は、その辺にいる、とある高校生二人が経験して行く悲しくて切なくて・・・。アホくさくて。
とにかく、「十人十色」。そう思えるお話です。
二人の新しい生活が、今幕をあける・・・。
桜の花が辺り一面を鮮やかに彩る四月。
新しい制服に身を包み、今までとは違う景色の中、少しの緊張と大きな期待を胸に抱え、高校生活が始まっていた。
柚月「おはようございます!!」
結芽「あっ!柚月ちゃんおはよう!制服、似合ってるじゃん!」
柚月「ありがとうございます。あの、廉いますか?」
結芽「その制服、懐かしいーっ!!ちょっと着させて・・・」
廉 「制服破ける。行くぞ、柚月」
古川柚月(ふるかわゆづき)。
可もなく不可も無く、ごくごく普通の人間。
初めてのクラスでの自己紹介で、「将来の夢は雲に乗ること」と発言し、教室内が騒ついたという名誉を持つ女の子。
松澤廉(まつざわれん)。
小学校からの幼なじみであり腐れ縁。廉はお父さんの死をきっかけに喜怒哀楽を表に出さなくなってしまった鉄仮面男。
でも、本当はとても優しくて思いやりがあり、面白い性格だという事をあたしは知っている。因みに口と頭は悪いが、顔立ちだけは良い。
柚月「結芽さん、行ってきまーす!!」
結芽「柚月ちゃん、行ってらっしゃーい!」
廉 「俺には?」
結芽「柚月ちゃん、行ってらっしゃーい!」
廉 「俺の存在フルシカト。」
柚月「面白いお母さんで羨ましいよ?」
廉 「面白いじゃないの。変わってんの!!」
廉の家は、結芽さんが持ち前の明るさと根性で女で一つで頑張っている。
仕事は看護師をしているらしいが、患者様に注射や点滴を打つ時が一番嫌いらしい。
柚月「そういえば、部活どうする?」
廉 「帰宅部。」
柚月「そうなの?廉、中学まで剣道部だったのに。」
廉 「そういうお前は?」
柚月「あたしは帰宅部。」
廉 「そうなの?柚月、中学までデブだったのに」
柚月「真似した上に韻を踏むな。」
「幼なじみ」という今の関係でいい。こんな関係が楽。
今思うと、そう自分に言い聞かせていただけだったのだと思う。
「好き」という感情がいまいち分からないあたしにとって、恋とは無縁。
そう、思っていた。
でも、与えられし人間は、必ずその試練を乗り越え、次のステップへの階段を上がると言われている。
「恋」は一人でするもの。
「愛」は二人で育むもの。
君とだったから、どんな試練も乗り越えられた。いつも、君の存在が心にあったから・・・。
これから読んで頂くお話は、その辺にいる、とある高校生二人が経験して行く悲しくて切なくて・・・。アホくさくて。
とにかく、「十人十色」。そう思えるお話です。
二人の新しい生活が、今幕をあける・・・。
桜の花が辺り一面を鮮やかに彩る四月。
新しい制服に身を包み、今までとは違う景色の中、少しの緊張と大きな期待を胸に抱え、高校生活が始まっていた。
柚月「おはようございます!!」
結芽「あっ!柚月ちゃんおはよう!制服、似合ってるじゃん!」
柚月「ありがとうございます。あの、廉いますか?」
結芽「その制服、懐かしいーっ!!ちょっと着させて・・・」
廉 「制服破ける。行くぞ、柚月」
古川柚月(ふるかわゆづき)。
可もなく不可も無く、ごくごく普通の人間。
初めてのクラスでの自己紹介で、「将来の夢は雲に乗ること」と発言し、教室内が騒ついたという名誉を持つ女の子。
松澤廉(まつざわれん)。
小学校からの幼なじみであり腐れ縁。廉はお父さんの死をきっかけに喜怒哀楽を表に出さなくなってしまった鉄仮面男。
でも、本当はとても優しくて思いやりがあり、面白い性格だという事をあたしは知っている。因みに口と頭は悪いが、顔立ちだけは良い。
柚月「結芽さん、行ってきまーす!!」
結芽「柚月ちゃん、行ってらっしゃーい!」
廉 「俺には?」
結芽「柚月ちゃん、行ってらっしゃーい!」
廉 「俺の存在フルシカト。」
柚月「面白いお母さんで羨ましいよ?」
廉 「面白いじゃないの。変わってんの!!」
廉の家は、結芽さんが持ち前の明るさと根性で女で一つで頑張っている。
仕事は看護師をしているらしいが、患者様に注射や点滴を打つ時が一番嫌いらしい。
柚月「そういえば、部活どうする?」
廉 「帰宅部。」
柚月「そうなの?廉、中学まで剣道部だったのに。」
廉 「そういうお前は?」
柚月「あたしは帰宅部。」
廉 「そうなの?柚月、中学までデブだったのに」
柚月「真似した上に韻を踏むな。」
「幼なじみ」という今の関係でいい。こんな関係が楽。
今思うと、そう自分に言い聞かせていただけだったのだと思う。
「好き」という感情がいまいち分からないあたしにとって、恋とは無縁。
そう、思っていた。
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