世界図書館のラウ・ツェーイ

第１章

10.地の龍

轟音が響き渡る。
そしてソレはあらわれた。
地の龍の呼ばれる存在だ。
〖久しいの知の番人よ〗
〖久しいですね地の龍よ〗
古代語で、話しかけられたので古代語で返す。
〖番人も数がへったときいた。所で我を呼び起こしたのは誰だ？〗
さっきの爆破か。そのせいで眠りから覚めてしまったのだろう、なっとくである。
〖煉獄の書アディス・ナードが遊んだ結果ですね、森が少々……。そのせいで起きてしまわれたのだと思います、ですので、もう1度おねむりになっていただければしく思います。〗
〖もう1度ねむりはせぬ。そうだな世界をみて回わることにしよう〗
そういって、地の龍はとびさった。
さて、水晶玉をとり出していう、
「こちら、特級司書ラウ・シェーイです。
煉獄の書アディス・ナードの第1担当者アルア・ユンの死亡について、報告します。現時こくを持ちまして、煉獄の書アディス・ナードについては、第２担当者ラウ・シェーイが管理致しますこともあわせて報告させていただきます。」
報告はいちようこれでお仕舞いだ。どこかの奴がやらかさない限りだが。
本当に私の学園生活どうなるのだろう？



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