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学校生活
図らずも改造制服
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あの魔法騒動の次の日、私に制服が支給された。ブリジットちゃんや私と揉めた子が着ていた、かっちりとしたワンピースは制服だったのだ。制服だから、私も当然着ることになったのだけれど……
ワンピースにはフリルやレースがたっぷりついていて、重たくて動きづらい。だから私は、制服を改造することにした。
少しヒールがあるローファーを履かなければ、床についてしまう裾を、思いっきり膝丈まで切った。切れ目が見えないように、端を折って縫う。自己流でスカート上げる。女子高生といえば、こんな感じでしょ。正直、偏見と思い込みだ。
試着してみると、予想していたより少し上まで上がってしまったけど、許容範囲だと思う。
自分の仕事に満足して、鏡の前でクルクルと回りながら鼻歌を歌っていると、部屋を真ん中で仕切るカーテンからブリジットちゃんが覗いてきた。
「なんだか楽しそうだね、どうしたの? って、きゃあ!」
「どうしたの、ブリジットちゃん?」
ブリジットちゃんは自分の目を両手で覆い隠して、真っ赤な顔をしていた。
「リンカちゃん、足が見えてる! いったい、なにがあったの?」
「足? 普通だと思うけど……」
「ここでは、女性は足を隠すものなの! 裸で歩いているようなものだよ!」
ブリジットちゃんの早口に、ヒクッと口が引きつる。支給された2枚とも、もう改造してしまったんですけど!
「向こうじゃ、これが普通だったから、やっちゃった! 校則違反になっちゃうの!?」
「足を隠すことは常識過ぎて、校則には書いてないよ! でも風紀に引っかかるよ!」
うわあああ! なんてことをしてしまったんだ、私は!
「時間を戻す魔法とかない!?」
「あるかも知れないけど、わかんないよ! 早く新しい制服をもらわないと!」
そうやって騒いでいると、隣の部屋に壁ドンされ、私たちは大人しく黙った。
次の日、私は初めて学校に登校した。全生徒から奇異の目で見られ、針のむしろというやつだった。足を出していることが、そんなに珍しいのか!
ブリジットちゃんは途中で茶色の襟の子に呼び止められて何か話していたけど、私は緊張で心臓がどうにかしそうで、話に入る余裕はなかった。
「リンカちゃん、リンカちゃん」
ブリジットちゃんが私の肩に手を置いた。私はビクッと大きく跳ねてしまう。
「はいっ!」
「あ、驚かせてごめんね。昨日の事件、もう噂(うわさ)になっているんだって。全寮制だから、噂も広がるのが早いの」
恐るべし、全寮制。
「ヴァンがソルに恥をかかされたって、噂が走ったから、ヴァンの子たちが怒ってるんだって。気をつけてね、リンカちゃん」
「うん、気をつける。というか、もっと気合入れるね、ブリジットちゃん。ありがとう」
そう気合が足りなかったのだ。高校に入るからと、浮かれていたのだ。私は自分のほっぺを叩いて、気合を入れる。
そして教員室の前で、私はブリジットちゃんと別れた。入るの、嫌だなあと思っていると、中から扉が開いた。
私と中から出てきた人がぶつかりそうになるのを、私が横に移動することで避ける。中から出てきた人は、ハリアー先生だった。
「ハルゾノさん!」
焦りと怒りがごちゃまぜになった表情で名前を呼ばれ、もう逃げられないことを悟る。大人しく、出頭します。
「おはようございます、ハリアー先生。あの、おっしゃられた通り来ました」
言葉がおかしくなる。自分が悪いことをしたとわかっているから、半端ない罪悪感が襲う。
先生は眼を剥いて、私を上から下まで見た。
「ピーテット夫人から連絡がありました。あなたがお尻丸出しで歩いていると」
思わず目が点になる。膝から下を出しているだけで、お尻丸出しなの!?
「お尻丸出し!? 私が変態みたいな言い方、やめてくださいよ!」
「言い過ぎでは、ありません! あなたはこの世界の常識を知らないとはいえ、あまりにもやり過ぎです!」
何も言い返せない。昨日支給されたばかりの新品のローファーを見ながら、おっしゃる通りだと頷いた。
「まあ、替えができるまでは、その姿でいなさい。反省になるでしょう」
「はい、すみませんでした」
大人しく謝ると、先生は分かってくれたようだった。大きな溜息を、私の頭の上でつかれる。
「これからは、あちらの常識で行動しないこと。いいですね?」
「はい、注意します」
そして先生に怒られたあと、私と先生はこれから私のホームルームになる教室に向かった。
誰からも話しかけられることなく、1日の授業が終わった。ブリジットちゃんは話しかけようとしてくれたけど、他の子たちに連れて行かれ、話すことはできなかった。クラスは階級ごとに分かれていて、ここはソルのクラスだから大丈夫だと思ったけど、そうじゃなかったらしい。
幸いだったことは、これが初学期の初授業の日だったことだろう。意味は分からなかったけど、そんなものかと聞いていたら、なんとなく分かった気がする授業たちだった。
帰る準備をしていると、大きな音を立てて教室のドアが開いた。教室にいた全員の視線がドアに集まる。
そこには怒った顔をした、昨日のリーダー格の子がいた。
「リンカ・ハルゾノさんに用事があるんだけど、いいかしら?」
別のドアから逃げようと、別のドアを見た。そっちには既に取り巻きがいて、大人しく名乗るしかないと悟った。
ドアの前に行き、堂々とリーダー格と対峙する。こういうときに隙を見せたら、相手の思うツボだからだ。
「私だけど、何? 私は、あなたの名前も知らないんだけど」
少し辛辣な声を出す。あっちは大人数だし、また魔法を使われたら、怖いけど、怯えちゃダメだ。
リーダー格は自分の緑色の襟を指した。茶色はソルの色、緑はヴァンの色だと、昨日の内にブリジットちゃんから教わったから知っている。
「第3階級ヴァンの学年5位、サラ・ライコネンよ。ここではできない話をするから、ついてきなさい」
名前を名乗った! 絶対に名乗らないと思ったのに、名乗ったということは安全なのかな?
そう考えている内に、ライコネンさんと取り巻きたちは歩き出す。どうすればいいか、わからなかったけど、ハルトさんの名刺もワンピースの上に着るブレザーのポケットに入れているし、大丈夫だろう。
私は大人しくついていくことにした。
ワンピースにはフリルやレースがたっぷりついていて、重たくて動きづらい。だから私は、制服を改造することにした。
少しヒールがあるローファーを履かなければ、床についてしまう裾を、思いっきり膝丈まで切った。切れ目が見えないように、端を折って縫う。自己流でスカート上げる。女子高生といえば、こんな感じでしょ。正直、偏見と思い込みだ。
試着してみると、予想していたより少し上まで上がってしまったけど、許容範囲だと思う。
自分の仕事に満足して、鏡の前でクルクルと回りながら鼻歌を歌っていると、部屋を真ん中で仕切るカーテンからブリジットちゃんが覗いてきた。
「なんだか楽しそうだね、どうしたの? って、きゃあ!」
「どうしたの、ブリジットちゃん?」
ブリジットちゃんは自分の目を両手で覆い隠して、真っ赤な顔をしていた。
「リンカちゃん、足が見えてる! いったい、なにがあったの?」
「足? 普通だと思うけど……」
「ここでは、女性は足を隠すものなの! 裸で歩いているようなものだよ!」
ブリジットちゃんの早口に、ヒクッと口が引きつる。支給された2枚とも、もう改造してしまったんですけど!
「向こうじゃ、これが普通だったから、やっちゃった! 校則違反になっちゃうの!?」
「足を隠すことは常識過ぎて、校則には書いてないよ! でも風紀に引っかかるよ!」
うわあああ! なんてことをしてしまったんだ、私は!
「時間を戻す魔法とかない!?」
「あるかも知れないけど、わかんないよ! 早く新しい制服をもらわないと!」
そうやって騒いでいると、隣の部屋に壁ドンされ、私たちは大人しく黙った。
次の日、私は初めて学校に登校した。全生徒から奇異の目で見られ、針のむしろというやつだった。足を出していることが、そんなに珍しいのか!
ブリジットちゃんは途中で茶色の襟の子に呼び止められて何か話していたけど、私は緊張で心臓がどうにかしそうで、話に入る余裕はなかった。
「リンカちゃん、リンカちゃん」
ブリジットちゃんが私の肩に手を置いた。私はビクッと大きく跳ねてしまう。
「はいっ!」
「あ、驚かせてごめんね。昨日の事件、もう噂(うわさ)になっているんだって。全寮制だから、噂も広がるのが早いの」
恐るべし、全寮制。
「ヴァンがソルに恥をかかされたって、噂が走ったから、ヴァンの子たちが怒ってるんだって。気をつけてね、リンカちゃん」
「うん、気をつける。というか、もっと気合入れるね、ブリジットちゃん。ありがとう」
そう気合が足りなかったのだ。高校に入るからと、浮かれていたのだ。私は自分のほっぺを叩いて、気合を入れる。
そして教員室の前で、私はブリジットちゃんと別れた。入るの、嫌だなあと思っていると、中から扉が開いた。
私と中から出てきた人がぶつかりそうになるのを、私が横に移動することで避ける。中から出てきた人は、ハリアー先生だった。
「ハルゾノさん!」
焦りと怒りがごちゃまぜになった表情で名前を呼ばれ、もう逃げられないことを悟る。大人しく、出頭します。
「おはようございます、ハリアー先生。あの、おっしゃられた通り来ました」
言葉がおかしくなる。自分が悪いことをしたとわかっているから、半端ない罪悪感が襲う。
先生は眼を剥いて、私を上から下まで見た。
「ピーテット夫人から連絡がありました。あなたがお尻丸出しで歩いていると」
思わず目が点になる。膝から下を出しているだけで、お尻丸出しなの!?
「お尻丸出し!? 私が変態みたいな言い方、やめてくださいよ!」
「言い過ぎでは、ありません! あなたはこの世界の常識を知らないとはいえ、あまりにもやり過ぎです!」
何も言い返せない。昨日支給されたばかりの新品のローファーを見ながら、おっしゃる通りだと頷いた。
「まあ、替えができるまでは、その姿でいなさい。反省になるでしょう」
「はい、すみませんでした」
大人しく謝ると、先生は分かってくれたようだった。大きな溜息を、私の頭の上でつかれる。
「これからは、あちらの常識で行動しないこと。いいですね?」
「はい、注意します」
そして先生に怒られたあと、私と先生はこれから私のホームルームになる教室に向かった。
誰からも話しかけられることなく、1日の授業が終わった。ブリジットちゃんは話しかけようとしてくれたけど、他の子たちに連れて行かれ、話すことはできなかった。クラスは階級ごとに分かれていて、ここはソルのクラスだから大丈夫だと思ったけど、そうじゃなかったらしい。
幸いだったことは、これが初学期の初授業の日だったことだろう。意味は分からなかったけど、そんなものかと聞いていたら、なんとなく分かった気がする授業たちだった。
帰る準備をしていると、大きな音を立てて教室のドアが開いた。教室にいた全員の視線がドアに集まる。
そこには怒った顔をした、昨日のリーダー格の子がいた。
「リンカ・ハルゾノさんに用事があるんだけど、いいかしら?」
別のドアから逃げようと、別のドアを見た。そっちには既に取り巻きがいて、大人しく名乗るしかないと悟った。
ドアの前に行き、堂々とリーダー格と対峙する。こういうときに隙を見せたら、相手の思うツボだからだ。
「私だけど、何? 私は、あなたの名前も知らないんだけど」
少し辛辣な声を出す。あっちは大人数だし、また魔法を使われたら、怖いけど、怯えちゃダメだ。
リーダー格は自分の緑色の襟を指した。茶色はソルの色、緑はヴァンの色だと、昨日の内にブリジットちゃんから教わったから知っている。
「第3階級ヴァンの学年5位、サラ・ライコネンよ。ここではできない話をするから、ついてきなさい」
名前を名乗った! 絶対に名乗らないと思ったのに、名乗ったということは安全なのかな?
そう考えている内に、ライコネンさんと取り巻きたちは歩き出す。どうすればいいか、わからなかったけど、ハルトさんの名刺もワンピースの上に着るブレザーのポケットに入れているし、大丈夫だろう。
私は大人しくついていくことにした。
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