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しおりを挟む爺さんは、2人を見て「終わったか?」
と2人に訪ねる、2人は怯えながらも「申し訳御座いません。移動中に逃げられました。」
「!!何?失敗したのか?虫の息だったはず何故逃げられた?」
「分かりません、1人づつ移動させていましたが最後の1人を運び込んだ時には既に誰もいなくなっておりました。」
「…………。何者かが逃したか?あるいは、意識が戻って助けを求め救出されたか?…………。」
爺さんは指を鳴らすと、2人がいきなり倒れた!
2人の後ろには、仮面をつけた見知らぬ男が立っていた。
「直接ここまで来るとは、思ってもいませんでしたが………。」
と俺の方を見て話す。
どうやら俺がいるのはバレているみたいだ。
ナビさんが鑑定したら弾かれたとのこと、この仮面何者だ?
何処まで見えているかはわからないが、警戒を強める。
爺さんを、捕まえておきたいが、この仮面を何とかしないと何も出来なさそうだ。
今の俺はこの仮面に勝てるのか?
そんな事を考えていたが、いきなりバトルが開始されていた。
何かが俺に投げつけられたようだ。結界が弾いた為俺に傷はない、俺もナイフを相手に投げつけ返す。
仮面がナイフを弾き落とす。
「何者だ!いつからそこに居た!」
爺さんは、捲し立てるが俺は答えず。仮面と刃を交わす。
ガギーンと刃と刃がぶつかる音が部屋に響く。俺は一旦引くかと窓にそこらに合った椅子を勢いよく投げつける。
ガシャーンと、大きな音を立ててガラスが砕け散る。
その隙に隠蔽隠密認識阻害気配遮断を重ね掛けする。✖️3回
これでバレたら逃げよ!
「…逃げられましたか…」
仮面の男が言うと爺さんが、「何者だたんだ?」
と聞き返す。
「分かりません、そこに居るのはわかったんですが顔も姿も見えませんでした。」
「あそこ迄気配を消されては、なす術が有りません。」
おーーー俺チャンと姿消せてたのね(^O^☆♪
それから暫く2人の会話が進むが全然確証に至らず、会話が終わり仮面の男が消えた。
爺さんはそれから部屋を出て行く、俺は後をつけていく
爺さんは自室に戻った模様キャビネットから酒を出し飲み始めた。
今日はこれで終わりですかね?
ふと、家に残して来たペースの事が気になった。
その為ここを離れる事にする、只行くのもなんか嫌なので、盗聴盗撮の魔道具をそっと設置して来た。
屋敷を後にした俺は、真っ暗な道を進む。
家につき、ペースの様子を見ようと中に入ると、そこにはペースの変わり果てた姿が晒されていた。
あーあやっぱりやられたか!
口封じされたみたいだね。何か知ってればいいけど!知らなくてもこれでは最悪だな。
玄関の端に目を向けて奥から俺は、ペースに触れる。
「…見たこと、知っている事全部話してね」
触れて話せば、いきなりペースが現れる。目の前にはペースの死体!
ペースには俺が見えている。口をぱくぱく驚いて声も出ないみたいだ。
落ち着くのを待ち、話させる。
「何で、自分のパーティーを犠牲に選んだのかな?」
俺の質問にペースは、罰が悪そうに視線を逸らす。ある意味正直な男で分かりやすい。
「……………………。」
ペースは何も話さない、それならと、次々質問していく事にする。
「ハンクが、ペースに何かした?」
「………………」
ペースは話さない
「別に話さなくてもいいけどね!」
記憶コピーと心の中で唱えペースの頭に魔石をくっつける。
魔石が光りコピー完了
後は必要な情報を探すだけ…………どうしようかな~立体で見るか画面で見るか?
ペースから離れ魔石を水晶板にくっつける。
即席で作ったが中々の出来でしょう。自画自賛
後は見るだけ!
…………数時間後…………
結果から言うと、本人に直接聞いた方が早かったかも知れない……………。
編集されてない映像は見るの大変!!!
それでも今回の黒幕の尻尾には触れたかな?
あの爺さん元公爵だってさ、今は隠居している。
今回の事件を引き起こしたのは何のためかまでは、知らないらしい。
ペースは元々闇ギルドの人間で、堅気のハンクとチームを組んで表の顔と信用のため、チームは組んでまだ、
半年だと言う。
それでもそれなりの、実績も積んで活動してた。
闇ギルドが有るなんて、ビックだよ。ハンクも人を見る目が無かったんだね!飲み屋で意気投合してそのまま
仲間になるなんて。少しは、調べるなりしたら良いのにお人好しである事は間違いない。
今回の黒幕は、爺さんで良いかな今んところ…………。
それ以外出てこないし!
きっと爺さんの記憶見た方が早いだろうけど…………気乗りしないな。
長いし、見たくないとこまで見せられるとね…………………。
暫く隠れるかな?それが一番平和だろうし。
そうと決まれば全話急げだね!
俺達は、街を離れ俺の家に引っ越した!
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