イカれている私の生活

サロン2

サロンでこれまで問題ないのは、フォローと特殊。

事務方には執事を監査に入れている。

新人対応は、現在ドレイクに任せて再教育中使えるのが残ればいいが。

私は、ノーマル15人を1人ずつ部屋に呼び話を聞く。

奴隷に対し主人が話を聞くなどある訳ないのが常識なこの世界で主人は、奴隷の意見を素直に聞く姿勢を見せていた。

にこりと微笑み隣に座り手を持って、最近変わったことはない？困っていることは無い？誰かと剃りが合わないとか、

お客様に問題があるとか？必要な物は足りているか？キチンとご飯は食べられているか？等優しく世間話のをしながら

話をする。

時に声を出して笑い時に涙目で、キチンと相手の目を見て威圧する事なく優しく語りかける。

すると相手は、心を開き溜まっていた不満や問題を話し始める。

不満や問題を聞いた後に、今の仕事を続けるか引退するかの確認をする。

それを繰り返す事15人流石の私も疲れた。

家に帰り、ドレイクも疲れているとは思うが、悪いとは思いながらドレイクにへ張りついている。


ドレイクは？

状態だったが今日あった事を話すと頭を抱えた。

ノーマル対応の半分は今の仕事を引退したいとの事。

彼らはわかっていなかったのだ。

奴隷が主人は後退を願った事を。奴隷が引退するのは、主人の許可と見受け金が必要。

彼らは、ノーマル対応の為見受け金が貯まらない受け入れ先も決まっていないのが現状。

となれば、奴隷商返還となる。


奴隷契約事説明したのに忘れているか、自分本位の解釈をしたか？

これから奴隷を引き受ける時の課題も出て来た。


「はー、ドレイク～甘やかして～。」

ドレイクは、にと笑ってキスの嵐を私に落とす。食事の後一緒にお風呂に入り、ただ抱きつき一緒に寝た。

ドレイクが頭を撫でて腕枕してくれたので安心してぐっすり眠れた。

ドレイクは、安めたのかわからない。

朝、起きるとドレイクが眠っていたのでキスをしそっと起きた。

外は、雨が降っていた。

ドレイクの為に朝食を作り部屋に持って行くとドレイクが起きた。

「俺より早く起きるなんて珍しいね」

「昨日自分を優先しちゃったからね。ごめんね！ドレイクの話も聞かず甘えちゃった。」

今日の朝食私のお手製お詫びになるかわからないけど一緒に食べましょ。」

日頃は、メイドと料理長任せなのだがたまに台所に立つ様にしている。

ドレイクとたわいもない会話をして朝食を食べて、いるとノック音がする。

執事が、店舗報告にきたようだった。


「おはよう御座います奥様、食事中失礼します。お客様がいらしています。リチャード・ホード様と言う方が

いらしており面会を希望されております。お約束も無く急に来られた為お断りさせて頂いたのですが

対応しきれず、応接室にお通ししましたが、お会いに成られますでしょうか？」


リチャード？誰それ？ドレイクと目を合わせ互いに知らないと答えたが、相手が貴族である以上部屋に


通してしまった以上会う以外の選択肢はなく。ドレイクと2人で会う事になった。



応接室に行くと金髪優男イケメンが、立ち上がり挨拶する


「急な来訪にも関わらず、ご対応頂き感謝する。」

「お初にお目にかかる、私は、リチャード・ボード　　ボード子爵家の長男である。」

「この度縁あって、其方の子飼いを1人譲り受けたく願いに来た。如何程で譲っていただけようか？」


捲し立てるように言い放つリチャードに呆気に取られてしまい、ドレイクの顔を見て一つため息をはいた。