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第一章 始まり
領主
しおりを挟む時は遡り、領主一家がリウ達と分かれた後
近くの村に領主一家が到着した。
兵士が村に先に入ると異変に気づいた。
「村に人が居ない」
農作業に出かけている風でもなく、忽然と消えた感じである。
兵士達は、手分けして住民を探すが誰も居ず村長宅には宴会していただろう形跡があった。
よく見ると至る所に血痕らしきものも見受けられる。
訳もわからず、領主一家に相談する兵士
突然の村人失踪事件である。
領主も訳がわからず、悩まされることになった。
村を放棄する様な税の取り立てはしていない、村が困窮しているという情報も上がってきていなかった。
考えて出た答えは、仮説に過ぎないが、何らかの原因で村を放棄せざるを得ないことが起きたと考える。
先にあった襲撃事件、これと関わりがあったとしたら、村人の生命は…………。
そこで、頭を振る。
最悪殺されていたとしても、死体がないのはおかしい。
そして、気づく此処で再び襲撃にあったら…………。
領主一家は、急ぎ村を出て次の町を目指す。
街に着くまで何事も無く進むことができた、町で宿を取り冒険者ギルドに依頼を出し報告を受けるまでに、
弟のところに向かう準備をしていると、1通の手紙が届いた。
差出人の欄には、ゴンベイと書かれていた。
知り合いにゴンベイという名のものはいない為不思議に思い、開封すると今回の襲撃事件の内容が書かれた手紙と、
証拠書類が入っていた。
領主は、それを読むと顔を赤くして怒り出す。
兵士と冒険者に、弟の捕縛を命じたのであった。
差出人は、偽名を使っているが、勿論リウである。
それを知らない領主は差出人の割り出しも一緒に命じたのであった。
その後、速やかに弟の捕縛は完了するも差出人の捜索は、一向に進む事はなかった。
それもその筈リウが届けたのを知る者が現れる事は、リウ本人が認めなければ現れないのだ。
その後領主は、領主館に戻り弟の調査及び廃村になった村の捜査を続ける事になる。
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お読みいただきありがとうございます。
忙しさの中なかなか更新できませんが、少しでも早く先に繋げられる様努力して行きますので応援よろしく
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応援ありがとうございます!
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みんなの感想(1件)
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大変な状況なのにおばさんがずっと元気で、面白かったです。
お読み頂き、あろがとうございます。
時間がかかるとは思いますが、定期的に更新して行きますので宜しくお願いします。
応援感想とても嬉しいです。
今後ともよろしくお願いします。