上 下
5 / 7
美月目線

5ー美月ー

しおりを挟む
「あ、もしかして早坂?」
え?私の名前を呼ばれた…
しかも、知らない人に…
「はい…そうですが、…誰でしたっけ?」
知らない男の子は少し、驚き…
「忘れたか、中学で2年の時だけ同じクラスだったんだけど…」
あ!
「もしかして、翔?」
「そうだよ!良かった!」
彼は、笹森 翔ささもり しょう
中2で同じクラスだったのだ
「早坂、久しぶりだな!」
「そうだね!」
私達は、長々と立ち話をした
「早坂、ところでさ、その人お父さん?」
「えっと…」
私が返事に困っていると、
「そうです…父です」
大翔先生が答えてくれた
「あのさ、早坂…」
「どうしたの?」
「後でさ、話したいこt」
翔が何かを言おうとした

すると、
「美月…行くよ…」
急に大翔先生が私を呼ぶ
「あ、うん!バイバイ!」
「じゃあな!」
私と翔は別れた…

「美月…さっきの誰?」
見るからに起こっている大翔先生…
「同級生だよ…」
「ふーん…」
大翔先生は、その後何も喋らなかった…
しおりを挟む

処理中です...