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1.舞踏会にて
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初めて母と父に連れられて私たちは舞踏会に行った。
そこは小さいながら、おとぎ話の中のようだと妹のスピーナと喜んだ。
だが、この時初めて、私たちは自分たちの格好が他の女の子と違うことに気づいた。
そして、この格好は母の趣味なのだと、父が悲しそうに教えてくれた。
キラキラふわふわのドレスに憧れなかったわけではないけれど、私たちだけ特別な感じがして、それはそれでいいのかなと思ってしまった。
挨拶回りを終え、父と母が談笑していたため、私達は少し探検して見ることにした。
「綺麗な音色ですね、姉様。」
そう言って、スピーナが目を細めた。確かに、王宮の舞踏会だけあって豪華だ。
そう、音楽に耳を傾けていると
「あの...ワタクシ、サファール伯爵家の長女、ノーテカと申します。よろしければ、私と一曲踊ってくださいませんか?」
ダンスは男女も身分も問わず誘えるのがこの国なのだ。
「私はレッドリー公爵家の長女、ロジカと申します。あなたのような可愛らしい女性に誘われるなんて、私は今日、ここで1番幸せかもしれません。」
そう言い、母秘伝の『甘々の微笑み』を向け、令嬢をエスコートした。
スピーナもスピーナで、違う子に申し込まれたそうで、後ろに続いた。
音楽に合わせながらステップを踏む。
母からは男性パートも習っているため難なく踊れるのだが...。真剣に踊っている令嬢が面白くて、ついつい難ステップをしてしまった。
「あっ......!」
そう小さく声を漏らした令嬢に、少しやり過ぎてしまったと思った。
最後に転ばせてしまうのもかわいそうなので抱きとめる。
この歳では高身長に入るため、普通に抱きとめられた。
「おふざけがすぎてしまったようですね。ごめんなさい。あなたと踊れて楽しかったよ。」
そう言い、またあの微笑みを浮かべてみせる。
頬を紅色にした令嬢は淑女の礼をとってから、早足で逃げてしまった。
「姉様のはまだ勝てませんね。」
そう言って、スピーナも令嬢に紳士の礼をした。
そして、人懐っこそうな笑みを浮かべた。
「種類(わんこ系と猫系など)が違うのだから、勝つも何もないよ。」
そう言い、ダンスの輪から出たものの、その後も何度も令嬢にダンスに誘われる羽目になるのだった。
~作者~
当時のロジカ 8歳、スピーナ7歳
当時から大人にいた2人でした。
その後、彼女達はこの舞踏会を後悔するんですね、(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
そこは小さいながら、おとぎ話の中のようだと妹のスピーナと喜んだ。
だが、この時初めて、私たちは自分たちの格好が他の女の子と違うことに気づいた。
そして、この格好は母の趣味なのだと、父が悲しそうに教えてくれた。
キラキラふわふわのドレスに憧れなかったわけではないけれど、私たちだけ特別な感じがして、それはそれでいいのかなと思ってしまった。
挨拶回りを終え、父と母が談笑していたため、私達は少し探検して見ることにした。
「綺麗な音色ですね、姉様。」
そう言って、スピーナが目を細めた。確かに、王宮の舞踏会だけあって豪華だ。
そう、音楽に耳を傾けていると
「あの...ワタクシ、サファール伯爵家の長女、ノーテカと申します。よろしければ、私と一曲踊ってくださいませんか?」
ダンスは男女も身分も問わず誘えるのがこの国なのだ。
「私はレッドリー公爵家の長女、ロジカと申します。あなたのような可愛らしい女性に誘われるなんて、私は今日、ここで1番幸せかもしれません。」
そう言い、母秘伝の『甘々の微笑み』を向け、令嬢をエスコートした。
スピーナもスピーナで、違う子に申し込まれたそうで、後ろに続いた。
音楽に合わせながらステップを踏む。
母からは男性パートも習っているため難なく踊れるのだが...。真剣に踊っている令嬢が面白くて、ついつい難ステップをしてしまった。
「あっ......!」
そう小さく声を漏らした令嬢に、少しやり過ぎてしまったと思った。
最後に転ばせてしまうのもかわいそうなので抱きとめる。
この歳では高身長に入るため、普通に抱きとめられた。
「おふざけがすぎてしまったようですね。ごめんなさい。あなたと踊れて楽しかったよ。」
そう言い、またあの微笑みを浮かべてみせる。
頬を紅色にした令嬢は淑女の礼をとってから、早足で逃げてしまった。
「姉様のはまだ勝てませんね。」
そう言って、スピーナも令嬢に紳士の礼をした。
そして、人懐っこそうな笑みを浮かべた。
「種類(わんこ系と猫系など)が違うのだから、勝つも何もないよ。」
そう言い、ダンスの輪から出たものの、その後も何度も令嬢にダンスに誘われる羽目になるのだった。
~作者~
当時のロジカ 8歳、スピーナ7歳
当時から大人にいた2人でした。
その後、彼女達はこの舞踏会を後悔するんですね、(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
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