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愛欲編
日常
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「おはよう」
それはとても優しい声だった。
目を開けると優しい目が自分の事をみつめてくれる。額にキスを落とされ、次は瞼に頬に、そして唇に。唇には少しだけ長めのキス……。
彼が体重をかけず、そっと抱きしめてくる。その優しく包まれる感覚に自然と幸福感が湧き上がってくる。
朝日がキラキラと彼の茶色い髪の毛を照らした。
ふわふわとした気持ちに瞼がもう一度落ちてしまいそう。
だけど、彼に朝食を用意したと起こされてリビングへと連れて行かれる。
パンとサラダとハムエッグとスープ。完璧な朝食がテーブルの上に並んでいた。
「こんなに食べられない」
すると、スープだけが差し出された。
ほんわかと温かないい匂いが食欲をそそる。丁寧に玉ねぎを炒めた黄金色のスープだ。
「美味しいよ」
輪廻魔術 End
~~~~☆~~~~
最後までお読みくださりありがとうございます。
甘めの番外編が数話ごさいます。良ければ、番外編も読んで頂けると幸いです。BL大賞に応募しております。ポチリと応援してくださると嬉しいです。
それはとても優しい声だった。
目を開けると優しい目が自分の事をみつめてくれる。額にキスを落とされ、次は瞼に頬に、そして唇に。唇には少しだけ長めのキス……。
彼が体重をかけず、そっと抱きしめてくる。その優しく包まれる感覚に自然と幸福感が湧き上がってくる。
朝日がキラキラと彼の茶色い髪の毛を照らした。
ふわふわとした気持ちに瞼がもう一度落ちてしまいそう。
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「こんなに食べられない」
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「美味しいよ」
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