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最近、とても熱中しているゲームがあった。
剣と魔法の冒険ファンタジー。
冒険をしながらモンスターや魔族を倒していくオンラインゲームだ。
初心者から経験者まで一緒に遊べる王道のストーリーと美しいキャラクターデザイン。
俺はこのゲームにハマり何度もプレイした。リアルな3Ⅾ対戦がこのゲームの面白い所だ。ネットで知り得た民達と協力プレイをして敵を倒していく。ハマりすぎて、いつの間にかランクがやたらと高くなり一緒にプレイしたネット上の民からは『覇王』などと呼ばれていた。
サポートがママ! ……最近言われた言葉だった。
「—————…え?」
「『覇王』という超人を召喚したハズなのに、何故か弱そうな一般人が現れました」
俺、今までPC前でオンラインゲームをしていた。……はずだった。
なのに。俺はフードを被った怪しい人間達に囲まれている。
「ど、どこだ……ここ?」
中世ヨーロッパの聖堂みたいな所で座り込んでいる。しかも俺が座っているところにはデカい魔法陣が描かれていた。
俺、ゲームしながら寝落ちしたんか……?これ、夢?
俺も呆然としているが、俺を囲んでいる男達もキョトンとしている。互いに首を傾げる。
「……君は、何か魔法を使えるのかな?」
一人のフード男が俺に頓珍漢な質問をしてきた。
「は? いや、そんなモン使えないっすよ」
「モンスターを倒す一撃必殺的な技を持っていたりはしないか? 細い見た目だが一流の剣の使い手だとか?」
「……はぁ、違うっすね」
さっきから、なんの質問だ。
何もかも状況が飲み込めていない俺だったけれど、質問したローブの男の顔が見え驚いた。
え……!?
え、え、え、え!?
「ホワァァァァ!?!? アンタ、アドルフ王子じゃないっすかぁ!?」
見た事ありすぎて思わず指をさして大声を出してしまった。
「わ、私を知っているのか!?」
急に指さされたアドルフ王子がビクリと驚いた。
知っていますとも!! しかし、それは知ってはいても目の前に現れる事はおかしい!!
だって、アドルフ王子は先ほどまでプレイしていたオンラインゲームのキャラクターなのだ。
やはり、夢!! はい、寝落ちして夢見ている決定!!
アドルフ王子は、ふむ。と頷いた。
「……ずっとフードを被ったままで失礼した」
そう言って被っていたフードを降ろした。やはり、アドルフ王子! ゲームそのもの!!
このアドルフ王子は、紳士的で友好的な王子だ。それからあまり強くはなくてこのキャラは使えないなー……って思っていた人!!
改めて周りを見渡す。
そうだ。この聖堂もどこか見たことがあるなと思ったらゲーム背景そのものじゃないか。
俺、やっぱりゲームのし過ぎだわ……。まぁ、ゲームの住人になれて夢でも何でも嬉しいわ。
周囲を見渡す俺にアドルフ王子が説明し始めた。
「私たちは、もうすぐ覚醒する魔王に匹敵する『最強』を求めている。そこで、『覇者』と呼ばれ尊ばれる強い存在がある事を知ったのだ。そして、ここに召喚した……はずだったのだが、何かの手違いで君が出てきた」
「召喚?」
今、この人、召喚って言った。俺、ゲームに召喚されちゃったの? 強すぎて? そういう夢設定?
確かに、『覇者』は俺のことだけど。
「へぇ?」
「しかし、君は見た所攻撃力も魔力もない。王宮内で客人として迎え入れて、我々だけでどうにか魔族を倒そう」
「……はぁ」
間抜けな相槌ばかり打つ俺。
「ところで君はどうして私の名を知っているのだい?」
召喚したのはそっちなのに、物凄く怪しまれている。
「…………」
まぁ、これが夢なら、覚めない内に楽しむか。
「あの、紙とペンを持ってきてください」
近くにいた者が丁度書記係だったのだろう、豪華な万年筆と紙を俺に持たせてくれる。
俺はその紙にサラサラと描いていく。
「えっと、これがアドルフ王子ですね」
「!!」
俺は絵を描いた。実は絵が得意でSNSにキャラを描いてはupしている。もう何回も描いた顔だから余裕だ。
「それから他にラザエルという騎士団長、シドルという王子の側近の男、リュックという武術に優れた男がおりますよね」
そう言って各自の顔を描きあげる。
「凄い……美しい」「上手いな」「飾りたい」
いつの間にか、俺が絵を描いているすぐ周りを取り囲むみたいにフードの男達が覗き込んでいた。
「今、描いた人達はこの世界の住人で間違いないですよね?」
「あ、あぁ。……ごほん。その通りだが、君には、僕がこんなに美しく見えるのかい?」
「は?」
あぁ、そう言えばキャラを二次創作する時、思いっきり美化させていたっけな。それがつい癖でそう描いてしまった。
アドルフ王子は頬を染めて照れている。そして、コロリと態度を変えた。
「いや、失礼ばかりで大変すまなかった。皆フードを脱ぎたまえ」
アドフル王子がそう言うと、周りの者がフードをとった。さっき絵を描いたラザエル、シドル、リュックもいる。
「俺は、これほどに美形なのか」
「いやぁ、照れるねぇ」
「格好いい」
描いた絵に賛辞の声があがる。褒められて悪い気はしない。
「気に入ったのなら、差し上げますよ」
「!!」
そう言うと皆が俺を見て頬を染める。
「……え、好き」
「は?」
あれ? 知らぬうちに俺、好感度上げてる?
「ごほん。君が素晴らしい画家だという事はわかった。ところでどうして私たちの事を?」
「はい。俺は攻撃力はありませんが、この世界の事はモニターを通して知っていました。そのモニターは世界を見る鏡? みたいなモノですかね。そこで、俺は貴方方を知ったのです」
ゲームの世界だという事を誤魔化しつつ、彼らを知っている理由を適当に説明する。まぁ、夢だし、適当でも誤魔化せるんじゃないか。
「そのようなものが……? 魔法具の一種か」
「そんなもんですね。でも、少し知っているだけ。他は何も出来ません。まさか、この世界が俺を召喚するとは思わず驚いています」
「その割には、平気そうだな」
だって、これ、俺の夢でしょう。夢に慌ててもなぁ。
二へラと笑う俺にアドルフ王子もフッと微笑む。
「君には悪意がないね。よく分かるよ。名前は?」
「あー……ホツです」
本名を言いかけたが、ゲームの夢だしハンドルネームを伝えた。
後にいるシドルが、「ホツは賢者様ってことなの?」と言ってくるが、そもそも賢者とは何をする人なのか分からないので違うと言っておいた。
折角、魔力を使って召喚したのに……と残念そうにシドルが言う。それをラザエルが窘めた。
「俺たちの手違いだ。一般人の君に無理強いをするつもりはない。ただ、知っている内容を後日詳しく聞かせてもらいたい」
騎士団長のラザエルが男らしく爽やかに笑う。他の人達もどこか残念がりながらも彼の言う事に頷いた。
「……はい」
ここに出てくるキャラ達、皆いい人達ばかりな事も知っていた。
その後、アドルフ王子とシドルは、用意してくれた客室へと案内してくれた。
長い通路を通りながらアドルフ王子が城内(あ、今、現在地、城ね!)を説明してくれる。この街は大きな高い壁に覆われていてその中心部にこの城が建っているのだ。
「ホツは魔族の事知っているの?」
「…………」
魔族……の声でハッとした。
このゲームは人間VS魔族だ。
どちらかの種族が世界を支配するかという話なのだ。
「魔族……!」
このゲーム、どっちもどっちなんだ。勿論、人間側のストーリー展開なので魔族が悪いように描かれている……。だが、ラスボスのエピソードを読んだ時、本当は魔族だけが悪いわけではない事を知った。
それでも、ラスボスを倒さないとゲームは終わらないわけで……。
切ない気持ちながら「死なんでくれぇ!!」と一回目はラスボスを倒した。三回目までラスボスを倒した!! 今現在、ラスボスが死なない他のルートを探している。きっと、隠しルートでラスボスが死なないルートがあるはずだ! 信じたい! 俺はゲームクリエイターもシナリオライターも信じている!!
ムズムズしてきてこうしてはいられないと踵を返した。なぜならば、ヲタクとは目的の前では我慢強くないからだ!
「夢ならば!!! 覚める前に絶対に会っておかねばならない!!」
「ホツ!?」
「何? どうしたの?」
踵を返して客室とは反対側を指差した。
やっぱり! ゲーム通りの高い塔が見える!! 禍々しいなどの表現を使われている塔だが、俺にはキラキラと映っている!!
俺のっ! 俺のぉ!! 推しキャラが幽閉されている!!
「頼む!! 今から推しに会いに行かせてくれぇえ!!」
剣と魔法の冒険ファンタジー。
冒険をしながらモンスターや魔族を倒していくオンラインゲームだ。
初心者から経験者まで一緒に遊べる王道のストーリーと美しいキャラクターデザイン。
俺はこのゲームにハマり何度もプレイした。リアルな3Ⅾ対戦がこのゲームの面白い所だ。ネットで知り得た民達と協力プレイをして敵を倒していく。ハマりすぎて、いつの間にかランクがやたらと高くなり一緒にプレイしたネット上の民からは『覇王』などと呼ばれていた。
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「ど、どこだ……ここ?」
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俺、ゲームしながら寝落ちしたんか……?これ、夢?
俺も呆然としているが、俺を囲んでいる男達もキョトンとしている。互いに首を傾げる。
「……君は、何か魔法を使えるのかな?」
一人のフード男が俺に頓珍漢な質問をしてきた。
「は? いや、そんなモン使えないっすよ」
「モンスターを倒す一撃必殺的な技を持っていたりはしないか? 細い見た目だが一流の剣の使い手だとか?」
「……はぁ、違うっすね」
さっきから、なんの質問だ。
何もかも状況が飲み込めていない俺だったけれど、質問したローブの男の顔が見え驚いた。
え……!?
え、え、え、え!?
「ホワァァァァ!?!? アンタ、アドルフ王子じゃないっすかぁ!?」
見た事ありすぎて思わず指をさして大声を出してしまった。
「わ、私を知っているのか!?」
急に指さされたアドルフ王子がビクリと驚いた。
知っていますとも!! しかし、それは知ってはいても目の前に現れる事はおかしい!!
だって、アドルフ王子は先ほどまでプレイしていたオンラインゲームのキャラクターなのだ。
やはり、夢!! はい、寝落ちして夢見ている決定!!
アドルフ王子は、ふむ。と頷いた。
「……ずっとフードを被ったままで失礼した」
そう言って被っていたフードを降ろした。やはり、アドルフ王子! ゲームそのもの!!
このアドルフ王子は、紳士的で友好的な王子だ。それからあまり強くはなくてこのキャラは使えないなー……って思っていた人!!
改めて周りを見渡す。
そうだ。この聖堂もどこか見たことがあるなと思ったらゲーム背景そのものじゃないか。
俺、やっぱりゲームのし過ぎだわ……。まぁ、ゲームの住人になれて夢でも何でも嬉しいわ。
周囲を見渡す俺にアドルフ王子が説明し始めた。
「私たちは、もうすぐ覚醒する魔王に匹敵する『最強』を求めている。そこで、『覇者』と呼ばれ尊ばれる強い存在がある事を知ったのだ。そして、ここに召喚した……はずだったのだが、何かの手違いで君が出てきた」
「召喚?」
今、この人、召喚って言った。俺、ゲームに召喚されちゃったの? 強すぎて? そういう夢設定?
確かに、『覇者』は俺のことだけど。
「へぇ?」
「しかし、君は見た所攻撃力も魔力もない。王宮内で客人として迎え入れて、我々だけでどうにか魔族を倒そう」
「……はぁ」
間抜けな相槌ばかり打つ俺。
「ところで君はどうして私の名を知っているのだい?」
召喚したのはそっちなのに、物凄く怪しまれている。
「…………」
まぁ、これが夢なら、覚めない内に楽しむか。
「あの、紙とペンを持ってきてください」
近くにいた者が丁度書記係だったのだろう、豪華な万年筆と紙を俺に持たせてくれる。
俺はその紙にサラサラと描いていく。
「えっと、これがアドルフ王子ですね」
「!!」
俺は絵を描いた。実は絵が得意でSNSにキャラを描いてはupしている。もう何回も描いた顔だから余裕だ。
「それから他にラザエルという騎士団長、シドルという王子の側近の男、リュックという武術に優れた男がおりますよね」
そう言って各自の顔を描きあげる。
「凄い……美しい」「上手いな」「飾りたい」
いつの間にか、俺が絵を描いているすぐ周りを取り囲むみたいにフードの男達が覗き込んでいた。
「今、描いた人達はこの世界の住人で間違いないですよね?」
「あ、あぁ。……ごほん。その通りだが、君には、僕がこんなに美しく見えるのかい?」
「は?」
あぁ、そう言えばキャラを二次創作する時、思いっきり美化させていたっけな。それがつい癖でそう描いてしまった。
アドルフ王子は頬を染めて照れている。そして、コロリと態度を変えた。
「いや、失礼ばかりで大変すまなかった。皆フードを脱ぎたまえ」
アドフル王子がそう言うと、周りの者がフードをとった。さっき絵を描いたラザエル、シドル、リュックもいる。
「俺は、これほどに美形なのか」
「いやぁ、照れるねぇ」
「格好いい」
描いた絵に賛辞の声があがる。褒められて悪い気はしない。
「気に入ったのなら、差し上げますよ」
「!!」
そう言うと皆が俺を見て頬を染める。
「……え、好き」
「は?」
あれ? 知らぬうちに俺、好感度上げてる?
「ごほん。君が素晴らしい画家だという事はわかった。ところでどうして私たちの事を?」
「はい。俺は攻撃力はありませんが、この世界の事はモニターを通して知っていました。そのモニターは世界を見る鏡? みたいなモノですかね。そこで、俺は貴方方を知ったのです」
ゲームの世界だという事を誤魔化しつつ、彼らを知っている理由を適当に説明する。まぁ、夢だし、適当でも誤魔化せるんじゃないか。
「そのようなものが……? 魔法具の一種か」
「そんなもんですね。でも、少し知っているだけ。他は何も出来ません。まさか、この世界が俺を召喚するとは思わず驚いています」
「その割には、平気そうだな」
だって、これ、俺の夢でしょう。夢に慌ててもなぁ。
二へラと笑う俺にアドルフ王子もフッと微笑む。
「君には悪意がないね。よく分かるよ。名前は?」
「あー……ホツです」
本名を言いかけたが、ゲームの夢だしハンドルネームを伝えた。
後にいるシドルが、「ホツは賢者様ってことなの?」と言ってくるが、そもそも賢者とは何をする人なのか分からないので違うと言っておいた。
折角、魔力を使って召喚したのに……と残念そうにシドルが言う。それをラザエルが窘めた。
「俺たちの手違いだ。一般人の君に無理強いをするつもりはない。ただ、知っている内容を後日詳しく聞かせてもらいたい」
騎士団長のラザエルが男らしく爽やかに笑う。他の人達もどこか残念がりながらも彼の言う事に頷いた。
「……はい」
ここに出てくるキャラ達、皆いい人達ばかりな事も知っていた。
その後、アドルフ王子とシドルは、用意してくれた客室へと案内してくれた。
長い通路を通りながらアドルフ王子が城内(あ、今、現在地、城ね!)を説明してくれる。この街は大きな高い壁に覆われていてその中心部にこの城が建っているのだ。
「ホツは魔族の事知っているの?」
「…………」
魔族……の声でハッとした。
このゲームは人間VS魔族だ。
どちらかの種族が世界を支配するかという話なのだ。
「魔族……!」
このゲーム、どっちもどっちなんだ。勿論、人間側のストーリー展開なので魔族が悪いように描かれている……。だが、ラスボスのエピソードを読んだ時、本当は魔族だけが悪いわけではない事を知った。
それでも、ラスボスを倒さないとゲームは終わらないわけで……。
切ない気持ちながら「死なんでくれぇ!!」と一回目はラスボスを倒した。三回目までラスボスを倒した!! 今現在、ラスボスが死なない他のルートを探している。きっと、隠しルートでラスボスが死なないルートがあるはずだ! 信じたい! 俺はゲームクリエイターもシナリオライターも信じている!!
ムズムズしてきてこうしてはいられないと踵を返した。なぜならば、ヲタクとは目的の前では我慢強くないからだ!
「夢ならば!!! 覚める前に絶対に会っておかねばならない!!」
「ホツ!?」
「何? どうしたの?」
踵を返して客室とは反対側を指差した。
やっぱり! ゲーム通りの高い塔が見える!! 禍々しいなどの表現を使われている塔だが、俺にはキラキラと映っている!!
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「頼む!! 今から推しに会いに行かせてくれぇえ!!」
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