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緑に、湧き出る美しい水、自然豊かな世界は魔族が統治していた。
魔族は空の土地、人間は地上に住み、共存が許された世界だ。動物も魔物もあらゆる生物が多く暮らしていた。
だが、その暮らしは突如、大きく輝く光の玉が地上に衝突し壊れ去った。
人間の国があった地面は大きく丸く深く抉れ、その地は壊滅した。
その光の玉は天災か、神の仕業か。
一人の人間が光の玉が落ちる瞬間を見ていた。
「魔の仕業だ!」
その人間は、光の玉は一体の魔により放たれたと言った。人間達は全てを壊した魔を許す事が出来なかった。
人間は武器を持ち、魔族に立ち向かった。
魔族との決戦は長きに渡り―――……そして、今、ようやく君の力で人間の勝利を。
ほわぁぁ……。
そうだ。ゲームの冒頭部分はこうして始まる。何となく、このゲームは冒頭部分から疑問があった。
自然溢れる豊かな世界を魔族が統治していたなら、何故、魔がそれを壊したのだろうか。その魔が悪だったのだろうか、それとも他に原因があったのだろうか。
初めから一つの疑問がある中で始まったストーリー。人間VS魔族。
人間達は、クエストをこなし魔へ立ち向かう。人間側のストーリー展開が繰り広げられ、すっかり冒頭の疑問をプレイヤー達は忘れている。やられるからやり返す。それがこの世界。
だが、ラスボスを倒した際のエンドロールで冒頭の一つの疑問が明らかになる。
ラスボスの息が絶える時、骸を土地に埋めるように指示をした。冒険者達は指示通りにその骸を地に埋めた。その地には花が咲き木が生え、美しい自然をもたらした。
人間達はその地を統治し、平和で豊かな新たな世界を築くことを胸に誓った。
って違うだろ————————!!!! 俺はラスボスが死ぬなんて嫌だっ!!! 絶対こんな終わり方おかしい!! 何か! 何かきっと別のエンディングがあるはずなんだ!!!
俺は認めないぞぉおお!!!!
『ほら。いい加減、起きなさい』
ペロペロと小さな舌が俺の鼻先をくすぐる。何かの動物? ……猫? でも、猫のように舌の表面がザラザラと痛くない。
これは、猫なのかな……?
フワリと目を開けると、美しい真っ黒な猫の姿が見える。猫なのに目が真っ赤だ。
『一体、いつまで私を待たせるんだい? 君はよく寝る子だね』
「……っ!!」
頭の中に直接流れる美声に飛び起きた。レーベン!! この猫、レーベン・ネロフィエンスだ!
先ほど自室に猫サイズのレーベンがやってきたんだ。分身? 霊体? 分離? とりあえず、ファンタジーで出来そうな事を思い浮かべる。
俺は、ベッドの上に正座すると、シャツの前ボタンが全開である事に気が付いた。慌ててボタンを留めようとすると、胸の紋章が見える。
「……」
あれ? 俺、眠って……?
そう言えば、意識を失う直前に、レーベンに触れられて胸が光ったのだ。それで、この胸の紋章が浮かび上がって……。
なんか、淫紋みたいな形だな。
触ってみると痛みも何も感じない。しかし、皮膚と同化している。濃い肌色みたいな色だ。
この紋が付けられる前に、レーベンが何かよく分からない事を言っていたな。
不思議に思っていると、レーベンの声が脳内に流れた。
『君は私のモノという印だよ。君の白い肌に映えていいじゃないか。ないよりもあった方がキレイだよ』
レーベンがゆったりと話し出す。その話し方はマイペースな猫を想像する。
「はぁ……」
ゲーム内での彼は、不機嫌でクールなイメージだった。
塔の中にずっと捕らえられているならば不機嫌なのは仕方がない事だけど。俺の知っているレーベンは、キレイだよとか言うキャラではない。人間にもそうだが、同族である魔にも興味がなく手厳しい。
今、彼のモノと言われたので、俺は彼の部下にでもなったのだろうか。もしかして、人間のパシリが必要なのだろうか。
そういうことならば、分からなくもない。今見えているこの猫サイズは本体ではないはずだ。本体は塔に幽閉中。色々不具合はあるだろう。
しかし、一番弱い俺に目をつけるなんて……。
「あの……、どういう事か分からなくて、教えてもらえませんか?」
首を傾げると、レーベンは目を細めた。
『説明義務があったとしても、きちんと話す魔獣は私くらいのものだよ。人間は説明好きな生物であったね』
「すみません……理解が追い付かなくて」
謝ると、その謝る必要もないと言われる。あれ? やっぱり優しいな。
『……魔獣というのは元来好みにうるさくてね。好みの個体に出会えない。出会ったとしても性格が好きになれそうになくてね。別に単体でも長寿であるし不都合はないのだけど』
「……はぁ」
部下になるのにも、そういう相性的なモノを求める? っていう事かな。
『出会ってしまったから。他の者に奪われないように自分の紋をつけたという訳だよ』
「それは大変ですね? 部下にそこまで相性が必要だなんて」
『部下? 家来の事かい? 私は君を番にすると言ったのだよ』
「番?」
番、ツガイ……?
するとレーベンの前足が俺の胸の紋をトントンと軽く叩き頭を擦りつけた。そのじゃれている様子は部下に見せるようなものではなくて……
……あれ、もしかして、番ってそういう!?!? 伴侶的な意味!?
「ぇええ……!?」
まさか、お……俺が、レ、レーベンのお気に入り?? でも、レーベンの説明によると、俺が好みの個体であると……?
「ひぇえ!? なんで、俺ぇ!? こ、この紋が付けられるとどうなるのですか!?」
レーベンはすぐに俺に返事をせず、俺の胸の紋章辺りをクンクン嗅ぎ始めた。
「……っ」
鼻先が物凄くくすぐったい。
中途半端に留めかけたボタンを首まで留めたくなるが、相手はレーベンで、猫なので、くすぐったいのと羞恥心を我慢する。
そんな俺の胸をペロリと舐めたかと思うと、俺を見て言った。
『私以外の者が性的に君に触れたら拒否反応するようにした』
「レーベン……様だけ?」
『君が何故私の名前を知っているのか分からないが、教える手間が省けて良かった。番には名前で呼んでもらいたいからね』
「…………」
俺の推しが俺嫁……? 異世界転移したら推しに推されちゃいました!? 異世界転移したら、推しが俺の事好きって言っています? って事ぉ?(言ってはいない)
『おや……? 下を向いて震えているね。痛い事などもうしないからね』
怖がっていると思ったのだろうか、顔を傾げながら上目遣いで俺の様子を見てくる。
きゃわいぃぃぃぃいい!!!
俺は、その毛並みのいいレーベンの身体をひょいっと抱えた。レーベンは特に嫌がる様子も見せずに大人しく抱き上げられた。
うわぁ!! 逃げられない!! ふわっふわっの毛だぁ! 肉球がピンクゥ!!
「はっ! はぁっ!! はいぃ!! 喜んでぇ!! 謹んで御受け致しますぅぅううう!!」
『……』
「ひぃ! 嬉しいっす~~! ホント、俺なんかでいいんすか~!?」
レーベンを持ち上げて立ち上がった。
嫁ならばその身体を抱きしめてもいいのだろうか。そのふわふわ沢山抱きしめて???
鼻息を荒くして抱きしめようとした俺にひょいっと身を躱かわし逃げられてしまった。
あ、抱きしめるのは、NGっすか……。
フワフワと揺れる尻尾を目線で追いかけていると、窓の柵にトンッと乗り上げてこちらに振り向いた。
『ふっ』
あ、今、確実に笑ったよな。
『私の本体は、あの塔の中だから、いつでもおいで。あぁ、来ないとイラついてしまって、この城にいる人間全部殺してしまうから早めに来なさい』
なんか、一瞬怖い事言ったような気がしたけど、お呼ばれされて嬉しいので頭に入っていかない。
「はい!! 喜んでぇ!」
そう言った俺に、レーベンの尻尾はフワフワっと嬉しそうに揺れた。
魔族は空の土地、人間は地上に住み、共存が許された世界だ。動物も魔物もあらゆる生物が多く暮らしていた。
だが、その暮らしは突如、大きく輝く光の玉が地上に衝突し壊れ去った。
人間の国があった地面は大きく丸く深く抉れ、その地は壊滅した。
その光の玉は天災か、神の仕業か。
一人の人間が光の玉が落ちる瞬間を見ていた。
「魔の仕業だ!」
その人間は、光の玉は一体の魔により放たれたと言った。人間達は全てを壊した魔を許す事が出来なかった。
人間は武器を持ち、魔族に立ち向かった。
魔族との決戦は長きに渡り―――……そして、今、ようやく君の力で人間の勝利を。
ほわぁぁ……。
そうだ。ゲームの冒頭部分はこうして始まる。何となく、このゲームは冒頭部分から疑問があった。
自然溢れる豊かな世界を魔族が統治していたなら、何故、魔がそれを壊したのだろうか。その魔が悪だったのだろうか、それとも他に原因があったのだろうか。
初めから一つの疑問がある中で始まったストーリー。人間VS魔族。
人間達は、クエストをこなし魔へ立ち向かう。人間側のストーリー展開が繰り広げられ、すっかり冒頭の疑問をプレイヤー達は忘れている。やられるからやり返す。それがこの世界。
だが、ラスボスを倒した際のエンドロールで冒頭の一つの疑問が明らかになる。
ラスボスの息が絶える時、骸を土地に埋めるように指示をした。冒険者達は指示通りにその骸を地に埋めた。その地には花が咲き木が生え、美しい自然をもたらした。
人間達はその地を統治し、平和で豊かな新たな世界を築くことを胸に誓った。
って違うだろ————————!!!! 俺はラスボスが死ぬなんて嫌だっ!!! 絶対こんな終わり方おかしい!! 何か! 何かきっと別のエンディングがあるはずなんだ!!!
俺は認めないぞぉおお!!!!
『ほら。いい加減、起きなさい』
ペロペロと小さな舌が俺の鼻先をくすぐる。何かの動物? ……猫? でも、猫のように舌の表面がザラザラと痛くない。
これは、猫なのかな……?
フワリと目を開けると、美しい真っ黒な猫の姿が見える。猫なのに目が真っ赤だ。
『一体、いつまで私を待たせるんだい? 君はよく寝る子だね』
「……っ!!」
頭の中に直接流れる美声に飛び起きた。レーベン!! この猫、レーベン・ネロフィエンスだ!
先ほど自室に猫サイズのレーベンがやってきたんだ。分身? 霊体? 分離? とりあえず、ファンタジーで出来そうな事を思い浮かべる。
俺は、ベッドの上に正座すると、シャツの前ボタンが全開である事に気が付いた。慌ててボタンを留めようとすると、胸の紋章が見える。
「……」
あれ? 俺、眠って……?
そう言えば、意識を失う直前に、レーベンに触れられて胸が光ったのだ。それで、この胸の紋章が浮かび上がって……。
なんか、淫紋みたいな形だな。
触ってみると痛みも何も感じない。しかし、皮膚と同化している。濃い肌色みたいな色だ。
この紋が付けられる前に、レーベンが何かよく分からない事を言っていたな。
不思議に思っていると、レーベンの声が脳内に流れた。
『君は私のモノという印だよ。君の白い肌に映えていいじゃないか。ないよりもあった方がキレイだよ』
レーベンがゆったりと話し出す。その話し方はマイペースな猫を想像する。
「はぁ……」
ゲーム内での彼は、不機嫌でクールなイメージだった。
塔の中にずっと捕らえられているならば不機嫌なのは仕方がない事だけど。俺の知っているレーベンは、キレイだよとか言うキャラではない。人間にもそうだが、同族である魔にも興味がなく手厳しい。
今、彼のモノと言われたので、俺は彼の部下にでもなったのだろうか。もしかして、人間のパシリが必要なのだろうか。
そういうことならば、分からなくもない。今見えているこの猫サイズは本体ではないはずだ。本体は塔に幽閉中。色々不具合はあるだろう。
しかし、一番弱い俺に目をつけるなんて……。
「あの……、どういう事か分からなくて、教えてもらえませんか?」
首を傾げると、レーベンは目を細めた。
『説明義務があったとしても、きちんと話す魔獣は私くらいのものだよ。人間は説明好きな生物であったね』
「すみません……理解が追い付かなくて」
謝ると、その謝る必要もないと言われる。あれ? やっぱり優しいな。
『……魔獣というのは元来好みにうるさくてね。好みの個体に出会えない。出会ったとしても性格が好きになれそうになくてね。別に単体でも長寿であるし不都合はないのだけど』
「……はぁ」
部下になるのにも、そういう相性的なモノを求める? っていう事かな。
『出会ってしまったから。他の者に奪われないように自分の紋をつけたという訳だよ』
「それは大変ですね? 部下にそこまで相性が必要だなんて」
『部下? 家来の事かい? 私は君を番にすると言ったのだよ』
「番?」
番、ツガイ……?
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……あれ、もしかして、番ってそういう!?!? 伴侶的な意味!?
「ぇええ……!?」
まさか、お……俺が、レ、レーベンのお気に入り?? でも、レーベンの説明によると、俺が好みの個体であると……?
「ひぇえ!? なんで、俺ぇ!? こ、この紋が付けられるとどうなるのですか!?」
レーベンはすぐに俺に返事をせず、俺の胸の紋章辺りをクンクン嗅ぎ始めた。
「……っ」
鼻先が物凄くくすぐったい。
中途半端に留めかけたボタンを首まで留めたくなるが、相手はレーベンで、猫なので、くすぐったいのと羞恥心を我慢する。
そんな俺の胸をペロリと舐めたかと思うと、俺を見て言った。
『私以外の者が性的に君に触れたら拒否反応するようにした』
「レーベン……様だけ?」
『君が何故私の名前を知っているのか分からないが、教える手間が省けて良かった。番には名前で呼んでもらいたいからね』
「…………」
俺の推しが俺嫁……? 異世界転移したら推しに推されちゃいました!? 異世界転移したら、推しが俺の事好きって言っています? って事ぉ?(言ってはいない)
『おや……? 下を向いて震えているね。痛い事などもうしないからね』
怖がっていると思ったのだろうか、顔を傾げながら上目遣いで俺の様子を見てくる。
きゃわいぃぃぃぃいい!!!
俺は、その毛並みのいいレーベンの身体をひょいっと抱えた。レーベンは特に嫌がる様子も見せずに大人しく抱き上げられた。
うわぁ!! 逃げられない!! ふわっふわっの毛だぁ! 肉球がピンクゥ!!
「はっ! はぁっ!! はいぃ!! 喜んでぇ!! 謹んで御受け致しますぅぅううう!!」
『……』
「ひぃ! 嬉しいっす~~! ホント、俺なんかでいいんすか~!?」
レーベンを持ち上げて立ち上がった。
嫁ならばその身体を抱きしめてもいいのだろうか。そのふわふわ沢山抱きしめて???
鼻息を荒くして抱きしめようとした俺にひょいっと身を躱かわし逃げられてしまった。
あ、抱きしめるのは、NGっすか……。
フワフワと揺れる尻尾を目線で追いかけていると、窓の柵にトンッと乗り上げてこちらに振り向いた。
『ふっ』
あ、今、確実に笑ったよな。
『私の本体は、あの塔の中だから、いつでもおいで。あぁ、来ないとイラついてしまって、この城にいる人間全部殺してしまうから早めに来なさい』
なんか、一瞬怖い事言ったような気がしたけど、お呼ばれされて嬉しいので頭に入っていかない。
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