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※レーベン視点です。
初めての番を持った。
こげ茶色の髪の毛と黒い瞳の人間の男。名前はホツ。
一目見た時から違和感を感じた。
初めてホツと出会った時、彼からは恐怖も嫌悪も感じられなかった。それどころか人間なのに魔獣が好きなようだ。興味本位で近づかれるのは不快だと傷つけ脅した。
だが、彼は私が言葉を理解している事を知っているように私に謝罪した。
彼を傷つけた事に罪悪感が湧き上がった。魔獣の私がだ。
痛いと叫んでいた彼を思い出し、何百年とこの塔から出なかったのに分身を出して、彼の部屋まで様子を見に行った。
昨日の今日なのに彼は怖がっていなかった。
彼の目に恐怖が映っていなくてよかったと柄にもなく思った。
「へへへ」
彼が笑った時、好ましく感じた。胸の中に嬉しさが広がる。
だが、同時に不思議であった。私にもこんな感情があるのかと。そんな感情をもたらす存在は貴重なので、他の者にとられないように私の印を刻んだ。
術印を施し彼の身体に私の魔力が刻まれた瞬間、魔力耐性のない彼は気を失った。
取られないように……? 全く私らしくない。
目を覚ました彼に、再度番にした事を伝える。どんな反応をするのやらと思っていると意表を突かれた。
「喜んでぇ!」
『……』
彼の意志など全く尊重しなかったのに。
ニコニコと私に笑う彼。そんな笑顔を私に向けていいのか?
大昔に、鳥族が番について「とても可愛い」と惚気ているのを聞いた事がある。
何をしていても可愛く見えるし、存在そのものが愛おしいらしい。傍にいないと軽い鬱のような症状になる。
それらを番病と言って、番を持つ生き物にかかりやすい病気の一つだ。
「ふわぁああ! レーベン様の毛並みふわふわぁ♡」
「レーベン様のクソイケメン! うぅ、かっこいい~!!」
「レーベン様の破滅フラグは俺が折る!」
ホツは表情も感情も豊かだ。それに、私に関しては特に表情が目まぐるしくクルクルと変わる。
ふむ。
これは可愛いだろう。
人間はどれも同じように感じる私から見ても、どこをとっても可愛らしい。むしろ、こんなに可愛い生き物が何の印もないままウロついていては危なかっただろう。
やはり、早めに彼に印を刻んだ私の判断は間違いではなかった。
私は、彼がこの世界の住人ではない事を知っている。ある日、突然この世界にホツの存在を感じた。別の世界から現れた存在だとすぐに分かった。
異世界に突然来たのだから、さぞかし淋しかろうと思ったが、彼は悲観的になることはなかった。
他の人間の中でも特別身体が頑丈でも強さがあるわけでもない。そして、決して楽観的でも考えの浅い人間でもない。
アドルフと言う男が、部屋前に訪ねてきた。ホツを元の世界に戻せるかもとホツの弱い所を突いた。そして、ホツを別の部屋へと連れて行ったことがあった。
大方、自分たちの利益の為、ホツに魔族退治を手伝わせたいのだろう。
その証拠にホツは次の日から魔族退治に明け暮れた。ホツもまた、他の人間と変わらないのだと呆れた。
何故かガッカリしている自分が嫌だった。私はホツに知らず何かを期待していたのかもしれない。
つまらん。と切り捨てて、再び塔に閉じこもればいいものを、私は城内のホツの部屋の隣の部屋にいた。
そこにホツがやってきた。
一週間ぶりに話すことへの嬉しさを感じる。
ホツは、私と共に城を出るつもりだと言った。だが、信じられなかった。
もしかして、彼は私だけを城外へ出すつもりではないか?
そんなことを私は望んでいないのに。
私は思った以上にホツの傍にいたいのだと気付いた。
手放すのなら、彼を自身の中に取り入れてしまおうか。
私はそういう生物だ。
「破滅フラグ折らないと!!」
だが、失敗した。
私の催眠を破られた。いや、私の迷いが術を不完全にした。
本当に元の世界より人間より私を優先するつもりなのだろうか。何故? そこまでホツは私を想ってはいないだろう。
「へへ。レーベン様」
そのへにゃりと笑った顔で私を見る。私に何かを求めるわけでもない。
だが、彼は出発を決めている。
また、不思議な感覚に襲われた。番にしたいと思った時のように、彼が欲しくなる。
何千年も生きてきたが、欲しいものなどなかったのに。
猫サイズになった私をひょいと抱き上げる。
優しい目をしている子だ。
ホツの内面には波があるが穏やかで、自分の中で折り合いをつける事が上手なのだ。
☆
城を出て、ホツと二人で暮らし始めて2日目。派手な暮らしはしたくないというので、すぐに入居できる中古物件を購入して住み始めた。
「ん~……眠いぃ」
ベッドの上で眠っているのに、眠いという寝言を言っているホツ。面白い。
彼が入居時、ベッドを二つ購入したため、即刻その一つのベッドを燃やした。そのため、シングルベッドで二人眠っている。ダブルベッドは買い直して後日届く。
ホツは、「レーベン様は買い物好きですよね」と苦笑いした。私がSっけのある生物ならば、ホツの頬をつねっている所だ。
全く、彼は私の番だという事を分かっているのか?
その身体を抱く事を許される唯一の存在。
彼の身体を早急に開かせる事など簡単ではあるが、実のところ、ホツは、どこを舐めても美味しく一つ一つ味わいながら行為を進めるのも楽しい気がするのだ。
「……ん……」
ホツの穏やかな顔に吸い込まれるように唇を落とす。
流石、ホツだ。少し唇を落とすと舌を差し出せというように口を軽く開ける。
誘われるままに舌を挿入し、口腔内を堪能する。
「ん……はぁ……」
彼の吐息が甘い。耳に心地よいその甘い吐息をもっと聞きたくてキスが深まる。
唾液を絡ませ、彼の細い身体を緩やかに抱きしめる。
服越しに彼の股間がやんわりと勃ちあがってくるのが面白い。
先日少ししか触れなかった股間に手をかける。
陰茎は温かく手にしっとり馴染むようだ。
「ふ……ぅん」
まつ毛がフルフルと震えている。キスを止め、まつ毛に唇を落とす。瞼がピクピクと動いている。
「…………ん? きもち、い……なんで? ————って、レーベン様ぁ!? ひょわぁ!!」
「ホツは、朝から元気だね。目覚めで叫べる事は、肺が健康な証拠だ」
「な、な、な、なんで、チンコ掴んでるんですか! ひぅうう……う、う、うぅ」
軽く陰茎を擦っているだけなのに、感度がいいのかビクビクと身体が動く。
止めて、と言うが、ここで止めると辛いのはホツだと伝えると、真っ赤にして顔を腕で隠し抵抗を止めた。
シャツから見え隠れする番である印にキスをする。
「あっ!! うぅんっ!! そこ、ひぃうっ!!」
彼はそのまま射精した。紋章が感じるのか?
私の印で感じるなど、全くホツは面白い。
その精液を後孔に塗り付けると全力で首を横に振られた。
「無理無理無理っす! そこは無理っす!!」
「男同士はこちらで気持ちよくなるのだよ」
「知ってます! 腐男子だから、そういう知識は持ってます! しかし、自分が使うとなると話は別ですよ~!」
「私はもっとホツに触りたい。番に触りたいと思うのは本能だ」
本能だけだろうか? どうしてかずっとホツに触れたい。
無理ですよ。と小声で彼が言う。
彼の言葉で拒絶は正直不快だ。
「———……レーベン様と、エ、エッチしちゃったら、心臓壊れそうです」
トスン。と胸に衝撃が刺さった。
「…………?」
思わず、胸を擦ったが、どこにも外傷はない。
恥ずかしそうに目線を逸らした後、私の反応が気になったのか上目遣いでこちらを見てきた。
これは、わざとだろうか。
人間にはこういうテクニックがある。私も長く生きている。様々な個体にこういう色仕掛けをかけられた事がある。全く何も思わなくて何をやっているのだと呆れたものだ。
だが、ホツのテクニックには衝撃が走った。
「へぇ……、目線一つでこの私を落とす気なのかい?」
「ほへぇ??? 何の事です!?!?!? あぁあ!! そうだ!! お腹減りましたね!! 今から朝食の準備をしてきます!!」
ホツは急いでベッドから出ていってしまった。
全くホツは分かっていない。番とはもっと触れ合うべきものなのに。
「ご馳走さまです」
食べ終わると手を合わせる。彼の世界の文化だろうか。
立ち上がったホツが、外を散策しましょうと声をかけてきた。城以外の世界がまだ見慣れないようで色々見たい様子だ。
何もない丘まで行き、空を見上げながら、サラマンダーの一匹が上空を飛んだのを興奮して見ていた。
茂みにふよふよとスライムがいることに喜ぶ彼。この世界なら珍しくもなんともないモンスターを見て喜んでいる。
それを見て、ふと随分昔の事を思い出した。まだ、魔族と人間が対立する前の事だ。もう何年も思い出す事などなかったのに。
「レーベン様、小さな世界なら俺も作れますよ。世界を変えるなんてしんどいし、無理ですけどね」
「……」
虚を突かれた。
ホツは、いつも私の目を真っすぐ見つめる。
目を見ていられなくなったのは私の方だ。
初めての番を持った。
こげ茶色の髪の毛と黒い瞳の人間の男。名前はホツ。
一目見た時から違和感を感じた。
初めてホツと出会った時、彼からは恐怖も嫌悪も感じられなかった。それどころか人間なのに魔獣が好きなようだ。興味本位で近づかれるのは不快だと傷つけ脅した。
だが、彼は私が言葉を理解している事を知っているように私に謝罪した。
彼を傷つけた事に罪悪感が湧き上がった。魔獣の私がだ。
痛いと叫んでいた彼を思い出し、何百年とこの塔から出なかったのに分身を出して、彼の部屋まで様子を見に行った。
昨日の今日なのに彼は怖がっていなかった。
彼の目に恐怖が映っていなくてよかったと柄にもなく思った。
「へへへ」
彼が笑った時、好ましく感じた。胸の中に嬉しさが広がる。
だが、同時に不思議であった。私にもこんな感情があるのかと。そんな感情をもたらす存在は貴重なので、他の者にとられないように私の印を刻んだ。
術印を施し彼の身体に私の魔力が刻まれた瞬間、魔力耐性のない彼は気を失った。
取られないように……? 全く私らしくない。
目を覚ました彼に、再度番にした事を伝える。どんな反応をするのやらと思っていると意表を突かれた。
「喜んでぇ!」
『……』
彼の意志など全く尊重しなかったのに。
ニコニコと私に笑う彼。そんな笑顔を私に向けていいのか?
大昔に、鳥族が番について「とても可愛い」と惚気ているのを聞いた事がある。
何をしていても可愛く見えるし、存在そのものが愛おしいらしい。傍にいないと軽い鬱のような症状になる。
それらを番病と言って、番を持つ生き物にかかりやすい病気の一つだ。
「ふわぁああ! レーベン様の毛並みふわふわぁ♡」
「レーベン様のクソイケメン! うぅ、かっこいい~!!」
「レーベン様の破滅フラグは俺が折る!」
ホツは表情も感情も豊かだ。それに、私に関しては特に表情が目まぐるしくクルクルと変わる。
ふむ。
これは可愛いだろう。
人間はどれも同じように感じる私から見ても、どこをとっても可愛らしい。むしろ、こんなに可愛い生き物が何の印もないままウロついていては危なかっただろう。
やはり、早めに彼に印を刻んだ私の判断は間違いではなかった。
私は、彼がこの世界の住人ではない事を知っている。ある日、突然この世界にホツの存在を感じた。別の世界から現れた存在だとすぐに分かった。
異世界に突然来たのだから、さぞかし淋しかろうと思ったが、彼は悲観的になることはなかった。
他の人間の中でも特別身体が頑丈でも強さがあるわけでもない。そして、決して楽観的でも考えの浅い人間でもない。
アドルフと言う男が、部屋前に訪ねてきた。ホツを元の世界に戻せるかもとホツの弱い所を突いた。そして、ホツを別の部屋へと連れて行ったことがあった。
大方、自分たちの利益の為、ホツに魔族退治を手伝わせたいのだろう。
その証拠にホツは次の日から魔族退治に明け暮れた。ホツもまた、他の人間と変わらないのだと呆れた。
何故かガッカリしている自分が嫌だった。私はホツに知らず何かを期待していたのかもしれない。
つまらん。と切り捨てて、再び塔に閉じこもればいいものを、私は城内のホツの部屋の隣の部屋にいた。
そこにホツがやってきた。
一週間ぶりに話すことへの嬉しさを感じる。
ホツは、私と共に城を出るつもりだと言った。だが、信じられなかった。
もしかして、彼は私だけを城外へ出すつもりではないか?
そんなことを私は望んでいないのに。
私は思った以上にホツの傍にいたいのだと気付いた。
手放すのなら、彼を自身の中に取り入れてしまおうか。
私はそういう生物だ。
「破滅フラグ折らないと!!」
だが、失敗した。
私の催眠を破られた。いや、私の迷いが術を不完全にした。
本当に元の世界より人間より私を優先するつもりなのだろうか。何故? そこまでホツは私を想ってはいないだろう。
「へへ。レーベン様」
そのへにゃりと笑った顔で私を見る。私に何かを求めるわけでもない。
だが、彼は出発を決めている。
また、不思議な感覚に襲われた。番にしたいと思った時のように、彼が欲しくなる。
何千年も生きてきたが、欲しいものなどなかったのに。
猫サイズになった私をひょいと抱き上げる。
優しい目をしている子だ。
ホツの内面には波があるが穏やかで、自分の中で折り合いをつける事が上手なのだ。
☆
城を出て、ホツと二人で暮らし始めて2日目。派手な暮らしはしたくないというので、すぐに入居できる中古物件を購入して住み始めた。
「ん~……眠いぃ」
ベッドの上で眠っているのに、眠いという寝言を言っているホツ。面白い。
彼が入居時、ベッドを二つ購入したため、即刻その一つのベッドを燃やした。そのため、シングルベッドで二人眠っている。ダブルベッドは買い直して後日届く。
ホツは、「レーベン様は買い物好きですよね」と苦笑いした。私がSっけのある生物ならば、ホツの頬をつねっている所だ。
全く、彼は私の番だという事を分かっているのか?
その身体を抱く事を許される唯一の存在。
彼の身体を早急に開かせる事など簡単ではあるが、実のところ、ホツは、どこを舐めても美味しく一つ一つ味わいながら行為を進めるのも楽しい気がするのだ。
「……ん……」
ホツの穏やかな顔に吸い込まれるように唇を落とす。
流石、ホツだ。少し唇を落とすと舌を差し出せというように口を軽く開ける。
誘われるままに舌を挿入し、口腔内を堪能する。
「ん……はぁ……」
彼の吐息が甘い。耳に心地よいその甘い吐息をもっと聞きたくてキスが深まる。
唾液を絡ませ、彼の細い身体を緩やかに抱きしめる。
服越しに彼の股間がやんわりと勃ちあがってくるのが面白い。
先日少ししか触れなかった股間に手をかける。
陰茎は温かく手にしっとり馴染むようだ。
「ふ……ぅん」
まつ毛がフルフルと震えている。キスを止め、まつ毛に唇を落とす。瞼がピクピクと動いている。
「…………ん? きもち、い……なんで? ————って、レーベン様ぁ!? ひょわぁ!!」
「ホツは、朝から元気だね。目覚めで叫べる事は、肺が健康な証拠だ」
「な、な、な、なんで、チンコ掴んでるんですか! ひぅうう……う、う、うぅ」
軽く陰茎を擦っているだけなのに、感度がいいのかビクビクと身体が動く。
止めて、と言うが、ここで止めると辛いのはホツだと伝えると、真っ赤にして顔を腕で隠し抵抗を止めた。
シャツから見え隠れする番である印にキスをする。
「あっ!! うぅんっ!! そこ、ひぃうっ!!」
彼はそのまま射精した。紋章が感じるのか?
私の印で感じるなど、全くホツは面白い。
その精液を後孔に塗り付けると全力で首を横に振られた。
「無理無理無理っす! そこは無理っす!!」
「男同士はこちらで気持ちよくなるのだよ」
「知ってます! 腐男子だから、そういう知識は持ってます! しかし、自分が使うとなると話は別ですよ~!」
「私はもっとホツに触りたい。番に触りたいと思うのは本能だ」
本能だけだろうか? どうしてかずっとホツに触れたい。
無理ですよ。と小声で彼が言う。
彼の言葉で拒絶は正直不快だ。
「———……レーベン様と、エ、エッチしちゃったら、心臓壊れそうです」
トスン。と胸に衝撃が刺さった。
「…………?」
思わず、胸を擦ったが、どこにも外傷はない。
恥ずかしそうに目線を逸らした後、私の反応が気になったのか上目遣いでこちらを見てきた。
これは、わざとだろうか。
人間にはこういうテクニックがある。私も長く生きている。様々な個体にこういう色仕掛けをかけられた事がある。全く何も思わなくて何をやっているのだと呆れたものだ。
だが、ホツのテクニックには衝撃が走った。
「へぇ……、目線一つでこの私を落とす気なのかい?」
「ほへぇ??? 何の事です!?!?!? あぁあ!! そうだ!! お腹減りましたね!! 今から朝食の準備をしてきます!!」
ホツは急いでベッドから出ていってしまった。
全くホツは分かっていない。番とはもっと触れ合うべきものなのに。
「ご馳走さまです」
食べ終わると手を合わせる。彼の世界の文化だろうか。
立ち上がったホツが、外を散策しましょうと声をかけてきた。城以外の世界がまだ見慣れないようで色々見たい様子だ。
何もない丘まで行き、空を見上げながら、サラマンダーの一匹が上空を飛んだのを興奮して見ていた。
茂みにふよふよとスライムがいることに喜ぶ彼。この世界なら珍しくもなんともないモンスターを見て喜んでいる。
それを見て、ふと随分昔の事を思い出した。まだ、魔族と人間が対立する前の事だ。もう何年も思い出す事などなかったのに。
「レーベン様、小さな世界なら俺も作れますよ。世界を変えるなんてしんどいし、無理ですけどね」
「……」
虚を突かれた。
ホツは、いつも私の目を真っすぐ見つめる。
目を見ていられなくなったのは私の方だ。
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