ラスボス推しなので! 魔王の破滅フラグ折って溺愛されます!??

モト

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———で、光の玉がどうなったかというと、魔界に直撃した。



「ひょへぇぇぇええ~……」


レーベンに抱き上げられたまま、魔界の一番高い場所に建てられている魔王城のバルコニーで、魔界の状況を見下ろしている。

現在、魔界にはど・でかい穴が空いている。

落ちた場所は魔界の生物密度が少ない地域で死者数ゼロ。


ここまで計算するのなら何故落とす必要があったのだろうか。

「あぁ。魔族達にちょっとした仕置きをね」

「……」

仕置き……。

どうやら、魔族が俺を捕まえた報復らしい。

あの時、俺が魔族に捕まったのをシドルがレーベンに知らせてくれ、すぐに魔界へ向かってくれた。魔界に着いてから、俺の気配が途絶えるようになり、ついに気配が感知できなくなった。

その一瞬の事でレーベンは闇落ちしたそうだ。そうして、魔王に覚醒した彼は光の玉を作り出した

—————……ってはれ? お、俺が原因?


「そ、そんな……、俺がレーベン様を闇落ちさせちゃったなんて……、俺が、俺がぁ~……うう。抱きかかえられている資格なんてありません~、そこら辺に転がしてください」

そう言って身じろぎするけれど、全然離してもらえない。

すると、彼が首を傾げて少し、眉を下げた。え? ぶりっ子……?


「魔王になった私は嫌かい?」

「全っ然! 嫌じゃないです!!」

即座に否定すると、再び眩しいほどの笑顔を向けられる。

「ふ。私も精霊の君が好きだよ」

「……ほわ、わ………」


先ほどから、レーベンが俺に向ける態度が甘い。今までも甘かったんだけど、もう何というか、笑顔の神々しさに消えそうだ。

ま、眩しい~と目を手で押さえていると、レーベンの冷静な声が聞こえる。

「それに、魔族には力を示す事が一番有効的な方法でもあるのでね」

「へ?」



「魔王様!」

魔族が続々と魔王城の前にやってきて、皆が一様に首を垂れて新魔王への服従の意を示した。

魔王の実力を目のあたりにした魔族達は畏怖の念を抱いているようだ。頭を下げたまま上げない。


「魔王様のお怒り、ごもっともでございます。番様に手を出した我らの過ちです。どうか、そのお怒りをお鎮め下さい」

「……」

レーベンは、発言した魔族を睨み、魔族達に向かって手を前に出した—————……ってそれ!! 電撃とか! 消去しちゃう系!? ぎゃへぇぇええ!!


「レーベン様っ!! 落ち着いてっ!」


まるで、俺が止める反応が分かっていたみたいにレーベンが残酷そうな笑みを作った。

「……だそうだ。お前達の命の恩人だな。二度と私の番をどうにかしようと考えるな。二度は言わない」

魔族達は、全力でコクコクと頷いた。ドワーフ達がレーベンを見た時と同じような反応だ。

“番”に手を出したらどうなるか、魔界の状況を見て分からない者はここにはいないだろう。


だけど、恐怖政治はよくないよ~。恐怖政治は恨みを買ってレーベンの敵を増やしちゃう。


「害をなす者には容赦しない。だが」


レーベンが口を開く度、皆怯えている。


「魔界が住みよい世界になる手助けは惜しまない」


「……」

次の一言は、レーベンらしくない一言だった。

いつの時も、何かを積極的に行うというタイプではなく、気まぐれで、のらりくらりしていたのに。

驚いて、レーベンを見ると、こちらを見てにこりと微笑んだ。

「魔族の事も人間の事も、君がいるのなら何とかしよう。ホツ」

「———っ! レーベン様ぁ~~!!」


レーベン様って魔王じゃなくて神様になっちゃったの!? ヤル気になったレーベンってどんななの!? 何でも出来ちゃいそう!? 


きゃ~カッコいい~~! と叫んでいる俺を見て、魔族達は、魔界の行く末は“魔王の番”に懸かっているのだと認識したのであった。












「わぁお。ここが魔王部屋ですか。ゴージャスですねぇ」


その後、魔王部屋に連れてこられた。広い室内に豪華な装飾が施された家具。

広いベッドの上にこれまた彼の膝の上に乗っている。ずっとレーベンに抱っこされたままだと申し訳ないので、元の透明の状態になろうとするのだが、上手くいかない。


「……はれ? 精霊に戻れない?」

どうやって戻れるのだろう。変化したら戻るはずなのでは?

自分の身体がコントロールできないなんてと困惑していると、レーベンがふむ。と頷いた。


「もしかしたら、私のせいか。先ほど、君の姿を見たいと念じすぎて魂とその身体を一体化させてしまったかもしれない。まぁ、逃げられなくていい。ふふ」


ふふ……って。

俺も人間姿に不便さはないし構わないけど。逃げるつもりもないし。


「でも、人間姿は君の魔力を消費するね。そこは安心してほしい」

「———え?」


すると、レーベンが俺の下腹部をぐぅっと指で押す。

「毎日、ここに魔力を注ぐ」

「!?」

レーベンは俺の巻きつけていたマントを剥ぎ取った。そうだった! マントの中はすっぽんぽんだ!


グリンっと視界が揺れるとベッドの上に押し倒されていた。そして、レーベン自身も服を脱ぎ、バランスの取れた美しい身体が露わになる。その欲情した表情がペロリと舌なめずりをした。


「え。え。え、えぇえ!? 魔力を注ぐって、別に手からも口からも出来るんじゃ!? んふっ」


レーベンが下顎からゆっくり舐めて俺の唇に噛みつく。

下唇を噛み、舌でなぞり、上唇も同様に甘噛みされる。


「どんな精霊でも完璧に人間になれはしない。君は特別な存在だ。君の透明化も気配が感知し辛いのもその特別な才能を隠すために自然と身に着いたものかもしれないね。例えば、私のような魔に狙われないように」

「……ん、へ……いえ、そんな大層な……んんっ、レーベン様っ! 手、手ぇ厭らしいっ」


唇をくっつけながら、合間合間に話される。

レーベンの手が尻の膨らみを揉み込む。その手が後孔に回った時に、内部が温かくなり、ジュンっと内部から液体が溢れ出るのが分かった。


「んんっ!? へぁ、なに!?」


潤滑剤か!? 

潤滑剤に気を取られていると、レーベンが俺の陰茎をやわやわと扱き始める。


「あっんんっ、レーベン様、今までそんな性急じゃなかったのに」


彼の変化に戸惑っていると、彼が眉を下げ、切なそうな顔をする。

「君がいなくなるのが怖かったんだよ」

「……」


今まで最後まで手を出さなかった理由は、人間の俺を大事にしたい一方、元の世界へ帰す時が怖かったのだと話した。


元の世界……。俺が思い込んでいた設定はレーベンすら騙す程だったのか。それにしても、レーベンは孤独に酷く憶病になっているのかもしれない。


「レーベン様」

レーベンの身体に腕を回した。


———……うん。記憶が戻ってよかった。俺はずっと彼をこうして抱きしめたかった。

孤独に苦しむ彼を抱きしめる身体になりたかった。彼の体温を感じられる今が幸せだ。


「人間の姿に戻してくれて、ありがとうございます。いつでも、貴方を抱きしめられる」


ふふ。ずっとこうしたかった。とレーべンの首にスリスリと頭を擦りつける。

「———……ホツ」

「はい、レーベ……ん、んんっあぁ——!?」


俺の尻にレーベンの長い中指がグリィッと突っ込まれる。内部が既に潤っていて痛みは全くないけど、性急すぎるぅ……。


「う、ぅ……、うあ、あ……ひぇえ、レーベン様ぁ……」

「君は可愛すぎる」


陰茎を擦られながら、内部を上下に擦られる。潤滑剤が随時魔法で足されているのか、指が動く度にジュボジュボと濡れた音がし下半身を濡らしていく。

興奮したように首筋を噛まれ、胸の紋章を舐められると、身体がビクンビクンと痙攣し、内部に挿いってる彼の指を締め付ける。


「はぁ、あ、あっ! も、もぅ、んんっ!」

股間から白濁が漏れ射精して、尻がキュウキュウと蠢いてしまう。敏感になっているそこに彼の指が二本に増やされる。


「と、とま、あっ、あっ、お、押しちゃ、や、やだぁ!」


レーベンが一際気持ちいいポイントを指で押したり擦ったりし始める。イッたばかりでその刺激はいくらなんでも強すぎる。


「やぁ、やだぁ、レーベン様、止まって、止まっ!……んん———……」

首を振るとレーベンのキスが降ってくる。強引で口も犯される。

ドクンッとまた射精すると、内部の指の動きが止まった。


「はぁはぁはぁ……ひ、酷い……レーベン様、止まって欲し……」

呼吸が整わない。口からはだらしなく涎が溢れて、その涎をレーベンが舐めとる。


「ホツ、私もどうしていいのか分からない。君があまりに可愛くて、早く繋がりたい」

「———……う」

赤い目がギラギラと欲情のままに俺を見ている。長く彼を見ているけれど、こんなに真剣な顔は初めてで、胸がドキドキそわそわしてしまう。

頬や唇の端にキスをされ、レーベンの手が俺の身体をなぞっては反応を見られる。ジッと見つめられて、どこに視線を向けていいのか分からない。

逸らすと顎を掴まれ、視線を戻される。

ニヤリと意地悪く指が三本挿入されてしまう。その指を喜んで締め付けてしまう。

「あ、ぅ……うーうーうー……」


三本目からは内部を拡げるような指の動きをされる。

「怖いなら、キスに集中して」

唇が再び降ってきて舌が絡められる。強引のようでいて甘い。

レーベンの優しいキスにうっとりしてしまう。

それに、怖い……のは、行為に対してより、気持ちよくて怖いのだ。レーベンのキスでこんなに気持ちいいのなら、彼のを内部に挿れたら、脳が溶けるのではないだろうか。

指だって、もう二回もイってしまっているのに……。


「んー……、あぅう、レーベンさ、まぁ、きもちいく、て、変になったら怖いんです」

「……っ!!」


そう言うと、至近距離のレーベンの目が獲物を睨むようにギラリと光って、ぐるりと急に体勢を変えさせられた。

「へっ!? あ!? え!?」


うつ伏せになって腰だけを高く上げられる。腰を両手で掴まれる。レーベンの陰茎がスリッと後孔を擦り、縁に先端が押し付けられる。

「はっ、ホツは本当に煽るのが上手い。……責任はとるから変になりなさい」

「レーベ……あ——、ひぅううんんん———……」


熱いモノがズチュウと挿いってくる。狭い部分が拡く感覚にゾクゾクと興奮を覚える。

内部にレーベンのモノを咥え込んで俺の尻目一杯なのに、もっと奥へと誘うようにキュウキュウと飲み込んでしまう。

奥まで到達したのか、俺の様子を窺うように腰を撫でて待ってくれる。だが、彼自身我慢できないのか、息も荒く俺の中にあるモノがドクンドクンと熱く脈打っているのが伝わる。


「ひぅうっ!」

ずりぃっと挿いっていたモノが抜けていく。抜けるのも気持ちがいいので、下腹に力を入れて堪える。それをゆっくりと押し込まれ、またゆっくり抜かれる。

「あっあ、あ、あ……あぁ、あ、あ」

口から声が漏れ、俺の陰茎からつぅっと先走りが漏れシーツを濡らしてしまう。

ぶわぁっと奥に生温かな液体が溢れたのを感じ、レーベンが射精したのだと思った。


「……あ、あぅん……お尻温かい……レーベン様、うれしい……ふぅ」

話している最中も気持ちがいいので、息を吐く。思わず自分の腹を撫でた。彼の精液が中に注がれて満たされた気持ちになる。

初めての行為は優しくてよかった。このまま、彼とキスして、満たされて眠れそうだ。



「……っ、君は……くそ」

予定外だ……。と悔しそうな声が後ろで聞こえる。

「? え?」

後ろを振り向こうとした瞬間、俺の腰が強く掴まれ萎えていない彼のモノにドチュンと奥まで貫かれる。

何が起こったのか、頭がスパークして目がチカチカする。


「あぁ——……あぁ、あ?」


口から、つぅっと涎が零れる。

そんな状態の俺に彼の熱いモノが内部をグリグリと掻き、先端まで抜いたと思うとまた、ドチュンと奥まで貫かれる。

「——————っ!?」

「はぁ、ホツ、気が付いている? 奥を突くと射精するね。私だけが気持ちいいんじゃなくてよかった」


ドチュンドチュンと彼は腰を引いては奥を突く。

——————え!? え!?


自分の状況が頭で理解が追い付かない。気が付いたら、射精している。歯を食いしばって堪えても次の一瞬には訳の分からない快楽に襲われて頭が追い付かない。

「は、あ……あぁ?あ、ああ———……ん、……な、に、こ……れぇ??」


顔が見たいと体勢を変えられて座ったまま貫かれ、可愛い可愛いと言われながら、凶暴な快楽に襲われた。

感想 7

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