僕の半分ーDye it, mix it, what color will it be?ー

neko-aroma(ねこ)

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僕の半分<sound of WAVES>

僕の半分<sound of WAVES> 6

「何が?先輩って人の気持ち?」
「ハソプさんは、僕が変わって行っていいって言ってくれました。色んな色に交じり合ってもいいって。」
「そうだよ。悪い所だけは真似しないでね?」
「はい・・・先輩は、逆だったんだなあって。きっと、変わる僕が許せなかったんですね。付き合ってる時でさえも。」
「え?矛盾してないかい?頑固おやじみたいな感じの人だったんだろ?俺に合わせろ!みたいな。」
「実はそうじゃなかったんじゃないかって、さっき番組で話しながら何となく気付きました。先輩が好きでいてくれたのは、付き合う前の僕でしか無かった。だから、先輩に気に入られようとする僕でさえ許せなかったんだと思います。何年も経った僕の姿が、先輩の知る僕じゃなかったから・・・また許せなくなってあんな事したのかなって。」
「じゃあ、どうしろって言うのさ?そいつは、君を冷凍保存にでもしておきたいの?」
ジユルは今日初めてハソプの前で小さく笑った。
「そいつ呼びになってますね。」
「わけわからんよ。そんな奴は。世の中に”時間”ってものがある限り、変わらないものなんか一つも無いんだよ。現実見ろっつーの。」
荒々しく変わって行くハソプの言葉に、ジユルはずっとくすくすと笑っていた。
「自分の事みたいに怒ってくれて、ありがとうございます。ハソプさんが推測したみたいに、先輩が僕と本音をぶつけ合いたいのなら、あんな去られ方もしなくて済んだかもって思いました。さっきのあれで・・・本当の終わりが出来たかな。僕から先に終わらせて、それがまた気に入らないのかもしれませんが・・・僕が生きて、年を取って、環境も姿も変わって・・・先輩の望む僕じゃないから、今頃絶望の中に居るのかもしれません。」
「じゃあ、マンガかドラマでも見てろっちゅーの。作品の中の人たちは永遠にあのまんまだから。」
「・・・そんな気持ちだったのかもしれません。いつか、僕みたいにいい人に出逢って、過ぎた事なんか思い出せなくなれればいいなと思います。作品は・・・先輩みたいな人の薬箱なのかもしれませんね。一番ステキなところで時を止めたままにしたい人、過ぎた事をわざわざ思い出したい人には、癒やしてくれる良い薬が詰まってるのかもしれないです。僕が俳優復帰した事で、まだ見た事も無い人の薬の一粒にでもなれたらいいなって思いました。」
「ちょっと、君、詩人じゃない?丸パクする。すっごいイイ。」
ハソプは起き上がって、ジユルに親指を立てて見せた。
「じゃあ、使用料を先払いして下さい。」
「うん、いいよ~これ打ち込んでから・・・」
ジユルはハソプのスマホ操作の指の動きが止まるのを待っていた。
「よし、何処でコレ使うかなあ~で、先払いって?なんか欲しいものあるの?」
「僕を、愛して下さい。僕は、ハソプさんが側に居て下さったので、乗り越えられました。この先も多分、そうだと思います。」
「なんて可愛い事を言うんだ、君は!」
ハソプは鼻の下を伸ばしてジユルを抱き締めた。
「僕を可愛いって思ってくれる気持ちは、変わらないで欲しいです。」
「うん。変わらないものなんか一つも無い中で、挑戦してみよう。君もだよ?」
「はい。」
「取りあえず、寝よう。元気になって、明日以降、ヤろう。」
「ふふっ。警察に通報されない場所で?」
「そう。」
二人はしっかりと抱き合ったまま目を閉じた。


ジユルの炎上に関した一連の個人活動に於いて、収拾も済んだようだし良い話題性もあった、約束通り作品に関する情報の一切を出さない事も守った、と言う事で先方の配給会社とハソプの制作会社からは、ジユルに関しては一切のお咎め無しで済んだ。
順調に撮影は進み、炎上切っ掛けで早くもジユルに小さなファンダムが出来上がり、ファンカフェ(韓国独自のファンが作るコミュニティサイト、本人降臨の場合もよくある。後に事務所が公式化する事もある)が立ち上げられた。しかし、契約上、作品配信後の広報活動などの全ての関連事業が終了しなければ、個人活動をしてはならない条項が含まれている。
ある一定期間までは作品のイメージ優先で行くため、作品に無関係なところで出演者が話題性をさらうような真似があってはならないのだ。国内のエンタメ会社ならなあなあで済む所が、異国の裁判国家が大元制作配給になるので、そこは慎重すぎる程慎重にしても100%安心は出来なかった。
そのファンカフェに挨拶をしたいのを、ジユルはずっと我慢しなければならなかった。
撮影が中盤に差し掛かったとある酷暑の日、特報第一弾と称してマスコミにティーザーが解禁になった。
ジユルは一瞬しか映らなかったが、セリフ付きである。主要キャストなのだと視聴者はすぐに理解した。
そして「あの時の子だよね?」と話題が再燃した。
奇想天外なストーリーとコメディタッチで特殊撮影がふんだんに使用された派手な映像は、若者を中心にSNSで拡散されていった。事務所内のネットパトロール班が、すぐに以前の炎上釈明の番組の切り出しを発見した。殆どは好意的な投稿だが、油断は禁物だった。
日が過ぎていくごとにジユルのファンダムの規模が大きくなっていった。
無名俳優出発なので、他のアイドル出身者などとは比べ物にならない。それでも、熱心が過ぎるファンが出現するのは当然の成り行きだった。
ある日の仕事帰り、送迎の車中でジユルは社長から改めてファン対応の勧告を受けた。
「もう撮影場所やら日程やらばれてきていて、出待ちも毎日居るだろ?そろそろサセンって子・・・いや、違法行為やらかすんだから”奴ら”でいいな、君の前にもそういう奴らが出て来るぞ。今はまだ契約上個人活動をしていないから、君もファンサービスをする場所も必要も無いだろうけど、一歩家から出たらとにかく周囲に気を付けなさい。分かってると思うけど、特に、交際関係はね。」
「はい。想像出来ませんが、社長がそう仰るのなら気を付けます。」
「まあ、アイドルじゃない分だけそこら辺はマシかとは思うけど、部屋の中も定期的に調べた方がいい。ハソプに頼めばいいよ。知ってる業者が居る筈だから。あいつの部屋にも行ってるなら、両方の部屋を調べなきゃダメだ。」
「何を調べるんですか?」
「盗聴器だよ。サセンって不法侵入なんか簡単にするからな?甘く見てはダメだぞ。部屋の暗証番号も定期的に変えて、キーはよく拭き取った後は手袋で押すようにするんだ。指の油が着いた箇所で暗証番号を読み取る泥棒みたいなヤツも居るからな。」
「プライベートの僕を調べて、どうするんですか?」
「そんなの知らないよ。自己満足だろ、他人が知らない秘密を私だけが知っている、って。それが金になるなら脅しの材料にもなるだろうし。」
「そんな事あるんですね・・・僕は人気アイドルでも何でも無いのに。」
「サセンってのはさ、人気有る無し関係無いぞ。確率統計で、ファンの数が多けりゃおかしなヤツも多いってだけの事だよ。ネットで調べるかハソプに聞いてみろ?山ほどサセン絡みの事故や事件が出て来るぞ。例の・・・大学の先輩とやら、音沙汰無いから引き下がったなんて簡単に考えない方がいい。ジユル君が知らないだけで、監視されている可能性は十分ある。」
「・・・はい。」
「人前に顔晒して仕事するって、そういう事だからな?部屋に入る時も、エレベーターに乗る時も、ちゃんと周囲を見て聞いてからだぞ。」
「はい。今日から気を付けます。」
「・・・マンションビルに入って気が緩んでエントランスで抱き合ったり・・・キスしたりするんじゃないぞ?」
「えっ!」
「ダメだからな!」
ジユルの反応で、既にその手の事をしていたんだなと社長は悟り、語気を強めて注意した。
ジユルは自室に帰り、社長に注意されている事を全て行った。室内の盗聴器を疑うなら、ハソプより自分の部屋だ。盗聴器が仕掛けられるのなら、隠しカメラも忍ばせる事が可能だろう。想像力に乏しくても、その恐ろしさ位はジユルにも分かった。
すぐに身支度をしてハソプの部屋へと移動した。念の為、先程同様に周囲に気を配りながらロックキーを洗剤液で拭き取った。
明日の台本予習をしてシャワーを浴び、ハソプにメッセージを送ってベッドで帰りを待った。
暫くして玄関の解除音がしたので、ジユルは急いで出迎えた。
「ただいまー。どうしたの?何だか顔色悪い?今日、ちゃんと食事した?夕飯は?何か作る?」
矢継ぎ早に心配の言葉を並べるハソプに作り笑いを浮かべ、首を振った。
「僕、怖くなりました。江原道の家に最初に行った時、留守番で一人きりになった時を思い出しました。あの時、そんな分けは無いのにハソプさんに置いてけぼりを食らうんじゃないかって、凄く怖かったんです。」
「どうしたの、急に?何かあった?」
ジユルは先程の社長との会話の様子を聞かせた。ハソプは頷きながら、スマホを取り出した。
「言われてみたら、確かにそうだ。俺も今怖くなった。仕掛けられるなら君の部屋って話、そうでもないんじゃない?だって、君は自室よりここに来る方が断然多い。もし、ストーカーが監視してるなら、ここを君の部屋だと思うんじゃないのかな。今、知り合いの業者に連絡入れる。すぐに調査して貰おう。」
「今からですか?」
「丁度二人共在宅してるから良い機会だよ。その調査員が捉まればすぐにね。君は、自室で待機した方がいいね。ちょっと待っててね、連絡してみるから。」
ハソプがソファーで電話をしている間、ジユルは隣に座ってハソプの肩に凭れ掛かっていた。本当は、すぐにでも温もりが欲しかったのだ。
「今すぐ来てくれるって。じゃあ、君は部屋に戻ってた方がいいね。」
「それが終わったら、また戻ってもいいですか?」
「ん?どうした?甘えモードかな?調査結果次第では、君がここに戻れないかもしれない。そしたら俺がそっちに行くからね。ちょっとだけお預けだな。」
ジユルは唇を尖らせて詰まらなそうな顔をした。するとハソプに掌で顔を包まれて、唇の端にちゅっと音を発ててキスされた。
「唇にキスしちゃったら、止まらなくなるでしょ?この位で丁度いいんだよ。」
大人の余裕を見せ付けられたかのようで、ジユルは頬を膨らませてハソプの胸を叩いた。そこにハソプに電話が掛かって来た。依頼した調査員だ。芸能人御用達でもある、何でも屋でもある。時には探偵もしていた。迅速丁寧が売りだけあって、行動は早い。
二人一緒に居る部屋に案内する事となってしまったが、ハソプは慣れているのか平気で嘘を吐いた。
「久しぶりだね、調子はどう?」
「まあまあだね。二か所って言ってたけど、この部屋ともう一つは何処?」
「ああ、この子の部屋。この子さ、最近ストーカーに悩まされているみたいでね。偶然俺と同じマンションだから、時々預かってる。所属事務所の社長から護衛代わりにってさ。」
「大変だな。じゃあ、始めるぞ。」
手にした特殊機械は、周波数の変化で盗聴器も盗撮カメラも探知するという。各部屋の隅々まで機械を当てて念入りに調べて行った。
「この家は何も無いな・・・ストーカーって言ったか?さっきエレベーターに乗った時、一人で乗り込んで来て階数のボタンを押さない人が居たんだ。気になったから、それこそ盗撮したんだよ。見るかい?」
調査員はスマホに転送されている画像を、二人に見せた。
「あ・・・・」
思わず声を上げたジユルに、ハソプと調査員は顔を見合わせた。
「この画像、念の為に保管しておく。もう一つの部屋には、本人さんは部屋に一緒に行かない方がいいかもな。」
「じゃあ、ジユル君はここで待ってて。一緒に行って来るから。」
「は・・・早く戻って来て下さい。」
「時間掛けて、ちゃんと調査して貰うんだ。寝てていいから、何処にも出ないで待ってて。鍵掛けてれば平気だから。念の為、内側からもロックガードしてね。」
「はい。あの、よろしくお願いします。」
「ごめんね、主が居ない部屋に入るけど、ちゃんと調査するからね。」
二人が部屋を出た後、ジユルは言われた通りに内側から二重に鍵を掛けた。
さっき見せられた盗撮画像に写っていたのは、間違いなくジユルの”先輩”だった。
全身に震えが起きて一人では心細くなり、ジユルは社長に電話を掛けた。
「やっぱりそう来たか。虫の知らせかな、最近撮影所でもなんか妙な空気を感じてたんだ。後を付けられたんだな。すぐにハソプが調査員を呼ぶなんて、スーパー彼氏じゃないか。あいつでも役に立つんだな。」
そう言って社長は小さく笑っていた。
「これはもう、直接対決しかないな。相手の身元はしっかり掴んでいるから、一度目は警告して、それを破ったら勤務先と実家に弁護士から内容証明送らせるから、心配しないで。君を守る方法はまだ色々ある。ハソプは仕事柄、こういうことはよく知ってるから。後はハソプの指示をよく聞いてくれ。ジユル君、相手には会いたくないんだったよな?でも、一度会う事を条件に二度と接近しない約束を取り付ける事も手段としてはある。どうする?」
「二人きりでは会えません。また昔と同じになってしまいます・・・僕は何も言えず、抵抗出来ず・・・そんな事、嫌です。」
「じゃあ、俺が同席するならって条件付けてはどうだ?」
「・・・それなら。」
「なるべく会わずに済む方法を考えるから。向こうの要望飲んで会わせるってのはさ、最後の手段だから。あんまり思いつめるなよ。仕事に響くのだけは回避しなくちゃ。」
「はい。」
その時インターフォンが鳴った。
「社長、切らないで下さい。もしかしたら・・・かもだから。」
「ああ、スコープ覗いてみろ。」
ジユルは忍び足で玄関のドアスコープを覗いた。
「ハソプさんでした。」
「あー良かった。じゃあ、明日、迎えに行くからな。ハソプの部屋でいいのか?」
「はい。お願いします。」
「ゆっくり休めよ。おやすみ。」
内側のロックを解除し、ジユルは玄関から死角になる場所まで身を隠してから二人を出迎えた。
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