断罪のアベル

都沢むくどり

文字の大きさ
100 / 190
新月の章 鮮血ヲ喰ライシ断罪ノ鎌

新月の章 登場人物 帝国内の三大勢力の長(ヴァルトは新当主)

しおりを挟む
①ジーク・グランドル

 ベルギウス帝国を動かす三大勢力の一柱、貴族のトップ格、グランドル家が誇る稀代の英雄。自意識過剰、俗に言うナルシストではあるが政治や外交はもちろんの事、魔術に関しても非常に高いレベルの為、誰も彼の行動に意見できずにいる。過去に彼と後継者争いをした愚者は、毒殺、刺客による暗殺、法を最大限利用して牢獄に入れてすぐに処刑、彼自らの手で殺害されるなど、録な死に方をしていない。知的好奇心が強く、信じた事には真っ直ぐ進む考え方は純粋すぎる性格の由縁であろう(ただし、謀略はよくする)。唯一自身にとって危険な存在である腹違いの弟を生かしているのも、どんな風に成長するか楽しみなため。帝国議会議長のウリヤノフの怒る姿を楽しんでいる。

②ジョージ・ベネット

 ベルギウス帝国三大勢力の一つにして、ベルギウス帝国を経済的に支配し始めた新興財閥、ベネット商会の頭領。
言葉や行動の柔らかさとは裏腹に遠回しに腹黒い表現をする。
父、ジョン・べネットの他界によって集められた会議にて頭領になった。
ウリヤノフを困らせる要因の一人。
ジークに対しても怖じけないほどの度胸は持っている。

③ソフィー・ヴァルツァー

「大人しく、儚く、清楚なソフィー」byアベル談

 ベルギウス帝国三大勢力の一つ、魔導師の名門、ヴァルト家の新たな当主(66代目)。
従者には、かつて兄の世話をしていた執事、サイモンがいる。
基本的に寡黙で、見た目は銀髪に赤い瞳、肌は透き通るほどの白とか。
アベル(アルベール・ヴァルツァー)の妹で、現在判明していることとしては、詠唱なしで強力な魔術を行使できる事。
だが、家の名誉や魔術の高み、権力の誇示に対する欲が無い。
彼女の最大の願望は、自身に生きる意味を与えてくれた、唯一信頼する本当の家族である生き別れた兄を見つけることであって、ヴァルトの当主になったことも自由に動くための、単なる副産物でしかない。
つまり、現代風に言えば彼女は極度のブラコン? 兄が兄なら妹も妹である。


 ただし長年兄に会えなかったことで、ブラコンぶりを拗らせた可能性が高く、

 兄よりひどいかも知れない。

 兄よりひどいかも知れない。

 重度と極度では次元が違いすぎる。(登場人物紹介のアベルの所を参考下さい)

 大事なことなので二回言いました。

 余談だが一人称は名前であるソフィー。

 敬愛(心酔の間違いかな)する兄、アベルの事は兄さんと呼ぶ。




※ソフィーがメインヒロインで必ずでる追憶の欠片は時系列(アベルとの出会いから別れまで)がバラバラなので番号はあまり気にしないでください。この話についてはアベルが睡眠をとったときに見る夢(白夜の箱庭とは別)として不定期投稿します。

 後、本編のソフィーは徐々に出番が増えていきます。

 特に次の章は少々ネタバレしますと、ソフィーやフレデリカと言った次世代のヴァルト家の担い手が活躍します。

 なぜかって? 新月の章は以前にも話しましたが、アベルが勢力内の争いや対外闘争に巻き込まれる切っ掛けの話。

 となると自ずと権力者達の行動に焦点が置かれるからです。

 なお、とある詩人の話は新月の章で一区切りついたら一度完結させます(本編に専念したい)。
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

娼館で元夫と再会しました

無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。 しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。 連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。 「シーク様…」 どうして貴方がここに? 元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。

下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。 またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。 あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。 ご都合主義の多分ハッピーエンド? 小説家になろう様でも投稿しています。

三十年後に届いた白い手紙

RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。 彼は最後まで、何も語らなかった。 その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。 戴冠舞踏会の夜。 公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。 それは復讐でも、告発でもない。 三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、 「渡されなかった約束」のための手紙だった。 沈黙のまま命を捨てた男と、 三十年、ただ待ち続けた女。 そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。 これは、 遅れて届いた手紙が、 人生と運命を静かに書き換えていく物語。

処理中です...