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お嬢様
しおりを挟むおいおいおいおいおい!?
いきなり、やりやがったな神様!
意識が戻るとそこは修羅場だった。
道のど真ん中で武装した兵士達が倒れ、馬車に乗ったお嬢様ぽい人が連れ去られそうになっている。
襲っているのは同じく人間。
悪者ぽい顔した、見るからに盗賊って感じの奴らだ。
多勢に無勢だったのだろう……数が違いすぎる。
「だ、誰か助けて下さいぃぃ……」
「無駄だぁ! お前を守る兵士は全部殺した。」
「お頭~。 早くアジトに持って帰って、この領主の娘犯しましょうぜ!」
あのお爺ちゃん神様のお陰様で言葉は分かるみたいだ。
とりあえず俺は【スキル作成】を使い、鑑定と無敵のスキルを作り出す。
鑑定は相手の情報を知ることができる。
無敵はどんな攻撃を受けようとも絶対にダメージを受ける事のない最強の防御系スキル。
さっそく鑑定のスキルを使い情報を得る。
……女の子の名前はエルメス・リミアント年齢は14歳で領主の娘。
……男共は盗賊で人殺しの経験がある。
大体分かった。
別に悪い奴らだから殺そうとか、そんな感情はない。
俺も悪い事をするつもりだから全く気にしない。
だがエルメスというお嬢様は可愛いから俺が欲しい。
美しい長い黒髪。 あどけない顔。
領主の娘だけあって着ている服もいい。
交渉次第ではエルメスを助けてもいいな。
集団に近づいていき、話しかける。
「そこのお嬢様!」
「誰か知りませんが助けて下さい」
「だ、誰だてめぇ……」
うるさい盗賊達だな。
エルメスを抱えた盗賊の頭が口を挟む。
俺の交渉が済むまでは黙ってればいいのに。
「お嬢様が俺のお願いを何でも聞いてくれるなら助けてもいい」
「てめぇ何言ってんだ! 1人で俺達に敵うわけねえだろうが」
お前ら如き何人いようが、どうとでもなる。
雑魚程うるさい者もいない。
「わっ、分かりました。 何でも聞きます。 だから助けて下さい!」
よし言質は取った。
俺の願いは、もちろんエッチな願いだが、何でも聞くと言ったからには約束は守ってもらう。
俺ももちろん約束は守る。
さーてゴミ共を掃除するか!
「お頭、こんな奴やっちまいましょうぜ」
「おう! そうだな! お前等かかれ!」
「「「へい!」」」
盗賊共が一斉に武器を掲げ俺に襲いかかってくる。
短剣、斧、弓矢が俺に当たるが、全く効かない。
ノーダメージだ。
「なっ、ど、どうなってやがる!? 何で効かねえんだ?」
俺が先程、作成した【無敵】のスキルがある限り、傷一つ付ける事は出来ない。
これが真のチート、最強のスキルだ。
この事を、たかが盗賊に教えてやる義務はない。
俺はそれ程優しくなくてな。
これ以上は時間の無駄だ……一瞬で終わらせてやる。
「ウインドカッター」
スキル【魔法】を発動しながら、適当に呪文を言う。
風をカッターのようにして飛ばすイメージで放つ。
風の刃が盗賊共の胴体を切断していく。
「がはっ!?」
胴体が別れて地面に倒れていく盗賊共。
言った通り勝負は一瞬で終わり、エルメスを助ける。
「あ、危ない所を、ありがとうございます。 私の名前はエルメスです。 よろしくお願いします!」
礼儀正しい作法でお礼を言うエルメス。
近くで見ると可愛らしさが倍増だ。
「ああ、俺の名前はセツナ! さっき言った事は覚えてるな」
「……はいっ」
「よし! じゃあ行くぞ」
俺も性欲が我慢できない。
邪魔な奴らは消したから、ここからはお楽しみタイムだ。
「ま、まって下さいぃ!」
「なんだよ?」
「私を守るために尽くしてくれた兵士と、死んだ盗賊を持ち帰って埋めてあげたいです」
はぁ~お優しいことで。
自分の為に戦ってくれた兵士は分かるけど、盗賊はいらないだろう。
仕方ないお嬢様だ……要望に応えてやる。
【スキル作成】を使い新たなスキルを作り出す。
【アイテムボックス】……中は異次元空間になっており、生き物以外なら何でも無限に収納できる。
触れて念じれば収納でき、取り出す時はただ念じればいい。
兵士と盗賊の死体を回収していく。
ついでに馬車も収納した。
「エルメス、これで文句ないだろう! 今度は俺の願いを聞いてもらうぞ」
「……は、はい」
◆◆◆
道を外れて誰も来なさそうな森の中へと入った。
木々に覆われた、その場所には太陽の光は入って来ない。
ちょうどいい薄暗さが、ムードを高めてくれる。
この辺でいいだろう。
「あのーう、いったい、ここで何を為さるつもりですか?」
不安そうな表情のエルメス。
あまり長引かせるのも嫌だし、そろそろ本題に入るか。
「エルメスの今履いてるパンティーが欲しい」
俺の願いはエッチな事だ、もちろんセックスもしたいが、1番大事な事は生パンティーをもらう事だ。
脱ぎたてホヤホヤのパンティーこそ魅力的なお宝。
セックスなんて後で、いくらでもデキる……そう焦る必要はない。
ま……まずは領主の娘、お嬢様の脱ぎたてホヤホヤの高貴なパンティーを愉しむのが先決。
これこそが、俺の真の欲望!!!
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