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本編
仲間って1
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来奈と一緒に部室の扉を開ける。扉はすこし重く感じたが、中には花音と蜜柑、綾。そしてたった二人の後輩花ちゃんと雄くんだ。南花は声優になりたい女の子で明るい。松江雄は生徒会に入っている。綾が冷たく当たるので部活にはなかなか来ない。花音が来たことに気づいた。
花音「奈菜。来奈‥。」
その声は微かにきこえるぐらいだった。花音はプリントを持っていたのでそれを後ろからのぞきこむ。
休部届と大きくかいてあり内容は退部はしないが部活にはしばらく来ないと言うことだった。静 世良 綾芽 唯の名前が書いてある。すこし嬉しかった。緩い部活に見られにくくはなるはず。バカにされたくないし。私は多分すこし笑った。声を出さずに。すると花音が口を開く
花音「休部ってなんなん?どうせならやめてよ」
その声は震えていた。私は元気を出させようと
奈菜「あのさ~!数学の席替えどうやった?急やけど‥。」
みんなは黙りこんだ。すると綾が口を開く。
綾「うざかった」
蜜柑「なんで‥?」
綾「なんでさぁ~奈菜と小山くん隣なん?うざい。私は一年の頃からさぁすきやしぃー?なんでなん?まじでぇー。」
蜜柑は苦笑いをしていた。
綾「なんかムカつくし帰りまーす」
という謎の理由で綾は部室を出ていった。正直私は真のサボりは綾だとおもっている。練習もめんどがりやらないし、昼放送も来ない。『明日はいくぅー!』ってもう100回は聞いた。そして代わりを押し付けてくる。べつに嫌ではない。教室にいるよりは楽しいから。一緒に笑える仲間がいる。そのほうがいいから。逃げているだけだけど。みんなは綾との関係をどう思っているのだろうか。
奈菜「あのさ。私と綾の関係ってどう思う?」
と聞くと花音は驚いた表情をし
花音「仲間。友達でも親友でもない。」
といった。
奈菜「仲間‥?」
と聞き返すと‥
来奈「一緒に物事をやる人」
確かにそうだった。みんなの言う通りだろう。気づくと下校時刻だった。
いそいで学校を出て家に帰る。今日は塾の日だったからだった。私の行く塾は学校とは近いけど家からは遠い。ものすごく。電車も本数が少なく急がないと間に合わないからだった。そして今日はいつもより早めにスタートするからだった。いそいで準備をし家を飛び出す。
塾には十分前についた。教室に向かうとまだ誰も来ていなかった。自分の席につき準備をする。すると先生がやって来た。
御寺「稲葉さん。宿題できた?」
奈菜「はい‥。」
御寺「どうした?くらいけど」
奈菜「あ‥あのぉ。」
言おうかなやんだ御寺先生は数学を教えている。関係ないけど‥。ずっと仲間ってなにか考えていた。
奈菜「仲間ってなんですか?」
すると先生は考え込み
御寺「一緒にあることをする人のはず‥。」
といった。来奈と変わらない。
御寺「でさ‥?何かあった?」
奈菜「ある人との関係です。花音がそういったので‥。」
すると教室に生徒が入ってきた。その中には花音もいる。
授業が終わり、いそいで帰る。暗いから早く帰りたかった。家につくと再び思い出す。あんなやつと一緒にやりたくない。嫌い嫌い。あんなことがあったからなのかな‥。
花音「奈菜。来奈‥。」
その声は微かにきこえるぐらいだった。花音はプリントを持っていたのでそれを後ろからのぞきこむ。
休部届と大きくかいてあり内容は退部はしないが部活にはしばらく来ないと言うことだった。静 世良 綾芽 唯の名前が書いてある。すこし嬉しかった。緩い部活に見られにくくはなるはず。バカにされたくないし。私は多分すこし笑った。声を出さずに。すると花音が口を開く
花音「休部ってなんなん?どうせならやめてよ」
その声は震えていた。私は元気を出させようと
奈菜「あのさ~!数学の席替えどうやった?急やけど‥。」
みんなは黙りこんだ。すると綾が口を開く。
綾「うざかった」
蜜柑「なんで‥?」
綾「なんでさぁ~奈菜と小山くん隣なん?うざい。私は一年の頃からさぁすきやしぃー?なんでなん?まじでぇー。」
蜜柑は苦笑いをしていた。
綾「なんかムカつくし帰りまーす」
という謎の理由で綾は部室を出ていった。正直私は真のサボりは綾だとおもっている。練習もめんどがりやらないし、昼放送も来ない。『明日はいくぅー!』ってもう100回は聞いた。そして代わりを押し付けてくる。べつに嫌ではない。教室にいるよりは楽しいから。一緒に笑える仲間がいる。そのほうがいいから。逃げているだけだけど。みんなは綾との関係をどう思っているのだろうか。
奈菜「あのさ。私と綾の関係ってどう思う?」
と聞くと花音は驚いた表情をし
花音「仲間。友達でも親友でもない。」
といった。
奈菜「仲間‥?」
と聞き返すと‥
来奈「一緒に物事をやる人」
確かにそうだった。みんなの言う通りだろう。気づくと下校時刻だった。
いそいで学校を出て家に帰る。今日は塾の日だったからだった。私の行く塾は学校とは近いけど家からは遠い。ものすごく。電車も本数が少なく急がないと間に合わないからだった。そして今日はいつもより早めにスタートするからだった。いそいで準備をし家を飛び出す。
塾には十分前についた。教室に向かうとまだ誰も来ていなかった。自分の席につき準備をする。すると先生がやって来た。
御寺「稲葉さん。宿題できた?」
奈菜「はい‥。」
御寺「どうした?くらいけど」
奈菜「あ‥あのぉ。」
言おうかなやんだ御寺先生は数学を教えている。関係ないけど‥。ずっと仲間ってなにか考えていた。
奈菜「仲間ってなんですか?」
すると先生は考え込み
御寺「一緒にあることをする人のはず‥。」
といった。来奈と変わらない。
御寺「でさ‥?何かあった?」
奈菜「ある人との関係です。花音がそういったので‥。」
すると教室に生徒が入ってきた。その中には花音もいる。
授業が終わり、いそいで帰る。暗いから早く帰りたかった。家につくと再び思い出す。あんなやつと一緒にやりたくない。嫌い嫌い。あんなことがあったからなのかな‥。
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