200万年後 軽トラで未来にやってきた勇者たち

半道海豚

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第6章

06-149 関東脱出

 高知市への移動・移住にあたって、市ヶ谷台勢力以外のグループは、感覚的に“後回し”にされていると感じていた。
 それに異論を唱えても仕方なく、北関東グループを中心に、高知港内に残置されている小型貨物船を修理・復旧して輸送に使っていた。
 市ヶ谷台は、1万3000総トンと1万1500総トンの2隻のフェリーで人員と物資を輸送していた。航海速力は22から23ノットあり、航海は快適で輸送力も高い。旅客定員は650人ほどだが、物理的には1000人以上の輸送も可能だ。
 市ヶ谷台は、高知市のインフラを復旧するための要員を運び、次に物資、傷病者、一般のヒトたち、最後に自衛隊陸上部の残存部隊を運び出す手順にしていた。
 市ヶ谷台のフェリーは、全長200メートルと167メートルあり、内航船としては大型船であり、安全性も高かった。
 一方、北関東を中心とした各グループが共同で修理・再生・運行する船は、小型ばら積み貨物船や小型コンテナ船で、270から800総トン、全長30から80メートルの3隻だった。
 だが、4隻目が就航した。
 RORO船北進丸で、1万1500総トン、12メートルシャーシ160、乗用車100を輸送できる。 長さ172メートル、幅25メートルと、他の3隻と比較すれば、桁違いの大きさだ。
 この船は機関故障で、浦戸湾湾口の新高知港に放置されていた。

 夏見智子看護師を指揮官とする第1次移住隊は、彼女を除けば15歳以下の子供だけだった。
 高知市に先乗りした奥野史子3曹からは、行政との調整が上手くいかず、住まいが決まっていないとの連絡が入っていた。
 しかし、情勢は逼迫しており、ドラゴンは川越や所沢があった地点まで侵出している。防衛線も消えており、関東の移住予定者の大半は竹芝に集結している。

 夏見は毎日、子供たちが大型フェリーに乗れるよう、市ヶ谷台と交渉しているが、見通しは暗かった。
 グループでは年長の笹原大和と有村沙織が、夏見のサポートをしているが、2人の意見は決まっていた。
 ただ、努力の末、精根尽きて帰ってくる夏見に対して、意見を言うべきか迷っていた。
 疲れ切っている夏見に笹原は、有村と相談の上で意見を述べた。
「夏見さん。
 過酷なのは承知で、一希くんを含めて全員で貨物船に乗りましょう」
「でも……、大和くん、でもね……」
「綾乃ちゃんのことですか?」
「もしも、何かあれば畠野さんに、何て言ったらいいか……」
「ギガスのドラゴンは、明日にはここまで来ますよ。
 それまでに逃げ出さないと。
 夕方前には、貨物船が出航します。65メートルある船だから、それほど危険じゃありません。
 一希くんと綾乃ちゃんは、船員さんの区画に入れてもらえるよう、沙織ちゃんが交渉してくれました」
「そうなの……」
「えぇ、この船に乗りましょう。使っていないパーツも全部、積んであります。
 同じ船で逃げましょう」
「大和くん……、香野木さんや花山さんは、どうするの?
 まだ、相馬原にたどり着いていないのよ」
「夏見さん……。
 香野木さんは大丈夫です。
 時間がかかっても、追ってきます。
 花山さんは、香野木さんと合流するので、大丈夫です。
 それと、大型のフェリーみたいな船が、明日、東京湾に入るそうです。
 この船で、残っているヒトたちを脱出させるそうです。
 この船の他にも、明日、市ヶ谷台のフェリーが入港しますが、乗客名簿はもうできあがっています。
 市ヶ谷台の船は、これが最終便だとか……。
 香野木さんたちの足手まといにならないためにも、今日の船に乗るべきです」
 有村沙織が子供たちを連れてきた。
 吉良愛美が「おばちゃん、1日くらいなら、どんなことでも我慢できるよ」と言った。
 夏見は、貨物船での脱出を決意する。

 相馬原の15歳以上のうち、高知市に先乗りしている畠野史子3曹と、子供たちの輸送を担っている夏見智子を除く2人、結城光二と井澤加奈子は、結城が操縦するヘリコプターで、相馬原に帰還していた。
 そこに、花山真弓が指揮する74式戦車改と35ミリ対空自走砲が合流する。
 夕方には、香野木恵一郎たちのセンチュリオン改も戻った。87式自走対空機関砲と自走155ミリ榴弾砲M109も一緒だ。
 花山は、オリジナルと大差ない状態のセンチュリオンを後退させることにする。
 それを、井澤貞之と加奈子親子、そしてドラゴンに撃破されてしまったM41軽戦車の生き残りに依頼する。捨てて行くにはもったいないし、速度が出せないセンチュリオンでは、撤退の際に足手まといになってしまうからだ。
 結城には、ヘリコプターを必ず船に積むよう厳命した。

 ラダ・ムーは、ドラゴンの登場にひどく狼狽している。彼が知っているギガスは、こんな“兵器”を使わなかった。
 明らかに、2万5000年の間にギガスは変化したのだ。
 ラダ・ムーは花山から「ギガスは夜間行動するの?」と尋ねられたが、答えようがなかった。
「2万5000年前は、夜間の移動はしなかったけど……」と答えはしたが、現在対峙しているギガスがそうだとは言い切れない。
 花山は全員に「明日、日の出とともに相馬原を発ち、ドラゴンをできるだけ引きつけながら竹芝に向かう」と伝えた。
 87式自走対空機関砲の車長が「俺たちが乗る船は、待っていてくれるのだろうか?」と不安を口にするが、それに誰からも答えはなかった。
 朝まで待つ理由は、ドラゴンを引きつけるためだ。後退するだけなら、夜通し走ってもいいのだ。
 花山は“捨て駒”になる覚悟を決めていたが、香野木は違った。
「大丈夫だ。
 大消滅からもうすぐ2年。その間、生き残るためにあらゆることをしてきた。
 明日は厳しい戦いになるが、生き残るために戦おう。
 船は、必ず待ってくれる。
 この2年間、北関東では誰かが誰かを見捨てたことはない」

 日の出前、来栖早希医官は、相馬原の地下施設を厳重に施錠・封鎖した。また、ここに戻ってくる可能性があるからだ。

 74式戦車改、87式自走対空機関砲、自走155ミリ榴弾砲M109、35ミリ対空自走砲、センチュリオン改の車列が、東京湾を目指す。
 出発から15分で、ドラゴンが食いついてきた。
 相馬原で燃料を補給したが、機関銃弾の補充はわずかだ。
 相馬原から竹芝までの直線で120キロを、全装軌の車輌なら遅滞なく進める。時速20キロを維持できれば6時間、30キロならば4時間で到着できる。
 関東平野に留まるグループ以外は、ほとんどが竹芝周辺に集まっている。移動にあたって障害はないし、もちろん渋滞なんてあるわけない。

 4輌が移動を始めると、飛翔するドラゴンにすぐに発見される。当初は遠距離からの追尾だったが、徐々に接近し、ドラゴンの歯の射程ギリギリ付近から波状攻撃を仕掛け始める。
 ドラゴンの歯は、射距離が500メートルを超えると威力の減衰が激しいようで、装甲の薄い自走155ミリ榴弾砲M109でさえ砲塔・車体とも貫通できない。歯は刺さらず、砕けもしない。
 だが、12.7ミリ重機関銃の射程外にいるので、反撃は87式自走対空機関砲と74式自走105ミリりゅう弾砲改造の対空自走砲が装備する35ミリ機関砲だけが担うことになる。
 景気よく撃ちまくれば、とても竹芝までは持たない。

 オークもそうだが、ギガスからも一定の“知性”のようなものが感じられる。
 動物のように闇雲に襲っては来ないし、襲う目的がはっきりしている。
 ヒトの捕獲だ。
 オークはヒトを捕獲して食うが、ギガスはヒトを役畜として扱う。だが、どちらも原則として、無傷で捕らえようとする。
 香野木は、ギガスの攻撃が変化したことに気付いていた。
「全員、車内に入ったほうがいい。ドラゴンの狙撃精度が増している。
 ギガスは砲塔上のヒトを狙い始めた」
 全員が砲塔と車体の中に身を沈める。自走155ミリ榴弾砲M109と74式戦車改は、砲塔上の機関銃を車内から遠隔操作できる。
 同時に視界が狭まり、ドラゴンの接近攻撃を阻止できない可能性もある。
 花山だけは危険を冒して、頭だけを車外に出している。これで、全周を警戒しようとしている。

 ギガスは、ヨーロッパと中央アジアの戦いで、戦車の欠点をよく理解していた。視界が狭く、接近に成功すれば、破壊は難しくない。

 ドラゴンが背後から急速接近し、鞍上するギガスがオークと同じ光の鞭をセンチュリオン改に命中させる。
 従来なら、戦車であろうとも切断された。しかし、センチュリオン改は耐熱タイル、耐熱塗装、炭素繊維強化プラスチックで、装甲を耐熱化している。
 切断できなかった。
 逆に接近したので、12.7ミリ重機関銃でドラゴンを撃ち落とした。

 ドラゴンは、常時10体前後が周囲を舞っている。首と尾が長く、頭はワニに似ている。体色は漆黒で、翼の皮膜はわずかに光を通す。体表に鱗はあるが、魚のようではなく、ワニに似ている。尾の断面はワニのように縦に扁平ではなく、真円に近い。長い尾は、ヘビのように動く。
 不気味な生き物だ。

 ギガスは何らかの通信手段を持っているらしく、ドラゴンを操りながら、時折、集合する。
 香野木は、ドラゴンが集まると、数分後には何かを仕掛けてくることに気付いていた。
 ギガスの行動には、パターンがあるのだ。機関銃を警戒しており、不用意な接近はしてこない。接近できないので、熱を発する鞭や矢は多用しない。
 ヒト側は戦車砲の砲身を覆うサーマルジャケットを炭素繊維素材で作るなど、耐熱対策を万全にした上で、この戦いに望んでいる。不格好だが、自走砲の砲身にも耐熱サーマルジャケットを取り付けている。

 花山は北方5キロに黒い複数の物体を見つける。丈の低い雑草が茂る草原と、彫像のような漆黒のドラゴンがよく映える。地上に降りたドラゴンは、あまり動かず、直立したままだ。
 花山が「止まれ」と命じると、即座に全車が停止する。
 香野木は、花山が発した命令の理由を理解していなかった。
 花山は「HSP、9時の方向、距離5000、榴弾」と命じる。
 車長は岩陰に隠れる小動物のように、砲塔から目までを出し、双眼鏡で目標を確認する。
 上空のドラゴンが降下してきたが、これを拳銃で追い払う。ギガスはヒトの武器を恐れており、発射音で用心する。
 155ミリ榴弾砲を載せた巨大な砲塔が旋回し、155ミリ榴弾を自走砲の砲身から発射する。
 砲身が後座し、車体が揺れる。
「ダンチャーク、イマ」
 自衛隊の真似をする素人兵たちは、初弾から命中させた。
 花山は「効力射!」と直ちに命じ、4発撃って、ドラゴンを吹き飛ばす。空中に舞い上がった個体は少なく、推定20体は地面で潰えた。ドラゴンの逃避行動は、多くの固体が地上を四肢で這っていた。
 意外にも、地上での動きは緩慢ではなかった。
 車列の上空を舞うドラゴンが、一斉に逃げ出す。
 LED照明のおかげで、意外と明るい砲塔内でラダ・ムーが微笑む。
「ギガスが逃げていく。
 ギガスが恐れている。
 こんな戦いをこれからも続けたい!」
 香野木はそうは思わなかった。戦いなどまっぴらだ。

 14時には、かつての朝霞付近に達していた。ドラゴンは1時間ほど離れただけだが、ヒトはこの間に小休止した。再び上空に現れたのは、敏捷な小型種だ。
 大型は見かけは恐ろしいが、容易に撃ち落とせる。小型種は、ヘリコプターのような機動をするので厄介だ。 
 砲塔から身体を出せば、確実に狙撃してくる。数時間前からは、直上をフライパスしながら、真上から撃ってくるようになった。
 ギガスも戦い方を学んでいるのだ。こういった様子は、オークにはなかった。

 花山は停止を命じた。
 自衛隊のラジオ放送だ。
「……、昨日、ヨーロッパの連合軍は、ポーランド西部レグニツァにおいて、大河ヴィスワ川を渡河して西進してきた黒鎧の大軍を撃破しました。
 繰り返します。……」
 センチュリオン改の砲塔では、歓声が起こる。他の車輌も同じだろう。ヒトはまだ負けていない。
 香野木は、ポーランド西部のレグニツァと言えば、13世紀にヨーロッパに侵攻したモンゴル軍をポーランドとドイツの連合軍が撃破した土地であることを知っていた。
 レグニツァの近くなのだろうが、戦場はレグニツァではないだろう。難敵を退けた象徴として、ヨーロッパの生き残りはレグニツァの名を出したのだ。

 朝霞から竹芝までの25キロを3時間かかって、進んだ。
 竹芝には、誰もいなかった。市ヶ谷台の船はもちろん、北関東の船もいない。
 無線で、何度も竹芝に向かっていることを伝えた。
 87式自走対空機関砲の車長が砲塔から上半身を出し、センチュリオン改の砲塔から首だけを出していた香野木に向かって叫ぶ。
「どうやら、ここが死に場所らしい」
 彼は笑っていた。髭面が痛々しい。
 香野木をはじめ北関東の面々には確信があった。
「いいや、必ず来る。俺たちは仲間を見捨てない!」
 花山の指示で、全車が固まる。
 矢弾がつきるまで、ここで戦う。

 RO-RO船“北進丸”は、羽田空港沖に潜んでいた。ギガスは水を嫌う。広い水面や海面には侵出してこない。
 RO-RO船はフェリーのように自動車を積むことができるが、客室はない。車輌やヘッドを除いたトレーラーのみを運ぶ輸送船だ。
 修復が遅れ、ようやく1航海を終え、これが2航海目だった。
 北進丸が最終便となり、北関東だけでなく、市ヶ谷台や房総半島のメンバーもこの船に乗っている。
 甲板には銃を持った男女が空を見上げる。

 無線は唐突だった。
「相馬原隊、こちら北進丸」
 この呼びかけから始まり、羽田空港沖からの20キロ強を微速で竹芝に向かい、全車を収容するには2時間を要する。
 2時間戦い抜けば、生きて関東を脱出できるのだ。
 残弾は少ない。少ない弾をどうにかやりくりして、2時間耐える。ドラゴン相手に、戦車砲や榴弾砲は、ほぼ無力。35ミリ機関砲、12.7ミリ重機関銃、7.62ミリ機関銃、自動小銃、短機関銃、拳銃を動員しての必死の防御を試みる。

 87式自走対空機関砲の車長が砲塔の中に消える。
 砲塔で跳ね返ったドラゴンの歯が、彼の右肩に突き刺さった。30センチに達する動物の歯が、彼の背中側から肩甲骨を砕いて、胸側に抜けていた。貫通せず、突き刺さっている。
 だが、87AWの砲塔内では何もできない。
 車長は部下に「撃ち続けろ」と命じて、激痛に耐えた。

 ドラゴンの歯は、均質圧延鋼板を用いた装甲には突き刺さり、耐熱タイルは砕いてしまう。しかし、炭素繊維強化炭素複合材に対しては傷さえ付けられない。
 87式自走対空機関砲はかなりの傷を負っていたが、74式戦車改、センチュリオン改、35ミリ対空自走砲は耐熱タイルの一部を剥がされた程度で、完全な戦闘能力を維持していた。
 だが、追い詰められつつあった。
 ドラゴンは、直上からの火炎放射を始める。7.62ミリ弾では追い払うことができず、直上からの火炎放射を防ぐには車内に潜り込んで、ハッチを閉めるしかない。
 そうすれば、首と手足を甲羅に収めたカメのようになってしまう。
 気付けば、発射しているのは、87式自走対空機関砲と35ミリ対空自走砲だけになっていた。
 74T式戦車改とセンチュリオン改は、砲塔を旋回して、地上付近まで降下したドラゴンに同軸機関銃を発射するだけになってしまった。
 しかも、7.62ミリ弾では、ドラゴンの鱗を貫通できない。

 あと1時間。
 香野木は腕時計を見ながら、誰にも聞こえないように「無理だな」と呟いていた。

 低空をジェット機の爆音が通過する。香野木は砲塔上のキューポラから、2機のA-37ドラゴンフライの後ろ姿を見た。
 A-37は大きく旋回すると、ドラゴンに7.62ミリ弾と数発の無誘導ロケット弾を発射する。
 ドラゴンが混乱し、多くが地上に降りた。戦車砲と榴弾砲が、間髪入れず発射される。地上を這う鋼の獣にとって、地上に降りた捕食者はまたとない反撃のチャンスだ。
 砲弾の戦果としては貧弱かもしれないが、105ミリ榴弾と155ミリ榴弾で確実に5体を屠った。

 A-37が飛び去っていく。
 これから、650キロ飛行して高知空港に向かう。彼らは、香野木たちのためにギリギリまで残っていてくれたのだ。
 飛び去っていく際、無線から「幸運を……」と伝えられたが、すでに運の多くを使ってしまっていた。

 ヨーロッパでは、ピラタスのターボプロップ単発練習機、チェコのアルバトロスジェット練習機シリーズ、BAeホークなどがギガス侵攻への対抗策として有効な航空戦力となった。
 中央アジアでもチェコ製アルバトロスが基幹航空戦力となっていた。
 F-15やMiG-29などの高価な主力戦闘機よりも、比較的安価な練習機から発展した軽攻撃機のほうがギガスには向いていた。
 それに、高度な訓練を受けた戦闘機乗りは、多くは生き残っておらず、各地とも促成の素人が戦うのだから練習機が原型の機種のほうが向いていた。

 ジェット機に驚いたギガスが鞍上するドラゴンは、香野木たちの上空から離れた。
 その間隙を突くように北進丸が、土嚢を積んで固めただけの岸壁に接舷しようとする。
 北進丸の姿を見て、センチュリオン改の砲塔では歓喜の叫びが沸き起こる。
 脆い岸壁への接舷には時間がかかったが、甲板上で上空を監視する多くの男女に見守られて、74式戦車改、反撃する、自走155ミリ榴弾砲M109、35ミリ対空自走砲、センチュリオン改の順に乗船した。
 北進丸は、機関を修理する間に、重量60トン級の戦車でも積み込めるように、ゲートを強化していた。

 香野木たちは、浦賀水道を通過して、太平洋に入った。海上はまだ、ヒトが支配していた。

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