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第三章 抗う者達
第四話 不器用と言えば何でも許されると思うなよ! 下
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ジッと待つのも何だからリッカはあまり動かず周囲のキノコや薬草を採取していた。
暫くして空間の歪みを感じ歪んだ空間からガレシアが素っ裸で現れた。
「ガレシア様?」
「へ?」
ガレシアは驚くリッカを見て何に驚いてるんだろうと思いリッカに指で指された事で自身の身体を確かめ、声なき叫びを上げた。
魔力の大きな乱れを感じ近くにリッカがいた事からガレックは慌てて駆けつけ、すぐにリッカと裸のガレシアを見付けた。
ガレックと目が合いガレシアは恥ずかしさのあまり叫んだ。
「ニャァァァァアアアアアア!?」
「露出狂の痴女か・・・」
ガレックとガレシア、親子の初めて出会いは恥辱と呆れから始まった。
叫んだガレシアを黒い魔力が覆い魔力は服と靴を作りガレシアはそのまま身に付けた。
混乱して慌てた結果ガレシアが作った服は部屋着にしているジャージだった。
服装こそ残念だったがガレックは目の前で行われた高度な魔術に驚愕しリッカは苦い顔をする。
二人の表情に気付かないままガレシアはガレックに言う。
「言っとくけど! 裸なのはお姉ちゃんのせいだし! 私痴女じゃないし! もう! 責任取って貰うんだからぁ!」
リッカはガレックが責任持つなんて無理でしょっと苦笑したが一つ大事な事を忘れていた。
レイジはガレシアを認知しているが会った事がないから顔を知らない。
その為レイジは同じ血を感じて戸惑いがレックを止めるのをワンテンポ遅れ止めきれなかった。
「よし。分かった」
ガレックはガレシアの目の前に来るとそう言ってガレシアにキスをした。
リッカは驚愕のあまり呆然と立ち尽くしたがすぐに我に返り慌てて二人を引き離すためガレックを後ろから引っ張り事情説明のためガレックの深層世界へと向かう。
ガレックの深層世界、常夜の楽園ではガレシアの登場とガレックの行動のせいで戸惑っている三人がいた。
すぐにリッカが来た事に気付いたレイジはリッカに尋ねる。
「なあリッカ。あの子って俺の子供? それとも孫? 何か近い血を感じるんだが・・・」
驚きと戸惑いのあまり素の状態に戻ったレイジにリッカが返す。
「はい。彼女の名前はガレシア、レイジ様は会った事ありませんがレティシア様との間に生まれた子です」
「へ、へぇぇ」
引きつった笑みを浮かべたレイジにルシスとアリアが口撃する。
「娘に手を出すなんて最低」
「人としてダメダメですね」
「うるせぇ。知らなかったんだ!」
アリアが意地悪く冷静に言いルシスが追撃する。
「知らないと言えば許されると思ってるのですか?」
「無知は罪って言うわね」
「君達なんか俺に恨みでもあるの?」
「別に。私だって子供を産みたかったけど死んでしまって魂だけの存在だからといって貴方を恨んでないわ」
「そうですね。女癖が悪く悪逆非道な行いをしていても、既に死んでしまい魂のみの存在になってしまった私には関係事ですし」
このまま勝ち目のない戦いから逃げるべく話を逸らそうとリッカに話を振ろうとしたレイジだったがリッカのたまりに溜まったストレスが少し漏れ出した。
「二人はいいじゃないですか。私なんてまだ手を出して貰ってないんですよ。もう千年、千年も処女ってやばくないですか?」
ルシスとアリアは黙ってレイジを見てレイジは視線を逸らして言う。
「ほら、神様で処女ってざらだし、ルシスとアリアだって俺と会うまでは処女だったし・・・」
「私、一ヶ月くらいで処女上げたかな?」
「私は貴方と出会って一週間もしないうちに処女を捧げましたが」
「一週間って早いね」
「会った瞬間この人だと思い確認のために一週間ですね。しかし・・・」
ルシスとアリアは憐憫の目でリッカを見て言う。
「好きになって千年もお預け」
「神でも長いのに人間に千年は長すぎますね」
そして二人はレイジにどうするんだと視線を向ける。
「だぁぁあああ! 言った通り元の身体に戻ったら抱く!」
そう言ってレイジはリッカに近付き少し乱暴に口付けをして言う。
「今はこれで我慢しろ。もう一人の俺を頼んだぞ」
「はい」
そう言ってリッカは現実世界へと戻った。
アリアがレイジに尋ねる。
「処女を守るのでしたらこの世界で抱けばいいのでは? 現実世界で身体が大変な事になるのでリッカが安全な場所で一人っきりという条件は付きますが・・・」
大変な事を創造し少し紅くなったアリアにレイジは複雑な表情をしルシスが嘆息して言う。
「本当はね。レイジはリッカを抱きたくないのよ」
驚くアリアにレイジは抱きたくない理由をいう。
「人が死んだら魂は巡り転生する。リッカの前世は俺の妹なんだ」
「間違いないのですか?」
「ああ。俺が感じルシスが断言した」
人の魂を見る事が出来る上位の神であるルシスはレイジが神になる前に死んだレイジの妹に会った事がある。
「そうですか・・・」
ルシスが断言したと聞きアリアは目を臥せてそう言いルシスから聞いたレイジが神に至った話しを思い出す。
通常の転生者なら例え肉親でももはや他人なのだから複雑な気持ちはあるだろうが肉体関係になっても問題はないし誰も咎めない。
しかしレイジの場合は違う。
レイジは神に至るまでに両親と妹を殺した。
仕方ない事だったとはいえ他の誰でもないレイジ自身が咎めているのだ。
妹を殺した自分が転生した妹を抱くのかと・・・
「リッカに真実は言わないのですか?」
「言わない。知ってるのは俺とルシスと精霊達、後はお前だけでいい・・・」
「教えて前世を思い出して欲しくないからね」
二人と精霊達が口を噤む、それほどリッカの前世は悲惨だったのかとアリアはそれ以上何も言えなかった。
ルシスは妹の最期を思い出し暗い表情のレイジに厳しく、そして優しく言う。
「それでも身体が戻ったら抱きなさい。リッカは貴方の事が好きなんだし、あの子、貴女の妹、紅月立華だって貴方の事が好きだったんだから」
「分かっている。覚悟なら使徒にした時に決めている」
そう言ってレイジは顔を上げ笑みを浮かべた。
暫くして空間の歪みを感じ歪んだ空間からガレシアが素っ裸で現れた。
「ガレシア様?」
「へ?」
ガレシアは驚くリッカを見て何に驚いてるんだろうと思いリッカに指で指された事で自身の身体を確かめ、声なき叫びを上げた。
魔力の大きな乱れを感じ近くにリッカがいた事からガレックは慌てて駆けつけ、すぐにリッカと裸のガレシアを見付けた。
ガレックと目が合いガレシアは恥ずかしさのあまり叫んだ。
「ニャァァァァアアアアアア!?」
「露出狂の痴女か・・・」
ガレックとガレシア、親子の初めて出会いは恥辱と呆れから始まった。
叫んだガレシアを黒い魔力が覆い魔力は服と靴を作りガレシアはそのまま身に付けた。
混乱して慌てた結果ガレシアが作った服は部屋着にしているジャージだった。
服装こそ残念だったがガレックは目の前で行われた高度な魔術に驚愕しリッカは苦い顔をする。
二人の表情に気付かないままガレシアはガレックに言う。
「言っとくけど! 裸なのはお姉ちゃんのせいだし! 私痴女じゃないし! もう! 責任取って貰うんだからぁ!」
リッカはガレックが責任持つなんて無理でしょっと苦笑したが一つ大事な事を忘れていた。
レイジはガレシアを認知しているが会った事がないから顔を知らない。
その為レイジは同じ血を感じて戸惑いがレックを止めるのをワンテンポ遅れ止めきれなかった。
「よし。分かった」
ガレックはガレシアの目の前に来るとそう言ってガレシアにキスをした。
リッカは驚愕のあまり呆然と立ち尽くしたがすぐに我に返り慌てて二人を引き離すためガレックを後ろから引っ張り事情説明のためガレックの深層世界へと向かう。
ガレックの深層世界、常夜の楽園ではガレシアの登場とガレックの行動のせいで戸惑っている三人がいた。
すぐにリッカが来た事に気付いたレイジはリッカに尋ねる。
「なあリッカ。あの子って俺の子供? それとも孫? 何か近い血を感じるんだが・・・」
驚きと戸惑いのあまり素の状態に戻ったレイジにリッカが返す。
「はい。彼女の名前はガレシア、レイジ様は会った事ありませんがレティシア様との間に生まれた子です」
「へ、へぇぇ」
引きつった笑みを浮かべたレイジにルシスとアリアが口撃する。
「娘に手を出すなんて最低」
「人としてダメダメですね」
「うるせぇ。知らなかったんだ!」
アリアが意地悪く冷静に言いルシスが追撃する。
「知らないと言えば許されると思ってるのですか?」
「無知は罪って言うわね」
「君達なんか俺に恨みでもあるの?」
「別に。私だって子供を産みたかったけど死んでしまって魂だけの存在だからといって貴方を恨んでないわ」
「そうですね。女癖が悪く悪逆非道な行いをしていても、既に死んでしまい魂のみの存在になってしまった私には関係事ですし」
このまま勝ち目のない戦いから逃げるべく話を逸らそうとリッカに話を振ろうとしたレイジだったがリッカのたまりに溜まったストレスが少し漏れ出した。
「二人はいいじゃないですか。私なんてまだ手を出して貰ってないんですよ。もう千年、千年も処女ってやばくないですか?」
ルシスとアリアは黙ってレイジを見てレイジは視線を逸らして言う。
「ほら、神様で処女ってざらだし、ルシスとアリアだって俺と会うまでは処女だったし・・・」
「私、一ヶ月くらいで処女上げたかな?」
「私は貴方と出会って一週間もしないうちに処女を捧げましたが」
「一週間って早いね」
「会った瞬間この人だと思い確認のために一週間ですね。しかし・・・」
ルシスとアリアは憐憫の目でリッカを見て言う。
「好きになって千年もお預け」
「神でも長いのに人間に千年は長すぎますね」
そして二人はレイジにどうするんだと視線を向ける。
「だぁぁあああ! 言った通り元の身体に戻ったら抱く!」
そう言ってレイジはリッカに近付き少し乱暴に口付けをして言う。
「今はこれで我慢しろ。もう一人の俺を頼んだぞ」
「はい」
そう言ってリッカは現実世界へと戻った。
アリアがレイジに尋ねる。
「処女を守るのでしたらこの世界で抱けばいいのでは? 現実世界で身体が大変な事になるのでリッカが安全な場所で一人っきりという条件は付きますが・・・」
大変な事を創造し少し紅くなったアリアにレイジは複雑な表情をしルシスが嘆息して言う。
「本当はね。レイジはリッカを抱きたくないのよ」
驚くアリアにレイジは抱きたくない理由をいう。
「人が死んだら魂は巡り転生する。リッカの前世は俺の妹なんだ」
「間違いないのですか?」
「ああ。俺が感じルシスが断言した」
人の魂を見る事が出来る上位の神であるルシスはレイジが神になる前に死んだレイジの妹に会った事がある。
「そうですか・・・」
ルシスが断言したと聞きアリアは目を臥せてそう言いルシスから聞いたレイジが神に至った話しを思い出す。
通常の転生者なら例え肉親でももはや他人なのだから複雑な気持ちはあるだろうが肉体関係になっても問題はないし誰も咎めない。
しかしレイジの場合は違う。
レイジは神に至るまでに両親と妹を殺した。
仕方ない事だったとはいえ他の誰でもないレイジ自身が咎めているのだ。
妹を殺した自分が転生した妹を抱くのかと・・・
「リッカに真実は言わないのですか?」
「言わない。知ってるのは俺とルシスと精霊達、後はお前だけでいい・・・」
「教えて前世を思い出して欲しくないからね」
二人と精霊達が口を噤む、それほどリッカの前世は悲惨だったのかとアリアはそれ以上何も言えなかった。
ルシスは妹の最期を思い出し暗い表情のレイジに厳しく、そして優しく言う。
「それでも身体が戻ったら抱きなさい。リッカは貴方の事が好きなんだし、あの子、貴女の妹、紅月立華だって貴方の事が好きだったんだから」
「分かっている。覚悟なら使徒にした時に決めている」
そう言ってレイジは顔を上げ笑みを浮かべた。
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