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第二章 王国騎士団入団試験と3人の女子
2-10 試験2日目 その5 確認1
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彼女らの話の後、テントが設置できる場所までの移動の間、魔獣と何度か遭遇したが状況は変わらない。僕がスキルで徹底的に弱くした状態でとどめを刺す作業をひたすら続けた。
そして4時間後、やっとテントが設置できる場所に到着した。もちろん、荷物は僕が全部持っていた。
「やっと到着しましたわね。」
「今日はずいぶんと魔獣を倒したわ。私たちは結構強いよね。」
「けが人が出なくてよかったです。」
なにを言っている!僕の苦労も知らずに・・・
2時間前の2回目の休憩場所で正午位だったため、そこで昼食は済ませていた。支給されたのは乾パンだった。彼女らは堅いとか文句言いながら食していたが。
僕は、日が落ちた後にテントを立てるのは大変なので、設置作業を進めた。僕はカジカから王都にいく際に何度かテント立てを手伝ったので、ぶっちゃけ独りで出来る。でも、彼女たちが手伝う気があるのかなと思い、一緒にやろうと聞いてみると
「今度やるから、今日は勉強のために見学しま~す。」
なんてクリスティーナは可愛く言ってみせた。次なんて無いのに。
僕はテントを立てた後、どうだ凄いだろ!と思って彼女らを見たのだが、どこから出したのか、ティーセットで優雅に紅茶を飲んでいた。ちくしょ~。
テントを立てて、まだ就寝までは時間があったので、彼女たちに提案した。
「僕たちは、今日だけかもしれないけど仲間だ。よって、この試験を勝ち残るためにも、少しでも戦力の向上を図ろうと思う。」
彼女たちは顔を見合わせた。
「なに?私たちに何か教えてくれるの?」
「まあ、そういうこと。そのためにも、君たちがなぜこんな感じなのかを改めて確かめたい。」
「こんな感じってどういうことですか?」
「言わなくてもわかるよね?」
彼女たちは再び顔を見合わせて、不思議そうにしていた。本当に分かっていなのか?
「まあ、強くなれるのであれば私はOKよ。あなた私たちと同じ年齢なのに、昨日、今日と見ていると、結構頼りになりそうだしね。」
「ちなみに、僕は12歳だけど。」
「え~?2も年下なの?なんて偉そうな・・・」
彼女たちはドン引きしているようだ。
「ごほん、ではまずシャーロットから始めようか。ではまず、僕に対して、そのレイピアで攻撃してほしい。」
「何言ってるの?刺さったら痛いわよ。」
「大丈夫。すべてかわす、もしくは受け止めるから。」
「大した自信ね。そこまで言うなら覚悟しなさい。まあ、けがしてもカレンがいるから大丈夫だけどね。」
カレンは血が苦手なので、無理なのではと思いながらも、僕とシャーロットは広い場所に移動した。そして、彼女は剣を持ち軽く構えた。なかなかサマになっている。
もっと練習すればかなり強くなれるはず。
「では、まずはお手並み拝見ですわ。えい!」
そう言って、僕に剣で何度か攻撃した。僕は全てサッとかわす。
「えい!当たらないわね。エリック結構やるわね。」
彼女の剣筋はとてもいい。
「なかなかやるわね。では、私の本気を見せてあげますわ。感謝しなさい!」
シャーロットは見た目本気モードの構えを見せた。これだけ見ると強そうだ。
「では行きますわよ!えい!」
最初の1~2回の剣は、とても良い剣筋だったので、僕は結構本気でかわした。しかし、その後の剣はほとんど当たらない。というか、剣のポイントが外れているのだ。先ほどの石カタツムリと同じだ。
「シャーロット、ちょっとストップ。君は剣の練習の時、何か言われていることはない?」
「そうですわね、基本は出来ていると言われますわ。」
「でも、本番は全然ダメなんだよね。」
お茶を飲んでいるクリスティーナが話に割り込む。
「それは本当か?」
「そうね、なぜか対戦練習とかで本気モードでやろうとすると、なかなか勝てないですの。悔しいけれど。」
うーむ、本番に弱いタイプか?いや、それとも目が悪いのか?
「シャーロット、君は目が悪いとか言われたことはあるかい?」
「いいえ、私は王宮でも目がいいねって褒められるわ。来客が来ても、遠くから誰が来たかすぐわかりますので。」
「そうね、シャーロットは本当に目がいいわ。昨日も遠くの店をすぐ見つけてたしね。」
「他に本気モードとそうじゃない時で気が付くことはない?」
「う~ん、何かあるかしら?しいて言えば、本気モードだと、何となく気持ち悪いというか、目が回るというか。」
「え?目が回るの?」
「そんな大したことじゃないですわよ。しいて言えばそう感じているかなって思っただけですわ。」
これ以上の情報は無さそうだ。
「OK。分かったよ。休憩しようか。」
「え?もう終わり?私の力はこんなものじゃないですわよ?」
「まあ、焦らない。焦らない。」
シャーロットはクリスティーナとカレンのいる場所に向かった。到着すると、クリスティーナに「お疲れ様」と言って紅茶を継いで貰い、優雅に飲んでいる。その気品のある姿を見ると王女というのは本当らしい。
しかし謎だ、分からない。しょうがないので後でパトリシアに聞いてみよう。
そして4時間後、やっとテントが設置できる場所に到着した。もちろん、荷物は僕が全部持っていた。
「やっと到着しましたわね。」
「今日はずいぶんと魔獣を倒したわ。私たちは結構強いよね。」
「けが人が出なくてよかったです。」
なにを言っている!僕の苦労も知らずに・・・
2時間前の2回目の休憩場所で正午位だったため、そこで昼食は済ませていた。支給されたのは乾パンだった。彼女らは堅いとか文句言いながら食していたが。
僕は、日が落ちた後にテントを立てるのは大変なので、設置作業を進めた。僕はカジカから王都にいく際に何度かテント立てを手伝ったので、ぶっちゃけ独りで出来る。でも、彼女たちが手伝う気があるのかなと思い、一緒にやろうと聞いてみると
「今度やるから、今日は勉強のために見学しま~す。」
なんてクリスティーナは可愛く言ってみせた。次なんて無いのに。
僕はテントを立てた後、どうだ凄いだろ!と思って彼女らを見たのだが、どこから出したのか、ティーセットで優雅に紅茶を飲んでいた。ちくしょ~。
テントを立てて、まだ就寝までは時間があったので、彼女たちに提案した。
「僕たちは、今日だけかもしれないけど仲間だ。よって、この試験を勝ち残るためにも、少しでも戦力の向上を図ろうと思う。」
彼女たちは顔を見合わせた。
「なに?私たちに何か教えてくれるの?」
「まあ、そういうこと。そのためにも、君たちがなぜこんな感じなのかを改めて確かめたい。」
「こんな感じってどういうことですか?」
「言わなくてもわかるよね?」
彼女たちは再び顔を見合わせて、不思議そうにしていた。本当に分かっていなのか?
「まあ、強くなれるのであれば私はOKよ。あなた私たちと同じ年齢なのに、昨日、今日と見ていると、結構頼りになりそうだしね。」
「ちなみに、僕は12歳だけど。」
「え~?2も年下なの?なんて偉そうな・・・」
彼女たちはドン引きしているようだ。
「ごほん、ではまずシャーロットから始めようか。ではまず、僕に対して、そのレイピアで攻撃してほしい。」
「何言ってるの?刺さったら痛いわよ。」
「大丈夫。すべてかわす、もしくは受け止めるから。」
「大した自信ね。そこまで言うなら覚悟しなさい。まあ、けがしてもカレンがいるから大丈夫だけどね。」
カレンは血が苦手なので、無理なのではと思いながらも、僕とシャーロットは広い場所に移動した。そして、彼女は剣を持ち軽く構えた。なかなかサマになっている。
もっと練習すればかなり強くなれるはず。
「では、まずはお手並み拝見ですわ。えい!」
そう言って、僕に剣で何度か攻撃した。僕は全てサッとかわす。
「えい!当たらないわね。エリック結構やるわね。」
彼女の剣筋はとてもいい。
「なかなかやるわね。では、私の本気を見せてあげますわ。感謝しなさい!」
シャーロットは見た目本気モードの構えを見せた。これだけ見ると強そうだ。
「では行きますわよ!えい!」
最初の1~2回の剣は、とても良い剣筋だったので、僕は結構本気でかわした。しかし、その後の剣はほとんど当たらない。というか、剣のポイントが外れているのだ。先ほどの石カタツムリと同じだ。
「シャーロット、ちょっとストップ。君は剣の練習の時、何か言われていることはない?」
「そうですわね、基本は出来ていると言われますわ。」
「でも、本番は全然ダメなんだよね。」
お茶を飲んでいるクリスティーナが話に割り込む。
「それは本当か?」
「そうね、なぜか対戦練習とかで本気モードでやろうとすると、なかなか勝てないですの。悔しいけれど。」
うーむ、本番に弱いタイプか?いや、それとも目が悪いのか?
「シャーロット、君は目が悪いとか言われたことはあるかい?」
「いいえ、私は王宮でも目がいいねって褒められるわ。来客が来ても、遠くから誰が来たかすぐわかりますので。」
「そうね、シャーロットは本当に目がいいわ。昨日も遠くの店をすぐ見つけてたしね。」
「他に本気モードとそうじゃない時で気が付くことはない?」
「う~ん、何かあるかしら?しいて言えば、本気モードだと、何となく気持ち悪いというか、目が回るというか。」
「え?目が回るの?」
「そんな大したことじゃないですわよ。しいて言えばそう感じているかなって思っただけですわ。」
これ以上の情報は無さそうだ。
「OK。分かったよ。休憩しようか。」
「え?もう終わり?私の力はこんなものじゃないですわよ?」
「まあ、焦らない。焦らない。」
シャーロットはクリスティーナとカレンのいる場所に向かった。到着すると、クリスティーナに「お疲れ様」と言って紅茶を継いで貰い、優雅に飲んでいる。その気品のある姿を見ると王女というのは本当らしい。
しかし謎だ、分からない。しょうがないので後でパトリシアに聞いてみよう。
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