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第七章 ウソつき勇者とマリア姫救出作戦
7-3 魔人との交戦
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僕たちは襲ってきた魔獣に応戦する。持っていた剣で切りつけると黒い靄が噴出した。
「貴様ら、すでに魔人対策済みか?」
「当たり前だ、聖属性の武器は当然準備万端にしておる!」
ただ、魔人達の攻撃はすさまじく、騎士団員が次々と倒れた。魔導士が回復魔法を使っているが、それも間に合っていない。
アンナは魔人一人と戦っているが、相手は空中にいるため、なかなかクリーンヒットが出来ない。
ミランは、ロープで相手を捕まえて攻撃しようとするが、相手はロープをひらりとかわすため、なかなかとらえることが出来ない。
僕の攻撃も、当たりはするが、すぐに逃げて魔法を使ってくるため、なかなか踏み込めないでいる。
「おいケント、このままじゃラチが明かないぜ。体力負けするぞ」
「正拳突きをするための、貯めをする時間もないわ」
「うーん、何とかならないか・・・・ミラン、爆弾を使って、かく乱するとか・・・・」
「爆弾か・・・・実は試したいことがある。アンナ、ちょっと耳を貸せ」
「ちょっと、何こんな時に?」
「変なこと考えるな。こういう作戦だ」
僕らはパッと話し合った。そして実行した。
僕とミランは、魔人に対して攻撃を仕掛けるが、どちらかというと攻撃というより、部屋の真ん中に魔人を追い 込むような戦い方をした。
部屋の中央では、アンナが魔人と戦っている。アンナが蹴り上げ、魔人は空に逃げた、その時アンナがバランスを崩して倒れた。
空に逃げた魔人と、僕とミランが戦っていた魔人達はそれは見て、一斉にアンナに向かい攻撃をしかけようとした直前、アンナは【爽快ステップ】で横に逃げた。逃げた後に、アンナが置いた爆弾があった。
僕はそれを見て、【タイムシフト】を解除した。魔法【ファイアボール】が発動し、爆弾に引火、大爆発を発生させた。
そこいた魔人3人は、その爆発に巻き込まれてバラバラになった。そして消滅していった。
「なんだ、今の爆発は?貴様らがやったのか?」
「俺の推測通りだった。俺の爆弾は威力を上げるために、白銀の粉を混ぜているんだ。昨日の話でまさかとは思ったが、その白銀の粉が聖属性を持っていた事を考えると、俺の爆弾は魔人に対してダメージを与えられると思ったんだが、ビンゴだったぜ!」
その近くでは、ジルと2匹の魔人が戦っていた。ジルはそれに対して、すさまじい剣技で魔人たちを切り刻み倒した。その戦い方はをみると、昔鬼神と呼ばれていたのも分かる。
「ラインハット、貴様の剣、衰えていないようだな」
「今度は確実に葬ってやるわい」
結果【マルクデス】以外の魔はすべて倒した。我々の方は、僕、ミント、アンナ、ジル、リカルドが残っていた。
「よし、一気にケリをつけるぞ!」
僕とミラン、アンナ、リカルドはマルクデスに一気に攻め込んだ。マルクデスに攻撃が当たった。マルクデスから黒い霧が抜けていく。
「やった、これは致命傷のはずだ!」
しかし、それもつかの間、マルクデスの傷はみるみる回復していった。
「な、なぜだ?聖属性の武器で攻撃したはず・・・・」
「貴様らの武器をよく見て見ろ。」
「なに・・・・これは!」
マルクデスに攻撃した4人の武器のメッキが剥がれていた。つまり、聖属性の効果が無くなってしまったのだ。
「わっはっは、俺は貴様らが対策をしてくることくらい分かっていたわ。事前のトロントの調査で、聖属性の武器があの国にないことは知っていた。よって、今回はメッキで来ることくらい予想していたわ。なぜここに来る前、たくさんのモンスターがいたと思う?メッキを剥がすためだ!」
「な、なってこった!」
我々の武器が・・・・効かなくなってしまったのだ。
「そ、そんな。。。。」
アンナがショックを受けていると、マルクデスはアンナに対して爪攻撃してきた。アンナは気付いていない。
「あぶね~!」
横から、ミランがアンナに飛びついた。爪攻撃はアンナに当たらなかった。
「大丈夫か?」
「ご、ごめんなさい」
「ボ~とするな」
ミランの腕から、血が流れている。爪の攻撃を受けたのだ。
「ミラン、その腕!」
「気にするな、かすり傷だ。薬で治る。だが気を付けろ。お前が死んだら、俺が困るからな」
「ミラン・・・・ありがとう」
マルクデスは、その爪でリカルドを攻撃した。リカルドは受け身をとれず、壁まで飛ばされてぐったりとした。
すると、ジルがマルクデスに襲い掛かった。不意を突かれたマルクデスは、彼の剣を受けた。傷口から黒い靄が抜けていく。そして回復しない。
「な、傷が回復しない。なぜだ!」
「貴様らの調査に漏れがあったようだな。わしの剣は自前のものじゃ。しかも、白金で出来た【破魔の剣】じゃ。」
「ち、トロントめ、最後にヘマしやがったか」
「今じゃ!」
ジルは剣技【はやぶさ切り】を使った。マルクデスに連続で攻撃を与える。マルクデスは切り刻まれ、腕を1本落とされた。
「これでとどめじゃ!」
「貴様ら、すでに魔人対策済みか?」
「当たり前だ、聖属性の武器は当然準備万端にしておる!」
ただ、魔人達の攻撃はすさまじく、騎士団員が次々と倒れた。魔導士が回復魔法を使っているが、それも間に合っていない。
アンナは魔人一人と戦っているが、相手は空中にいるため、なかなかクリーンヒットが出来ない。
ミランは、ロープで相手を捕まえて攻撃しようとするが、相手はロープをひらりとかわすため、なかなかとらえることが出来ない。
僕の攻撃も、当たりはするが、すぐに逃げて魔法を使ってくるため、なかなか踏み込めないでいる。
「おいケント、このままじゃラチが明かないぜ。体力負けするぞ」
「正拳突きをするための、貯めをする時間もないわ」
「うーん、何とかならないか・・・・ミラン、爆弾を使って、かく乱するとか・・・・」
「爆弾か・・・・実は試したいことがある。アンナ、ちょっと耳を貸せ」
「ちょっと、何こんな時に?」
「変なこと考えるな。こういう作戦だ」
僕らはパッと話し合った。そして実行した。
僕とミランは、魔人に対して攻撃を仕掛けるが、どちらかというと攻撃というより、部屋の真ん中に魔人を追い 込むような戦い方をした。
部屋の中央では、アンナが魔人と戦っている。アンナが蹴り上げ、魔人は空に逃げた、その時アンナがバランスを崩して倒れた。
空に逃げた魔人と、僕とミランが戦っていた魔人達はそれは見て、一斉にアンナに向かい攻撃をしかけようとした直前、アンナは【爽快ステップ】で横に逃げた。逃げた後に、アンナが置いた爆弾があった。
僕はそれを見て、【タイムシフト】を解除した。魔法【ファイアボール】が発動し、爆弾に引火、大爆発を発生させた。
そこいた魔人3人は、その爆発に巻き込まれてバラバラになった。そして消滅していった。
「なんだ、今の爆発は?貴様らがやったのか?」
「俺の推測通りだった。俺の爆弾は威力を上げるために、白銀の粉を混ぜているんだ。昨日の話でまさかとは思ったが、その白銀の粉が聖属性を持っていた事を考えると、俺の爆弾は魔人に対してダメージを与えられると思ったんだが、ビンゴだったぜ!」
その近くでは、ジルと2匹の魔人が戦っていた。ジルはそれに対して、すさまじい剣技で魔人たちを切り刻み倒した。その戦い方はをみると、昔鬼神と呼ばれていたのも分かる。
「ラインハット、貴様の剣、衰えていないようだな」
「今度は確実に葬ってやるわい」
結果【マルクデス】以外の魔はすべて倒した。我々の方は、僕、ミント、アンナ、ジル、リカルドが残っていた。
「よし、一気にケリをつけるぞ!」
僕とミラン、アンナ、リカルドはマルクデスに一気に攻め込んだ。マルクデスに攻撃が当たった。マルクデスから黒い霧が抜けていく。
「やった、これは致命傷のはずだ!」
しかし、それもつかの間、マルクデスの傷はみるみる回復していった。
「な、なぜだ?聖属性の武器で攻撃したはず・・・・」
「貴様らの武器をよく見て見ろ。」
「なに・・・・これは!」
マルクデスに攻撃した4人の武器のメッキが剥がれていた。つまり、聖属性の効果が無くなってしまったのだ。
「わっはっは、俺は貴様らが対策をしてくることくらい分かっていたわ。事前のトロントの調査で、聖属性の武器があの国にないことは知っていた。よって、今回はメッキで来ることくらい予想していたわ。なぜここに来る前、たくさんのモンスターがいたと思う?メッキを剥がすためだ!」
「な、なってこった!」
我々の武器が・・・・効かなくなってしまったのだ。
「そ、そんな。。。。」
アンナがショックを受けていると、マルクデスはアンナに対して爪攻撃してきた。アンナは気付いていない。
「あぶね~!」
横から、ミランがアンナに飛びついた。爪攻撃はアンナに当たらなかった。
「大丈夫か?」
「ご、ごめんなさい」
「ボ~とするな」
ミランの腕から、血が流れている。爪の攻撃を受けたのだ。
「ミラン、その腕!」
「気にするな、かすり傷だ。薬で治る。だが気を付けろ。お前が死んだら、俺が困るからな」
「ミラン・・・・ありがとう」
マルクデスは、その爪でリカルドを攻撃した。リカルドは受け身をとれず、壁まで飛ばされてぐったりとした。
すると、ジルがマルクデスに襲い掛かった。不意を突かれたマルクデスは、彼の剣を受けた。傷口から黒い靄が抜けていく。そして回復しない。
「な、傷が回復しない。なぜだ!」
「貴様らの調査に漏れがあったようだな。わしの剣は自前のものじゃ。しかも、白金で出来た【破魔の剣】じゃ。」
「ち、トロントめ、最後にヘマしやがったか」
「今じゃ!」
ジルは剣技【はやぶさ切り】を使った。マルクデスに連続で攻撃を与える。マルクデスは切り刻まれ、腕を1本落とされた。
「これでとどめじゃ!」
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