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二章 異世界ライフ
74話 民間軍事会社
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「ちなみにレベッカは入った事あるのか?」
「まあ、数回程……結構面白い所ですよ」
レベッカがそう言うのなら、少なくとも退屈する場所ではないだろう。
民間軍事会社があるというユッカの個室に邪魔すると、物騒だが男の好奇心をくすぐられる光景が広がっていた。
壁のラックにはマスケット銃やさっき彼が持っていたようなレバーアクションライフル、サーベル、興味深いものだとロケットランチャーまでもがあった。
そして、部屋の一番奥には大企業の社長が愛用していそうな高級感溢れる机とソファが置かれていた。
何というか、見た目は予想以上にちゃんとした会社だ。
だが、業務内容も当然大切である。
「おいユッカ、具体的にどういう事してるんだ?」
「魔物退治、害虫駆除、介護とか」
前半の2つは納得できるが、最後の介護に関しては民間軍事会社には相応しくないような……いや、異世界だからおかしくはないのかもしれない。むしろ、これが常識という可能性だって存在する。
3人揃って革張りのフカフカとした素材のソファに腰を下ろす。
「それにしても、本当にミリタリーモノが好きなんだな」
「ええ、カッコいいと思うので」
「そうか……というか、それなら軍に入った方がよかったんじゃないのか? 銃も大砲も撃ち放題だぞ」
「あ、それを言われましたか……」
指摘するなり彼の表情が曇天の如く暗くなった。
「ど、どうしたんだよ?」
何か気に障るような事でも言ったのかと、不安を募らせながら声を掛ける。
「国防軍よりも……」
小さな声を漏らす。
「騎士団の方がいいに決まってるじゃないですか!」
今さっきの暗転した表情はどこへやら、活発な様子で机を叩いて立ち上がった。
「国防軍にはムキムキマッチョの怖いオッサンしか居ませんが、騎士団にはイケメンなお兄さんはもちろんの事、ツンデレやクーデレの可愛い女騎士が山程居るんですよ! これは入らない訳にはいかないでしょう!」
「煩悩だらけじゃねーか!」
俺の強烈な叫び声と共に、ユッカの騎士団に対する熱弁が終わった。
まあでも、彼みたいに程よく適当にこの世界を味わってみるのもアリかもしれない。多少雑に生きたって、神様にも閻魔様にも怒られないだろう。
「全く、ユッカは……」
隣では、やれやれといった様子でレベッカが呟く。
「あ、そうだユッカ――――お前、マシンガンとかは知ってるか?」
「マシンガン? ああ、あの連射できるやつですか? 転生人が持ってるような」
「そう、それだ。んで、それに興味はないか?」
「あります! めっちゃ欲しいです!」
欲望に素直な男だ。俺もこのぐらい正直になりたい。
「じゃあ、買ってやるから、着いて来い」
「もしかして、市場の?」
購入場所は彼も分かっているようだ。そう、マフムードが経営する武器屋だ。
「早速行くか」
ソファを立ち上がり、準備を整える。
「え、え、ほ、本当に行くのですか?」
レベッカが少し困惑した表情でそう言った。
「ああ、そうだよ。嫌なら来なくて大丈夫だ」
「あ、いえ、行きます!」
こんな感じで、未知なる武器の購入が始まりを告げた。
「まあ、数回程……結構面白い所ですよ」
レベッカがそう言うのなら、少なくとも退屈する場所ではないだろう。
民間軍事会社があるというユッカの個室に邪魔すると、物騒だが男の好奇心をくすぐられる光景が広がっていた。
壁のラックにはマスケット銃やさっき彼が持っていたようなレバーアクションライフル、サーベル、興味深いものだとロケットランチャーまでもがあった。
そして、部屋の一番奥には大企業の社長が愛用していそうな高級感溢れる机とソファが置かれていた。
何というか、見た目は予想以上にちゃんとした会社だ。
だが、業務内容も当然大切である。
「おいユッカ、具体的にどういう事してるんだ?」
「魔物退治、害虫駆除、介護とか」
前半の2つは納得できるが、最後の介護に関しては民間軍事会社には相応しくないような……いや、異世界だからおかしくはないのかもしれない。むしろ、これが常識という可能性だって存在する。
3人揃って革張りのフカフカとした素材のソファに腰を下ろす。
「それにしても、本当にミリタリーモノが好きなんだな」
「ええ、カッコいいと思うので」
「そうか……というか、それなら軍に入った方がよかったんじゃないのか? 銃も大砲も撃ち放題だぞ」
「あ、それを言われましたか……」
指摘するなり彼の表情が曇天の如く暗くなった。
「ど、どうしたんだよ?」
何か気に障るような事でも言ったのかと、不安を募らせながら声を掛ける。
「国防軍よりも……」
小さな声を漏らす。
「騎士団の方がいいに決まってるじゃないですか!」
今さっきの暗転した表情はどこへやら、活発な様子で机を叩いて立ち上がった。
「国防軍にはムキムキマッチョの怖いオッサンしか居ませんが、騎士団にはイケメンなお兄さんはもちろんの事、ツンデレやクーデレの可愛い女騎士が山程居るんですよ! これは入らない訳にはいかないでしょう!」
「煩悩だらけじゃねーか!」
俺の強烈な叫び声と共に、ユッカの騎士団に対する熱弁が終わった。
まあでも、彼みたいに程よく適当にこの世界を味わってみるのもアリかもしれない。多少雑に生きたって、神様にも閻魔様にも怒られないだろう。
「全く、ユッカは……」
隣では、やれやれといった様子でレベッカが呟く。
「あ、そうだユッカ――――お前、マシンガンとかは知ってるか?」
「マシンガン? ああ、あの連射できるやつですか? 転生人が持ってるような」
「そう、それだ。んで、それに興味はないか?」
「あります! めっちゃ欲しいです!」
欲望に素直な男だ。俺もこのぐらい正直になりたい。
「じゃあ、買ってやるから、着いて来い」
「もしかして、市場の?」
購入場所は彼も分かっているようだ。そう、マフムードが経営する武器屋だ。
「早速行くか」
ソファを立ち上がり、準備を整える。
「え、え、ほ、本当に行くのですか?」
レベッカが少し困惑した表情でそう言った。
「ああ、そうだよ。嫌なら来なくて大丈夫だ」
「あ、いえ、行きます!」
こんな感じで、未知なる武器の購入が始まりを告げた。
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