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令嬢は、走る。
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「オードリー嬢。兎に角、事を終わらせよう。」
陛下は威厳をもって言った。
憤る宰相を護衛騎士が二人がかりで抑え込む。
「さあ、オードリー嬢。婚約破棄を。」
威厳をもって命を下す陛下。
期待の眼差しで見つめるダンサンとエリー。
もう終わらして欲しいと、懇願する護衛騎士達の目、目、目。
オードリーは追い詰められた、隣にはネックスが配置されてもいる。
「さあ、オードリー嬢。」
陛下の勅命である。
「わたくし…… オードリーは、ダンサン殿下と…… 婚約破棄を宣言致します。」
婚約解消はしたかったオードリーとしては、陛下の勅命であり早く事を終わらせたかったので恥ずかしながら皆の前で婚約破棄宣言を聞こえる程度の声でした。
(ああ… やっとやっと終わったのね。)
オードリーの思いは、そこに居る者総ての思いであった。
やっと婚約破棄騒動がオードリーの宣言で終わりを告げたと、その場の皆が安堵の息をついた。
「愛が足りませんです~ 」
(((愛ってなに!! )))
間の抜けたエリーの声が聞こえるまで。
「そうだ、オードリー愛が足りないぞ!! 」
(((愛ってなんですか!? )))
ダンサンもエリーに続く。
どうやらダンサンとエリーは、オードリーの婚約破棄に納得がいってないようだ。
二人の望む、ネックスを隣に置いての婚約破棄なのに。
「通訳、愛とは何だ? 」
「えっ、俺に聞くんですか? 」
陛下は副官に、答えを求めた。皆の目が副官に注がれる。
副官は考える。
「もしかしたら…… 」
「よい、言え。」
「次の婚約宣言が、セットではないかと。」
ダンサンは皆の前で婚約破棄宣言をし、次に婚約宣言もしてのけた。
つまり、婚約破棄と婚約宣言はセットであると二人は思っているのかもと副官は陛下に進言した。
「なる程、確かにその説は頷ける。」
王太子の言葉に他の者達も頷いた。
「どうやら卿は、お目付け役によいようだ。」
王太子の目がキラリと光った。
副官は背筋に悪寒が走り、団長の影に隠れた。
「婚約宣言…… 」
(えっ、誰と誰の? )
オードリーは呆然とした。
「オードリーの真実の愛は、子供の頃から分かっていた。」
ダンサンが声に出して言い出した。
「だが、どうすればいいか分からなかった。」
ダンサンは胸をはって言った。
「だが、愛しのエリーに会って真実の愛の処置方法が分かったのだ。」
「真実の愛は結ばれるべきです~ 婚約破棄をして婚約宣言をするのです~ 」
ダンサンの言葉にエリーも続く。
「エリーは、劇場で見たのです~ 婚約破棄をして~ 婚約宣言をしてました~ 」
「間が、抜けてるだろ!! 」
副官はつい、エリーに突っ込む。
劇の冒頭の婚約破棄に、最終幕の婚約宣言の物語の筈だった。
エリーは婚約破棄を見て直ぐに眠って、最終幕の婚約宣言をする場所で目覚めていた。
「みなさまに祝福されて、すてきでした~ 」
みなさまとは、観客の事を言う。
「オードリーさまも、みなさまに祝福されるのです~ 」
「そうだ、オードリー。ネックスとの婚約宣言をして、皆に祝福されるのだ!! 」
オードリーに皆の目が注がれる。
(ダンサン殿下にバレてたの、私の想いが? あのダンサンに? )
走馬燈のように子供の頃の思い出が駆け巡る。阿呆犬の如く城内を走り回っていたダンサン。
オードリーはダンサンにバレていたことが、恥ずかしすぎて俯いて立ち尽くしていた。
「オードリー、婚約宣言を!! 」
(無理無理無理無理~!! )
ダンサンの言葉にオードリーは身動きできない、皆の前で恥ずかしに震えていた。
「もうよい!! 」
とうとう陛下が、切れた。
「王命を下す。ダンサンとオードリー嬢の婚約破棄を此処に宣言する。そして、オードリー嬢とネックス子息との婚約宣言を私が宣言する!! 」
王命として、婚約破棄と婚約が高らかに宣言された。
「婚約破棄宣言だ。」
「婚約宣言です~ 」
「ハッピーエンドだ!!」
「ハッピーエンドです~ 」
陛下の婚約破棄あん~ど、婚約宣言にダンサンとエリーは喜んだ。
「「「誰でもよかったんかい!! 」」」
護衛騎士達は、声をあげて突っ込んだ。
「いやーーあああぁあ!! 」
オードリーは耐えきれなくなって、その場から逃げました。
扉を大きく開け部屋から走って、逃げだす。
「追いかけっこだ!! 」
「おいかけっこです~ 」
オードリーの走るのに釣られて、ダンサンとエリーも走り出した。
「待ってくれ、オードリー。」
「お待ち下さい、殿下!! 」
恥ずかしさに、顔を隠して一心不乱に走るオードリー。
それを追いかけて楽しそうに走るダンサンとエリー。
その後をネックスと護衛騎士三人が走り出す。
婚約宣言をされた令嬢は、走る。
【完】
陛下は威厳をもって言った。
憤る宰相を護衛騎士が二人がかりで抑え込む。
「さあ、オードリー嬢。婚約破棄を。」
威厳をもって命を下す陛下。
期待の眼差しで見つめるダンサンとエリー。
もう終わらして欲しいと、懇願する護衛騎士達の目、目、目。
オードリーは追い詰められた、隣にはネックスが配置されてもいる。
「さあ、オードリー嬢。」
陛下の勅命である。
「わたくし…… オードリーは、ダンサン殿下と…… 婚約破棄を宣言致します。」
婚約解消はしたかったオードリーとしては、陛下の勅命であり早く事を終わらせたかったので恥ずかしながら皆の前で婚約破棄宣言を聞こえる程度の声でした。
(ああ… やっとやっと終わったのね。)
オードリーの思いは、そこに居る者総ての思いであった。
やっと婚約破棄騒動がオードリーの宣言で終わりを告げたと、その場の皆が安堵の息をついた。
「愛が足りませんです~ 」
(((愛ってなに!! )))
間の抜けたエリーの声が聞こえるまで。
「そうだ、オードリー愛が足りないぞ!! 」
(((愛ってなんですか!? )))
ダンサンもエリーに続く。
どうやらダンサンとエリーは、オードリーの婚約破棄に納得がいってないようだ。
二人の望む、ネックスを隣に置いての婚約破棄なのに。
「通訳、愛とは何だ? 」
「えっ、俺に聞くんですか? 」
陛下は副官に、答えを求めた。皆の目が副官に注がれる。
副官は考える。
「もしかしたら…… 」
「よい、言え。」
「次の婚約宣言が、セットではないかと。」
ダンサンは皆の前で婚約破棄宣言をし、次に婚約宣言もしてのけた。
つまり、婚約破棄と婚約宣言はセットであると二人は思っているのかもと副官は陛下に進言した。
「なる程、確かにその説は頷ける。」
王太子の言葉に他の者達も頷いた。
「どうやら卿は、お目付け役によいようだ。」
王太子の目がキラリと光った。
副官は背筋に悪寒が走り、団長の影に隠れた。
「婚約宣言…… 」
(えっ、誰と誰の? )
オードリーは呆然とした。
「オードリーの真実の愛は、子供の頃から分かっていた。」
ダンサンが声に出して言い出した。
「だが、どうすればいいか分からなかった。」
ダンサンは胸をはって言った。
「だが、愛しのエリーに会って真実の愛の処置方法が分かったのだ。」
「真実の愛は結ばれるべきです~ 婚約破棄をして婚約宣言をするのです~ 」
ダンサンの言葉にエリーも続く。
「エリーは、劇場で見たのです~ 婚約破棄をして~ 婚約宣言をしてました~ 」
「間が、抜けてるだろ!! 」
副官はつい、エリーに突っ込む。
劇の冒頭の婚約破棄に、最終幕の婚約宣言の物語の筈だった。
エリーは婚約破棄を見て直ぐに眠って、最終幕の婚約宣言をする場所で目覚めていた。
「みなさまに祝福されて、すてきでした~ 」
みなさまとは、観客の事を言う。
「オードリーさまも、みなさまに祝福されるのです~ 」
「そうだ、オードリー。ネックスとの婚約宣言をして、皆に祝福されるのだ!! 」
オードリーに皆の目が注がれる。
(ダンサン殿下にバレてたの、私の想いが? あのダンサンに? )
走馬燈のように子供の頃の思い出が駆け巡る。阿呆犬の如く城内を走り回っていたダンサン。
オードリーはダンサンにバレていたことが、恥ずかしすぎて俯いて立ち尽くしていた。
「オードリー、婚約宣言を!! 」
(無理無理無理無理~!! )
ダンサンの言葉にオードリーは身動きできない、皆の前で恥ずかしに震えていた。
「もうよい!! 」
とうとう陛下が、切れた。
「王命を下す。ダンサンとオードリー嬢の婚約破棄を此処に宣言する。そして、オードリー嬢とネックス子息との婚約宣言を私が宣言する!! 」
王命として、婚約破棄と婚約が高らかに宣言された。
「婚約破棄宣言だ。」
「婚約宣言です~ 」
「ハッピーエンドだ!!」
「ハッピーエンドです~ 」
陛下の婚約破棄あん~ど、婚約宣言にダンサンとエリーは喜んだ。
「「「誰でもよかったんかい!! 」」」
護衛騎士達は、声をあげて突っ込んだ。
「いやーーあああぁあ!! 」
オードリーは耐えきれなくなって、その場から逃げました。
扉を大きく開け部屋から走って、逃げだす。
「追いかけっこだ!! 」
「おいかけっこです~ 」
オードリーの走るのに釣られて、ダンサンとエリーも走り出した。
「待ってくれ、オードリー。」
「お待ち下さい、殿下!! 」
恥ずかしさに、顔を隠して一心不乱に走るオードリー。
それを追いかけて楽しそうに走るダンサンとエリー。
その後をネックスと護衛騎士三人が走り出す。
婚約宣言をされた令嬢は、走る。
【完】
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