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ぱい先のお父様。
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「今日が18日なので来月の17日迄に、フジ侯爵家に持参してください。」
コッペリウスは静まった会場で淡々と話を進める。
「期限を過ぎましたら、法務省を伴って回収に参ります。」
「ま、待て!! 何故我々が賠償金を払わなくてはならない!! 」
「そ、そうです!! 被害を受けたのは私の娘の方です!! 」
エベレート公爵が淡々と話を進めるコッペリウスを遮るように叫んだ。アルプース男爵も被害者は自分の娘だと主張する。
「虐めについての話は終わった筈ですが。謝罪を受け入れてもらい弁償させてもらうことで。」
表情を動かさないまま淡々と話す。
「私が話しているのは婚約破棄の事です。」
「それもこちら側が言ったことだぞ!! 」
エベレート公爵の言葉にコッペリウスは溜息を付いた。
「何故、不貞行為を犯した者が婚約破棄を言えるのでしょうか。」
「不貞、行為? 」
エベレート公爵は息子のフランツを見た。その隣にはスワニルダが寄り添っている。
「見ての通り、先程まで私の娘がエベレート公爵の御子息の婚約者でありました。それなのに婚約を解消する前に、新たなるお相手がおられた。これは立派な不貞行為、違いますか? 」
コッペリウスの言う指摘にぐうの音も出ない。彼らは公の場で先程、高らかに不貞行為を発表してしまっているのだから。
「ち、違います!! 私達は『真実の愛』で結ばれたのです。」
自分達の愛は素晴らしいものだとスワニルダ令嬢が叫んだ。
「そ、そうだ。俺とスワニルダは『真実の愛』で結ばれたのです。」
「「「そうだ、そうだ!! 二人の愛は『真実の愛』だ!! 」」」
「「「素晴らしい『真実の愛
』ですわ!! 」」」
フランツの言葉に、学生達が囃し立てる。王太子も皆の言葉に『うんうん』と頷いている。
「真実の愛ですか。」
コッペリウスはちらりと、学園長を見やる。どういった教育をしているのかと言う目で見られ、学園長は顔を青ざめた。
「国庫の資金で、学園は物語の中の住人を育てているのか? 」
「も、申し訳御座いません!! 」
ザワザワとざわめく保護者から冷たい目で見られる中、学園長は平謝りに謝った。上段の陛下も頭を振り、溜息を付いた。
(査察が入るな、其れと反省文を書かされるぞ。ペリウスがお前達の意志を理解するまで何度も、何度でも…… )
コッペリウスが納得するまで何度も書類を書き直差せられた事を陛下は思い出して体を震わせた。反省文なら其の比ではないだろう。
「『真実の愛』を馬鹿にするではない!! 」
(この馬鹿息子ーー!! )
学園長が平謝りをするその中で学生達は、宰相を睨みつける者と恥ずかしげに俯く者とに別れた。その睨みつける者の先頭に立っているのは王太子であった。
(オレ、敵にまわすなって言ったよね? 口が酸っぱく酸っぱくなる程に、耳にタコが出来るほどに!! お前の耳はただの穴か!? 穴なのか!! )
下の段からコッペリウスは、冷たい目で国王陛下を見上げている。
(はい。王宮の教育係にも反省文と、これからの教育方針を書くよう通達をします。えっ、もしかしてオレも書かないと駄目? 正妃が選んだ教育係なんですが。連帯責任ですか!? 監督不行き届きですか!! )
「『真実の愛』を否定するなんて、酷いですわ。ねえ、陛下。」
(いや、お前とは完璧な政略結婚だからな!! )
まるで自分達の婚姻を『真実の愛』のように言う正妃に、陛下は心の中で突っ込んだ。それでも、陛下はそれなのに正妃を大切にしていた。
「取り敢えず、全職員にこの事についての説明文と反省文、其れとこれからの教育方針についての書類を3日以内に提出してください。」
「み、3日!! 」
「無理ならば、廃校も考えなければ…… 」
(えっ、母校潰しちゃんですか!? ぱい先!! )
国王陛下は椅子から少し身を乗り出した。
(でも確かに、物語学園卒業のヒーロー(主人公)て言われると恥ずいッスね。卒業生と言うだけで。)
「下手な醜聞が立つ前に、潰すか。」
「陛下、ご鞭撻うけたまわります。」
国王陛下にコッペリウスは一礼する。それには、学園長が慌てた。
「お待ち下さい、陛下!! すぐにすぐに、反省文と教育方針を職員全員分提出します!! 」
会場内の職員が慌てだした。
「ついでに学園帳簿もお出しください。公金がどのように使われているのか知りたいですし、学園にどれ程寄付が振り込まれているのかを知りたいですから。」
コッペリウスの言葉に、今度は保護者の貴族が顔色を変えた。
(ぱい先、さすがッス。)
コッペリウスは静まった会場で淡々と話を進める。
「期限を過ぎましたら、法務省を伴って回収に参ります。」
「ま、待て!! 何故我々が賠償金を払わなくてはならない!! 」
「そ、そうです!! 被害を受けたのは私の娘の方です!! 」
エベレート公爵が淡々と話を進めるコッペリウスを遮るように叫んだ。アルプース男爵も被害者は自分の娘だと主張する。
「虐めについての話は終わった筈ですが。謝罪を受け入れてもらい弁償させてもらうことで。」
表情を動かさないまま淡々と話す。
「私が話しているのは婚約破棄の事です。」
「それもこちら側が言ったことだぞ!! 」
エベレート公爵の言葉にコッペリウスは溜息を付いた。
「何故、不貞行為を犯した者が婚約破棄を言えるのでしょうか。」
「不貞、行為? 」
エベレート公爵は息子のフランツを見た。その隣にはスワニルダが寄り添っている。
「見ての通り、先程まで私の娘がエベレート公爵の御子息の婚約者でありました。それなのに婚約を解消する前に、新たなるお相手がおられた。これは立派な不貞行為、違いますか? 」
コッペリウスの言う指摘にぐうの音も出ない。彼らは公の場で先程、高らかに不貞行為を発表してしまっているのだから。
「ち、違います!! 私達は『真実の愛』で結ばれたのです。」
自分達の愛は素晴らしいものだとスワニルダ令嬢が叫んだ。
「そ、そうだ。俺とスワニルダは『真実の愛』で結ばれたのです。」
「「「そうだ、そうだ!! 二人の愛は『真実の愛』だ!! 」」」
「「「素晴らしい『真実の愛
』ですわ!! 」」」
フランツの言葉に、学生達が囃し立てる。王太子も皆の言葉に『うんうん』と頷いている。
「真実の愛ですか。」
コッペリウスはちらりと、学園長を見やる。どういった教育をしているのかと言う目で見られ、学園長は顔を青ざめた。
「国庫の資金で、学園は物語の中の住人を育てているのか? 」
「も、申し訳御座いません!! 」
ザワザワとざわめく保護者から冷たい目で見られる中、学園長は平謝りに謝った。上段の陛下も頭を振り、溜息を付いた。
(査察が入るな、其れと反省文を書かされるぞ。ペリウスがお前達の意志を理解するまで何度も、何度でも…… )
コッペリウスが納得するまで何度も書類を書き直差せられた事を陛下は思い出して体を震わせた。反省文なら其の比ではないだろう。
「『真実の愛』を馬鹿にするではない!! 」
(この馬鹿息子ーー!! )
学園長が平謝りをするその中で学生達は、宰相を睨みつける者と恥ずかしげに俯く者とに別れた。その睨みつける者の先頭に立っているのは王太子であった。
(オレ、敵にまわすなって言ったよね? 口が酸っぱく酸っぱくなる程に、耳にタコが出来るほどに!! お前の耳はただの穴か!? 穴なのか!! )
下の段からコッペリウスは、冷たい目で国王陛下を見上げている。
(はい。王宮の教育係にも反省文と、これからの教育方針を書くよう通達をします。えっ、もしかしてオレも書かないと駄目? 正妃が選んだ教育係なんですが。連帯責任ですか!? 監督不行き届きですか!! )
「『真実の愛』を否定するなんて、酷いですわ。ねえ、陛下。」
(いや、お前とは完璧な政略結婚だからな!! )
まるで自分達の婚姻を『真実の愛』のように言う正妃に、陛下は心の中で突っ込んだ。それでも、陛下はそれなのに正妃を大切にしていた。
「取り敢えず、全職員にこの事についての説明文と反省文、其れとこれからの教育方針についての書類を3日以内に提出してください。」
「み、3日!! 」
「無理ならば、廃校も考えなければ…… 」
(えっ、母校潰しちゃんですか!? ぱい先!! )
国王陛下は椅子から少し身を乗り出した。
(でも確かに、物語学園卒業のヒーロー(主人公)て言われると恥ずいッスね。卒業生と言うだけで。)
「下手な醜聞が立つ前に、潰すか。」
「陛下、ご鞭撻うけたまわります。」
国王陛下にコッペリウスは一礼する。それには、学園長が慌てた。
「お待ち下さい、陛下!! すぐにすぐに、反省文と教育方針を職員全員分提出します!! 」
会場内の職員が慌てだした。
「ついでに学園帳簿もお出しください。公金がどのように使われているのか知りたいですし、学園にどれ程寄付が振り込まれているのかを知りたいですから。」
コッペリウスの言葉に、今度は保護者の貴族が顔色を変えた。
(ぱい先、さすがッス。)
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