あの一等星

AGE・小説家となるもの

文字の大きさ
3 / 39
第一章 闘志に燃える赤い一等星

魔王と彗星とアルファと

しおりを挟む
あの一等星 遙か彼方に輝いている こちらをまるで嘲笑うように 
これは魔力を持つ者達のパーティーの壮絶な物語である
アルファ「遠くで何か聞こえる」
こいつが主人公アルファ
ある特殊な能力を秘めているらしいが本人はその能力に気付いていない
アルファ「どこかで何か起こったか?」
アルファの家系は異変に敏感だった
アルファ「父さんなにか起こったよ!」
アルファは一族の中でもすごい敏感だ
父さん「そうかい でも父さんも歳だ お前ならやれるよな?」
アルファ「父さん…」
父さん「アルファ、世代交代の年だ やれるな?」
アルファ「うん やってみせるよ父さん」
全てはここから始まった

異変の起こったところ
アルファ「こんな山奥なの?誰もいなさそうだけど」
進んでいくうちに開けた土地が見えた
そこには獣達がたたずんでいた
何者かを祭るように
アルファ「なんだこの群れは」
見えたものは王みたいなたたずまいをしている
アルファ「魔王!?」 
声を大きくしていってしまった
魔物「だれだっ!」
アルファ「くそっやるしかねぇ!連撃波術!百光拳!」
ドンガンドンバンドーン!
アルファ「倒しても倒しても湧き出てくる…」
魔王「攻撃を停止しろ」
魔獣はその一言で攻撃を全員停止させた
魔王「すまんな うちの魔獣たちが お前はなにしにここへ来た?」
アルファ「お前を倒しにだ オリャッ!」
ドォーン!
渾身のストレートを食らわした
魔王「はぁ!?魔獣達退散だ!まだここは訪れるとこではない」
魔獣「ガルルルルー」
アルファ「アッ!待てぇー!」
魔王「しつこい童だな 」
シュルルルルル!!(魔力をためる音)
魔王「デスクラッシュ!」
アルファ「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」
手下「魔王様、いくら能力持ちとはいえただの童に反抗しすぎです!」
魔王「あいつはやばい 成長する前に滅ぼしておくべきだ」
手下「え?」
魔王「分からないのか あいつの瞳は黒紅色 そう易々とは殺せないぞ」 
手下「黒紅色だとなにか悪いことでも?」
魔王「神話になるのだが“赤き瞳持つ能力者、紅き彗星となり悪き者滅すであろう”と言う話だ」
手下「そんなまさか」
アルファ「おりゃぁっ!彗星矢!!」
ピュー!!
魔王「推測だ…」
グサッ!!
手下「大丈夫ですか魔王様!」
魔王「大丈夫だ…ギリギリ急所ではなかったから良いものの誰だっ?」
アルファ「俺は絶対にお前ら達を…いや、魔王達を討伐しいつか平和を取り戻してやるんだよ!!」
魔王「あのクソガキ!!」
アルファ「例え火の中水の中草の中森の中土の中雲の中お前の異世界の中」
手下「どうします?殺っときます?」
魔王「逃げるぞ 追尾されたら城付近まで誘い城の援軍とともに殺すだけだから」
アルファ「逃がさん!」
ピューピュピュー!(口笛)
バサッバサッバサッ(鳥の羽音)
アルファ「先祖代々語り継がれてきた不死鳥がほんとにいたとな」
魔王「コレはどうする?」
手下「今日中には狩れませんね」
魔王「催眠鳥!!ラリホー!」
催眠鳥「カァー!」 
アルファ「くそっ眠気を誘われたっ ただでさえ夜にもなってるしな 今日はやめといてやる ラディア、帰るぞ」
ラディア「カァー!」
バサッバサッバサッバサッ(羽音)
魔王「なんだよあの童は 何者なんだよっ!」
 
~END~
次回二話「ナイトメア・ザ・スター」
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

大和型戦艦、異世界に転移する。

焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。 ※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。

合成師

あに
ファンタジー
里見瑠夏32歳は仕事をクビになって、やけ酒を飲んでいた。ビールが切れるとコンビニに買いに行く、帰り道でゴブリンを倒して覚醒に気付くとギルドで登録し、夢の探索者になる。自分の合成師というレアジョブは生産職だろうと初心者ダンジョンに向かう。 そのうち合成師の本領発揮し、うまいこと立ち回ったり、パーティーメンバーなどとともに成長していく物語だ。

俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。 不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。 そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。 帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。 そして邂逅する謎の組織。 萌の物語が始まる。

アレンジ可シチュボ等のフリー台本集77選

上津英
大衆娯楽
シチュエーションボイス等のフリー台本集です。女性向けで書いていますが、男性向けでの使用も可です。 一人用の短い恋愛系中心。 【利用規約】 ・一人称・語尾・方言・男女逆転などのアレンジはご自由に。 ・シチュボ以外にもASMR・ボイスドラマ・朗読・配信・声劇にどうぞお使いください。 ・個人の使用報告は不要ですが、クレジットの表記はお願い致します。

崩壊寸前のどん底冒険者ギルドに加入したオレ、解散の危機だろうと仲間と共に友情努力勝利で成り上がり

イミヅカ
ファンタジー
 ハートとお気に入り登録、ぜひぜひお願いいたします!  ↓簡単なあらすじは''もっと見る''へ!↓  ここは、剣と魔法の異世界グリム。  ……その大陸の真ん中らへんにある、荒野広がるだけの平和なスラガン地方。  近辺の大都市に新しい冒険者ギルド本部が出来たことで、辺境の町バッファロー冒険者ギルド支部は無名のままどんどん寂れていった。  そんな所に見習い冒険者のナガレという青年が足を踏み入れる。  無名なナガレと崖っぷちのギルド。おまけに巨悪の陰謀がスラガン地方を襲う。ナガレと仲間たちを待ち受けている物とは……?  チートスキルも最強ヒロインも女神の加護も何もナシ⁉︎ ハーレムなんて夢のまた夢、無双もできない弱小冒険者たちの成長ストーリー!  努力と友情で、逆境跳ね除け成り上がれ! (この小説では数字が漢字表記になっています。縦読みで読んでいただけると幸いです!)

処理中です...