あの一等星

AGE・小説家となるもの

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七章 そして深淵へ

闇落ちの神

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アルファ?「許さねぇ……!!消し飛ばしてやる!」
ベータ「……だからあの星はやめておけと……言ったのに!」
アルファは探した 
敵の居る場所を
アルファ?「死んじまえ……!死んじまえ!お前らなんか生きる価値もない!住むところもこの町も全部変えたくせに!」
敵が雪崩のように死んでいく
アルファ?「従ってるからじゃねぇんだよ!!なぜ反論しようとしない!そんなん言い訳だろうが!」
ドォーン!
アルファ?「クソな他文字達の尻拭いをする血塗れた一等星は俺だけでいい 他の一等星達は要らねぇ!!」
ルビー・ローズ「止まれ!」
アルファ?「ファイニア!」
攻撃は燃える
アルファ?「死ね!」
ドォーン!
アルファ?「慈悲なんて要らねぇ 死んで償え」
ルビー・ローズ「なぜ……そこまで……」
アルファ?「この国を荒らした罪 それは重い」
ルビー・ローズ「うわぁぁぁぁ……」
ルビー・ローズは消滅した
アルファ?「見つけた」
シュピッ!
神界 理概国人間を司る神々の国語楼郷
ゲテルギオス「αが入郷しました」
フェニキア「クソっ……侵入を許してしまった」
アストライオス「オメガに彼方の|《パティッシオ》の情報が吐いてしまったから本来の郷に来たわけだがココもバレるとはな」
フェニキア「今更、塔を守ったって仕方ない 全勢力をこちらに呼び寄せよ!」
ゲテルギオス「居ない……!上位階級軍が居ない!!」
フェニキア「まさか!?」
ベータ「俺以外全てアルファクス・グレイス・エンチャントの紅い彗星を持つアルファに殺されました……」
阿爽蓏「嘘だろおい!」
ベータ「今更嘘をつく暇なんて無いだろ!俺も殺されそうになったし」
全員「……」
フェニキア「何か方法はないか?」
ベータ「だからあれだけ紅き彗星はやめようと言ったじゃないですか!」
アストライオス「お前が結界解かせたのが悪いんだろ!あのままあの中で鍛錬してればあいつは今頃!」
フェニキア「過去のことをいちいちぶり返すな もう終わったことを!」
ゲテルギオス「終わってない……この際、時空神を頼るしか!」
フェニキア「もう遅い!永時空延郷はここから1時間ぐらい先だぞ!」
阿爽蓏「お前神だろ!なんとかしろ!」
フェニキア「神でもこの状況はきつい……」
アルファ「うわぁぁぁぁ……うぎゃぁぁぁ!」
ゲテルギオス「何が起こってる?」
理概神「俺は俺を封印した全ての神々に復讐する!!」
バキバキバキバキ!
ベータ「地面に亀裂が!?」
アルファ「う゛ああぁぁぁ」
理概神「この体ももう不要じゃ!」
バキッ!
アルファ「うぎゃっ!?」
アルファの骨が折れる
理概神「遙か昔、お前らは俺に嫌悪を抱き裏では罵り遂には神全員の力を込め封印した……!」
アストライオス「ああ…ああ……!」
理概神「お前ら神は俺、初神により命を貰ったのになんなんだよその仕打ちは 消えてくれよクソやろうども!」
阿爽蓏「……あぁ………あ……」
アルファ「人間を苦しめ都市を乗っ取ったクソ泥棒共……!」
理概神「俺を嫌悪し封印したクソ神々共!」
二人「一匹残らず根絶やしにしてやる!!」
バキッ!ボロボロボロボロ!
理概神「死んでくれお前らぁ!」
アルファ「邪魔するならば容赦はしない!!」
フェニキア「くそっ!質より量!無限生産!!」
理概神「理滅!」
アルファ「紅血の滅剣レデッド・ソード!」
二人「おりゃぁぁー!」
理概神とアルファの猛攻は一瞬で手下らを壊滅させた
アルファ「てめぇらは死ぬべきだ!炎刀怨ファルグニー!」
阿爽蓏「……いやっ……死にたくない!」
ドォーン!
理概神「死滅してしまえ!」
ゲテルギオス「もはやこれまで……ぐ……」
バタッ
フェニキア「ダメだ……もう」
アストライオス「こうなったら果てまで逃げるか!星々移動!」
理概神「くそっ!お前らぁ!俺はお前らを逃がさねぇ!!必ずぶっ殺す!」
アルファ「そうだなっ!?」
アルファは地に落ちていく
地生の神ガイア「危ないっ……なんとか一人落とせて良かった」
アルファ「……くそっ!くそー!!てめぇら!姑息な手使いやがって!神々達はこんなにクソなのか!お前らなんか神やめちまえ!やる資格ねぇよおまえらは!」
アルファの裂けた背中から羽が生えようとしていた

END
次回4話「世界滅亡」


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