あの一等星

八章 そして平和へ

全て要らねぇ！

前書き
遂に最終章……
終盤です　ここまでこれたのが凄いわ
八章最終章始まります！

本編
アルファ｢みんな…目的果たしに行くよ！｣
４人｢おー！！｣
アルファの背中に乗り６人は空高く舞い上がった
アルファ｢戦いの本元は天界……のはず　実は俺もさっきの記憶あんまり覚えて無くて｣
リンナ｢まぁ行けば思い出すんじゃない？｣
アルファ｢それもそうか　ってかヘルディアも便乗してやがるけどお前彗星スターじゃないのに何しに行くの？｣
ヘルディア｢え？普通に戦いに参加する予定だったよ？｣
アルファ｢ふざけんなよ！？自分の弱さ理解しろって！弱者が強い奴に囲まれたからって自分を強いと過信するな！｣
ヒカ｢流石に言い過ぎだと思う｣
ヘルディア｢そうだよな！？｣
クア｢その論なら俺も降りなきゃいけないパターン？｣
アルファ｢五等星の１人の血縁関係者だから良い｣
ヘルディア｢基準おかしいだろ！？｣
クア｢ってか戦いの舞台が天界って事は神はマジで居て神々の戦いに参戦する形になるんだよな？｣
アルファ｢多分そうなると思う｣
リンナ｢五等星ってそんな強い？｣
ヒカ｢ぶっちゃけ言うと神級能力はうちら持ってないかも｣
ヘルディア｢え？行くだけ邪魔じゃね？助太刀する瞬間ある？｣
アルファ｢ヘルディア、お前背中降りろと思う人ー　はーい｣
リンナ｢はーい｣
クア｢はい｣
アルファ｢３票さよなら！｣
ヘルディア｢いや降ろす３票なら降ろさねぇも３票のはずだろ！｣
ヒカ｢じゃあ｣
ヘルディア｢辞めろー！！｣
ドンッ！
ヘルディア｢イヤァァァァ！！！鬼畜なことしてるよこいつ！！人、一人殺してるって！！！誰が上空から落とす奴あんだよ！？パラシュート持ってないんだけどー！？｣
アルファ｢うるさい｣
グサッ！
ヘルディア｢矢の追い打ち辞めろ！？矢の追い打ち辞めーや！やめーやって！｣　
アルファ｢じゃあ辞めて天界行くわ｣
ヘルディア｢イヤァァァァ！！！｣
アルファ｢何どうした？｣
ヘルディア｢どうしたじゃねぇー！！落ちてんだよいま！！｣
アルファ｢流石にてめぇ喋りすぎだろ！どんだけ上空から落とした俺が！｣
ヘルディア｢しらーんわー！！｣
ドスッ！
ヘルディア｢腰折れたかも……｣
クア｢腰折れだけで済んでるってやべぇな　｣
ヘルディア｢あっ……消される　助……｣
ヘルディアは理滅に巻き込まれた
アルファ｢さっさと天界に行こう　天界がこの事情に関わってる……ような気がした｣
リンナ｢あいつなんか消えたし｣
クア｢地上に何かある？｣
アルファ｢天界……全てはそこだろう｣
天界
理概神｢神々共！うざったるい攻撃をするな｣
神々｢おりゃぁぁ!｣
瀬織津姫｢あの時のように……！あの時のように……！封印してやるわ！｣
理概神｢再度封印されるような俺じゃねぇ！｣
アルファ｢……なんだあの戦い｣
リンナ｢入ってもすぐ消されそうな雰囲気……｣
ヒカ｢覇気が凄いわ……｣
理概神｢……ん？五星共？｣
瀬織津姫｢おりゃぁぁ！神撃霧封・神聖封印！！｣
理概神｢うわぁぁぁぁ！！！｣
アルファ｢……やめろっ！やめろぉー！｣
ピチュン！
瀬織津姫｢なんだ……この一撃！？｣
アルファ＆理概神｢てめぇら消えてしまえ！｣
リンナ｢アルファ？｣
理概神｢てめぇらの敗因は俺を怒らせたこと！｣
アルファ｢てめぇらの敗因は理概神のある紅き彗星レッド・スターを宿らせたこと！｣
理概神＆アルファ｢絶対ぶっ殺す！！｣　
ヒカ｢アルファ？｣
ゼウス｢小僧の頭はもう神に乗っ取られてしまったようだな……止めておけば良かった…｣
ビキビキビキビキビキ！
理概神｢てめぇらと俺が戦っても現状は変わらねぇ　勝ちが決まった戦いなのに俺がお前らをすぐ倒さないのは時間稼ぎだ｣
クア｢やべぇ　天界の端がもう欠けてる……｣
瀬織津姫｢くそっ！｣
アロン｢これってどっちに加勢すべき？｣
リンナ｢……理概神は世界を消そうとしてるんだよ！？｣
アロン｢いやさ初神に敵うわけないと思うんだよな｣
ヒカ｢何言ってんの！？｣
アロン｢だってさ皆初神から創られたんでしょ？｣
リンナ｢でも！｣
理概神｢消えてしまって良いんじゃないか？そろそろオワコンって所だろう？｣
リンナ｢世界にオワコンなんて無い！！｣
理概神｢現状を見てみろ　ウイルスや温暖化、その他の病気　死者は何万と毎日出てるし　クソじゃんこの世界｣
ヒカ｢……｣
アマテラス｢分かった……温暖化は太陽神の私が対応するから！｣
理概神｢だからなんだ？お前達がヘマしたせいでこの世に疫病神や貧乏神を誕生させてしまったんだ｣
瀬織津姫｢自分に非はないわけ？｣
理概神｢動機なんて解析済みだが　お前らは俺の力に怯えていたのが一つ　上位を生み出したくなかったのが一つだ　まぁ俺が思うのはお前らを作らない方が良かったって事だ｣
クア｢全消滅が果たして平和と言えるのか？｣
理概神｢平和？俺は元から平和を望んでいた　でもお前らは俺の世界を変え平和じゃなくした　そう言うことだよ｣
ヒカ｢少なくても私は平和だった…妖精の森で友達と話してて楽しかった…｣
理概神｢俺が求めてるのは一部じゃない　全世界の平和だ｣
アロン｢でも批判を完全に無くす事なんて出来ると思う？｣
理概神｢……批判が一部あったとしてもほとんど平和の世界を作りたかった　なのになのに！｣
ドドドドド！
理概神｢……時間だ｣
天界の崩れ目がすぐそこまで来ていた
時空神｢やり直すチャンスを下さい……あの時からやり直しましょ？｣
理概神｢今頃遅い…もう世界は……｣
時空神｢……理概神様はこの世が消滅したらどうなるんです？｣
理概神｢理が全部消えたら多分俺も消えるだろうな｣
アルファ｢……始想スタート｣

END
次回最終回｢消滅猶予｣