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10.三日月の真相編
50三日月を討つ日 ⑨
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「……なんか、想像してたよりしょぼいパーティになったな」
グラスを空にした氷架璃がぼそりとつぶやいた。
「もっとこう……ワイワイやるつもりだったんだが」
「食事中は言葉を発せぬのだから、致し方あるまい」
「いや、そうなんだけどさ」
「プレゼント交換とかすればよかったかしら」
あー、と氷架璃が額に手を当てた。ツリーもケーキもクリスマスには欠かせないが、プレゼントとて大事な要素だ。失念していたことを後悔した。
「明日、二次会する?」
「プレゼント交換だけのために?」
「でも、明日までに買いに行くのも急だよな」
ため息をついてケーキのスポンジをつつく氷架璃に、アワとフーがそろそろと尋ねた。
「えっと、プレゼントってサンタクロースが持ってくるっていう文化なんじゃ?」
「まあ、サンタクロースと見せかけて、本当は……っていうところまで知っているけれど」
「ああ、それはそれで合ってるんだけど、こんな風にパーティするときは、それぞれプレゼントを持ち寄って、ランダムに交換しあう遊びもするんだよ。自分のプレゼントが誰に行くかもわからないし、誰のどんなプレゼントが自分に来るかもわからない、って寸法」
「だから、誰に渡しても喜んでもらえるプレゼントを買うのがちょっと難しいのよね」
「正直、何気に欲しくないものが回ってきたりするよな」
「身も蓋もないね」
アワが苦笑した。少ししんなりしてしまったフライドポテトをつまみながら問う。
「だったら、欲しいものが手に入る方式にすればいいのに」
「お、言ったらくれるの?」
「えー……」
アワは墓穴を掘ったとばかりに天を仰いだが、ため息とともに仕方なさげにうなずいた。
「……まあ、日ごろお世話になってるし、ボクが買えるものならいいよ。今、何が欲しいの」
「今は――」
フォークが止まった。クリームの乗ったスポンジの欠片が皿に落ちる。しばらく半開きのままぼんやりしていた口は、一度閉じると、唇をかみしめ、芽華実への呼びかけを口にした。
「……あんたもフーに何かねだりなよ。芽華実は何が欲しい?」
「……私は」
氷架璃のほうを見て言いかけた芽華実は、しおれるように視線を下に落とした。
氷架璃も芽華実も、同じ表情をしていた。二人だけではない。アワとフーも、この日に似つかわしくない、しんみりとした顔でテーブルを見つめた。雷華だけが、ちびちびとケーキを口にしていたが、黙り込んだ四人の心中は察していた。
今、一番欲しいもの。それは、四人とも同じもの。どの店を巡っても置いていない、誰に頼んでも買ってはくれない、尊い唯一。
それを贈ってくれるとしたら、きっと子供たちの希望であるサンタクロースしかいない。そう思ったからこそ、一度は取りやめにしかけた今日のパーティーを実行したのだ。過ごす日常の端々が、ほつれた傷口に引っかかって痛みをもたらす中でも、変わってしまった現実についていけない自分たちに気づきながらも、笑いあってこの日を祝うことを選んだ。陰鬱な子供たちのもとへは、トナカイのそりの音は向かってはこないと思ったから。
けれど、成長した彼女らは知っている。
この世に、サンタクロースなどいない。欲しいものを夢みたいに目の前に運んでくれる存在などいない。
もし本当にいるとしたら、迷わずお願いに行くのに。新作ゲームや大きなぬいぐるみを欲しがって手を伸ばす子供たちを押しのけて、真っ白いひげを蓄えた彼の前に躍り出て、土下座してでも希うのに。
音の消えた部屋に、チキンとポテトのこうばしい香りだけがむなしく漂った。ツリーの色鮮やかな照明だけが能天気に輝いていた。
奇跡を期待した特別な日。それは、ただの十二月二十四日。きっと二十五日も何もしてくれない。そうして、願いはむなしく冬の風にかき消されていく。
欲しいのに。あの声が、温度が、笑顔が欲しいのに――。
「……来てよ」
芽華実の声が、しずくとともにこぼれ落ちた。
「クリスマスなんだから、来てよ……私たちの欲しいもの、届けに来てよ……!」
「芽華実……」
氷架璃が何か言いかけて口をつぐむ。どんな言葉も、彼女の求めるものにはならない。いくらこの上ない知己だとしても、氷架璃は芽華実のサンタクロースにはなれない。
彼女の涙を止められるのは、かつてこの場所にいたあの親友の姿だけ。
「私たち、いい子でしょう……サンタクロースは、いい子のところには来てくれるんでしょう。だったら、来てよ」
「芽華実」
「来てよ、今、すぐに!」
「――あのっ!」
目が覚めるような、突然の出来事だった。
風が吹き抜けるように、声が響き渡った。
芽華実の瞳が大きく開かれた。そこから伝う涙を拭こうとした氷架璃の手が止まった。アワとフーが息を詰まらせた。雷華の視線が動く。向けられた先は、部屋と外を仕切る障子。
氷架璃と芽華実が、同時に腰を浮かせた。アワとフーも身じろぎする間、二人は静かに、しかし急き立てられるように素早く、そちらへ向かう。
急ぐあまりに机の角ですねに足をぶつけながら。靴下が畳の上を滑って転びかけながら。
それでも、視線を障子の向こうからは一度たりとも離すことなく。
その間も、子供っぽくもよく通る声が続く。
「プレゼントが欲しい皆さんに、お届けに参りました! 今年のプレゼントは私なんていかがですかー……って、待って、やっぱ今のなし。思ったより恥ずかしかったったい」
自分で言って自分できまり悪く焦る声。その持ち主との間を隔てるたった一枚の障子に、我先にと手を伸ばす二人。
結局、同時に指をかけ、ぴしゃああん! と勢いよく開け放つと、目の前の人物は驚いたようにびくりと肩をすくませた。
「……えっと」
外は、いつの間にかちらちらと雪が降っていた。天気雨が凍えたように、明るい空から落ちる銀白。
綿毛のようなそれらとともに、宿坊の縁側の外に、奇跡が舞い降りた。
そこにいたのは、サンタクロース。
小さくて、妖精のように長い髪をしていて、北国ではなく南の島の言葉を話すサンタクロースだった。
彼女は焦り顔から改まった面持ちになると、姿勢を正して二人に向かい合った。
「あの、めちゃめちゃ大遅刻でごめん。もう思いっきり始まっとるみたいで、ケーキも切っちゃってるみたいで……あっ、ばってん、私の分はまだありそうやね?」
呆然と固まる二人の後ろ、追ってきた、やはり呆然とするアワとフーのさらに後ろを覗き込む。ちんと座った雷華の前のテーブルに残った一切れのケーキを見て、彼女は顔をほころばせた。おいしそー、と一言こぼしてから、一同に向き直る。
「……最後に来た人は罰ゲーム、やったよね。ちゃんと約束通り、サンタの格好してきたけん。苦労したとよ、オフショルミニスカのサンタコス探すの。あと寒か! 早く中に入りたか!」
いてもたってもいられないという風に、おどけてその場でばたばた足踏みした後、彼女は、何か決めゼリフで締めくくろうとした。
そこで、声の一つも出ないことに気づいた。
息が苦しい。あまりにいっぱいの熱い気持ちで喉がふさがって。
驚愕の表情から脱力したような笑みになる長身の少女と、両手で口を覆って涙を流しながらも笑顔を浮かべるたおやかな少女。
二人の親友の姿を瞳に映し、そこからあふれ出る熱を頬に流しながら、サンタクロース――三日月雷奈は、震える喉から一言だけ、笑って言葉をこぼした。
「……メリー、クリスマス」
グラスを空にした氷架璃がぼそりとつぶやいた。
「もっとこう……ワイワイやるつもりだったんだが」
「食事中は言葉を発せぬのだから、致し方あるまい」
「いや、そうなんだけどさ」
「プレゼント交換とかすればよかったかしら」
あー、と氷架璃が額に手を当てた。ツリーもケーキもクリスマスには欠かせないが、プレゼントとて大事な要素だ。失念していたことを後悔した。
「明日、二次会する?」
「プレゼント交換だけのために?」
「でも、明日までに買いに行くのも急だよな」
ため息をついてケーキのスポンジをつつく氷架璃に、アワとフーがそろそろと尋ねた。
「えっと、プレゼントってサンタクロースが持ってくるっていう文化なんじゃ?」
「まあ、サンタクロースと見せかけて、本当は……っていうところまで知っているけれど」
「ああ、それはそれで合ってるんだけど、こんな風にパーティするときは、それぞれプレゼントを持ち寄って、ランダムに交換しあう遊びもするんだよ。自分のプレゼントが誰に行くかもわからないし、誰のどんなプレゼントが自分に来るかもわからない、って寸法」
「だから、誰に渡しても喜んでもらえるプレゼントを買うのがちょっと難しいのよね」
「正直、何気に欲しくないものが回ってきたりするよな」
「身も蓋もないね」
アワが苦笑した。少ししんなりしてしまったフライドポテトをつまみながら問う。
「だったら、欲しいものが手に入る方式にすればいいのに」
「お、言ったらくれるの?」
「えー……」
アワは墓穴を掘ったとばかりに天を仰いだが、ため息とともに仕方なさげにうなずいた。
「……まあ、日ごろお世話になってるし、ボクが買えるものならいいよ。今、何が欲しいの」
「今は――」
フォークが止まった。クリームの乗ったスポンジの欠片が皿に落ちる。しばらく半開きのままぼんやりしていた口は、一度閉じると、唇をかみしめ、芽華実への呼びかけを口にした。
「……あんたもフーに何かねだりなよ。芽華実は何が欲しい?」
「……私は」
氷架璃のほうを見て言いかけた芽華実は、しおれるように視線を下に落とした。
氷架璃も芽華実も、同じ表情をしていた。二人だけではない。アワとフーも、この日に似つかわしくない、しんみりとした顔でテーブルを見つめた。雷華だけが、ちびちびとケーキを口にしていたが、黙り込んだ四人の心中は察していた。
今、一番欲しいもの。それは、四人とも同じもの。どの店を巡っても置いていない、誰に頼んでも買ってはくれない、尊い唯一。
それを贈ってくれるとしたら、きっと子供たちの希望であるサンタクロースしかいない。そう思ったからこそ、一度は取りやめにしかけた今日のパーティーを実行したのだ。過ごす日常の端々が、ほつれた傷口に引っかかって痛みをもたらす中でも、変わってしまった現実についていけない自分たちに気づきながらも、笑いあってこの日を祝うことを選んだ。陰鬱な子供たちのもとへは、トナカイのそりの音は向かってはこないと思ったから。
けれど、成長した彼女らは知っている。
この世に、サンタクロースなどいない。欲しいものを夢みたいに目の前に運んでくれる存在などいない。
もし本当にいるとしたら、迷わずお願いに行くのに。新作ゲームや大きなぬいぐるみを欲しがって手を伸ばす子供たちを押しのけて、真っ白いひげを蓄えた彼の前に躍り出て、土下座してでも希うのに。
音の消えた部屋に、チキンとポテトのこうばしい香りだけがむなしく漂った。ツリーの色鮮やかな照明だけが能天気に輝いていた。
奇跡を期待した特別な日。それは、ただの十二月二十四日。きっと二十五日も何もしてくれない。そうして、願いはむなしく冬の風にかき消されていく。
欲しいのに。あの声が、温度が、笑顔が欲しいのに――。
「……来てよ」
芽華実の声が、しずくとともにこぼれ落ちた。
「クリスマスなんだから、来てよ……私たちの欲しいもの、届けに来てよ……!」
「芽華実……」
氷架璃が何か言いかけて口をつぐむ。どんな言葉も、彼女の求めるものにはならない。いくらこの上ない知己だとしても、氷架璃は芽華実のサンタクロースにはなれない。
彼女の涙を止められるのは、かつてこの場所にいたあの親友の姿だけ。
「私たち、いい子でしょう……サンタクロースは、いい子のところには来てくれるんでしょう。だったら、来てよ」
「芽華実」
「来てよ、今、すぐに!」
「――あのっ!」
目が覚めるような、突然の出来事だった。
風が吹き抜けるように、声が響き渡った。
芽華実の瞳が大きく開かれた。そこから伝う涙を拭こうとした氷架璃の手が止まった。アワとフーが息を詰まらせた。雷華の視線が動く。向けられた先は、部屋と外を仕切る障子。
氷架璃と芽華実が、同時に腰を浮かせた。アワとフーも身じろぎする間、二人は静かに、しかし急き立てられるように素早く、そちらへ向かう。
急ぐあまりに机の角ですねに足をぶつけながら。靴下が畳の上を滑って転びかけながら。
それでも、視線を障子の向こうからは一度たりとも離すことなく。
その間も、子供っぽくもよく通る声が続く。
「プレゼントが欲しい皆さんに、お届けに参りました! 今年のプレゼントは私なんていかがですかー……って、待って、やっぱ今のなし。思ったより恥ずかしかったったい」
自分で言って自分できまり悪く焦る声。その持ち主との間を隔てるたった一枚の障子に、我先にと手を伸ばす二人。
結局、同時に指をかけ、ぴしゃああん! と勢いよく開け放つと、目の前の人物は驚いたようにびくりと肩をすくませた。
「……えっと」
外は、いつの間にかちらちらと雪が降っていた。天気雨が凍えたように、明るい空から落ちる銀白。
綿毛のようなそれらとともに、宿坊の縁側の外に、奇跡が舞い降りた。
そこにいたのは、サンタクロース。
小さくて、妖精のように長い髪をしていて、北国ではなく南の島の言葉を話すサンタクロースだった。
彼女は焦り顔から改まった面持ちになると、姿勢を正して二人に向かい合った。
「あの、めちゃめちゃ大遅刻でごめん。もう思いっきり始まっとるみたいで、ケーキも切っちゃってるみたいで……あっ、ばってん、私の分はまだありそうやね?」
呆然と固まる二人の後ろ、追ってきた、やはり呆然とするアワとフーのさらに後ろを覗き込む。ちんと座った雷華の前のテーブルに残った一切れのケーキを見て、彼女は顔をほころばせた。おいしそー、と一言こぼしてから、一同に向き直る。
「……最後に来た人は罰ゲーム、やったよね。ちゃんと約束通り、サンタの格好してきたけん。苦労したとよ、オフショルミニスカのサンタコス探すの。あと寒か! 早く中に入りたか!」
いてもたってもいられないという風に、おどけてその場でばたばた足踏みした後、彼女は、何か決めゼリフで締めくくろうとした。
そこで、声の一つも出ないことに気づいた。
息が苦しい。あまりにいっぱいの熱い気持ちで喉がふさがって。
驚愕の表情から脱力したような笑みになる長身の少女と、両手で口を覆って涙を流しながらも笑顔を浮かべるたおやかな少女。
二人の親友の姿を瞳に映し、そこからあふれ出る熱を頬に流しながら、サンタクロース――三日月雷奈は、震える喉から一言だけ、笑って言葉をこぼした。
「……メリー、クリスマス」
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